平成２７年４月広島県立広島特別支援学校新学期が始まりました。本校の給食室では学校給食・寄宿舎給食を作っています。今年度の寄宿舎給食は６日(月)の昼食から，学校給食は８日(水)から始まります。また，委託調理業務は，新たに【日米クック】が行います。今年度は，平成２８年度の再編に向けて，年度内に厨房の改修工事が計画されています。具体的な工事の計画が明らかになった時点で，工事期間中，どのように給食を実施していくかお知らせします。今年度も子どもたちの健やかな成長を願い，安全でおいしく喜ばれる給食を目ざしていきたいと思います。学校給食主食（週４回ごはん・１回パン）は，委託です。可部の安国ベーカリーから，当日早朝に仕込んで炊き（焼き）あげたものが，配送されます。（広島市の統一献立と同じメニューです。）小学部１・２年，３・４年，５年～高等部で量が違います。また，夏は食欲が落ちるので，牛乳は，２００ｃｃ紙パックです。可部の東洋乳業で前日製造されたものが，当日配送されます。パンのペーストを作るのにも使います。ごはんの量を約１割減らします。おかずは，厨房で作ります。学校の栄養士が，・主食との組み合わせ・本校厨房の設備・設備で調理が可能か・旬のものや地場産物の使用・行事食や郷土食の実施・ペーストにできるか・アレルギー対応・誤嚥の危険性の高い食材の不使用・薬効に影響を及ぼすグレープフルーツ等の不使用・給食費等に配慮して献立をたてます。アレルギー対応食は，医師の診断に基づき，除去食のみ行います。施設・設備等の都合上，代替食には対応しません。また，アレルギーによりアナフィラキシーショックの恐れのある日本そば・ピーナッツは使用しません。普通食以外に，きざみ食，わずかに小さな粒の残るペースト食，粒のない二重ペースト食の３種類を作ります。ごはんはおかゆにして，パンは牛乳で煮て，ハンドミキサーにかけます。おかずは，それぞれをミキサーにかけ，二重ペーストは更にこし器でこします。全部作るのに，１時間以上かかるので，特に衛生面に気をつけます。教員が配膳を行い，増粘剤を加えたり，普通食をはさみで切る，おむすびを作るなど，更に細かく調整し，それぞれの児童生徒に合わせて提供します。寄宿舎給食学校給食と同じ厨房で作ります。朝食，学校給食，夕食を同じ施設・調理員が作るので，衛生面を考え，朝食には生肉や生魚を使わない，割卵作業は入れないなどします。また，なるべく季節の食材を使用した献立にして，行事食なども行います。主食は，水曜の朝のみパンです。パンは可部の安国ベーカリー，ごはんは，厨房の炊飯器で炊きます。給食費について 4 月～1 月まで定額で 10 回徴収します。年度末に各人の《一食単価×食数》を計算し，残金の徴収あるいは返金を行います。アレルギーにより，牛乳飲用しない場合は，一食につき 51 円引きます。《学校給食》小学部一食単価２８５円月徴収額５,７００円×１０ヶ月中・高等部一食単価３０５円月徴収額６，１００円×１０か月《寄宿舎給食》一食単価朝１８０円また，平成２６年２月の保護者懇談会で，消費税が１０％になる平成２７年１０月に給食費を改定することをお知らせしていましたが，消費税の増税が延期となったため，それに伴う給食費の改定も延期とします。昼２４０円夜４００円月徴収額８,８００円×１０ヶ月欠食について昨年度まで，欠食要件を「学校行事，長期欠席」に限っていましたが，今年度より，学校給食，寄宿舎給食とも，理由・日数等を問いません。欠食実施日の前々週火曜日まで受け付けますので，担任にお知らせください。給食欠食の手続きを行います。ただし，行事食・祝日などで，物資の発注時期が早まる場合があり，それに伴って締め切りを早めることもありますので，担任に御確認ください。