平成27年4月15日発行

桐生第一高等学校 保健室
平成27年4月15日発行
ご入学、ご進級、おめでとうございます。
新しい先生方や真新しい制服を身につけた新入生を迎えて、新しい学年がスタートしました。
気持ちも新たに始業式を迎えた人も多いのではないでしょうか。
保健室では、皆さんが元気に充実した学校生活を送ることができるよう、健康づくりをお手伝いします。
今年度もよろしくお願いします。
養護教諭 高野千枝子・吉田智絵
保健室の利用について
① 原則として利用は、休み時間か放課後に行うようにして下さい。
② 授業中はもちろん、次の授業に出られない状態のときは、教科・学級担任に申し出てから来室して下さい。
③ 休んでいる人もいるので、静かに入って下さい。
④ 保健室は、医療機関ではないので、飲み薬は与えていません。持病や病気があるときは、医師、家族と相談
して自分で用意して下さい。
⑤ 保健室で行うのは、応急処置です。その後は、病院や家庭で処置をしましょう。
※ AEDは、第一、第三学舎保健室に設置してあります。
①
保健検診時
身体測定は、メガネをしている人は、忘れずに持ってくる。
コンタクトをしている人は、そのまま測定する。
②
注意事項
胸部レントゲン検査は、学校指定のTシャツを着用する。
(Tシャツの下は何もつけない。女子はブラジャーもはずす。)
③ 心臓検査は、上下ジャージを着用する。
(上衣は何もつけない。女子はブラジャーもはずす。)
※詳細については、
④
歯科検診時は、必ず歯みがきをしてくる。
各検診前に担任の
⑤
内科検診は、上衣はジャージを着用する。
先生を通して連絡
男子は、保健室内では上衣はつけない。
女子は、上衣のジャージの下は何もつけない。
☆ 他の人が検診を行っている時は、静かに待ちましょう。
☆ 歯科検診、内科検診当日に持って回る“健康診断票”は、
学校の大切な書類です。折ったり、丸めたり、汚したり
しないように大切に扱って下さい。
☆ 検診後に受診のすすめが届いた人は、早めに病院を
受診し、書類を学校に提出して下さい。
健康診断の目的
知る・・・自分の発育や健康状態を知る。
守る・・・病気をできるだけ早く発見し、早く治療を受ける。
育てる・・・自分のからだに関心を持ち、健康を守り高める意
識を育てる。
健康に関する知識を身につけて、実行していく。
病気が見つかったときには、適切な対応をしていく。
将来にわたって自分の健康を管理する力を身につける。
します。
健康相談日について
平成27年4月から月2回、健康相談日を設けることになりました。
養護教諭が生徒と保健室で関わる中で、心身の健康のために学校医(関﨑亮先生)のアドバイスが必要と判断
した生徒について実際に診て、今後の保健室での対応や担任教諭・保護者との連携に役立てて行きます。
※ 詳細については、ホームページをご覧下さい。
カウンセラー室について
本校では、生徒の心のサポートを充実させるため、カウンセラー室を設置しています。
生徒及び保護者の方からの相談に応じています。
カウンセラー室は、第1学舎の1号館3階にあります。
カウンセリングは、2名体制をとっており、保護者の方からは電話対応も受け付けています。
必ず保健室で予約をしてからご利用下さい。
月
火
水
木
担当
出勤
退勤
出勤
退勤
出勤
退勤
木村
8:00
13:30
9:00
11:00
10:00
17:00
浅野
14:00
17:30
鏡
文教コース専任
出勤
14:00
金
退勤
17:30
出勤
退勤
10:00
13:30
14:00
17:30
第三学舎:水曜日 16:00~17:00(生徒指導室)
「心が健康である」とは?
健康は、体だけでなく、心の面からも考える必要があります。
では、「心が健康である」とはどんな状態でしょうか。
例えば、あまりに大きな不安や精神的苦痛に悩まされていない
だけでなく、社会と調和を保ちながら、本来の自分らしさを十
分に発揮できる状態にあり、自己実現を目指そうとしているこ
とと言えるでしょう。
学校には、みなさんの悩みを受け止め
〈 心の健康を左右する要因 〉
て、解決への手助けをするスクールカウ
○ 欲求:欲求の充足、欲求不満、目標がない など
ンセラーも来てくださっています。
○ ストレス:人間関係、勉強や進路、家庭の問題 など
力を合わせて、みなさんの
○ 体の状態:病気や体調不良、睡眠不足、栄養不足
元気をサポートします。気
○ 環境:暑さ、寒さ、自然環境の汚染
軽に相談してくださいね。
など
など
人が生きていく上で、ストレスを感じること自体は自然なこと
であり、また、適度なストレスは精神発達上必要なものです。
しかし、過度のストレスは心身に好ましくない影響をもたらす
確認、再確認を!
ことから、自分なりのストレスへの対処法を身に付けることが心
新年度がスタートし、学校内でも様々な変
の健康のために大切です。
化があります。人の流れひとつとっても、
〈 ストレスへの対処法 〉
1年生はもちろん、2・3年生も教室が移
○ 原因への対処
って動線(移動する場合の経路)が変わる
○ 相談する
など、小さなことでも意外に引っかかるも
○ 見方や考え方を変えてみる
のです。こうした状況では、気をつけてい
○ 友人との上手なコミュニケーションを心がける
ても、けがや事故につながりやすくなりま
○ 趣味をもつ
す。出入口、廊下の曲がり角、階段…「こ
○ リラックスする方法を身に付ける
こはこんなふうになっているんだな」と、
ちょっと注意をめぐらせながら生活する
よう心がけてみて下さい。
引用:健
2014年5月号、2015年4月号、健康教室
健康な生活を送るために(高校生用)
:文部科学省
2014年4月号