大阪狭山市高齢者保健福祉計画及び 第4期介護保険事業計画 大阪

大阪狭山市高齢者保健福祉計画及び
第4期介護保険事業計画
(平成
(平成21
21年度∼平成
年度∼平成23
23年度)
年度)
概
要
版
画及び
平成21(2009)年3月
大 阪 狭 山 市
1 . 計 画策定の背 景
3 ..高
高 齢 者をとりまく現 況
介護保険制度の創設から6年が経過した平成18年度に介護保険法が改正され、高齢者
の自立支援と尊厳の保持を基本とし、住み慣れた地域でいきいきと暮らすことのできる環
境づくりをめざす観点から、特に「介護予防」と「地域福祉」の向上に重点が置かれました。
本市においては、
「在宅支援体制の強化による在宅生活の継続推進」
「地域活動の活性
化と社会参加の促進」
「多様な主体の参画によるきめ細やかな施策の実施」
「すべての高
齢者の人権の尊重」を計画策定にあたっての視点とし、
「大阪狭山市高齢者保健福祉計画
及び第3期介護保険事業計画」を策定し、団塊の世代が高齢期を迎える平成27年を念頭
に置き、高齢者の保健福祉施策を積極的に推進してきました。
(1)人口の将来推計
総人口では平成20年から平成26年まで横ばい傾向にあります。
高齢者人口については上昇し続け、平成20年から平成26年の間で2,823人増加し、高
齢化率においては、平成26年で24%台に至ると見込まれます。
今後、増加する高齢者に対応するため、介護予防により一層取り組むとともに、介護サー
ビスの量・質の確保を進め、住み慣れた地域で高齢者が暮らし続けるための環境整備を進
めることが必要となっています。
高齢化率
高齢者人口
(人)
70,000
60,000
平成20年9月末現在、高齢化率は19.7%となっており、今後も上昇する見込みとなって
います。さらに、平成20年4月には医療制度改革の一環として高齢者を対象とする保健事
業を担ってきた「老人保健法」が「高齢者の医療の確保に関する法律」へと改正されるな
ど、新たな仕組みづくりも進められています。
総人口
■ 総人口・高齢者人口及び高齢化率の将来推計
58,627
58,498
58,285
58,885
58,758
(%)
50.0
58,871
58,863
40.0
50,000
30.0
40,000
19.7
30,000
22.7
21.9
21.1
20.4
24.3
23.5
20.0
20,000
14,279
13,819
13,362
12,877
12,391
11,906
11,456
10.0
10,000
本計画は、このような流れを受け
て、高齢者保健福祉施策及び介護保
険事業に係る基本的事項を定め、適
切な介護サービス及び地域支援事
業を提供するとともに、高齢者がで
きる限り健康で自立した生活をおく
ることができるよう、
「大阪狭山市高
齢者保健福祉計画及び第4期介護
保険事業計画 」として、これまでの
実績と新たな課題、地域の実情に応
じた高齢者保健福祉、介護保険の体
制を計画的に確保することを目的と
し、策定したものです。
0
平成23年
平成24年
平成25年
平成26年
0
■ 要介護認定者の将来推計
(人)
3,000
2,512
2,500
2,000
2,080
167
2,227
164
292
266
1,500
平成18
年度
平成22年
要介護認定者等の将来推計では、要介護認定者数は全体的に増加傾向にあり、なかでも
要介護1から要介護3の占める割合が高くなっています。
19
年度
20
年度
21
年度
22
年度
23
年度
24
年度
25
年度
26
年度
328
379
第3期
見直し
第4期
見直し
第5期
0
382
183
330
189
343
309
401
403
2,695
194
355
2,785
200
要介護5
367
要介護4
474
428
444
460
447
461
477
431
要介護3
要介護2
要介護1
要支援2
324
345
358
371
305
536
567
604
627
648
670
417
161
169
180
191
198
206
213
1,000
500
379
2,355
171
2,606
384
362
見直し
1
平成21年
(2)要介護認定者の推計
2 ..計
計画の期
画の期 間
本計画の期間は、平成21
年度から平成23年度まで
の3ヶ年とし、社会環境の変
化や地域市民・関係者等の
意向を十分に踏まえた上で
3年ごとに見直しを行います。
平成20年
要支援1
平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年
2
4 . 施 策体系
高
齢
者
保
健
福
祉
計
画
1.
保健サービス
(1)保健サービス
(1)保健サービス
■ 保健サービス
2.
福祉サービス
(1)在宅福祉サービス
3.
生きがいづくり
(1)生きがいづくり
(2)社会参加・就労支援
(3)交流活動
4.
高齢者にやさしい
まちづくり
(1)支えあいづくり (4)環境整備
(2)人権尊重
(3)相談機関
1.
介護保険事業推進
のための前提
(1)日常生活圏域の設定
(2)地域包括支援センター
(3)各サービスの対象者
(4)被保険者数と要介護認定者数の
推計
2.
地域支援事業
介
護
保
険
事
業
計
画
5 . 高齢者保健・福祉サービスの取り組み
(1)介護予防事業
(2)包括的支援事業
(3)任意事業
健康手帳の交付
医療や健康診査の記録をすることにより、
健康管理と適切な医療を受けるための目安
としてもらうため、希望者に健康手帳を交付
しています。
健康教育
生活習慣病の予防及び要介護状態になる
ことの予防、その他健康に関する事項につい
て、正しい知識の普及を図ります。
機能訓練
介護保険で「自立」と判定された人で、保
健センターの医師の診察の結果、必要と認
められた人に対して、機能維持の訓練を行い
ます。
訪問歯科事業
3.
予防給付サービス
(1)介護予防サービス
(2)地域密着型介護予防サービス
4.
介護給付サービス
(1)居宅サービス
(2)地域密着型サービス
(3)施設サービス
5.
事業費の見込み
(1)利用者数・サービス量算出の流れ
(2)介護保険事業費の推計
(3)標準給付費見込額
(4)地域支援事業対象者数
(5)地域支援事業費の見込額
在宅でねたきりや重度の障がいのため、歯
科診療所に出向くことが困難な人に対して、
訪問による歯科指導を実施することによって、
口腔機能の維持改善を図ります。
健康診査及びがん検診
病気の早期発見と予防のために、胃がん
検診、大腸がん検診、肺がん検診、子宮がん
検診、乳がん検診、成人歯科健診、骨粗しょう
症検診を実施しています。
健康相談
40歳以上の人及びその家族を対象として、
保健師や管理栄養士・歯科衛生士が心身の
健康に関する個別の相談に応じ、必要な指導
及び助言を行います。
訪問指導
疾病や要介護状態などの予防のための支
援が必要な人に対して、保健師や看護師等
が訪問し、本人や家族に健康相談やアドバイ
スをします。
インフルエンザ予防接種
65歳以上の高齢者に対して、インフルエ
ンザ予防接種を一部公費負担で行い、インフ
ルエンザの予防を行います。
6.
保険料の設定
3
4
5.
高 齢 者 保 健・福 祉サービスの取り組み
(2)福祉サービス
(3)生きがいづくり
■ 在宅福祉サービス
軽度生活援助事業
生活援助員を派遣して、家まわりの庭木等
の軽易な手入れ、家屋の軽微な修繕・補修、
また、家屋内の整理・整頓(家具類)などの日
常生活上の軽易な援助を行います。
高齢者等位置検索用
端末機貸与事業
徘徊癖のある認知症高齢者等の家族に位
置検索用端末機を貸与する事業です。
高齢者日常生活用具
給付事業
在宅高齢者等「食」の
自立支援事業
日常の食事づくりが困難な在宅高齢者に
対し、栄養バランスのとれた食事(弁当)を提
供し、配達時に当該利用者の安否確認等を
行い、高齢者の在宅生活を支援します。
緊急通報システム事業
ひとり暮らしの高齢者等が、住み慣れた地
域で安心して生活していけるように緊急通
報(装置)システムを設置し、不安の軽減を
図っている事業です。
給付事業
下肢機能の低下による歩行困難な高齢者
に対し、外出時に歩行補助用具を常時必要
とする場合に、シルバーカーを給付し、
日常生
活の便宜を図る事業です。
訪問理美容サービス事業
寝具乾燥サービス事業
在宅の要介護認定者、ねたきり高齢者及
び重度身体障がい者(児)等で外出が困難な
人に対し、理美容師が自宅を訪問し、調髪、ひ
げ剃り等を行う事業です。
ねたきりの高齢者のいる家庭で自宅での
寝具の乾燥が困難な人に対して、布団・毛布
を回収し、乾燥車で丸洗い殺菌及び乾燥を
行う事業です。
在宅において、ねたきりまたは認知症の状
態にあり、常時紙おむつを使用している高齢
者に対して、紙おむつを支給する事業です。
高齢者生きがい対策通所
支援事業
(生きがいデイサービス)
家庭にとじこもりがちな高齢者がデイサー
ビスセンターへ通い、各種サービスを受けるこ
とにより社会的孤立感の解消を図る事業です。
福祉農園事業
60歳以上の人等に、自分の手による野菜
の収穫、花の栽培などを楽しめるように、農
園の貸し出しを行う事業です。
老人福祉センター
「さやま荘」
高齢者の憩いの場として利用でき、各種ク
ラブ活動に参加できるように、大広間、和室、
多目的室、浴場、囲碁将棋室等を備えた施設
です。
熟年いきいき事業
行政と市民及び市民団体等とのパートナー
シップのもと、市民自らが企画・立案し、市と協
働して多種多様な事業を実施しています。お
おむね60歳以上の高齢者を対象に、生きが
いと健康づくりを目的としています。
シルバーカー(歩行補助車)
おおむね65歳以上のねたきり高齢者、低
所得のひとり暮らし高齢者に対し日常生活
の便宜を図るため、
日常生活用具の給付を行
う事業です。
要介護高齢者おむつ
給付事業
5
■ 生きがいづくり
高齢者住宅安全支援事業
介護予防のための支援が必要な、特定高
齢者(大阪狭山市が実施する介護予防健診
において医師により介護予防事業の利用が
望ましいと判断された者)が居住する住宅に、
設置する手すりや段差解消に要した費用を
助成する事業です。
敬老祝金支給事業
高齢者に敬老の意を表し、その長寿を祝
うために敬老祝金の支給を行う事業です。
■ 社会参加・就労支援
社団法人大阪狭山市
シルバー人材センター
自らの生きがいの充実や社会参加を希望
する高齢者の就業機会の増大と福祉の増進
を図るとともに、高齢者の能力を生かした活
力ある地域社会づくりを目的とした団体です。
敬老月間等行事
結婚後50年を迎えた夫婦、最高齢者、100
歳になられた高齢者を対象に、健康と長寿を
祝うための記念品を贈呈しています。
■ 交流活動
老人クラブ
おおむね60歳以上の会員で組織されてい
ます。地域ごとの多様な自主活動を基盤とし
て、健康づくりを進める運動や各種レクリエ
ーション等、会員自身の楽しみや生きがいを
中心としたものから、環境美化に取り組む「社
会奉仕の日」や「在宅福祉を支える友愛活動」
まで幅広い活動を行っています。
6
5.
高 齢 者 保 健・福 祉サービスの取り組み
(4)高齢者にやさしいまちづくり
■ 支えあいづくり
災害時支援
平常時から民生委員や地区福祉委員会、自
治会の協力により、被害にあいやすいひとり暮
らし高齢者やねたきり高齢者等の世帯の状況
を把握し、市の危機管理グループ、消防本部、
警察、地域防災組織と連携して救助活動が円
滑に行えるよう体制づくりを進めています。
■ 相談機関
見守り体制の充実
ひとり暮らし世帯を対象として、民生委員
や地区福祉委員会、老人クラブ会員が安否
確認等の見守り活動を行っています。
在宅介護支援センター運営事業
在宅で介護を必要とする高齢者及びその家族等の在宅介護に関する相談や各種の保健・福祉
サービスが総合的に受けることができるよう、関係機関との連絡調整等を行います。
■ 環境整備
公共施設のバリアフリー化の推進
民生委員活動
公共施設のバリアフリー化は、緊急性の高い場所から順次実施しており、多機能トイレの整備、
段差の解消等により、高齢者をはじめとする全ての世代の人が安心して利用できる環境整備を
進めています。
民生委員は担当地区の市民の生活状態を
適切に把握し、支援を必要とする人への情報
提供、相談・助言・援助などの自立支援を行っ
ています。
高齢者の居住ニーズに対応した住宅の確保
■ 人権尊重
高齢者虐待防止の推進
高齢者の尊厳を守るため、高齢者に対す
る虐待の防止と養護者に対する支援を行い
ます。高齢者虐待に関する相談・指導・助言
のための窓口を、市と地域包括支援センター
に設置し、高齢者虐待防止に関する意識啓
発と相談窓口について、周知を図っています。
日常生活自立支援事業
(地域福祉権利擁護事業)
判断能力が十分でないために、適切な福祉
サービスを受けることができない人等に、福祉
サービスの利用手続きを援助したり、日常的
な金銭管理のお手伝いなどを行い、地域で自
立した生活がおくれるように支援する事業です。
7
成年後見制度活用
のための支援
高齢者世帯が地域の中で自立して安全で快適な生活をすごせるよう、緊急通報装置を設備し
たシルバーハウジング、高齢者向け優良賃貸住宅やバリアフリー住宅の提供等、高齢者の住まい
に対する多様なニーズに対応した住宅のありかたについて検討を進めています。
また、高齢者向けの居室等の改善を希望する人に、住宅改修に関する相談支援を行っていきます。
成年後見制度は、認知症、知的障がい者及
び精神障がい者等判断能力の不十分な人を
対象として、財産管理や契約締結において不
利益な契約を締結しないよう法律面や生活
面で支援し、本人の財産や生命及び権利を
保護するための制度です。任意後見及び法
定後見の2種類の制度がありますが、法定後
見にかかる市長申立を実施しています。
認知症に対する支援
認知症を早期発見、早期対応するとともに、
本人の人格やそれまでの生活を尊重した質
の高いケアを提供します。
8
6 . 介護保険サービスの見 込み
区 分
介護給付費
居宅サービス
地域密着型サービス
8 ..保
保険料額
平成21年度
平成22年度
平成23年度
2,527,319,855円
2,825,271,162円
3,007,832,703円
1,141,627,569円
1,161,437,397円
1,221,681,519円
234,816,284円
426,500,620円
432,855,140円
18,329,100円
18,329,100円
18,329,100円
福祉用具販売
6,931,672円
7,326,794円
7,650,355円
居宅介護支援
137,831,094円
141,013,914円
152,782,945円
施設サービス
987,784,136円
1,070,663,337円
1,174,533,644円
介護予防給付費
143,998,279円
149,777,771円
158,393,008円
106,380,501円
109,919,150円
115,135,550円
927,097円
1,854,193円
2,781,290円
16,406,621円
16,406,621円
17,541,533円
福祉用具販売
1,979,805円
2,213,806円
2,213,806円
介護予防支援
18,304,255円
19,384,001円
20,720,829円
特定入所者介護サービス費等
89,000,000円
95,000,000円
100,000,000円
高額介護サービス費
56,832,878円
61,999,503円
67,166,129円
2,863,250円
2,951,000円
3,042,000円
2,820,014,262円
3,134,999,436円
3,336,433,840円
住宅改修
介護予防サービス
地域密着型サービス
住宅改修
審査支払手数料
標準給付費見込額
7 . 保険給付 費の負担 割 合
国負担
25.0%
府負担
12.5%
市負担
12.5%
第1号
被保険者
20.0%
国負担
40.0%
第2号
被保険者
30.0%
介護給付費(居宅給付費)、
地域支援事業の
介護予防業務
9
第1号
被保険者
20.0%
市負担
20.0%
府負担
20.0%
国負担
25.0%
府負担
12.5%
市負担
12.5%
第1号
被保険者
20.0%
第2号
被保険者
30.0%
第4期所得段階別保険料(平成21年度∼23年度)
第1号被保険者の介護保険料は、所得段階に応じて異なり、基準額(第5段階)に対する比
率を次のように設定しています。第4期の所得段階別の介護保険料は次のようになります。
保険料率
保険料段階
対象者
保険料月額
保険料年額
(基準額へ
の乗率)
第1段階
生活保護受給者または、世帯全員が市町村
民税非課税で本人が老齢福祉年金受給者
2,189円
26,263円
0.50
第2段階
世帯全員が市町村民税非課税で本人の公
的年金等収入金額と合計所得金額の合計
が80万円以下の人
2,189円
26,263円
0.50
第3段階
世帯全員が市町村民税非課税で本人の公
的年金等収入金額と合計所得金額の合計
が80万円を超える人
3,283円
39,394円
0.75
第4段階
本人が市町村民税非課税であり、世帯員に
市町村民税課税者がいる世帯で、公的年金
等収入金額と合計所得金額の合計が80万
円以下の人
3,721円
44,647円
0.85
第5段階
本人が市町村民税非課税であり、世帯員に
市町村民税課税者がいる世帯で、公的年金
等収入金額と合計所得金額の合計が80万
円を超える人
4,377円
52,525円
(基準額)
1.00
第6段階
本人が市町村民税課税で合計所得金額が
125万円未満の人
4,815円
57,778円
1.10
第7段階
本人が市町村民税課税で合計所得金額が
125万円以上200万円未満の人
5,471円
65,657円
1.25
第8段階
本人が市町村民税課税で合計所得金額が
200万円以上400万円未満の人
6,566円
78,788円
1.50
第9段階
本人が市町村民税課税で合計所得金額が
400万円以上の人
7,660円
91,919円
1.75
○第3期計画との比較
第3期保険料基準額(月額)
第4期保険料基準額(月額)
4,970円
4,377円
第3期と比べ593円減額されます。
地域支援事業の
包括的支援事業、任意事業
介護給付費
(施設等給付費)
10
9 . 介 護予防の対 策
1 1.
地域 支援 事業
要支援の方を対象に…
「予防給付(介護予防サービス)」に取り組みます
地域支援事業は、高齢者が要支援・要介護状態になることを予防するとともに、要支援・要
介護状態になった場合においても、住みなれた地域で自立した日常生活をすごせるよう支援
することを目的としています。
■介護予防サービス
要支援
1・2
分 類
介護保険の対象者だが、要介護状態が軽く、
生活機能が改善する可能性の高い人など
特定高齢者把握事業
●
生活機能評価事業による特定高齢者選定
●
高齢者筋力トレーニング事業
●
栄養改善事業
●
口腔機能の向上事業
訪問型介護予防事業
●
特定高齢者訪問型介護予防事業
介護予防特定高齢者
施策評価事業
●
介護予防特定高齢者施策評価事業
●
健康教育事業(講演会・健康教室・相談)
●
パンフレット介護予防手帳の配布
●
介護予防に関するボランティア育成の研修や
■介護サービス
要介護
1∼5
介護保険のサービスによって、
生活機能維持・改善を図ることが適切な人など
介護保険認定外の特定高齢者を対象に…
「地域支援事業(介護予防事業)」に取り組みます
介護や支援が必要となる前の高齢者を対象とした「介護予防事業」を実施します。
介護予防に特に力を入れた方がよいと考えられる方(特定高齢者)には、
「介護予防
プラン」を作成し、計画的なプログラムを提供してその方の自立を支援します。
特定
高齢者
施策
介
護
予
防
事
業
1 0 ..地域包
地 域包 括 支 援センター
地域包括支援センターは、地域で暮らす高齢者とその家族の皆さんが、住みなれた地域で
尊厳を持って自分らしい生活が継続できるよう支援するために設置された機関です。
地域包括支援センターでは、保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士などが専門性を生
かし、お互いに連携をとりながら「チーム」として総合的に皆さんを支えます。
地域包括支援センター
社会福祉士
介護予防ケアマネジメント事業
包
括
的
支
援
事
業
保健師
・介護予防マネジメント事業 等
総合相談支援・権利擁護事業
包括的・継続的マネジメント事業
連 携
・包括的・継続的マネジメント事業
・多職種協働・連携の実現 等
地域介護予防活動支援
事業
介護予防一般高齢者
施策評価事業
・総合相談・支援事業
・虐待防止、早期発見、権利擁護 等
主任ケアマネジャー
通所型介護予防事業
介護予防普及啓発事業
一般
高齢者
施策
介護給付費適正化事業
11
介護予防に資する地域活動組織の育成・支援
●
介護予防一般高齢者施策評価事業
●
介護予防ケアプランの作成
●
総合相談支援
● ネッ
トワークの構築と実態把握
●
成年後見制度・日常生活自立支援事業の活用
●
高齢者虐待への対応及び防止の取り組み
●
介護支援専門員指導、困難事例のスーパーバイス
及び市民への情報提供
●
給付費通知
●
国保連システム活用による事業者への指導・助言
● レセプト及びケアプランチェック
任
意
事
業
家族介護支援事業
その他の事業
地域包括支援センター運営協議会(市区町村が設置)
事業内容
●
家族介護慰労金支給事業
●
要介護高齢者おむつ給付事業
●
高齢者等位置検索用端末機貸与事業
●
介護相談員等派遣事業
●
介護予防支援事業
●
成年後見制度利用支援事業
12
1 2 ..地域
地 域 密 着 型サービス
【主な公共施設】
事業所名称
事業所所在地
電話番号
FAX番号
大阪狭山市役所
高齢介護グループ
〒589-8501 狭山一丁目2384番地の1
072-366-0011 072-366-9696
大阪狭山市
地域包括支援センター
大阪狭山市
介護保険事業所マップ
〒589-0005 狭山一丁目862番地の5
072-368-9922 072-368-9933
(地域密着型サービス事業所編)
くみのき苑
在宅介護支援センター
〒589-0012 東茱萸木四丁目1977番地
072-367-9550 072-368-2727
さやまの里
在宅介護支援センター
〒589-0032 岩室二丁目185番地の11
072-367-1828 072-367-1836
大阪狭山市立
保健センター
〒589-0032 岩室一丁目97番地の3
072-367-1300 072-367-1359
狭
山
駅
山本
池尻自由丘
〒589-0021 今熊一丁目80番地
072-366-2022 072-366-0880
大阪狭山市
社会福祉協議会
〒589-0021 今熊一丁目85番地
072-367-1761 072-366-7407
大阪狭山市
シルバー人材センター
〒589-0021 今熊一丁目103番地の1
072-366-2277 072-366-3566
3
2 イ
さやまの里
在宅介護支援センター
〒584-0031 富田林市寿町三丁目1番35号
A
大
阪
狭
山
市
駅
狭山
池之原
岩室
大阪府富田林保健所
東池尻
池尻
大阪狭山市立
老人福祉センター
(さやま荘)
東野
ア
市役所
狭
山
池
地域包括支援
センター
0721-23-2681 0721-24-7940
保健センター
【認知症対応型共同生活介護・介護予防認知症対応型共同生活介護】
(グループホーム)
1
くみのき苑
グループホーム
〒589-0012 東茱萸木四丁目1160番地の2
072-367-9560 072-368-2727
2
グループホーム
さやまの里
〒589-0032 岩室二丁目185番の11
072-367-0294 072-367-1836
〒589-0036 山本東4番の1
072-368-2301 072-368-2301
グループホーム
3
あおぞら
半田
金剛
今熊
東茱萸木
【認知症対応型通所介護・介護予防認知症対応型通所介護】 ※は、認知症対応型通所介護のみ実施
ア デイハウス花花 ※ 〒589-0001 東野西一丁目713番地の6
グループホーム
イ さやまの里
デイサービス
老人福祉センター
社会福祉協議会
金
剛
駅
〒589-0032 岩室二丁目185番の11
072-366-5408 072-366-5408
西山台
大野台
茱萸木
1
くみのき苑
在宅介護支援センター
072-367-0294 072-367-1836
【小規模多機能型居宅介護・介護予防小規模多機能型居宅介護】
A
小規模多機能
ホームひなた
〒589-0031 池之原三丁目564番の1
072-360-2170 072-360-2005
大野
■ 地域密着型サービスの展開等なじみの生活圏での支援強化
13
介護が必要になっても、できるだけ住みなれた地域での生活を継続できるよう、在宅の中重度者や認知症高齢者を
支える「地域密着型サービス」などを展開していきます。
「通い(デイサービス)」を中心として、随時「訪問」や「泊ま
り」を組み合わせてサービスを提供する「小規模多機能型居宅介護」拠点を1ヶ所、小規模特別養護老人ホームを1ヶ
所、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)を1ヶ所整備します。
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大阪狭山市高齢者保
大阪狭山市高齢者
第4期介護保
○市民憲章
わたくしたちの狭山は、金剛、葛城をあおぎ、水豊かな狭山池の美しい自然と古
い歴史に恵まれたのびゆくまちです。
わたくしたちは、
このまちに住むことに誇りをもって、よりよいまちを築くために、
みんなの願いをこめて、
この憲章を定めます。
一.
思いやりの芽を育て、明るく楽しいまちをつくりましょう。
一.
自然を愛し、美しく住みよいまちをつくりましょう。
一.
健康で働くよろこびをもち、心豊かなまちをつくりましょう。
一.
教養を高め、知性に満ちた文化のまちをつくりましょう。
一.
幸せを願い、夢と希望のあるまちをつくりましょう。
大阪狭山市高齢者保健福祉計画及び
第4期介護保険事業計画
発行年月
平成21(2009)年3月
発 行
大阪狭山市 保健福祉部
高齢介護グループ・健康推進グループ
〒589−8501
大阪狭山市狭山1丁目2384−1
電 話
072−366−0011(代表)
●大阪狭山市
マスコットキャラクター