保育料の寡婦(夫)控除等みなし適用について ひとり親家庭のうち、死別、離婚によるひとり親家庭は、市・県民税及び所得税の寡婦(夫) 控除等の対象となる一方で、未婚のひとり親家庭については、寡婦(夫)控除等の対象外となっ ており、同じ所得額等であっても税額に差が生じ、市民税額を算定基準とする保育料についても 差が生じる場合があります。 厚木市では、このような状況を解消するため、未婚のひとり親家庭に対し、寡婦(夫)に該当 するものとみなし、保育料の軽減を図ることといたしました。 ※ 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業(保育所、幼稚園、認定こども園、家庭的保育事業、小規模 保育事業等)の保育料が対象となります。 対象となる人(①∼⑤の全ての要件を満たしていること。) ① 婚姻をしたことがなく、現在も婚姻状態にない母又は父であり、かつ厚木市に居住していること。 ② 保育料の算定基準となる年度の前年の12月31日(以下「基準日」といいます。)において未婚の 母又は父であること。 ③ 基準日において生計を一にする20歳未満の子(総所得金額等が38万円以下で 他の人の扶養親族となっていない場合に限る。)がいること。 ④ 基準日において児童扶養手当を受給していること。 ⑤ 事実上の婚姻関係(内縁関係等)にないこと。 寡婦(夫)控除等のみなし適用の内容(適用要件を満たしていること。) 適 用 要 件 所得控除額 寡婦 基準日に扶養親族又は生計を一にする子がいること。 26万円 基準日に扶養親族である子がい ること。 30万円 寡夫 基準日に生計を一にする子がい ること。 保育料の算定基準となる年度の前年 の合計所得金額が500万円以下である こと。 26万円 上記の適用要件を満たし、かつ保育料の算定基準となる年度の前年の合計所得金額が125万円以 下の場合については、市民税(所得割及び均等割)非課税となります。 申請方法 ① 申請窓口 ※利用施設等により窓口が異なります。 保育所、家庭的保育事業、小規模保育事業を利用する保護者 → 保育課(市役所第二庁舎1階) 幼稚園、認定こども園を利用する保護者 → こども育成課(市役所第二庁舎3階) 【算定例(保育標準時間)】 (母・子(被扶養)1人(5歳)) 年収250万円 社会保険料32.5万円 《①離婚によるひとり親》 保育料月額:7,000円(寡婦控除適用あり) 《②未婚のひとり親》 保育料月額:9,100円(寡婦控除適用なし) ↓ 《③未婚のひとり親(みなし適用後)》 保育料月額:7,000円(①と同額) ② 次の書類を提出してください。 1 厚木市保育料寡婦(夫)控除等みなし適用申請書(必要事項を記載してください。) 2 申請者及び子の戸籍全部事項証明書(3か月以内に発行されたもの)又は有効期限内の児童扶養手当証書の写し 3 基準日において児童扶養手当を受給していたことを確認できる書類(児童扶養手当振込預金通帳の写し等) 注意事項 お問い合わせは、 保育課又はこども育成課へ ① 寡婦(夫)控除等みなし適用の結果、保育料が減額されない 場合があります。 ② みなし適用の認定期間を超えて適用を受ける場合は、あらた ①保育課(℡046-225-2231) 利用施設等:保育所、家庭的保育事業、小規模保育事業 めて申請手続が必要となります。 ③ 本制度は、保育料の寡婦(夫)みなし適用に関するものであ ②こども育成課(℡046-225-2262) 利用施設:幼稚園、認定こども園 り、他事業では適用となりません。
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