ASEAN 諸国の防災担当者と AHA センター (ASEAN Coordinating Center for Humanitarian Assistance)より22名が災害科学国際研究所を訪問しました (2015/5/13) テーマ:国際連携、ASEAN 場 所:東北大学災害科学国際研究所 5 月 13 日 10:00-12:00 に、ASEAN 諸国の防災担当者(カンボジア、ラオス、インド ネシア、タイ、マレーシア、フィリピン、ベトナム、ミャンマー)と、ジャカルタに本部を置く ASEAN 人道支援調整センター(AHA センター)から 22 名が災害科学国際研究所を訪問し、 ASEAN 諸国での防災の取り組みについて議論や意見交換を行いました。当研究所からは、小野 裕一教授、泉貴子特任准教授(情報管理・社会連携部門)、サッパシー アナワット准教授、呉修 一助教(災害リスク研究部門) 、マリ エリザベス助教(地域・都市再生研究部門)が参加し、5つ のテーマについて発表を行いました。東京に本部を置くアジアパシフィックアライアンスが ASEAN 事務局との協力のもと、毎年、ASEAN 諸国の防災担当者を日本に招き、研修を行って います。今年は、当研究所も含めて、南三陸や石巻などの被災地を訪問し、東日本大震災の復興 状況などについて学びました。当日のプログラムは以下のとおりです: 1. “Introduction of IRIDeS and the APRU-IRIDeS Multi-Hazard Program” (泉貴子特 任准教授) 2. “Tsunami risk in ASEAN countries”(アナワット・サッパシー准教授) 3. “People-Centered Housing Recovery in Yogyakarta after the 2010 Volcanic Eruption of Mt. Merapi”(エリザベス・マリ助教授) 4. “Activities in Southeast Asia and Lessons Learned from Typhoon Haiyan”(呉修 一助教授) 5. “The Sendai Framework for Disaster Risk Reduction”(小野裕一教授) それぞれの発表後、活発な質疑応答と意見交換がなされました。ASEAN 諸国の防災担当者との 意見交換や彼らとのネットワークを構築することは、今後災害科学国際研究所の研究を広げいく 上で、また防災における研究結果を実際の防災力向上に役立てるために、非常に重要となります。 泉特任准教授 サッパシ―准教授 マリ助教 呉助教 小野教授 参加者による記念撮影 文責:泉貴子(情報管理・社会連携部門)
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