議会だより

()第 171 号 小 川 村 議 会 報 平成 27 年 2 月 9 日
発 行
議会だより
小川村章
小川村議会報
小川村議会
〒 381-3302
長野県上水内郡小川村
大字高府 8800 番地8
T E L ( 0 2 6 ) 21 7 -12 46 FAX( 0 2 6 ) 2 6 9 - 3 5 78 ㈹
Eメール:[email protected]
発行責任者
西 沢 寅 夫
議会報編集委員会
171 号
印刷 ㈱西条印刷所
中学
年生
3
〜子ども議会へ向けての第一歩〜
小学
小中学生の議会傍聴
2
12
月定例会
○神城断層地震災害対策
補正予算 6
○人事院勧告関係条例 4
7
8
9
○子育て支援関係条例ほか 13 12 11 10
○一般質問
議員
議員
議員
議員
議員
議員
議員
14
西沢栄之助
金木
初義
大日方康孝
小林
繁久
伊藤
幸光
小林
和人
吉澤
房斎
14
14
○議会・商工会合同
講演会 ○議会の動き
○編集後記
14
年生
○地方自治政策課題
研修会
6
平成 27 年 2 月 9 日 小 川 村 議 会 報 第 171 号()
答
選挙に関しては選挙管
理委員会に全て一任してい
るので、選挙管理委員会に
その旨を伝えたい。
(第6号)
一般会計補正予算
○震災対応分
環境衛生事業
万3000円
火葬炉修繕工事
594万円
農産物加工所修繕工事
万円
農地修繕事業
150万円
林道修繕事業
300万円
アルプス展望広場トイレ・
東屋解体工事
万円
道路維持補修事業
680万円
消防団員出動手当ほか
防災対策費
308万円
小学校校舎修繕工事
100万円
公民館修繕工事
万円
びっくらんどプール天井
修繕工事
万円
村道施設等災害復旧事業
1億円
◇質
疑◇
月も中旬になり、住宅
等災害復旧補助の申請受付
が始 まっている。その状 況
について伺いたい。
18
選挙時の投票状況速報の
有線放送で当日の投票者数
だけでなく、各投票所ごと
に期日前投票を含んだ数値
を放送できないか。
経緯、期間、また人件費は
神 城 断 層 地 震 発 生後 初の定 例 会 と
どう対応したのか伺いたい。
なった 月 定 例 会は 月 日から 日
までの 日間開かれ、震災の応急対応・
復旧方針を中心に審議し、事件案 件・
答
村が震災対応で忙しい
条 例 案 件・補 正予 算 案 件を全て原
中で県より手伝えるものが
案どおり承認・可決した。
ないかと申し出があったの
一般質問には 人が登壇し、村政につ
で、村職員が震災対応業務
いて質した。
に専念できるよう、期日前
投票事務をお願いした。
一般会計補正予算
期間は、期日前投票の初
第
( 5号 ) 日から最終日まで土日も含
め全日に渡り、 日間で
名の方に携わっていただい
た。人件費は全て県で負担
している。
震災対応で 日から 日
の職員の時間外勤務手当が
計上されているが、延べ職
員数と時間数について伺い
たい。
◇質
疑◇
衆議院議員選挙費
527万4,
000円
災害見舞金ほか
災害救助費
300万円
時間外勤務手当ほか
防災対策費
300万円
12
答
実人員 名、延べ5日
間で147名である。合計
勤務時間は1208時間の
対応となっている。
11
住宅等災害復旧補助金
3300万円
答
現時点で住宅分 件、
宅地分4件の申請のみで
あり、実績は住宅分1件の
みで金額も 万円以下であ
る。今後の見込みは、大雪
で改修が進まないこともあ
り、予想出来できない。
今回の住宅等災害復旧補
助 金は住 宅に特 化している
が、土蔵や物置、お墓などは
今後補助対象としないのか。
答
その予定はない。
答
震災により発生したガ
ラス、びん、家具類などの
震災ごみの収集を実施した
ものである。国の補助金の
関係で、震災ごみのみの収
集を行なった。
環境衛生事業の委託料の
内容について伺いたい。
白壁が落下した土蔵
50
50
36
80
24
7
今回、震災のため期日前
投票に地方事務所から事務
の応 援 が来ていたが、その
67
10
12
12 12
19
19
1
26
定例会
災害見舞金 300万円
住宅等災害復旧補助金 3300万円
災害復旧事業 3億643万円 ほか
8
8
22
47
12 月
神城断層地震の
応急対応・復旧予算可決
震災ごみについては、今
後もまだ出てくる可能性が
あるが、どう対応するのか。
ないか。
答
震災時には、ほとんど
の職員が役 場の業 務 を行
い、職員で各分団の3役以
上 の 者 は 消 防 に 携 わった。
その部分は時間外勤務手当
とは重複にはなっていない。
答
普通交付税については、
億2000万円ほど見込
んでおり、今回の補正によ
り留保が2270万円ほど
である。特別 交 付 税につい
ては、1億円と見 込んでお
り、留保が約3000万円
という状況である。
一般会計補正予算
漏水調査委託費
万7000円
薬師浄水場災害復旧事業
670万2000円
○震災対応分
簡易水道事業特別会計
補正予算
(第4号)
災害見舞金ほか災害救助費
300万円
村営住宅修繕工事
300万円
大洞ため池等農林業施設
災害復旧事業
6225万2000円
村道施設等災害復旧事業
3980万円
小学校体育館天井・石垣等
学校施設災害復旧事業
7094万円
(第7号)
(農地情報管理システム)
15
○震災対応分
地方交付税が4000万円
の増 額 補正になっているが、
今後の見込みはどうなってい
るのか。
24
当初予算からの変更内容
について伺いたい。
答
当初予算では、多面的
機能直接支払事業を付加す
るシステムで計上していた
が、今回の補正では、シス
テム整備費として農地法改
正に伴う法定項目の整備費
万1411円、農地台帳
システムのデータ更新管理
事 業 費 万 2 0 0 0 円 で、
合計100万3411円と
なるため、 万9000円
の補正をお願いしたい。
37
(地方交付税)
31
答
村民から要望があれば
行なっていきたい。
答
火葬炉は主燃焼室と再
燃室があり、それぞれセラ
ミックで壁が固められてい
るが、それを結んでいる煙
道のレンガが落下してお
り、そちらの積み直しを実
施したい。
震災時に活動された消防
団員数は何人だったか。
答
震災発生の 日から
日の3日間で195名の団
員に出動いただいた。
22
震災対応の消防団員の出
動手当が200人分計上さ
れているが、消防団員の中
には職員もいるが、役場の
時間外勤務手当との重複は
69
69
震災対応分の火葬炉修繕
費について、火葬炉の中は
セラミックで固められてい
ると思うが、修繕内容を伺
いたい。
()第 171 号 小 川 村 議 会 報 平成 27 年 2 月 9 日
村営バス事業特別会計
(第2号)
(熊対策に関わるスクール
バス運行管理経費の増額)
◇請願・陳情◇
【請
願】
「手話言語法(仮称)」制定
を求める意見書の提出を求
める請願書
採
択
関係大臣あて意見書を提出
【陳
情】
その他補正予算
安全・安心の医療・介護の
実現と夜勤改善・大幅増員
国民健康保険特別会計
を求める陳情書
(第3号)
簡易水道事業特別会計
採
択
(第3号)
関係大臣あて意見書を提出
下水道事業特別会計
(第2号)
介護従事者の処遇改善を求
介護保険特別会計
(第2号)
める陳情書
(人事院勧告に基づく条例
改正に伴う人件費の増額)
採
択
関係大臣あて意見書を提出
被災した大洞大池の視察
みれば当然低い方が良いと
賛成討論
思われるが、現在の我々の
人事院勧告に基づく条例の一部改正
時だけの報酬でなく、これ
金木
初義
議員
から若い人たちの中で勤め
議員・一般職・医師・特別職関係
民間の給与はそれぞれの
を辞めて、議会活動をして
属する法人、個人自らの才
村を良くしようと思う人た
ちがいても、今の報酬では
覚によって稼ぎ出したもの
から配分を受ける仕組みに
生活していけない。若い人
小林
和人
議員
なっているが、公務員の給
たちがこれから議会活動に
与はその財源を税金によっ
参加をして、村づくりに頑
自分たちの報酬を上げる
て賄っている。従って公務
張ってもらうためには、人
ということは心つらく、な
員の給与は、自らが勝手に
事院勧告に関わらず、たと
かなかできない。また、議
増減することは慎まなけれ
えどの位でも報酬を上げる
員報酬は、議員は名誉職で
必要があると思い、本条例
ばならず、地方公務員につ
あるという感覚が強く、も
いては直接国の人事院勧告
に賛成の討論とする。
う少し下げても良いのでは
を
受
け
る
も
の
で
は
な
い
が
、
ないかという話しもある。
勧告を準用することによっ
西沢
榮之助
議員
小川村議会では、議員数を
て、人事院勧告による給与
削減し、
現在は 人である。
のあり方の意義が堅持され 期末手当の率の引き上げ
ただ経費を削減するためだ
については、特別職の期末
ると思う。
けに人数を減らすことは本 今回は手当の率の引き上
手 当 を 参 考 に 決 め て い る。
来の議会のあるべき姿では
ここにきて賃金レベルが上
げであるので、議員の報酬
な い。 行 政 か ら の 提 案 に、 に不適切、または問題があ
昇したという政府の発表も
良いものは良い、悪いもの
あったが、この中身につい
るならば、別の機会に広く
は悪いと、行政と議会が共
ては非常に疑問を抱くとこ
議論を起こせばよく、人事
に研鑽をし合って資質を上
ろであり、そんな中での引
院勧告の持つ意義と、制度
げていくことが本来の議会
き上げではある。
を堅持するという立場か
のスタンスだと思う。
しかし、議員の任期は4
ら、賛成の討論とする。
今 ま で の 慣 習 に よ ら ず、
年であり、我々の任期は来
議会の報酬や手当は、議会
年9月までである。ここで
久保田
陽一
議員
として専門の検討会等を
反対をしたら、次期議員の
もって研鑽をし、村民に議 小川村の議員報酬は、他
手当まで抑制することに
員自ら説明をし、理解を求
なってしまう。
の自治体に比べ非常に低い
めて決定すべきである。
状況である。住民感覚から
15
答
全体で
万円になる。
議会の議員の議員報酬及
反対討論
び費用弁償等に関する条
例の一部改正
吉澤
房斎
議員
(期末手当の年間支給率を
0・ 月引き上げるもの) この議案に対しては、議
会初日の全員協議会におい
◇質
疑◇
て、報酬等審議会も開かれ
ておらず、震災直後である
職員は、人事院勧告に準
こと等諸般の状況を鑑み
じ て 数 値 を 出 し て い る が、
て、 こ の 条 例 改 正 案 は 提
議員は全く関係がない。今
出すべきではないと主張し
回の条例改正の提出根拠を
た。
伺いたい。
国家公務員の人事院勧告
は 0・3 % 引 き 上 げ ら れ た
答
国では、職員の手当が
が、本村の民間給与、村民
改正されたことに伴い、特
生活の実態からすれば、収
別職の手当も改正されてい
入が増えているという状況
る。ほとんどの自治体では、
ではない。年金は引き下げ
特別職の手当率と議員の手
られている中、4月からの
当率が連動しており、当村
消費税増税によって支出は
でも連動しており、今回も
増えている。そういう状況
それに倣って連動させた。
下、 月 日には震災があ
り、村民は修繕費等に大変
今回の改正に伴う手当増
な出費を強いられ、大変つ
額分は、いくらになるのか。
らい年を迎えている。
こうした状況下での報酬
引き上げは、時期尚早であ
る。
平成 27 年 2 月 9 日 小 川 村 議 会 報 第 171 号()
36
11
22
10
職員の勤務時間及び休暇等
に関する条例の一部改正
(月の超過勤務が 時間
を上回ったものには原則
代休を与えるもの)
一般職の職員の給与に関
する条例の一部改正
( 通 勤 手 当・ 給 料 表 の 改
正、 勤 勉 手 当 の 年 間 支 給
率 の 0・ 月 引 き 上 げ ほ
か)
国民健康保険直営診療所
の医師の給与及び旅費に
関する条例の一部改正
(給料表・初任給調整手当
の改正ほか一般職の職員
の例による)
27
35
27
吉澤
房斎
議員
答
手当の増額分は 万1
₀0₀ 円、 共 済 費 の 増 額
分は3万 円になる。
伊藤
幸光
議員
特別職の報酬について
は、報酬等審議会で議され
る べ き だ が、 手 当 の 率 は、
今まで人事院勧告に準じて
行なってきている。
この4月から消費税が引
き上げられており、アベノ
ミ ク ス の 成 果 も 地 方 に は、
まだ届いてきていないのも
実感しているが、特別に他
の自治体と激しい乖離があ
る わ け で な い の で あ れ ば、
今までの慣例に従って条例
を改正するのが適切ではな
いかと考える。
代 休消 化できなかった場 一 般 会 計 の 当 初 予 算 で
る状況であり、民間労働者
反対討論
合の対応について伺いたい。
は、 名で740万円ほど
の 勤 務 実 態 は 大 変 厳 し く、
の時間外勤務手当が予算化
月 時間どころか、もっと
吉澤
房斎
議員
答
年 度 内 消 化 が 基 本 で、 されているが、概ね何時間
大変な長時間労働を強いら 人事院勧告に準じるとの
年度は越さないこととして
程度の時間外勤務を想定し
れているのが現状のようで
説明であるが、議員の手当
運用している。
ているのか。
ある。そんな中で、今回の
と同様にこの措置は特別職
条例改正には、これを契機
にはあてはまらない。
代休がなかなか取れない
答
一人当たり年 時間の
に公務員はもとより、法外 震 災の問題があり、村民
実情があるが、民間には取
時間外勤務を見込んでい
な時間外労働を強いられて
の生活実 態、景 気 動 向 等を
れなかった分の買い上げ制
る。なお、除雪や災害対応
いる民間労働者の労働条件
見ると、今は上げる時期では
度もあるが、そのような考
は別途対応している。
についても是正のきっかけ
ない。特別職の期末手当等の
えはないのか。
になり、県内、国内の労働
議論は、新 年 度に報酬 等 審
今回の改正に伴う給与増
者の労働条件の改善になれ
議会の中で十分に議論の上で
答
公務員制度にのっとり
額分は、
いくらになるのか。 ば と い う こ と を 切 に 願 い、 実施されるべきものと思う。
職 務 を 行 な っ て い る の で、
賛成討論とする。
勤務条件等についても、そ
答
一般会計の給与分では
賛成討論
れ に 従 わ な く て は な ら ず、
万9000円になる。
その件については、難しい
特別職の職員で常勤の者
と思う。
今回の改正に伴い平成
等の給与に関する条例の一
年度予算への影響額を、ど
部改正
県や他市町村の動向につ
のように見込んでいるのか。 ( 期 末 手 当の 年 間 支 給 率 を
いて伺いたい。
0・ 月引き上げるもの)
答
平成 年4月1日から
答
ほとんどの自治体が制
給 与 表 が 再 度 変 更 に な り、 ◇質
疑◇
定している中で、当村は少
今度は引き下げとなり、現
し遅れているのが実情であ
給補償もあるので、現行の 今回の改正に伴う手当と
る。
額と同じとなる。
共済費の増額分は、いくら
になるのか。
42
賛成討論
42
公務員に限っては本村も
含めてまだまだ恵まれてい
23
◇質
疑◇
答
今回のような災害時等
に、やむを得ず超過勤務す
る際、職員に休息を与える
ことを明文化し、積極的に
行うものであるので、職員
に不利になることはない。
15
60
60
60
15
15
月の超過勤務が 時間を
上回った場合には代休を与
えるものだが、職員が不利
にならないのか。
()第 171 号 小 川 村 議 会 報 平成 27 年 2 月 9 日
◇質
疑◇
保育園保育の実施に関す
る条例を廃止する条例
(関係法律の整備による
条例廃止)
家庭的保育事業等の設備
及び運営に関する基準を
定める条例
特 定 教 育・ 保 育 施 設 及 び
特定地域型保育事業の運
営に関する基準を定める
条例
子ども・子育て支援法による条例制定
3
小川村国民健康保険条例の
一部改正
(出産育児一時金の改定)
指定管理施設の委託期間
を 3 年 間 か ら5 年 間 に 変
小川村国保直営診療施設
運営基金の設置管理及び
処分に関する条例
(繰越金を積立てるため
の「基金条例」の制定)
◇質
疑◇
更する条例の一部改正
基金創設の目的と経緯に
ついて伺いたい。
○ふるさと伝統館施設
◯農産物釜蓋加工施設
答
平成 年頃から繰越額
○農林産物夏和加工所
が増えており、近年は恒常
○農物産館
(さんさん市場)
的に4000万円台の繰越
○山村振興交流促進セン
金があり、9月の決算議会
ター(耕雲閣)
の折にも代表監査委員をは
○農林産物直売施設
(大洞)
じ
めとして議員の皆様から
○体験農園施設(立屋)
も提案いただき、基金創設
をするものである。
◇質
疑◇
今 年 度 に つ い て は、 前
年 度 繰 越 金 の 内、 約 1₇
00万円を診療機器の更新
委託期間が3年の施設は
あるのか。
答
農産物成就加工所のみ
である。
小川村消防団員等公務災
害補償条例の一部改正
(保障給付内容を改正す
るもの)
に充 当 することとしている
ので、2700 万 円 を 基 金
に積み立てたい。
賛成討論
伊藤幸光
議員
国保直営診療施設勘定の
繰越金は、平成 年以降は
4000万円以上で推移し
ている。
今年度は繰越金を充当
し、最新のエコー画像の診
療機器等も購入したところ
であるが、今後も高度化す
る最新医療機器の購入に対
する対処、また不測の事態
に 対 す る 対 応 等 も 踏 ま え、
備えあれば憂いなしという
ことで、基金の積み立ては
必要不可欠である。
19
小川村放課後児童健全育
成事業の設備及び運営に
関する基準を定める条例
32
今回の保育関連の国の法
整備、村の条例制定に至っ
た背景を伺いたい。
答
今回の新制度は、子育
ての第1に道 義的な責 任は
保 護 者が持つという 基本的
な考 えの元で幼児 期の教育
や保 育、地域の子 育て支 援
を総合的に進めることを目
指 す 内 容 となっている。財
源として、消 費 税 率の引 き
上げによる増収分を活用し、
村が中 心となって取 り 組ん
でいく という ことで、今 回
条例の整備を進めている。
17
◇質
疑◇
答
小学校の児童クラブ室
に、体育館・デイルームの
面 積 を 加 え る こ と で、 1 ・
㎡以上を確保出来ると考
えている。
65
職員について有資格者
を置かなければならない
と な っ て い る が、 今 後 の
取り組み計画について伺
いたい。
65
答
現 在、 指 導 員 の 中 で
資格を持っている職員が
1 名 い る が、 そ の 他 の 者
に つ い て は、 平 成 年
月までの経過措置期間内
に県が行う研修を受講し
て全員が資格を得ること
を計画している。
今年度導入されたエコー画像診断装置
事業実施における占用面
積が児童1 人につき概ね
1・ ㎡以上でなければな
らないとあるが、本村の現
状で対応できるのか。
平成 27 年 2 月 9 日 小 川 村 議 会 報 第 171 号()
一般質問
問
お地 蔵 様 や、二十三夜
村長
石仏や文化財関係の
国民健康保険に
旧川中島バス
燈 の よ う な 各 地 区 で 祀 り、 宗 教 施 設 や 崇 拝 の 施 設 に、
ついて
高府営業所について
西沢榮之助議員
管 理 を し てい る 石 仏 等 が、 公金を補助するのは難しい
地震によりかなり倒れてし
状況である。具体的な案件
○医療費の現況と
まっている。地区ではどうし
について、状況等を調査す 今後の見通しは
○跡地利用の基本的な
考え方は
ようもないものもあるので、 る中で、補助対象になり得
問
国保税は 年度から毎
補助等を検討できないか。
るかどうか、検討したい。
年引き上げられている中
問
高府町は小川村の中心
で、本年度は介護保険と国
地であり村の顔でもあるこ
また、全戸配布により村
民健康保険の双方の見直し
とから、その町の活性化と
2期目の政策に
民 の 皆 さ ん か ら 夢 や 希 望、 の時期が重なっている。
少子化対策として、村営の
ついて
要望等をアンケートしてお 人口が減少する中で、取
バスターミナルと若者住宅
地震災害について
○「暮らしに夢を育む村」 り、すでに何通か回答があ
り組まなければならない大
の建設を計画している。
の取り組みは
る中には、ユニークな 意 見
変さはあるが、現状と今後 改めて、考えの確認と今
○生活センター 等
や非常に足元の問題を取り
の考え等について伺いたい。
の被害は
までと違った構想があった
問
「暮しに夢を育む村」を
上げている要望等もあった。
ら伺いたい。
公約に付け加えて伊藤村政 今後、若者による夢会議
問
震度6弱という今まで
村長
現在の国保税は県下
2期 目 がスタートし、8カ
や村民から上がってきたア
にない大きな地震を体験し
では、ほぼ真ん中ぐらいの
村長
広報 月号の村長通
月が過 ぎるが、現 状の取り
ンケート等をたたき台とし
たが、人命に関わる事故が
位置にいるが、一人当たり
信に書いたが、1階部分を
組み等について伺いたい。
て、暮しの夢を行政がどの
なく、幸いであった。
の医療費は、県下で上位3
交通のターミナル化を図っ
ように作り出していくか検
これまで、個人の住宅や
位という状況にあり、基金
て、同時に1階部分に公共
村長
少子高齢化が進む中
討していきたい。
宅地の被害状況は議会にも
も底をついているため大変
のスペース、できれば売店
で、如何にして小川村に活
説明されているが、各地区
厳 し い 状 況 で あ る。 ま た、 やカフェのような飲食関係
力を取り戻していくかを考
問
夢会議は、どのような
でそれぞれ管理している生
国保税を改定せざるを得な
のスペースも取れないもの
えた時に、やはり夢のある
メンバーで組織をされてい
活センター等々の被害状況
い状況になるが、介護保険
かと考えている。また、2
暮し、気持ちを豊かに希望
るのか伺いたい。
や対応について伺いたい。
料の改定も予定されてお
階から上の部分について
が 持 て る 暮 し が な く て は、
り、村民の負担が大変大き
は、若者定住のためのマン
村長
村内在住の概ね 歳
村長
まだ生活センター等、 村が元気になっていかない。
くなる。そういう中で、ど
ションを建設するという計
以下の方で、公 募や担 当が
地域で共 有されている施設 そんな中で、若者による
のようなバランスで改定す
画である。 年度に専門家
夢会議を1回、 月に開い
声 を 掛 け た。Iターンによ
についての被 害 調 査 等は実
るか検討中である。
に検討してもらい、それを
た 人の若者が集まり、夢
り 小川 村で暮している方が
施 していない。今 後、被 害
議会や高府町の住民にも見
のある村はどういう村かを
三分の一ぐらいとなっている。
状況等聞き取りをし、対策
ていただく中で、最も良い
テーマに話し合いを始めて
を考えたいと思っている。
絵を選択して、 年度に建
いる。
設に着手したい。
()第 171 号 小 川 村 議 会 報 平成 27 年 2 月 9 日
11
11
40
23
28
10
27
一般質問
問
被 災 に 遭 わ れ た 方 は、
公金の支援を期待してい
る。そこで、今回の被害に
対しての支援策をぜひ通知
してあげるべきと思うが如
何か。
建設経済課長
住 家 被 害認
定調 査の1次判 定、2次判
定 が 終 了 した 段 階で、一部
損 壊の皆さんには、通 知 を
している。その際に 通 知の
裏面に補助事業の概要を記
載 し、送 付 をしている。半
壊 棟、全壊 棟の方につ
いて も、追って通 知 を 送 付
する際に、村や県の支 援 策
を記載して通知したい。
○避難世帯について
2
問
被災当初の避難世帯の
報告は受けたが、現 在も避
難されている世帯はあるか。
空き家対策について
○空き家の資産価値は
問
高齢者が亡くなるごと
に空き家が増え、今後、一
層空き家が増えていくこと
が予想されるが、どう対処
していくのか伺いたい。
村長
少し前の調査である
が、小川村には200戸以
上の空き家があり、住める
と思われる空き家は、ほぼ
半数ぐらいと考えている。
持 ち 主 と 借 り る 方 との
ふるさと納税について
○公募のあり方について
問
ふるさと納税に関わる
公募のあり方は、自治体の
ホ ー ム ペ ー ジ の 作 成 能 力、
技術力に関わるところが大
きいと思うが、当村の現状
について伺いたい。
村長
当村のふるさと納税
のホームページは、写真も
入っていない非常に地味な
マッチングがうまくいかず、
空き家バンクも今 年の成立
は1件であり、なかなか進
まない現状にある。
村の中心地の空き家につ
いては、有効な活用ができ
ないか何らかの対策を取ら
なくてはいけない。
○適正管理を目指す法整
備について
問
空き家の適正管理に関
する条例を県内 市町村が
制定し、特に小谷村が積極
的に取り組んでいる。
県下でも条例制定の動き
が進んでおり、当村も条例
制定が必要になるのではな
いかと思うが如何か。
村長
取り壊しの代執行等
は、殆どできないのが実情
であり、多くの自治体では、
条例を制定しただけで、実
際の運用や効果は、あまり
上がっていないようである。
また、当村の場合は空き
家の多くが、集落の中ぽつ
んと残されており、倒れ掛
かって隣の家へ引っ掛かる
ようなことも、あまり見ら
れないので、今のところ条
例の制定は考えていない。
も の で あ り、 現 在 ホ ー ム
うかと思うが如何か。
ページの造り直しに入って
いるところでる。
村長
他の自治体のホーム
ページを見る中でミカンの
○納税者優遇について
ある所や海産物のある所と
はお土産では勝負できない
問
全 国 的 な 流 行 の 中 で、 部分もあるが、小川村は小
魅力的なお土産のある所に
川村なりに、おやきや農産
ふるさと納税が集中してい
物等に魅力がある。やはり
るが、本来の趣旨を履き違
きめ細かさが一番大事であ
えていると思う。納税意欲
る。
を そ そ る と い う 意 味 で は、 片手間で職員にやらせる
当村もお土産について、も
のでなく、今後、力を入れ
う少し研究して、魅力を感
る体制を整備していきたい
じるようなことにしてはど
と思っている。
11
金木初義議員
○住宅復旧につ い て
問
震災に関わる住宅の
復 旧 に あ た っ て は、 復 旧
費用の % を上限 万円で
補助するという説明を受け
たが、上限を超えた部分に
つ い て は、 既 存 の 住 宅 リ
フォーム補助が使えるのか
伺いたい。
30
村長
使えるということで
意見統一をしている。
40
11
住民福祉課長
被災当日
は保健センターに6世帯
人、くつろぎの里に4世帯
6人、日本記生活センター
に1世帯3 人が避難され
た。現在、避難所に避難し
ている方はいない。
21
地震災害の
復旧復興について
平成 27 年 2 月 9 日 小 川 村 議 会 報 第 171 号()
問
保管場所は避難所など
に分散したほうがよいと思
うが如何か。
総務課長
施設管理者と相
談する中で、検討していき
たい。
○水道の状況について
ていただき、毎回新鮮な印
新年度予算の
象である。熱心な議論とな
主たる施策について
ると夜9時過ぎまで掛かる
○行政懇談会における
場合もあり、約 回行うの
村民の反応は
で大変ではあるが、効果は
大 きいと思っている。私 ど
問
村民からどのような意
もも取り組みの中で参考に
見が出されたか伺いたい。
なるケースが多くあり、行
政懇談会の大切さを改めて
副村長
今回は 年度実施
感じている。
している主な取り組み事
項、また次年度から2~3
○新年度予算の
年先ぐらいに想定されてい 主たる施策は
る事業等について説明して
いる。
問
定例会が終わると、直
その中で、防災行政無線
ぐ新年度の予算編成の時期
の更新の内容に関する質問
を迎えるが、新年度につい
や、有線放送設備の廃止を
て村長はどのような柱を
含めた今後の扱いには高齢
もって取り組んでいくのか
者を中心に多くの意見が寄
伺いたい。
せられている。
また、熊の捕獲状況、被
害状況や今夏のマイマイ蛾
の状況、次年度の対策等の
話も多く出ている。
27
20
村長
年度は、この1~
2年に実施したものを一層
進化させることに力を注ぎ
たい。
新規事業としては、村営
のバスターミナルマンショ
ンである。概略設計を地元
の皆さんに確認していただ
きながら進めたい。
また、防災行政無線は
年度の更新に向けて、 年
度は調査・設計に取り掛か
る必要がある。
それから、神城断層地震
に伴 う 震 災の災 害 復旧 事
業の多くが 年度に採択さ
れ、事業実施は 年度に繰
越 さ れ る こ と に な る の で、
これらの実 施は、なかなか
大変なことだと思っている。
27
村長
現在、空き家バンク
の契約時に一番ネックに
なっているのが、下水道の
繋ぎ込みの問題である。村
で下水道の繋ぎ込み費用の
万円を負担すれば、空き
家バンクの契約件数は、か
な り 増 え る と 思 わ れ る が、
何の条件もなしに村で 万
円を負担することは難しい
ので、居住期間の誓約など
の条件も考えている。
この補助制度の問題も含
めて、様々な考え方の中で
空き家対策に取り組んでい
きたい。
問 住むことができそ う な
空き家の改修には相当お金が
掛かるのではないかと思う。
そんな中で、空き家の改
修補助制度に新たに取り組
んだらどうかと思うが如何
か。
○空き家対策について
26
一般質問
29
11
大日方康孝議員
毛布等も150人分を用意
するという計画で進めてお
り、今年度は 人分を備蓄
済みである。
問
現在備蓄しているもの
の賞味期限はいつまでに
なっているか伺いたい。
50
総務課長
賞味期限はアル
ファ米が 年9月、保存水
が 年 月、ビスケットが
年8月となっている。
29
問
地震により水道の取り
入れ原水の流れが変わった
り、取水が少なくなったと
いうようなことは無かった
か伺いたい。
問
2年に1度の開催とい
う頻度や、地域の皆さんと
膝を交えながら話すことに
ついて、どう感じているか
伺いたい。
26
村長
村民の皆さんが、い
ろいろな意見を率 直に言っ
40
○非常食等の保 有 量 は
24
29
建設経済課長
現在のとこ
ろ、そういった異常の報告
はない。
40
問
村では、どのくらい非
常食や避難所での防寒具や
寝具のようなものを保管し
ているのか。
また、その保管場所はど
こか伺いたい。
村長
平成 年に策定した
地域防災計画の中で、住民
の5%に当たる非 常 食を備
蓄 す る とい う こ と に な り、
備蓄を始めたところである。
現在は、アルファ米500
食、500裨の保 存 用 飲 料
水11700 本、保 存 用 ビ
スケット500 食 を 役 場の
地下に備蓄している。
また、非常用の掛け布団、
28
27
安全で安心 な
暮らしについて
()第 171 号 小 川 村 議 会 報 平成 27 年 2 月 9 日
一般質問
問
小川村には、ハザード
伊藤村政について
建設経済課長
今 年 度の
その対策として、村では畜
マップの危険地区内に住宅
住 宅リフォーム補 助 は、
産農家と一次処理について
小林繁久議員
が多くあり、避難所も何カ
○ 年度予算の執行状況は
件 で 事 業 費 ベ ー ス 約₃₇
の懇談会を行った。先月に
所 も あ る。 そ の 下 流 に も、
₅₄万 円、 補 助 金 ベ ー ス
は三重県の養鶏農家で鶏糞
問
平成 年度は骨格予算
多くの家がある。
551万1000円の申請が
の処理状況の視察等もして
でのスタートとなり、6月
こういう立地状況の中で
ある。
おり、また脱臭槽の改修も
の対策は大変難しいが、今
定例会において、経済の活
行った。
性化、健康長寿、若者定住
後どのように取り組んでい
問
小川の湯の薪ボイラー 施設の躯体の腐食は相当
促進、交流人口の拡大の重
くのか。
の入札結果を伺いたい。
であるが、今後大きな改修
点施策を盛り込んだ補正予
は せ ず、 施 設 が 使 え な く
算を可決し、予算執行して
村長
ハザードマップの全
住民福祉課長
月 日に
なった時点で事業をやめる
安心安全な
き
て
い
る
が
、
そ
の
重
点
施
策
戸
配
布
等
に
よ
り
、
村
民
も
危
5
社
に
よ
る
指
名
競
争
入
札
を
方向で考えており、将来は
の執行率を伺いたい。
険な場所はある程度理解し
行い、高木建設㈱が税抜き
村が畜産農家に経費を補助
村づくりについて
ているが、地球 温 暖 化の影
3150万円で落札し、落
し、自分のところで処理を
○地震による今後の対応は
村長
年度も多くの事業
響により、想 定 外のゲリラ
札率は %であった。
していただく方向を考えて
に取り組んでいるが、全体 豪雨も大変増えてきている。
月 日 に 契 約 を 行 い、
いる。
問
今回の地震を踏まえて、 今後も防災訓練等で村民
では今のところ %程度の
現在工事を進めている。
今後どのような対策、計画
執 行 率 と い う 状 況 で あ る なお、施工監理について
の防災意識を高め、村も危
問
畜産農家と話し合いを
の立案を考えているのか。
が、今頃の時期では例年並
険回避のための改良事業へ
はエーシーエ設計㈱にお願
持ったようであるが、どの
みである。
の取り組み等の対策を考え
いしている。
ような内容であったのか伺
重点 施 策の中では、薪プ
ていきたい。
いたい。
ロセッサー800万円の予算
○堆肥センターの今後の
に 対 し、450 万 円 ほどで
方針について
納入が出来て、現 在は上屋
を農林公社で建築中である。 問
躯体が腐食し、いつ壊
また、薪ボイラーも、すでに
れても不思議ではない状態
起工し建築に取り掛かってい
になっている。そして、一
る。
日高トンネルの割引券は、 番の臭気問題も未だ解決を
予定を大幅に超えて %近
見られていない。
い執行率である。
村として今後どのように
進める考えか伺いたい。
村長
地域防災計画の中に
掲載されている断層は、も
う少し北に寄った所を想定
しているように思う。今回
の地震被害を見ても震度と
被害は直結するものでな
く、地盤や波の伝わり方で
被害は大きく変わるように
思う。
県において今回の地震の
検証を行う中で新たなデー
タが作成されると思うの
で、県の指導の下に見直し
を行っていきたい。
平成 27 年 2 月 9 日 小 川 村 議 会 報 第 171 号(10)
路面にひびが入った村道1号線(法地)
26
26
50
90
問
経済活性化事業の住宅
リフォーム補助金の実績に
ついて伺いたい。
26
17 93
11
14
建設経済課長
懇 談 会で
は、今 後の堆 肥センターの
搬入方針を確認させていた
だき、村からは電気 式の堆
肥 製 造 機の検 討について投
げ掛けをさせていただいた。
その中で、是非最新のも
のを視察したいとの話があ
り、鈴鹿市の養鶏業者の視
察を行ったところである。
36
村長
臭気の問題等で大変
ご 迷 惑 を お 掛 け し て い る。
11
ただいた全ての方に1世 帯
当たり5000円のお見 舞
いを支給することになった。
問
住宅等災害復旧補助金
の現時点での申請件数につ
いて伺いたい。
副村長
昨日までに、住宅
分で 件申請があった。
○ 公 共 施 設 災 害 の 国・ 県
からの支援は
問
公共施設、農業施設等
の被害もあるが、白馬村と
小谷村では局地激甚災害の
指定を受けられそうであ
る。小 川 村 の 場 合 は 国・ 県
からどのような支援等が見
込まれるのか伺いたい。
地区要望について
○要望件数と実施状況は
問
今年も数多くの要望が
村や県に対して出されたと
思うが、要望件数と現時点
の実施件数を伺いたい。
建設経済課長
建設経済課
関係の村への要望箇所数は
378箇所、現時点の実施
箇所数が238箇所で、実
施率が %となっている。
建設事務所、砂防事務所、
交通安全施設関係への要望
箇所 数は135 件、現時点
の実施箇所数が 件で、実
施率が ・5%となっている。
◯取捨選択の判断基準は
問
地区から県への要 望箇
所については、取捨選択され
ているよ うに思 う が、その
判断基準について伺いたい。
村長
要 望 箇 所 の 中 に は、
少し我慢してもらえば現状
でも十分ではないかと思う
ような要望も多数出てきて
おり、非常に歯がゆい思い
もしているところである。
ただ、判断基準があるわけ
ではない。地区から要望を
上げてくる折に優先順位を
付けてくるケースもある。
○実施可否の連絡について
問
村への要望箇所につい
ては、 %強実施されてい
るが、実施済、未実施、実
施不能等の連絡を区の方へ
はいつ頃どのような方法で
行っているのか伺いたい。
建設経済課長
実施箇所等
については、年度末に区長
へ報告する。未実施箇所に
ついては、引き続き必要で
あれば次年度の要望書へ上
げていただくようお願いを
している。
60
一般質問
13
15
村長
村の地震被害の総額
が村の税収の半分以上に達
していれば、局地激甚災害
に 指 定 さ れ る よ う で あ り、
当村の税収は2億円程なの
で、公共施設被害等を見て
も、すでにそれを超えてい
るので、年度末までには小
川村も追いかけて適用にな
る見込みであるとの情報を
国から得ている。
25
伊藤幸光議員
◯被災者への支 援 施 策 は
11
問
被 災 者への国の支 援の
対象件数について伺いたい。
副村長
国 の 支 援 と し て、
被災者生活再建支援法があ
るが、当 村の被 害 規 模では
対 象 と な ら な い。 し か し、
この対 象にならなかった市
町 村に対して、県が国 と同
等の支援 策を講じてくれる
ことになった。対象となる世
帯は全壊の2世 帯、半 壊の
世帯で、計 世帯となる。
村にも罹災者見舞金制度
が あ り、 こ ち ら で も 全 壊、
半壊の方々には見 舞 金を支
給しているが、一部損壊世帯
が非 常に多 くある中で、被
災されて自己申 告 をしてい
県議・県関係機関による要望箇所現地調査
63
18
神城断層地震について
(11)第 171 号 小 川 村 議 会 報 平成 27 年 2 月 9 日
国政への対応について
◯地方創生法の捉え方と
村の取り組みは
問
政府は地方支援に力を
入れており、安倍首相はア
ベノミクスの目標達成には
地方の活性化、再生は重要
課題であると力説し、地方
創生法が可決成立した。
村長は地方創生法をどの
ように捉え、どのようなこ
とを取り組んでいくのか伺
いたい。
村長
少子高齢化が厳しい
中でこの地方創生施策に乗
ることは、村の活性化に大
きなチャンスである。
仕 事 場 は 長 野 市、 大 町
市、白馬村などに求め、生
活の場・子育ての場といっ
たものを当村に構築してい
くことが一番小川村的な総
合戦略の方向付けと考えて
いる。今後の国・県の動き
にあわせて村でも総合戦略
会議を組んでいくことにな
るが、夢会議に参加いただ
いている若者たちも巻き込
んでいくことで、斬新で新
しい村づくりができるもの
と期待している。
一般質問
小林和人議員
村長
栄村では、震災で住
宅が被災したことを契機に
村を出て行ってしまった人
た ち も 多 く み ら れ て い る。
当村では、被災しても家を
復旧して住み続けてもらい
た い と い う 願 い を 込 め て、
議会において即決していた
だき、他市町村に先駆けて
住宅等震災復旧補助金を
設け、村民に向けて有線放
送を流すことによって、復
問
今回の被災対応におけ
る村としての基本的な考え
と 、その具現化をどのよう
に考えているのか。
◯今後の課題・対策
について
安全・防災施策
について
平成 27 年 2 月 9 日 小 川 村 議 会 報 第 171 号(12)
◯鳥獣被害対策について
問
鳥獣被害で特に今年は
熊被害に対して、猟友会の
皆さんに活躍いただき、危
機管理が守ってこられたと
思う。しかし、その猟友会
にあっても高齢化による維
持存続について憂慮してい
る状況であるが、村として
の維持存続への考え方を伺
いたい。
村長
今年は本当に猟友会
なくしては、熊被害はもっ
村長
一人一人の夢、価値
観は非常に多様であり、そ
の夢や希望に応えるという
のは非常に難しい。しかし、
そういう幅広い村民の価値
観に応えられる村政が基本
だと思っている。どんな施
策が良いかは、今一所懸命
問
近隣が吸収合併をして
いく中、小さいながらも自
治体として存続している当
村にとって、決して明るい
未来が約束されているわけ
ではない。ここに居住して
いる村民が安心感を持つた
めに、村長にはある程度の
方向性を示唆していく使命
が あ る。
「夢を語れる小川
村」にするために具体的な
施策を伺いたい。
旧を諦め村を離れる気持ち
住宅や教員住宅等をある程
と大変なことになってい
にさせないよう努力してい
度確保しておく必要はない
た。猟友会の皆さんの活躍
る。
か伺いたい。
にこの場を借りて御礼を申
百数十年振りのこの大震
し上げる。
災に対して、行政として村
村長
今回の場合は避難対 猟友会では 代で活躍さ
民の皆様に精一杯の支援を
象 者 が 少 なかったので、サ
れている方も多く、その後
させていただく決意で取り
ンリングの高 齢 者生活 支援
がなかなか続かないという
組みを進めている。
住宅や高齢者住宅にたまた
ま空きがあったので一時的に
小川村の維持存続
問
家屋の応急判定で危険
避 難 していただいた。しか
について
と判断された家に居住者の
し、人 数が 多 くなった場 合
◯ 自治体存続対策の状況は
判断ではあるが、そのまま
には大変な状況となる。
住 み 続 け て い る 人 が い る。 今 後においては、空き家
今後、更に余震が発生した
バンクに登 録 されている住
場合には、明らかに危険だ
宅の利用や、新たに空き家
と思うが、その対策は考え
を 探 して一時 的に 生 活して
ているのか。
もらうなど、小川村ならで
はの対応をしてまいりたい。
住民福祉課長
避難指示や
避 難 勧 告 が 出 て も、 な お、
自 宅 に 住 ん で い る 方 に は、
余震による被害等の危険性
を伝える中で避難を促して
いるが、本人の意志の元で
住まわれている。義援物資
の配達の際など、機会を捉
えては避難を促している状
況である。
問
1次避難は公民館や体
育館で仕方ないが、避難が
長期化する場合はプライバ
シーの問題も発生してく
る。2次避難所として村営
70
状況である。これまで猟の
檻 等 の 補 助 を し て き た が、
今後はさらに狩猟免許取得
に補助をするなど、会員を
増やす対策について村とし
ても協力をしていきたい。
考えているが、当村はハー
ド面ではかなり整備をされ
てきているので、これから
はソフト面で、どのように
村民の要望に応えられる職
員を養成し、またそれを施
策として応えていくかが今
後に課せられた大きな課題
であると考えている。
◯ し尿処理の今後について
問
特に年配者の世帯等を
中心に環境美化や衛生面か
らも下水道や浄化槽による
水洗化をもっと推進するべ
きだと思うが、如何か。
住民福祉課長
環境美化の
観点から、水洗化は大事で
あり、必要だと思う。ただ
し、
費用負担の問題もあり、
高齢化の中で皆さんが本当
に望まれるかは難しい問題
である。
50
万円という額は難しいと
思う。当初は、県の支援を
受けられる半壊以上の世帯
については、村の補助対象
外と考えていたが、村の補
助も受けられることとした
の で、 半 壊 以 上 の 人 は 県
の支援 万円、村の震災復
旧補助最高 万円を利用で
き、それでも足りない場合
には既存のリフォーム補助
最高 万円を利用し、最大
100万円の補助が受けら
れる。
本当は村で全額補助すれ
ば良いが、個 人の財 産であ
るので、自 己 負 担 もしてい
ただく 中で、自らの住 宅の
再 建 を図っていただき たい
というのが行 政の立場 とし
てのお願いである。
50
50
30
副村長
議員のご質問の通
りリフォーム補助は経済対
策 も 含 め て 行 な っ て お り、
問
住宅リフォーム補助は
村内業者の経済対策も含め
て 打 ち 出 し た 施 策 で あ り、
これは制度的に全く別の事
業であるので、震災復興補
助金と併用することには疑
義があるが如何か。
20
確かに理に合わないわけで
住民福祉行政に
あるが、平成 年 月 日 ついて
までの今回の震災復旧補助
申請に限って村内業者、村
○国保の都道府県単位化
について
外業者を問わないことを庁
内で意思統一した。これか
ら要綱を変更し、震災復旧
問
国保の都道府県単位化
工事には新たな規定を加え
が、本村の国保加入者にとっ
て被災者に使い勝手のよい
てどういう影響を与えるこ
ものにしたい。
とになるのかが非常に心配
されるが、現 在の状況と本
○今後の災害対応について
村に与える影響を現時点で
どうとらえているのか。
問
百何十年間に一回とい
う地震であったと村長は言
住民福祉課長
当初は 年
われるが、同規模以上の地
度からの実 施という 動 きが
震が100年後に起きるの
あったが、各県で進め方につ
か数年後に起きるかは誰に
いて大 変 課 題があり、未 だ
も分からない。今回の地震
に全体 像がはっきり 見 えて
被害について村民に実態調
きていない状況である。現在
査に協力いただき、今後の
は 年 度を目途に進んでお
防災計画見直しに結びつけ
り、 年 度の通常国 会に国
ては如何か。
保法の改正法案が提出され
るということで進んでいる。
村長
今までは対応に追わ 県でも市町村国保広域化
検討委員会があり、7月に
れ 続 けており、ご指 摘のよ
うな実 態調 査には、まだ手
協議が行われたが、そこで
を付けていない。村民に今度
もやはり国の動きが見えな
の災 害で行 政にどんなこと
い中で、必要な議論がされ
を新たに求めたいのか、そう
ていない状況である。
いったこともそう遠からず調 長 野 県 全 体 で 国 保 税 を
査をして今 後に備 えていく
比べると 年度の実績で1
ことが大事だと思っている。
世帯当たりの長野県平均は
万8000円となってお
り、小川村は1世帯当たり
の平均が 万6000円で
あるので、この数字だけで
見ると2万円以上増加して
しまうことになる。
14
村長
年金暮らしの人にお
いて も、いろいろな 家 庭 状
況 があ り、一律では割 り 切
れないところがある。独 り
暮らし世帯は心配であるが、
民 生 委 員 な どに も 依 頼 し、
本当にお金が厳しくて灯油
を焚けない状況があるのか、
一度 状 況 調 査 を 行い、灯 油
価格の今後の動向等を見定
めながら対応を検討したい。
問 灯油は配達 料込みで1
㍑100円 以上という 高 止
まりの状 況が昨 年から続い
ている。そこに4月からは消
費税が3%アップした。一方
で高齢者にとって頼みの綱で
ある年金は引き下 げが行わ
れ、高 齢 者には非 常に厳し
い状況である。こういった状
況であるので、やはり村とし
ては福祉灯油の事業を実施
すべきと思うが如何か。
○福祉灯油の実施について
12
一般質問
吉澤房斎議員
◯被災者生活再建支援に
ついて
問
住宅等震災復旧補金に
ついては補助率4割で上限
万円となっているが、修
繕には大変な経費が掛かっ
て く る と 予 想 さ れ る。 住
民が被災された住宅を修復
し、希望を持って村で生活
し て い く こ と を 考 え れ ば、
補助の上限を 万円位に引
き上げるべきではないかと
思うが如何か。
30
村長
補助率や上限額は高
い に こ し た こ と は な い が、
村で今想定している震災
復 旧 補 助 の 数 か ら 考 え て、
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神城断層地震に
ついて
(13)第 171 号 小 川 村 議 会 報 平成 27 年 2 月 9 日
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く な って き て い る。 今 は、
量より 質の時 代であり、た
だ 物 を 売 る だ け で は な く、
何のために 作るのか、何の
ために買 うのかを考 えるこ
とが大 事であり、新しいア
イデアにより地域の独 自性
を活かした価値を作ること
が大切であると強調された。
続いて「ストップ少子化
と地方活性化戦略につい
て」と題して、政策研究大
学 政 策 研 究 セ ン タ ー 所 長、
森 地 茂 氏 の 講 演 が 行 わ れ、
人口減少社会の中で、出生
率が最も低い東京に若者が
集まるという一極集中傾向
になっていることから、全
国 の 800 以 上 の 市 町 村
に消滅の危機の警鐘が鳴ら
されていると言われ、国の
あり方、地方のあり方、価
値観をどのように変えてい
くか、議論をすべき時期が
始まったと感じた。
久保田
陽一
1月
7
社会文教常任委員会協
議会
社会文教常任委員会
介護保険計画策定委員
会視察
議会全員協議会
議会報編集委員会
介護保険計画策定委員
会
議会・商工会合同講演
会
議会報編集委員会
議会・商工会
合同講演会
月 日、公 民 館に
て 年一回 の 商 工 会 との
合 同 講 演 会 が、今 年 は
商 工 会の 当 番 で 開 催 さ
れた。
川 中 島、 蓮 香 寺 の
樋口 住 職 を 講 師 に「 国
際 交 流 と 地 域 との か か
わ り ~ 長 野 冬 季 オ リン
ピック を 通 じ て ~」 と
題 して 行 わ れ た。 ド イ
在り方についても諭されて
ツ国の選手団を、お寺をゲ
いた。
ストハウスとして受け入れ
た 約一ヶ 月 間 の 関 わ り を、 次回もお楽しみに
小林和人
エピソードを中 心に、その
対応や双方のお国柄による
考え方、生活習慣による違
いや戸惑い等の経験を話し
昨年は、小川村において
ていただいた。時に笑いを
も、長野県神城断層地震災
誘いながら、お坊さんらし
害により多くの被害があ
い優しい口調で語っていた。
り、
大変な年でありました。
話として言われていたの
は様々な難問が生じた場合 災害復旧予算や応急対応
等、 月の定例会で可決し
でも人として真心を持って
て新年を迎えましたが、早
対処し、国や地域、人との
期に復旧工事が実施されて
係わりを持っていくことが
良い年になることを祈念し
大事ではないかと話されて
て編集後記とします。
いた。また、檀家さんの話
久保田
陽一
も引き合いに出して、心の
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地方自治
政策課題研 修 会
議会の動き
12
17
月
6
アルピコ交通㈱へ陳情
長野広域連合議会運営
委員会
日本で最も美しい村連
合審査委員との懇談会
町村議会議長全国大会
地方自治政策課題研修
会
長野広域連合議会定例
会
社会文教常任委員会
総務建経常任委員会
神城断層地震災害現場
視察
議会全員協議会
月
4
議会全員協議会
議会運営委員会
8
月定例会招集
議会全員協議会
本会議
議案説明
議会全員協議会
本会議
一般質問
本会議
一般質問
議会運営委員会
土地開発公社理事会
総務建経常任委員会
社会文教常任委員会
全員協議会
本会議
議案説明
質疑・討論
採決
12
16 13
19
22
24
28
12
10
11
11
10
17 12
18
23 21 19
28
11
19 17 16
月 日、長野県庁講堂
にて、長野県 地方 自 治政策
課題研修会が開催された。
前 半 に は、umali ㈱
代 表、 銀 座 NAGANO
コン セ プ ト マ ネ ー ジ ャ ー
の 古 田 秘 馬 氏 か ら、 銀 座
NAGANO の 活 用 に つい
て講 演が行われ最 近は、地
域のブランドの価 値 観がな
平成 27 年 2 月 9 日 小 川 村 議 会 報 第 171 号(14)