Vol.48 通信除草に関する情報が満載！出典：農林水産統計林水産統計平成25年都道府県別収穫量年都道府県別収穫量茨城 18 万 500t （19％）ジアを中心に栽培され（12％）ている﹁かんしょ﹂は、中千葉 11万100t 国から日本の琉球、種子島に 80 伝わったのが最初といわれて（40％）（100％）います。日本における﹁かんし鹿児島 37万4,000t ょ﹂の主要産地は九州と関東（10 ％）収穫量 94万2,300t ％が栽培され宮崎 9 万 3,900t で、鹿児島、宮崎、茨城、千葉の（19％）４県で全国のています。その他 18万3,800t ア春先に植え付けが始まるかんしょ栽培。バスタで除草して秋の収穫をホクホク顔に！ ■かんしょの雑草防除の方法マルチ栽培 1 土壌処理剤による雑草防除 2回［使い方］希釈水量１０アール当り１００∼１５０ℓを雑草茎葉散布＊印は収穫物の残留回避のため、その日まで使用できる収穫前の日数を示します。＊＊印はグルホシネート及びグルホシネートPを含む農薬の総使用回数の制限を示します。はバイエルグループの登録商標除も重要な作業の一つです。﹁か 200∼500 ご存じのように、生食用︵焼 14日（雑草生育期挿苗前または畦間処理）んしょ﹂の雑草防除の方法をご一年生雑草き芋など︶の他に、醸造用︵焼かんしょ紹介します。総使用回数＊＊酎など︶、でんぷん粉用︵水あ 10アールあたり使用量（㎖）畦間の雑草を防除するには、使用時期＊め、ブドウ糖など︶、加工食品適用雑草名バスタ液剤がお薦めです。平成作物名年２月に適用拡大になり、さ ■バスタの登録内容（2015年4月現在） 27 用︵干しいもなど︶などで消費薬液がかからないように注意してください。されています。生育期間中に2∼3回実施します。らに使いやすくなりました。畦かんしょの「つる」が伸びている時期なので、秋に収穫する﹁かんしょ﹂で生育の進んだ雑草を防除できます。良くなり、イモの肥大効果もあります。間処理では、薬液が葉にかから雑草防除だけでなく、土中の空気の通りがすが、春先から植え付けの作業 2 茎葉処理剤による雑草防除ないように十分注意してくだ露地栽培 1 土寄せによる雑草防除が開始されます。収穫まで色々薬液がかからないように注意してください。さい。生育の進んだ雑草を防除できます。かんしょの「つる」が伸びている時期なので、な作業がありますが、雑草防雑草発生前∼発生始期までに使用します。 2 茎葉処理剤による雑草防除特集一年を通じて栽培される「たかな」には多くの雑草に除草効果のあるバスタ！たかなた越年草で、原産地のかなはアブラナ科のにかけてとなります。穫されるのは、冬から初春たかなの豊富な栄養多く含む緑黄色野菜です。中央アジアからシルク平安時代にはすでに栽培ビタミン類をＣ、、、Ｋ B2 ロードを通じて日本に入っされていたという文献もなど、バランスよく含んで B1 てきたと言われています。たかなはβ カロチンをあり、古くから日本に定着正常に保ち、免疫機能を高いるため、動脈硬化などの日本三大漬菜に数えらめる働きなどがあります。した野菜の一つです。れるたかなは、﹁阿蘇高菜﹂また、辛み成分のイソチオ生活習慣病から守る働きで有名な熊本県の阿蘇地シアン酸アリルを含んでいの他、皮膚や粘膜の細胞を方や、﹁三池高菜﹂で有名るため、食欲を増進させる九州に主な産地な福岡県筑後地方など、九効果もあります。める。これで﹁高菜のピリたかなの食べ方高菜漬けの他辛油いため﹂の出来上が州の各地で栽培されています。周年収穫することができますが、漬物向けに収にも、美味しいタが使用できます。は種りです。ぜひ作ってみてくンにごま油をひ前または畦間に 2 0 0 ∼ 食べ方がありまき、高菜を炒め、 3 0 0 倍に希釈したバスださい。砂糖↓醤油↓唐タを雑草にたっぷり散布て細かく刻み、辛子 ↓ ゴマの順して防除してください。熱したフライパたかなの栽培にもバスに加え、水分がなくなるまで炒す。たかなを洗ったかなかなこの作物に登録アリ！ ■バスタの登録内容（2015年4月現在）作物名適用雑草名たかな一年生雑草使用時期＊ 10アールあたり使用量（㎖） 7日（雑草生育期 300∼500 は種前または畦間処理）総使用回数＊＊ 2回［使い方］希釈水量１０アール当り１００∼１５０ℓを雑草茎葉散布＊印は収穫物の残留回避のため、その日まで使用できる収穫前の日数を示します。＊＊印はグルホシネート及びグルホシネートPを含む農薬の総使用回数の制限を示します。 REPORT 【抑草期間】日本各地のバスタ情報 ∼ 九州編 ∼ レポーター：バイエルクロップサイエンス（株）九州営業所鹿児島担当田代翔悟大規模化に伴い、一回の散布作業で長く抑えられる除草剤が必要とされています。バスタ鹿児島県は一万四千ヘクタール弱の作付そんな中、加工がしやすい良質な生産物だは１回の散布で30∼40日間の抑草期間があ面積を誇る、日本最大のかんしょ産地です。けでなく、消費者へのイメージアップにつながります。かんしょ茎葉の伸長期間をバスタで効収穫された多くのかんしょが、芋焼酎原料やる「見た目も良いかんしょ」作りが生産者に求率良く除草できるため、使用される農家さんでんぷんなどの加工用として出荷されていまめられています。が増えています。【問題雑草】す。近年、年齢を問わず焼酎の人気が上昇してそこで、良質なかんしょを、効率的に生産すいるため、消費者に工場を公開する酒造メーるために活用されている除草剤がバスタです。また、様々な問題雑草が畦間から発生し始カーも増えてきています。かんしょ作付け面積の30％∼40％が畦間でもあります。バスタは多くの問める梅雨時期でもあります。だと言われています。畦間除草は５月頃から始除草効果があり、何度も除草作題雑草に高い除草効果があり、まり６月までが適期です。しかし、この時期は一けられない業に時間をかけられない部に植付が残っていたり、天候が不安定であっ農家さんのお役にたりと作業が煩雑なため、いかに効率的に除草立っています。大切な作物のそばに。できるかが大切です。収穫されたコガネセンガン（F-3223 15.04.IS）