大学病院が、その特殊性を踏まえつつ、医療機関としての機能を十分に

平成27年度看護管理者研修(ベーシックコース)実施要項
1.目 的
大学病院が、その特殊性を踏まえつつ、医療機関としての機能を十分に発揮し社会の
期待に応えていくためには、医療事故防止、入院期間短縮、患者満足度の向上、ケアの
質の維持・向上など、医療環境の変化に対応した複雑かつ重要な課題を組織的に解決し
ていく人材の育成が不可欠です。中でも、様々な職種で構成される医療の現場において、
人事管理の形態や内容の変化を予測し、時宜を得た適切な医療サービスを提供していく
ためには、看護師長等看護管理者の体系的な管理能力の開発が大変重要となります。
本研修は、看護師長等大学病院の看護管理者が、大学病院の特殊性を踏まえつつ看護管
理上必要な基礎的知識を修得することを通して、大学病院の看護の充実を図ることを目的と
して開催します。
なお、本ベーシックコースは、平成24年度まで分散形式で実施しておりました国公私立
大学病院看護管理者研修の講義部分に相当するものです。自組織の看護管理上の課題を特定
し、実践計画を立案・実施する研修につきましては、アドバンスコースとして、平成27年
4月より、センター教員との共同研究の形式で開講をしております。本ベーシックコースの
受講は、アドバンスコース受講の条件となるものではありません。
また、地域包括ケアが重視される中、大学病院と、地域におけるさまざまな医療機関、施
設が連携する必要性が高まってきたことから、今年度より、受講対象者に、大学病院と連携
する地域の医療機関、施設の看護管理者を含めることとし、併せて受講料を徴収させていた
だくこととしましたので、予めご了承ください。
2.主催・実施
看護学教育研究共同利用拠点
千葉大学大学院看護学研究科附属看護実践研究指導センター
3.後援
文部科学省(予定)
4.研修期間・研修内容
平成27年8月19日(水)~8月21日(金) 3日間
大学病院および大学病院と連携する地域の医療機関、施設に勤務する看護師長相当の看護
管理者として必要な基本的知識を学びます。(研修内容は別紙1のとおり)
5.会 場
千葉大学大学院看護学研究科・看護学部(千葉市中央区亥鼻 1-8-1)
6.受講対象者
1)大学病院および大学病院と連携する地域の医療機関、施設に勤務する看護職員で、看
護師長相当の看護管理職にあり、看護部門の長の推薦を受けた方(原則として55才
以下の方を対象)とします。
2)応募者自身が、本研修に強い関心と興味を抱いていることを条件とします。
3)全日程参加でき、研修期間中は研修に専念できる方を対象とします。
7.受講定員
80名
(受講者は1施設1名までとさせていただき、定員になり次第募集を締め切ります。
)
8.経 費
受講料 15,000円(消費税を含む。)
受講料及び本研修の受講にあたり必要となる往復旅費、食費、宿泊費等は、派遣施設及び
受講者の負担とします。
9.修了証書
研修修了者には、千葉大学大学院看護学研究科より修了証書を授与します。
10.その他
1)本研修内容に関する問い合わせ先
千葉大学大学院看護学研究科附属看護実践研究指導センター 教授 和住淑子
〒260-8672
千葉市中央区亥鼻 1-8-1
TEL:043-226-2471
FAX:043-226-2471
e-mail:[email protected]
2)上記1)以外の事務的な問い合わせ先
千葉大学看護学部センター事業支援係(腕木、久保田)
〒260-8672
千葉市中央区亥鼻 1-8-1
TEL:043-226-2464
FAX:043-226-2382
e-mail:[email protected]