処方監査時の注意点①

調剤監査時の注意
薬局における個別指導・集団指導において処方薬に関して以下のようなものが指摘を受けています。
ルプラック+バイアスピリン、ルプラック+ラニラピッド、シロスタゾール+オメプラール、ラニラピッド+スピロノラクトン、メイラックス+デプロ
メール、バイアスピリン+スターシス、スピロノラクトン+ニューロタン、エパデール+バファリン、チラージン+アマリール、ジゴキシン+ワソ
ラン、イトリゾール+ガスター、ボルタレン+ニューキノロン系抗生剤、メキシチール+ヘルベッサー、セレクトール+ヘルベッサー+フランド
ル、テノーミン+カルスロット、バイアスピリン+ボルタレン、テノーミン+ファスティック、ザンタック+ロキソニン、ガスター+バファリン+ドル
ナー+ワーファリン、エパデール+プレタール+バファリン+ボルタレン、ベイスン+メルビン、ベイスン+アマリール、オイグルコン+ベイス
ン、セレスタミン+エバステル、糖尿病患者へのプレドニン投与、タケプロン30mgの長期使用、テオドール/メプチンの用法、ワーファリ
ン2.9T etc.
これらの薬を眺めてみると指摘された理由として概ね次のような点が考えられます。処方せん監査の折、これらの点に注意し、処方
薬が適正に使用されるよう気を配る必要があります。また、疑義の生じた場合には、処方医への確認に加えて薬学的判断を加え考
察をする必要があります。たとえ、指摘を受けたとしてもそれに答えられるだけの知識の習得と準備が日ごろから必要と考えます。
① 品名、規格、用量、用法(別添え資料 服用時点に注意を要する薬参照)
用量
添付文書に記載された適応と用量が守られているか。
小児・・・・
老人・・・・
肝機能障害者・・・・
腎機能障害者・・・・
透析患者・・・・
妊娠・授乳婦・・・・
適応は?用量は?
生理機能の衰えを考慮してあるか?
肝代謝型?用量は?
腎排泄型?用量は?
用量は?
妊娠時期
催奇形性
胎児成長阻害
早産
用量に妥当性はあるのか?
用法
*添付文書に記載された適応と用法が守られているか?
*例えば、服用時点が守られているか?起床空腹時、食前、空腹時、食間、朝及び寝る前
*疾病によって用法が違う薬の場合、その使い方に基づいているか?
*先発品と後発品で適応が違う場合、使い分けているか?
② 疾病禁忌 (別添え資料 疾病禁忌参照)
胃潰瘍
緑内障
前立腺肥大
アレルギー(特異体質)
心不全
重症筋無力症
etc.
③ 併用禁忌/相互作用 (別添え資料参照)
作用増強 ・・・・・
作用減弱 ・・・・・
飲食物との相互作用・・・・
嗜好品との相互作用・・・・
サプリメントとの相互作用・・
吸収促進、代謝阻害、相加効果、相乗効果
代謝拮抗、代謝促進、吸収阻害
納豆、焼肉、ミルク、グレープフルーツジュース
喫煙、飲酒
西洋オトギリソウ、イチョウの葉エキス
④ 副作用発現
低血糖
痙攣
骨粗鬆症
胃潰瘍
血清電解質異常
肝機能障害
腎機能障害
etc.
*服用方法が食後以外の薬、疾病禁忌等についてまとめた表を作成しました(はなはだやっつけ仕事
的ですが)。全ては網羅できていません。参考にした資料が古いので、最近の薬はフォローできていま
せん。また、間違っている点があると思いますが、参考にして下さい。最終的には各人で添付文書等を
確認してください。余白を多少広く取ってありますので、最近の薬などについては書き込んで利用してく
ださい。