当院事前服用中止薬 中止期間一覧

事前服用中止薬 中止期間一覧
(抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン 準拠)
中止薬が1剤の場合
医薬品の一般名
対
抗 血 栓 薬
象
薬
視
鏡
:単剤(1剤) A表
ランク別術前休薬日数
高リスク手技
低リスク手技
当院採用商品名
2015.03版
中止薬が2剤以上の場合
高リスク原疾患
低リスク原疾患
高リスク原疾患
低リスク原疾患
バイアスピリン
タケルダ
選択①
3~5
0
0
チクロピジン塩酸塩
パナルジン
選択②
5~7
0
0
クロピドグレル硫酸塩
プラビックス
選択②
5~7
0
0
プラスグレル塩酸塩
エフィエント
選択②
5~7
0
0
クロピドグレル硫酸塩
抗
凝
固
薬
内
アスピリン
アスピリン
抗
血
小
板
薬
対 象 手 技
:2剤以上 B表
2剤以上併用時
①抗血小板薬 ②抗凝固薬 について以下の対応を行う(①は選択)
①が複数種類の場合、以下の1種類に。①と②が両方出ている場合は、両方ともの対応を行う。
① 抗血小板薬
② 抗凝固薬
→ アスピリンのみにして継続 → シロスタゾールのみにして当日休薬
ヘパリン置換(欄外参照)
※変更開始日について チクロピジン、クロピドグレル、 は7日前からを推奨、アスピリンは5日前からを推奨、他は3日前からを推奨
プラスグレル、
2剤以上のB表に順ずる
コンプラビン配合
欄 外
:詳細規定 シロスタゾール
プレタール
1
1
0
0
イコサペント酸エチル
エパデール
ソルミラン
1
1
0
0
サルポグレラート塩酸塩
アンプラーグ
1
1
0
0
ベラプロストナトリウム
ドルナー
1
1
0
0
リマプロストアルファデクス
オパルモン
1
1
0
0
→ 5日前からシロスタゾールにして当日休薬
トラピジル
ロコルナール
1
1
0
0
→ 7日前からアスピリンにして継続 左記表内の選択項目について(以下より選択) : A表 1剤 高リスク原疾患時
→ アスピリンのままで継続 選択①
選択②
→ アスピリンのままで3~5日休薬 → 7日前からシロスタゾールにして当日休薬
ジラゼプ塩酸塩水和物
コメリアンコーワ
1
1
0
0
ジピリダモール
ペルサンチン
ペルサンチンL
1
1
0
0
ワルファリンカリウム
ワーファリン
ヘパリン置換
欄外参照
0(注1)
0
ダビガトランエテキシラート
メタンスルホン酸塩
プラザキサ
ヘパリン置換
欄外参照
0
0
ヘパリン置換時の参照項目について :A表、B表 の ヘパリン置換必要時
リバーロキサバン
イグザレルト
ヘパリン置換
欄外参照
0
0
ヘパリン置換
エドキサバントシル酸塩
水和物
リクシアナ
ヘパリン置換
欄外参照
0
0
アピキサバン
エリキュース
ヘパリン置換
欄外参照
0
0
※シロスタゾール(プレタール)置換時の注意 : 適応症を確認。鬱血性心不全は禁忌、投与後早期の頭痛、頻脈等の副作用あり。
※アスピリン(バイアスピリン) 置換時の注意 : アスピリン禁の患者へは相談後、プレタールへ置換。
右記の日数内で内服を
中止し、ヘパリンに置換
※1日前とは、前日の朝分から当日処置前分まで服用中止
※0日前とは、用法通り服用もしくは当日朝分は処置後服用
※ 新ガイドラインに準じて作成した、当院規定の中止薬と中止日数が記載されております。
(当院採用以外の商品名および、ジェネリック薬品名等は記載されておりません。確認が必要な場合は「別表」ご覧ください。)
(注1):PT-INRが通常治療域であること(通常治療域:1.6~3.0)
ヘパリン開始時期
ワーファリン
: 3~5日前に中止・置換
(PT-INRを確認後調節)
プラザキサ
: 1~2日前に中止・置換
(最終投与から12時間後開始推奨)
イグザレルト
: 1日前に中止・置換
※注A
リクシアナ
: 1日前に中止・置換
※注A
ガイドライン未登録薬
エリキュース
: 2日前に中止・置換
(最終投与から12時間後開始推奨)
ガイドライン未登録薬
※注A:最終投与から24時間後開始推奨であるが、処置の3時間か6時間前からヘパリン中止のため置換不要もあり
1週間以内の検査値を確認の事 → 当院歴、紹介元の歴を確認、無ければ患者様と相談し、事前検査もしくは当日朝検査にて確認
確認できない時は、後日とするか初日観察のみを推奨