J A 営 農 だ よ り 5月~6月 JA大阪泉州 水 平成27年 稲 ①浸種と催芽 ②は種と覆土 ○ 発芽を揃えるため、 積算温度 80~100℃ (1日の平均水温×日数)を 目標に浸種する。 <種子消毒の 24 時間は含まない> (例) 水温 20℃の場合 20℃×4 日間で 80℃となる。 ※ ただし、水温が上がりすぎると 酸素不足になる可能性があるので、 静かに水を入れ替える。 ○ は種は薄まきに努め、 催種もみで1箱 180gまでに とどめてください。 ※ 種もみ 150gを水につけ、 発芽させると約 180gになる。 ○ 下の培土にはたっぷり灌水するが、 は種後の上の培土には灌水しない。 ※ は種後の上の培土に灌水すると、 根が上にはってしまうので注意。 ○ 芽が1mm程度になれば、 日陰に干して水を切り、育苗箱に は種する。 ③温度管理 ○ 出芽には 「積み重ね出芽」と 「平床出芽」があり ・積み重ね出芽は 育苗箱 8~10 枚を積み重ね、シートやむ しろで覆い、昼夜 30℃以上にならないよ う管理する。 ・平床出芽は 育苗箱に遮光する物を掛け、平たくその まま並べる。 積み重ね出芽に比べると若干日数がか かる。 最初の水管理に注意。 ※ 出芽時の温度が高い場合、もみ枯れ 細菌病が発生しやすくなるので注意。 ⑤病害虫 水稲用苗箱処理剤 ④緑化から硬化 ○ 緑化は出芽が揃った後、 広げた寒冷紗で覆い直射日光を さけるが、 3~4 日後から極端な低温以外は はずして硬化につとめる。 薬 剤 名 フェルテラチェス箱粒剤 ツインターボフェルテラ 箱粒剤 フルターボ箱粒剤 ※ 長く被覆していると苗が徒長したり、 高温障害の原因になるので注意。 適用病害虫 ウンカ類・ イネミズゾウムシ他 上記の害虫 +いもち病 使用量 1 箱当り 50g 使用時期 は種時(覆土前)~移植当日 1 箱当り 50g は種時(覆土前)~移植当日 上記の害虫+ いもち病+紋枯病 1 箱当り 50g 移植 3 日前~移植当日 ※ 箱施用剤は、育苗箱の上から均一散布。 育苗箱からこぼれ落ちないように注意して下さい。 前年度、いもち病が発生した圃場では、 ※ 近年、高温による白未熟米の発生が多くなってきています!!! ツインターボフェルテラ箱粒剤、 フルターボ箱粒剤を使用して下さい。 高温になると稲体も夏バテ状態となります。 無効分けつが多くなると、その分の栄養が余分に必要となります。 それにより、稲が弱くなり、白未熟米が発生しやすくなります。 有効な茎数が確保できたら、中干しを行い、分けつを止めましょう。 フルターボ箱粒剤 フルサポート箱粒剤に 代わる箱処理剤!!! ミネカルには鉄とケイ酸が含まれています。根を守り、強くする働きがあるので 強い稲を育てることにつながります。 新規取扱い農薬紹介 ジャンボタニシ専用粒剤 水稲用除草剤 商 品 名 ユニハーブフロアブル トップガンLフロアブル ダイナマンD 1 キロ粒剤 51 リードゾン粒剤 3k スラッシャ粒剤 3k パットフルエース L ジャンボ クサトリーDXジャンボL 使用量/10a 500ml 500ml 1kg 3kg 3kg 10 パック 10 パック 使 用 最 適 期 代かき時~田植前 7 日まで 田植え後 3~10 日 田植え後 5~10 日 田植え後 7~10 日 田植え後 3~7 日 田植え後 3~10 日 田植え後 3~10 日 使 用 時 期 代かき時~ノビエ 1 葉期 移植直後~ノビエ 3 葉期 移植直後~ノビエ 2.5 葉期 移植後 5 日~ノビエ 2.5 葉期 移植直後~ノビエ 2 葉期 移植後 1 日~ノビエ 2.5 葉期 移植後 3 日~ノビエ 2.5 葉期 スクミンベイト3 収穫前日数なし!!! 詳しくは各センター・店舗へ ・ モベントフロアブルは、育苗期後半に 水 な す 潅注処理もできます。 500 倍 25~50ml/株 ・アザミウマ類 アザミウマの他にダニ類、アブラムシ 薬 剤 名 希釈倍数 スタークル粒剤 使用時期 1~2g/株 植穴土壌混和 定植時 1回 500 倍~1000 倍 前日 3回 モベントフロアブル 2000 倍 前日 3回 アファーム乳剤 2000 倍 前日 2回 アグリメック 類、コナジラミ類にも効果があります。 総使用回数 ・アグリメックは、ハダニ類、タバココナジ ラミ類にも効果があります。 ・うどんこ病は、高温多湿よりも高温乾燥 ・うどんこ病 薬 剤 名 効 果 希釈倍数 使用時期 総使用回数 プロパティフロアブル 予+治 3000 倍 前日 3回 ガッテン乳剤 予+治 5000 倍 前日 2回 予 2000 倍 前日 3回 予+治 2000 倍 前日 2回 アフェットフロアブル パンチョ TF 顆粒水和剤 条件で多発します。 ・窒素過多と、それによる茎葉の過繁茂 でも多発します。 プロパティフロアブル 高い予防効果があり ・灰色かび病 薬 剤 名 効 果 希釈倍数 ベルクートフロアブル 予 2000 倍 前日 3回 アフェットフロアブル 予 2000 倍 前日 3回 前日 3回 耐雨性、残効性にも 使用時期 総使用回数 ファンタジスタ顆粒水和剤 予+治 2000~3000 倍 優れています。 ・同じ剤の連用は、なるべく行わず ローテーション防除に努めて下さい。 ・灰色かび病は 15℃~25℃の多湿時に発生が多いので、ハウス内の換気を十分に行うようにしてください。 ・発生が認められたら、開花後の花弁をとり、発病葉・果実を速やかに除去し、圃場外へ持ち出し処分して下さい。 えだまめにも使えます!!! えだまめ フィールドスターP 乳剤 ○ 害虫防除 ( 開花前 12 日前後とその後 10~15 日間隔で 2 回 ) 薬剤名 使用培数 ○ 一年生イネ科雑草やカヤツリグサに 使用時期 使用回数 適用害虫(注 1) S 高い効果を発揮します!!! M トレボン乳剤 1000~2000 倍 14 日前 2回 H アファーム乳剤 1000~2000 倍 3 日前 2回 H フェニックス顆粒水和剤 2000 倍 前 日 3回 H M プレバソンフロアブル 5 4000 倍 3 日前 3回 H M ※注: 散布直後の多量の降雨は 薬害のおそれがあるので 天候には注意してください。 開花期から結実期は用土を乾燥させないように気を付けてください。 薬剤使用量 また、肥料が多すぎると、徒長して着莢率・結実率が低下します。 *注 1 適用害虫 H:ハスモンヨトウ S:シロイチモジマダラメイガ M:マメシンクイガ 玉 葱 ○ 灰色腐敗病 薬剤名 スミレックス水和剤 予+治 ○ 腐敗病 薬剤名 前日 5回 外部麟片から 2~3 枚内側が腐敗 効果 バリダシン液剤 5 予+治 ※ 希釈倍数 使用時期 総使用回数 1000 倍 希釈倍数 500 倍 10a当り 75~120ml/70~150L 使用時期 播種後発芽前 総使用回数 1 回 エコ申請受付会のお知らせ 地際葉鞘部から褐変腐敗する 効果 (除草剤) 日程 開催場所 受付時間 6 月 15 日(月) 北部営農センター 午前 10 時~午後 4 時 6 月 16 日(火) 中部営農センター 午前 10 時~午後 4 時 6 月 17 日(水) 中部営農センター 午前 10 時~午後 4 時 使用時期 総使用回数 6 月 18 日(木) 南部営農センター 午後 1 時~午後 4 時 3 日前 5回 6 月 19 日(金) 熊取営農店舗 午後 1 時~午後 4 時 農薬を散布する際は、必ずラベルを確認し、適正に使用して下さい!!! 「JA 営農だより」についてのお問い合わせは、各営農センター・各営農店舗までお願いします。
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