市 場 事 業 施 設 ・中央卸売市場 ・地方卸売市場 等 【平成26年度の主な改正点】 「用途廃止施設の処分に要する経費」の財源に充てるための公営企業債の発行が認められた(公営企業施設等整 理債) 。詳細については,公営企業施設等整理債のページを参照のこと。 【 対 象 事 業 】 (1)中央卸売市場 卸売市場法第5条(昭和46年法律第35号)の規定により,農林水産大臣が定めた中央卸売市場整備計 画に基づく建設改良事業。 (2)地方卸売市場 卸売市場法第6条の規定により, 都道府県知事が定めた都道府県卸売市場整備計画に基づく建設改良事業。 対象施設 詳 細 ① 基幹施設 卸売場及び仲卸売場施設,貯蔵・保管施設及び駐車施設等 ② 関連施設 電気通信設備,給排水設備,衛生設備等 ③ 附属施設 事務施設,関連商品売場施設等 【 充 当 率 】 対象事業費又は地方負担額の100% 【 1 2 3 資金及び償還期間 】 機構資金 銀行等引受資金 市場公募資金 25年以内(うち据置期間5年以内) 償還,据置期間は各契約による 償還,据置期間は各商品設計による 【 一般会計繰出金 】 1 現場取引,卸売人の業務及び経理等に関する指導監督,その他流通改善対策等に要する経費として当該年度 における営業費用の30% 2 建設改良に係る企業債の元利償還金(利子については平成4年度以降借入分に限る。)の2分の1 【 交付税措置 】 元利償還金(利子については平成4年度以降借入分に限る。 )の50%の範囲内において,当年度中に一般会計 から市場事業特別会計に繰出した額の70%の額を特別交付税措置する。 【 留 意 事 項 】 1 市場に併設すると畜場部分であり, 市場と同一の特別会計で経理されているものについても起債対象とする。 2 用地費について 立地条件,市場流通の見通し及び各施設の必要性を考慮して,必要最小限度の土地購入相当額,整地費,造 成費,交渉費,測量費及びその他必要な補償費等。 3 生産・出荷の大型化,消費ニーズの多様化など取り巻く環境の変化を踏まえ,適正な規模で計画・実施する とともに,適時適切な計画の見直しを行う必要がある。また,経営体質強化,効率化を図るため,事業の統廃 合や広域化についても検討する必要がある。 113 と 畜 場 事 業 施 設 ・一般と畜場 ・簡易と畜場 等 【平成26年度の主な改正点】 「用途廃止施設の処分に要する経費」の財源に充てるための公営企業債の発行が認められた(公営企業施設等整 理債) 。詳細については,公営企業施設等整理債のページを参照のこと。 【 対 象 事 業 】 と畜場法第3条第3項(昭和28年法律第114号)に規定する「と畜場」の建設改良事業。平成18年度よ り「一般と畜場」のほか, 「簡易と畜場」も起債対象となる。また,簡易協議等手続の対象とする。 対象施設 ① 本体施設 詳細 けい留施設,検査施設,処理施設,けん肉施設,病畜施設,汚物処理施設,機械施 設,冷蔵施設,汚水処理施設,部分肉処理施設 ② 管理施設 ③ 附属施設 機械器具,給排水整備,空気調和設備,車庫,倉庫,洗車場,駐車場,管理人住宅 (場内に限る。 )特殊基礎工事,構内道路工事(簡単な舗装工事を含む。 ) ,構内舗 装工事 【 充 当 率 】 対象事業費(国庫補助金等除く)100%(交付税措置なし) 【 1 2 3 資金及び償還期間 】 機構資金 20年以内(うち据置期間5年以内) 銀行等引受資金 償還,据置期間は各契約による 市場公募資金 償還,据置期間は各商品設計による。 【 交付税措置 】 なし 【 留 意 事 項 】 1 起債協議等前に,家畜振興計画と使用料収入について十分に検討し,適正な規模で計画すること。 2 特殊補償費(慰謝料的なもの) ,一般的調査費,耐用年数の短い施設費,消耗器材費,内容の不明確な工事雑 費,その他起債事業に適していないと思われるものは起債対象外とする。 3 市場に併設すると畜場部分で,市場と同一会計で経理されているものは市場事業において起債対象とする。 4 用地費について 用地費,整地費,造成費(既に所有している用地に係るものを含む。 ) ,取付道路用地費(専用道路に限るも のとし,工事費を含む。 ) ,補償費(地元住民に対する迷惑料的なものは除く。 )また,借地権,地上権の設定経 費も含むこととする。 5 生産・出荷の大型化,消費ニーズの多様化など取り巻く環境の変化を踏まえ,適正な規模で計画・実施する とともに,適時適切な計画の見直しを行う必要がある。また,経営体質強化,効率化を図るため,事業の統廃 合や広域化についても検討する必要がある。 114
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