平 成 2 7 年 6 月 1 日 公益財団法人東京観光財団 外国人旅行者向け

平成27年6月1日
公益財団法人東京観光財団
外国人旅行者向け公共交通機関等共通パス(IC カード)に関する調査・分析等業務委託事
業者選定(プロポーザル方式)企画審査会実施要領
1 目的
2020年に向けて外国人旅行者の受入環境を充実させ、旅行者の更なる誘致につな
げるため、外国人旅行者の視点に立って、公共交通機関や観光施設をより一層利用しや
すいものとし、旅行者の回遊性と利便性を向上させることを目的として、共通 IC カード
等に関する検討を行う上での基礎資料とするため、調査・分析を実施する。
ついては、調査力、企画力及び分析力等に最も優れた委託事業者を選定するため、標
記業務における委託事業者をプロポーザル方式で募集し、企画審査会を実施する。
2 委託内容
仕様書のとおりとする。
3 事業提案上限額
金23,680,000円(消費税及び地方消費税を含む総額とする。
)
4 契約の履行期間
契約締結の翌日から平成28年3月31日まで
5 選考について
選考については以下の手順及び日程で行う。
(1)公募開始及び希望申出受付開始
平成27年6月1日(月)
希望申出方法については、公益財団法人東京観光財団(以下「財団」という。)ホー
ムページにて契約情報を参照のこと。
(2)公募締切
平成27年6月8日(月)正午まで
(3)企画審査会への指名通知
平成27年6月9日(火)中に行う。
(4)質問の受付期間
平成27年6月9日(火)から同月11日(木)正午まで
(5)質問の一斉回答
平成27年6月12日(金)中に行う。
(6)企画提案書及び見積書の提出期限
平成27年6月29日(月)正午まで
(7)企画審査会の開催
平成27年7月1日(水)
場所、時刻については別に定める。
(8)審査結果の通知
平成27年7月2日(木)までに行う。
6 企画審査会に必要な提出物と提出方法
(1)提出物
①企画提案書
企画提案書は、必ず下記の項目を含めて作成し、下記の順番にて各項目ともA4
用紙にて提出するものとする。
ア)事業者の実施体制及び実績
ⅰ
責任者・担当者の氏名及び過去の類似業務に関与した実績
ⅱ
過去5年間の類似業務実績(類似業務は、具体的な調査内容を記載すること。
)
ⅲ
当該業務を履行するに当たり有効なネットワークを有することを明示すること
(海外のコンサルティング事業者と連携する際は、当該事業者の同意書・実績・
担当者の経歴を添付する。
)
。
イ)事業スケジュール案
ⅰ
仕様書の項目に従って各調査の実施スケジュールを示すこと。
ウ)調査・分析計画及び調査対象
ⅰ
現況調査及び分析に係る次の項目を提示すること。
・具体的な調査項目
・候補となる調査対象
・調査方法
ⅱ
外国人旅行者のニーズ調査及び分析に係る次の項目を提示すること。
・具体的な調査項目
・分析に必要となる調査対象者数
・調査方法
ⅲ
利用モデル構築のための事業者からの情報収集、ニーズに係る次の項目を提示
すること。
・具体的な調査項目
・必要となる調査対象数
・調査方法
ⅳ
国内外の導入事例調査に係る次の項目を提示すること。
・具体的な調査項目
・調査対象都市の候補(うち国外5都市以上、国内3都市以上)
ⅴ
利用モデルの企画提案について、以下の条件を満たすモデルを1例示し、次の
項目を記載すること。
条件
・複数の公共交通機関と観光施設等で相互利用可能な交通系ICカード
・利用者は、外国人旅行者
・想定エリアを首都圏とする。
・物販等の割引を受けられる仕組みを導入する。
記載すべき項目
・実施スキーム
・利用者(旅行者)及び事業者のメリット
・提案に当たっての課題(技術的制約、コスト、法的制約、ビジネスモデル上
の制約等)
ⅵ
利用モデルにおける収益分析について、次の項目を提示すること。
・具体的な調査・分析方法
・現時点で想定できる算出方法
②見積書
仕様書の項目別の内訳及び見積もり総額
ただし、見積もりの際は、以下に留意すること。
ア)見積もり総額は、消費税等の諸税を含む金額とする。
イ)課税分と不課税分を分類すること。
ウ)仕様書第5項「委託内容」
(2)に記載の項目ごとに内訳を記載すること。
③その他提出物(提出物①②のデータ)
提出物については、MS-Word、MS-Excel、MS-Powerpoint のいずれかで作成し
たものとする。
(2)提出部数と提出体裁
①提出部数について
ア)提出物①
会社名・支店(部署)名を記載しないもの。
7部
イ)提出物②
会社名・支店(部署)名を記載しないもの。
7部
会社名及び社印を押印したもの。
1部
②提出体裁
ア)提出物①については、合わせて1冊の形状とし左上をクリップで留めたものを
提出する(製本・ステープル留め等不可)。
イ)提出物②については、左上をクリップで留めたものを提出する(ステープル留
め等不可)
。
ウ)提出物の宛先は「公益財団法人東京観光財団理事長」宛てとする。
(3)提出方法及び提出場所
①提出方法
郵送又は持参とする(宅配便不可)
。
②提出場所
公益財団法人東京観光財団 観光インフラ整備課
〒162-0801
東京都新宿区山吹町346番6 日新ビル2階
提出物の封筒等に「外国人旅行者向け公共交通機関共通パス(IC カード)に関する
調査・分析等業務委託事業者選定(プロポーザル方式)企画審査会資料」と記載す
ること。
(4)注意事項
提出期限までに提出物が届かない場合は、企画審査会への参加を辞退したものとみ
なす。
7 企画審査会
(1)実施場所及び実施時間等
① 実施場所
東京観光財団5階会議室
② 各社の開始時間
別途通知する。
なお、各社とも開始時刻の10分前には指定の場所で待機すること。
③ 事業者による応募書類の説明及び提案
20分間以内とする。
④ 質疑応答
15分間程度とする。
⑤ 参加可能人数
各社3名以内とする。
8 選考方法
企画審査会においては、財団が別途定める「外国人旅行者向け公共交通機関等共通パ
ス(IC カード)に関する調査・分析等業務委託事業者選定(プロポーザル方式)企画審
査会」審査要領に基づき選考を執り行う。
評価基準については、以下のとおりとする。
(1) 事業者の実施体制及び実績
・仕様書の業務を適正かつ効果的に履行できる体制・人員配置になっているか。
・当該業務を履行するにあたり必要なネットワークを有しているか。
・過去5年間に実施した類似業務の実績の件数並びに内容は適切か。
(2) 事業スケジュール案
・事業実施を適正に履行できる計画となっているか。
(3) 調査・分析計画及び調査対象
・各調査・分析に係る具体的な調査項目及び調査対象、調査方法は適切か
・提案モデルについて旅行者の回遊性と利便性を向上させる観点から効果的なスキ
ームが提案されているか。
・提案モデルについて、課題が具体的に記載されているか。
・収益分析について、調査・分析方法は適切か、また算出は実行可能か。
(4) 価格
・単価及び総額は実施内容、物価水準に即して適正か。
9 選考結果の通知について
全ての応募者に対し、選考結果を文書にて通知する。
なお、審査内容に関わる質問については一切受け付けない。
10 質問等
仕様書及び委託事業選定に関する質問については、質問受付期間中 E-mail(アドレス
は指名通知を受けた事業者に別途通知する。
)にて受け付ける。質問内容については、全
て事務局で取りまとめた上で指名通知を受けた全ての事業者に対し FAX 又は E-mail で
一斉に回答する。
11
その他
(1)企画提案応募にかかる費用については、全て応募者の負担とする。
(2)応募書類に関しては一切返却しない。
(3)企画審査会の当日開始時刻に遅れた場合は失格とする。
(4)応募辞退する場合は、提出物の提出期限前日までに辞退届を提出すること。
12 本件の問合せ先
公益財団法人東京観光財団 観光インフラ整備課
〒162-0801
東京都新宿区山吹町346番6 日新ビル2階
電話:
(03)5579-8463
FAX:
(03)5579-8785
担当:苅谷、海老沼、横井