平成２７年度活動方針と重点目標【活動方針】次代を担う青少年が大きな夢を持ち、心身ともにたくましく成長することは、県民すべての願いであり、このための社会的環境整備は私たち大人に課せられた責務であります。青少年育成福井県民会議は、今後官民一体となった形を維持しつつ、青少年健全育成運動の浸透と環境整備に全力を傾けていく決意であります。本年度は前年度に引き続き、“青少年の自立性を高める体験支援事業”を通して、積極的な事業展開を図って参ります。【重点目標】「大きな夢をもち健やかで自立性ある青少年の育成」【重点実施項目】（１）「青少年の自立性を高める体験支援事業」の推進および浸透を図る。（２）毎月第３日曜日の「家庭の日」、毎月１５日の「青少年育成の日」の啓発を進める。（３）登下校の子どもを守るため、「子ども安心県民作戦」を推進する。（４）「大人が変われば、子どもも変わる運動」を推進する。（５）青少年育成推進指導員の役割を明確にして、青少年育成推進員と一体となり、地域に密着した活動を展開する。（６）青少年を取り巻く地域環境を浄化し、青少年の地域活動参加を促す。（７）会員一人ひとりが、青少年育成県民会議の活動を支える仲間を増やすため “会員の獲得運動”を推進する。平成２７年度事業計画１．「青少年の自立性を高める体験支援事業」の推進青少年育成市町民会議（以下、「市町民会議」という。）と連携し、青少年の他者を思いやる心、あきらめない心を育み、社会のルールを身に付け、自立性ある青少年を育成するため、自然・仕事・地域貢献活動等の事業を支援する。 ①自然体験・仕事体験・地域貢献活動・交流活動等の支援、親への応援講座の支援 ②企業・店舗等への協力依頼２．新規会員の募集本法人の事業を展開していく上で、仲間の確保と財政基盤の確立は喫緊の課題である。役員をはじめ会員が一丸となり、個人のみならず団体、企業の会員募集に取り組み、新規会員の確保に努める。催事開催時や活動時に、会員バッジと「地域のおじさん、おばさん運動」ワッペンを着用し広報に努める。３．会議の開催本法人の円滑な事業運営を図り市町民会議等との連携強化のため、市町民会長会議、ブロック会議等を適宜開催する。会員総会等を開催する。４．事業計画概要企画・総務部会（１）全県対象の事業活動の総合企画市町民会議との連携を密にし、青少年育成事業を推進する。（２）啓発資料等の作成と広報事業の推進 ①機関紙「青少年ふくい」の編集・発行本法人の活動や青少年健全育成に関わる情報をまとめた機関紙「青少年ふくい」を編集・発行する。 ②広報のためのリーフレット等を作成 ③テレビスポットを使った広報啓発（３）育成標語、新啓発録の募集・発行 ①家族でつくる青少年健全育成標語募集県民を対象に標語を募集し、優れた作品については発表する。標語を活用し、意識啓発の効果を高める。 ②新啓発録の募集郷土の偉人である橋本左内先生の「啓発録」にならい、県内の中学２年生が書いた自分自身の啓発録を「新啓発録」として募集する。優秀者には表彰を行い、作品集を発行・配布する。育成・啓発部会（１）全県対象の運動等の啓発・普及あらゆる機会を活用し、広報・啓発、普及に努め、県民意識の高揚を図る。 ①家庭の日（毎月第３日曜日） ②青少年育成の日（毎月１５日） ③大人が変われば、子どもも変わる～地域のおじさん、おばさん運動～｢地域のおじさん、おばさん運動｣ワッペン、｢大人のための啓発録｣の活用 ④子ども安心県民作戦 ⑤青少年をまもる夏の県民運動（７月、８月）青少年の非行・被害防止全国協調月間（７月） ⑥子ども・若者育成支援強調月間（１１月） ⑦青少年をまもる年末年始の県民運動（１２月１６日～１月１５日）（２）青少年育成指導者の育成 ①青少年育成推進指導員の役割を明確にするため、研修会等を開催する。 ②市町民会議が開催する青少年育成推進員と推進指導員との連携強化を図る研修会等の支援を行う。 ③青少年育成アドバイザー協議会と連携を図る。（３）少年の主張コンクール ①コンクールの開催中学生が日頃考え、感じていることを広く社会に訴えることにより、社会の一員としての自覚を高めるととともに、優秀者について表彰する。 ②海外研修への派遣平成２６年度「少年の主張」コンクール県大会の上位入賞者１名を少年海外派遣事業に派遣する。派遣期間：８日間程度（夏休み期間中）対象者：福井県知事賞受賞者事業部会（１）青少年健全育成福井県民大会青少年健全育成福井県民大会を開催し、青少年健全育成についての理解を深め、県民の意識の高揚を図る。期日：平成２７年１１月２９日（日）場所：永平寺緑の村ふれあいセンター主管：青少年育成福井県民会議福井ブロック（２）青少年育成研究大会地域社会が一体となった青少年健全育成運動を推進するため、地域で守り育てるとの認識のもと、研究が必要なテーマで実践活動事例の発表や情報交換を行う。期日：平成２７年７月２６日（日）場所：大野市学びの里「めいりん」主管：青少年育成福井県民会議奥越ブロック（３）青少年の社会参加実践活動の促進青少年および青少年団体に主体的、積極的な社会参加を求め、活発な活動の展開を促す。 ①青少年団体活動への助成市町民会議や青少年団体が実施する特別事業に対し、補助金を交付する。 ②青少年団体実施事業への協力・後援等関係団体が実施する事業について協力・後援等を行い、青少年育成活動を支援する。５．評議員会・理事会の開催６．青少年育成一灯基金（すくすく募金）３００万円を目標に募金活動を行う。７.（公財）青少年育成福井県民会議５０周年記念事業実行委員会の設置平成２８年度の青少年育成福井県民会議５０年に向け、記念事業実行委員会を設置する。