地魚を使ったウインナーや菓子の製造販売の実践(394KB)

~地魚を使ったウインナーや菓子の製造販売の実践~
有限会社別所蒲鉾店(島根県出雲市)
目詰まりの現状
練製品製造業者は、多角的な販売に
取り組んでいるが、通常製品のみでは
販売の限界にあり、新商品の開発が急
務となっている。
一方地元ではトビウオやアジ等が大
量に漁獲された場合、買い手がつかず
漁に出られないような事態が発生して
おり、資源を有効活用できる加工流通
体制の構築が求められている。
プロジェクトフロー
漁
業
者
一時的に
大漁となる
トビウオや
アジ等
産
地
市
場
等
魚はいるけど漁
に出られない
鮮魚・
加工
向け
加
工
業
者
等
有効活用
別所蒲鉾店
食品問屋
地魚による菓子商
品の量産化、改良
・
魚魚ウインナーの
量産化・改良
大量すぎて
売れない…
プロジェクトの概要
・地元水産高校(隠岐水産高校)が開発し
た地魚のウインナーと自社開発の地
魚を使った菓子について、消費ニー
ズに即した合成添加物無添加商品の
製造、販売を実践する。
提案・
ニーズ
通
販
学校給食
販
売
PB商品
魚魚ウインナー
開発
隠岐水産高校
魚魚ウインナー
アジ入り 魚っ子ウインナー
オートスタッファー
取組による成果
・ウィンナーは、島根県の学校給食展
示品評会でトップ評価。その後、
改 良 を加 え 「お さ かな ソー セ ージ 」
として商品化。他県学校給食でも
高評価。
・「お魚チップス」は、栄養士等の
アドバイスにより商品化し、取扱増。
・PB商品等、販売チャネルが多様化し
資源を有効活用。
お魚チップス
包装機
(平成26年12月現在)