2015.05.26 No1519

おさなみひろくに
週刊
週刊新社会号外 1519 号 新社会党へのご連絡は長南博邦 ℡ 7125-2627 E-mail [email protected] 第三種郵便物認可
新社会
5 月 26 日
2015 年号外
野田市 版
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Tel.03-6380-9960 Fax.03-6380-9963
発行所 : 新社会党
〒 101-0051 東京都千代田区神田神保町 2-10 三辰工業ビル3F
6 月議会は 10 日に開会
個人情報保護条例の改正を求める
6 月議会は 6 月 3 日に告示され、 して、個人情報保護条例の改正を
辺野古新基地・戦争法制・
労働法改悪・原発再稼働
を何としてもつぶそう。
6 月議会日程(予定)
*開会時間は一部の常任委員会を
除き午前 10 時
会期の決定、
本会議
議案上程、
(開会)
市政一般報告
議案質疑、
17 日・水 本会議
委員会付託
18 日・木
19 日・金 本会議 一般質問
22 日・月
23 日・火 常任
議案等の審査
24 日・水 委員会
委員長報告、
本会議
29 日・月
質疑、討論、
(閉会)
採決
10 日・水
4 日の議会運営委員会を経て、10
求める。
日に開会する(日程参照)
。新年度
次に、権利の乱用だとして情報
になって間もないが、どのような
公開を拒否したことや博物館利用
市政報告をしてくるか、関心は高
禁止措置について質問する。
まる。
さらに 3 月議会で質問しそびれ
おさなみ議員は固まっていない
た学童保育所の保育時間の不公平
としながらも、まず、65 歳以上の
問題を取り上げる。
高齢者の個人情報を警察に提供し
そして、公民館等の予約受付が
たことやマイナンバー導入に関係
2 か月前では準備ができないので、 もっと早くしてほしいとの要望を
質問する時間があるかどうか。
。
反原発議連総会開かれる
質問通告締め切りは 9 日午後 5
放射能被曝から村民を守った職員
時締切。なお、陳情・請願締め切
反原発自治体議員・市民連盟の
その年、半年伸びた村議選に立
りは今回は 6 月 1 日午後 5 時と
なっている。
第 5 回総会が 24 日都内で開かれ、 候補し、現在にいたっているが、
おさなみ議員が参加した。同時間
特筆すべきは全村避難の決断と行
る。すぐにバスを手配し、21 時過
帯で辺野古新基地建設反対の国会
動力だ。
ぎに福島市に全村避難。その後米
包囲行動が沖縄県の首長や議員も
12 日に原発の異変を感じ、避難
国基準ではここも危ないと、会津
大勢参加して開催された。
マニュアルをつくり、同日、議会
坂下町に避難した。職員としては
総会の記念講演は松本静男葛尾
全員協議会で承認をもらい、県に
異例の判断と行動力である。
村議(写真)が行った。松本村議
モニタリングポスト設置を要請。 現在は三春町に役所機能を移し
ばんげまち
かつらお
は退職目前に原発震災に遭遇し、 翌日設置後からは 1 時間ごとに放
ており、現場を知らない政府対応
退職日を過ぎてもやめられず、逆
射線数値を防災無線で流し、12 日
に住民生活を守るために力を尽く
に災害対策担当課長に任命された。 から 14 日にかけて全高齢者宅を
している。その彼が仮設住宅を回
避難案内で訪問した。
ると、異口同音に除染はどうなっ
しかし、彼の真骨頂は 14 日の原
ている?いつ帰れるのかといわ
発爆発後、オフサイトセンターに
れ、4 年前と変わらないという。
職員がいなくなったことを消防か
しかし、政府は原発事故の記憶
ら知ると、村長に全村避難を要請。 を薄れさせて原発再稼働を急ぎ、
逡巡する村長を帰宅後呼び戻して
自民党内では補償金打ち切りを議
まで決断をしてもらったことであ
論している。話にならない。
おさなみ議員のホームページは http://osanami.web.fc2.com/
週刊新社会号外 野田市版 1519 号
1988 年 1 月 18 日第三種郵便物認可
オランダ・ベルギー観光で
垣間見た農業と交通政策
連休明けの『週刊新社会』休刊
利根運河の設計技師
を利用してオランダ・ベルギーへ
はご承知のオランダ
観光旅行をしてきた。好天に恵ま
人のムルデル氏。
れ、気温もちょうど良く、念願の
農業大国
チューリップで有名なキューケン
九州程度の国土し
ホフ公園(写真右上)を見ること
かないオランダは、知る人ぞ知る
ができ、各都市の旧市街やベルギー
世界第 2 の農業輸出大国。車窓か
ビールなどを堪能できた。もちろ
ら見る畑や牧場は広大で、温室群
ん、仕事人間を脱しきれず、その
も目立った。ITを駆使した生産
いくつかをレポートする。
管理や所得の高い近隣国という輸
まずはコウノトリ。ツアー最終
出環境に恵まれ、生花を先頭にオ
日、空港に向かう途中立ち寄った
ランダ産の園芸作物が世界に届け
公園で偶然に見たもの(写真下)
。 られる。日本は政治環境も含めて
先週号の白鳥の子育て写真もオラ
ンダで撮影したものだ。
ちょっとまねできない。
自転車大国
オランダは海より低い国土が多
専用道(写真右下)とレーンの
く、排水や通運に運河が縦横に配
総延長は 2 万 9 千 km。自転車専
されている。現在は旧市街観光の
用の信号機もあり、雨が多いにも
運河クルーズで観光客に人気だ。 かかわらず、通勤に 3 割も使われ
ている。70 年代のオイル
ショックを自転車利用の
追い風として取り組んで
きた成果だ。
日本では歩道の自転車
通行は禁止されたが、一
部先進自治体以外では自
転車道路やレーンの確保
に手がつけられていな
い。法と安全走行のミス
マッチの典型だ。
最後にオランダの国
会 議 事 堂( 写 真 左 上 か
ら 3 枚目)と、その隣の
マウリッツハイス王立美
アムステルダム市の公園の人口巣塔で育雛
術館所蔵のフェルメール
するヨーロッパコウノトリ(くちばしが赤い)
。
雛の白い小さな頭も見える。いずれ野田市も 作「真珠の耳飾りの少女」
このような巣塔をつくることになる。
(写真右下。撮影は日本 と違い、可能)を紹介する。
今週の号外は 1518 号の 1 面、
議決公表は東葛 6 市議会で
「4 番目」
に訂正も含めたカラー版も折り込みます。