アジア経済論-前期

アジア経済論
(Study of Asian Economy)
Economy)
担当教員名
内山 怜和
科目区分 経済:
経済:専門
専門・
専門・選択
対象学年
2
開講期
前期
単位数
2
経営:関連
オフィスアワー
講義の前後に質問等を受け付けます。
メールアドレス
[email protected]
授業概要
東アジア(主に東南アジア)を対象とする。前半は 1970 年以降の東アジアの経済発展
を光と影の両面から分析し、現在の東アジアの全体像を捉える。後半は近年、直接投
資先として注目を集める ASEAN 諸国に焦点を当て、今後のアジアと日本の関わりにつ
いて考察する。
授業目標
東アジアの全体像を理解したうえで、今後 ASEAN 諸国が経済発展を遂げるためにはど
のような政策が必要か(当該国の視点)ということや、日本企業が海外直接投資を行
う際にアジアのどの国が適しているか(日本企業の視点)等を考察できる力を育む。
授業計画・内容
1. 導入:アジア経済の基礎知識
2. 東アジアの成長をどう捉えるか
3. 東アジア経済発展の光と影①:東アジアの奇跡と開発独裁
4. 東アジア経済発展の光と影②:東アジアの奇跡とアジア通貨危機
5. 東アジアの成長と日本
6. 中国の社会主義市場経済
7. ASEAN の発展と地域統合の展望
8. メコン地域の経済開発
9. 日本の対 ASEAN 諸国 ODA
10. 日本企業の対 ASEAN 諸国直接投資
11. ASEAN 諸国の現状と課題①:シンガポール・ブルネイ・ASEAN4
12. ASEAN 諸国の現状と課題②:CLMV 諸国
13. 北東アジアの地域協力
14. 東アジアの地域主義と日本の選択
15. 今後のアジアと日本の将来展望
キーワード
教科書
東アジアの奇跡、雁行形態論、ASEAN 地域統合、メコン開発、ODA、直接投資。
坂田幹男[2013]『ベーシック アジア経済論』晃洋書房。
参考書
西口清勝・西澤信善編[2014]『メコン地域開発と ASEAN 共同体』晃洋書房。
坂田幹男・唱新編[2015]『東アジア新興市場圏と地場産業』晃洋書房。
期末試験(論述式)。
評価方法
・評価基準
関連科目
履修要件
その他
「開発経済論」、「環日本海経済論」、「中国経済論」、「韓国の企業と経営」。