平成27年度 千葉科学大学 教員免許状更新講習 必修 選択 講習の期間 講習の名称 講習の概要 担当講師 伏見 陽児(千葉大学教育学部教授) 保坂 亨(千葉大学教育学部教授) 吉田 雅巳(千葉大学人文社会科学研究科教 授) 笠井 孝久(千葉大学教育学部准教授) 磯邉 聡(千葉大学教育学部准教授) 土田 雄一(千葉大学教育学部特任教授) 藤本 一雄(危機管理学部教授) 上北 彰(教職課程教授) 時間数 対象職種 主な受講対象者 教育の最新事情 本講習ではテキストを用いて、以下の内容を取り扱う。 ・学校をめぐる状況・専門職たる教員の役割 ・子どもの発達に関する課題 ・子どもの生活の変化(ネットいじめの理解と対応等) ・学習指導要領改訂等の動向 ・その他教育改革の動向 ・各種課題に対する組織的対応の在り方(学校における緊急支援等) ・学校における危機管理上の課題 本講習は地域教育委員会の要請で千葉科学大学が千葉大学の協力を得て募集する。 選択1-1 平成27年8月3日 対人関係の心理学 学校現場で利用可能な「対人関係に関する心理学的知見(1. 情報伝達の基礎知識、2. ソーシャルサポートの重要性、3. 攻 撃行動、4. 社会的ジレンマ)」について講義します。その後、本学の心理カウンセラーによる「学校場面で活用できるカウン 戸塚 唯氏(教職課程准教授) セリング技法」に関する全員参加型の演習を行い、最後に筆記試験を行います。 6時間 選択1-2 平成27年8月3日 児童・生徒のキャリア教育とその評価 児童・生徒のキャリア形成を効果的に促すキャリア教育について、理論と実践から学び、体験する。本講習では、キャリア 理論、カウンセリング(理論)、コミュニケーション(理論)の基礎を踏まえた上で、実際の児童・生徒にどのように有効な影響を 木村 栄宏(危機管理学部教授) 与えその効果を評価するか、教育効果測定とその分析についての実践的な演習を行い、各自のキャリア教育に応用してい 粕川 正光(危機管理学部講師) ただくことを目的とする。最後に筆記試験を行う。 6時間 選択1-3 平成27年8月3日 医療危機管理と心肺蘇生法 突然死、不慮の事故や感染症の流行など、われわれの周りには身近な危険が潜んでおり、子どもも例外ではない。本講習 黒木 尚長(危機管理学部教授) では、医学知識を身につけた上で身近な危険とその対処方法を学ぶ。学校で起こりうる事故、災害への対応についても言 櫻井 嘉信(危機管理学部准教授) 及する。後半は、救急法講習を受講して応急手当を身につける。具体的には、応急手当の必要性、AEDを含む心肺蘇生 服部 恭介(危機管理学部講師) 法、異物除去法、止血法などを実習を通じて学習していただく。 6時間 選択1-4 平成27年8月3日 実験で確かめる身近にある物理現象や化学反応 物理・化学実験を通して、身の回りにある科学現象を体験し、科学の楽しさを知ることは生徒に勉学の動機づけを教える上 大高 泰靖(薬学部講師) で重要なことである。本講義は理科系教員だけでなく、他分野の教員にも理解できるように講義・実験する。また、それらの 野口 拓也(薬学部講師) 知識を応用した病気の治療薬の作り方や治療の仕組みについても紹介する。 6時間 教諭 選択2-1 平成27年8月4日 学校のリスク・危機管理研究 学校の危機管理の応用編である。まず、学校をめぐる行政やシステム・組織等について概説し、学校の様々なリスクを軽減 するための事前の備え、緊急時の対応、体制の整備等について学ぶ。つぎに、実際にリスク・危機が発生した事例を想定し 酒井 明(危機管理学部教授) て、その対策、法的責任の所在、私立と公立の違い等について、民法上の判例を参考に検討することにより、適切かつ効 五十嵐信彦(危機管理学部講師) 率的に学校の危機管理ができる能力を高めることを目標とする。 6時間 教諭 選択2-2 平成27年8月4日 医療危機管理と心肺蘇生法 突然死、不慮の事故や感染症の流行など、われわれの周りには身近な危険が潜んでおり、子どもも例外ではない。本講習 黒木 尚長(危機管理学部教授) では、医学知識を身につけた上で身近な危険とその対処方法を学ぶ。学校で起こりうる事故、災害への対応についても言 櫻井 嘉信(危機管理学部准教授) 及する。後半は、救急法講習を受講して応急手当を身につける。具体的には、応急手当の必要性、AEDを含む心肺蘇生 服部 恭介(危機管理学部講師) 法、異物除去法、止血法などを実習を通じて学習していただく。 6時間 選択2-3 平成27年8月4日 地域発:防災教育のかたち 旭・飯岡被災地編 地域にある危険に気づき、いかに実情に応じて自主的に準備できるかが防災力の決め手である。千葉県旭市飯岡地区は 東日本大震災の津波で大きな被害があったが、そこで復興まちづくり活動をしているNPO光と風の協力を得て現地見学(避 船倉 武夫(危機管理学部教授) 難道・避難タワー・土盛り堤防等)を行う。また、被災者の劇団ふくを招き、防災教育プログラム(旭市内で活動中)も紹介す る。さらに建築防災・ボランティア論にも言及する。屋外活動を伴いますので暑さ・歩き易さ対策を願います。 6時間 教諭 選択2-4 平成27年8月4日 顕微鏡で見るミクロの世界 理科教育では、必ず使う機会のある顕微鏡ですが、試料をきれいに観察するためには、適正な試料の前処理、顕微鏡の 増澤 俊幸(薬学部教授) 正しい操作が必要です。この実習では、プランクトン、キノコ、カビの仲間、血液細胞などの様々な生物試料のプレパラート 小濱 剛(危機管理学部准教授) 調製技法を学ぶとともに、正しい顕微鏡操作技法を習得することを目的とします。また、電子顕微鏡、暗視野顕微鏡、実体 糟谷 大河(危機管理学部講師) 顕微鏡、蛍光顕微鏡など、さまざまな顕微鏡の使用を体験します。 6時間 教諭 選択3-1 平成27年8月5日 薬と人間 木島 孝夫(薬学部教授) 医師から処方される医薬品、薬局で購入する医薬品、漢方薬、健康食品などが、病気の予防・治療を目的として多く使用さ 細川 正清(薬学部教授) れ、人々の健康に寄与している。しかし、薬同士の飲みあわせや、薬と食品の組み合わせ等、使用を誤ると重大な問題が 高崎 みどり(薬学部教授) 生じる。この講習では、医薬品や食品を適切かつ有効に使用する為に必要な基礎知識について考え、薬との上手な付き合 巾 正美(薬学部教授) い方を通して、子どもたちの身体と健康を考える教育に活かすことを目的とする。 高橋 正人(薬学部助教) 6時間 選択3-2 平成27年8月5日 地域発:防災教育のかたち 銚子・稲むらの火編 地域にある危険に気づき、いかに実情に応じて自主的に準備できるかが防災力の決め手である。千葉県銚子市は「稲むら の火」のモデル:濱口梧陵が暮らしたまちであり、市内に点在するゆかりの場所を見学する。5年以上活動実績(銚子市内 船倉 武夫(危機管理学部教授) の小学校で展開中)がある銚子「稲むらの火」プロジェクトを招いて、防災教育プログラムの実際を紹介する。関連して、郷 土史・防災情報についても言及する。屋外活動を伴いますので暑さ・歩き易さ対策を願います。 6時間 教諭 選択3-3 平成27年8月5日 世界史上におけるイスラームの役割 世界に15億人存在するとされるイスラーム教徒たちの背景を為す、歴史的文化的思想的体系について講義する。わが国 においてイスラーム教は「テロ」「内戦」などのイメージと結び付けられて語られ、欧米の情報源に基づくメディアによってそ のイメージは増幅される傾向にある。本講義では、そうした負のイメージをもって語られることの多いイスラームについて、 世界史や現代文明へのイスラームの貢献について、様々な具体例を基に紹介する。 6時間 選択3-4 平成27年8月5日 本講習では、銚子のジオサイト(屏風ヶ浦)を利用して、クラス全員を対象とした体験型の理科学習プログラムを紹介しま 銚子ジオパークのジオサイトを利用した体験型授業 す。具体的には、中学校での理科、地学(地層)分野の内容をふまえ、野外での地層見学と標本観察、実体顕微鏡観察な 安藤 生大(危機管理学部教授) どを、1日で行う体験型のプログラムを体験して頂きます。受講者には、実際に野外に出て、地層観察やサンプリングの仕 の展開 方、実体鏡での観察法等のポイントを解説する予定です。 6時間 必修 平成27年8月1日~ 平成27年8月2日 橋爪 烈(薬学部講師) 12時間 - 13,500円 120人 教諭 全教諭、養護教 養護教諭 諭 6,000円 40人 小学校・中学校・ 高等学校教諭 6,000円 40人 教諭 全教諭、養護教 養護教諭 諭 6,000円 30人 中学校・高等学校 理科教諭 6,000円 27人 全教諭 6,000円 50人 6,000円 30人 全教諭 6,000円 30人 中学校・高等学校 理科教諭 6,000円 20人 6,000円 60人 全教諭 6,000円 30人 教諭 中学校社会・高等 学校地理歴史教 諭 6,000円 30人 教諭 小学校・中学校理 科教諭 6,000円 25人 教諭 - 受講料 受講人数 教諭 全教諭、養護教 養護教諭 諭 教諭 全教諭、養護教 養護教諭 諭
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