内分泌・代謝系疾患 空腹時高血糖例 ⅰ)インスリン分泌低 下例 ①グリ

Ⅵ−1 糖尿病
病型分類
▶空腹時高血糖例
ⅰ)インスリン分泌低
下例
ポイント
①グリミクロン HA
㆓₀ mg ㆒ 回/日
②グリミクロン
㆕₀~⓼₀ mg/日,㆒~㆓ 回
に分服
③アマリール
₀.⓹~㆓ mg/日,㆒~㆓ 回
に分服
④ジャヌビア
またはグラクティブ
⓹₀~㆒₀₀ mg×㆒ 回/日
⑤ネシーナ
㆓⓹ mg×㆒ 回/日
⑥エクア
⓹₀ mg×㆓ 回/日
⑦トラゼンタ
⓹ mg×㆒ 回/日
⑧テネリア
㆓₀~㆕₀ mg×㆒ 回/日
⑨スイニー
㆒₀₀ mg×㆓ 回/日
⑩オングリザ
⓹ mg×㆒ 回/日
①∼③SU 薬。いずれも血糖低下
作用が強い。高齢者や腎機能低下
症例では低血糖に留意。最大用量
まで増量しても血糖降下作用は増
大しない。グリベンクラミドは欧
米では推奨されていない。
①メトグルコ
⓹₀₀~㆓㆓⓹₀ mg/日,㆒~叅
回に分服
②アクトス
柒.⓹~叅₀ mg×㆒ 回/日
ⅲ)経口血糖降下薬の
多剤併用
①アマリール
₀.⓹ mg×㆒ 回/日
+セイブル
柒⓹ mg×叅 回/日,毎食直
前
②グルベス
㆒ 錠×叅 回/日,毎食直前
③メタクト LD,HD
㆒ 錠×㆒ 回/日
④リオベル LD,HD
㆒ 錠×㆒ 回/日
⑤メトグルコ
㆓⓹₀ mg×叅 回/日
+ベイスン
₀.叅 mg×叅 回/日,毎食直
前
+ジャヌビア
⓹₀ mg×㆒ 回/日
④∼⑩DPP-4 阻害薬。1 型糖尿病
には適応がない。単独ではほとん
ど低血糖を起こさない。多くの
DPP−4 阻害薬の適応は「2 型糖
尿病」に拡大され,他の糖尿病治
療薬との併用制限がなくなった。
①メトグルコ は欧米では第一選択
薬。造影剤使用の際は検査の前後
2 日間は使用中止。全身麻酔によ
る手術前も使用中止。
②浮腫,骨折に留意。心不全には
禁忌。膀胱癌患者には使用しない。
①②高齢者や心機能・肝腎機能低
下の場合は用法・用量に従う。
作用の異なる薬剤の特徴を活かし
併用することで,よりなだらかな
血糖日内変動が得られる。
②グルファスト 10 mg+ベイスン
0.2 mg の配合錠。
③メトグルコ 500 mg+アクトス
15 mg(LD)あ る い は 30 mg(HD)
の配合錠。
④DPP-4 阻 害 薬 ネ シ ー ナ 25 mg
(LD)
あるいは 30 +アクトス 15 mg
mg(HD)
の配合錠。
⑤低血糖・体重増加を来しにくい
多剤併用例
Ⅵ 内分泌・代謝系疾患
ⅱ)インスリン抵抗性
例
処方例
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