広報誌 を 2014 年 2月 日本医療機能評価機構認定病院 No.177 《在宅部門のご紹介》 在宅部では、病院の理念に基づき、利用者が住み慣れた地域で、その人らしく生活が 継続できるよう、医療・保健・福祉のあらゆるニーズに対応し、利用者や家族の皆様の 満足と安心の提供に努めております。 《理念》健康を守る様々な活動を通して地域の方々に必要とされ、 信頼感を得て社会貢献することの出来る病院を目指します。 当院はチャレンジ 25 キャン ペーンに参加しています。 居宅介護支援センター ℡32-5224 訪問看護ステーション 通所リハビリテーション デイケアセンター ℡32-3600 ℡38-0590 利用者及び 介護をされる方 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 介護予防認知症対応型通所介護 認知症対応型共同生活介護 つたがたけ 城山庵 ℡32-2261 ℡33-8966 医療法人光洋会 赤間病院 TEL(0940)32-2206 FAX(0940)33-5957 ★診療科目 ★診療時間 内科 循環器内科 呼吸器内科 消化器内科 糖尿病・腎臓内科 心療内科 放射線科 リハビリテーション科 月曜~土曜 午前9時~12時 午後1時~5時(日祭日は休診) 当院は敷地内禁煙です ※急患の方は、夜間や日祭日も受け付けいたします。どうぞ、お電話のうえご来院ください。 内 科 循環器 内科 午 前 呼吸器 内科 消化器 内科 糖尿病・ 腎臓内科 予約制 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 三宅 陽 三宅 笹原陽介 松永髙志 小原 直 小原 陽 三宅 陽 吉井千春 城戸優光 萱嶋善行 松永髙志 直 安部治彦 (心療内科) (ペースメー カ外来) ◇城戸優光 久 ☆房前貴之 常勤医師 矢野 聡 ✻濵之上暢也 ○印は当日の診療科担当医師で行ないます。ピンク色は女性医師です。 《診療日》◇⇒呼吸器 13 時~14 時半 ✻⇒糖尿病 14 時~17 時 ※⇒第 2・4 週 ☆⇒第 1・3・5 週 《赤間病院ホームページ》http://www.akama-hp.or.jp 国道3号線 教育大前駅 至北九州 陽 石丸バス停前 赤田憲太朗 ※松永髙志 吉武佐枝子 直 常勤医師 萱嶋善行 浦野 城戸優光 小原 棚橋德成 午後 三宅 JR 赤間病院 宗像市石丸一丁目 6 番 7 号 《関連施設》 城山庵 つたがたけ ※松永髙志 ☆小原 直 冨地原交差点 TEL(0940)33-8966 TEL(0940)32-2261 訪問看護ステーション TEL(0940)32-3600 居宅介護支援センターTEL(0940)32-5224 デイケアセンター TEL(0940)38-0590 地域医療連携室 TEL(0940)32-2304 《氷上のトレッキング(九重 御池) 撮影:三宅 陽》 「これって、もの忘れ?それとも認知症?」 誰でも歳をとると、もの忘れをするようになります。わたしたちの記憶力は 30 歳から 40 歳をピークにゆっくり低下していくことが知られています。しかし、このもの忘れには 年齢相応から起こってくる「生理的なもの忘れ」と「病的なもの忘れ」が存在します。 「病的なもの忘れ」は、ものの名前といった狭い範囲の思い出しができないだけでなく、 以前に自分のした経験そのものが残らないという忘れ方をします。これは、やがて認知症 という重大な病気に繋がっていく事があり要注意です。 また、思い出せないというだけではなく時間の感覚があいまいになり、 日付や曜日、季節などがわからなくなったり(時間の見当識障害)、 今いる場所がわからなくなったりします(場所の見当識障害)。 このような記憶障害がおこると、日常生活に支障が出てきます。それは単にもの忘れを するのではなく、段取りよく物事を進めたり、計画したりすることが難しくなるからです (遂行機能障害)。具体的には買物をすることが難しくなったり、料理をすることが困難に なったりします。認知症の予防やリハビリ等については、本誌をご覧ください。 看 看護 護部 部通 通信 信 在 在宅 宅部 部だ だよ より り 患者や家族の皆様との思い出づくり 介護療養病棟の誕生会 認知症短期集中リハビリテーション 認知症は今のところ完全に治すことはできません。しかし進行を遅らせ、その人がその人らし くできる限り長く生活できるようにリハビリを行います。 今回は、介護療養病棟の行事についてご紹介いたします。 春は桃花の集い、夏は紫陽花の集い、秋は秋桜の集い、冬は山茶花の集いと称して季節ごとに年 4回、その時期に誕生日を迎えられる患者様を対象に、誕生会を開催しております。 日中を病室で過ごされることの多い中、この日はホールにてスタッフや外部からのゲストによる パフォーマンスを披露して、ご家族との思い出づくりを行って ◎ 認知症短期集中リハビリテーションとは? 認知症利用者の生活機能の改善を目的として、記憶の訓練や日常生活動作の訓練等のリハ ビリを行うものです。 います。 ◎ 認知症短期集中リハビリテーションの対象者は? 要介護 1~5 で、専門の医師による診察で認知症の改善が 見込まれると認められる軽度~重度の利用者が対象になります。 いくつになっても“親は親”、“子は子”を垣間見る一日です。 また、誕生会の後は家族会を設け、ご家族との交流を図って います。 誕生会の日には皆様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ち ◎ どこで利用できますか? 赤間病院デイケアで利用できます。 しております。 《2 病棟看護師 宗 恵》 放 放射 射線 線科 科だ だよ より り 仮想内視鏡検査について お知らせ 仮想内視鏡検査とは CT 装置で主に消化管検査を行う検査のことです。 消化管検査といえば内視鏡検査が一般的ですが、大腸をガスにより拡張させ、 マルチスライス CT 装置を用いて撮影し画像処理させることにより検査する ことが可能になりました。検査の前処置などは内視鏡検査と同じです。 ◎ どのようなリハビリを行っているのですか? 理学療法士や作業療法士が、利用者の認知症の程度や生活歴、嗜好、趣味などの情報を収 集し、そのうえで評価を行い、その利用者に合ったプログラムを作成し、実施します。 具体的には、利用者とのコミュニケーションを図りながら、脳活性化訓練(簡単な計算や 音読、書字、手芸)、思い出す訓練(自分史作り)等のリハビリを実施します。 1回 20 分程度、週 2 回実施します。 〈お問い合わせ先〉赤間病院デイケアセンター ℡(0940)38-0590 担当 玉城(たまき)まで この検査の長所と短所は 【長所】 ・検査時間が短い ・内視鏡に比べて苦痛が少ない 《認知症予防の10か条》 1.塩分と動物性脂肪を控えたバランスのよい食事を ・大腸全体の概観を把握できる 2.適度に運動を行い足腰を丈夫に 【短所】 ・被ばくがある ・内視鏡検査のように組織を採取することができない 3.深酒とタバコはやめて規則正しい生活を ・病変の色調を確認できない ・形の変化のない病変は確認できない 4.生活習慣病(高血圧、肥満など)の予防・ 早期発見・治療を ・正確さは内視鏡に及ばない 5.転倒に気をつけよう ・病変が疑われた場合内視鏡検査を要する、などです。 7.考えをまとめて表現する習慣を 最新の外来担当医師表は本誌最終面に掲載 《担当医》 房 前 や の 矢野 さとし 聡 医師 《診療科目》循環器内科 《診療日》 金曜日(午後のみ) 《診療日》第 1・3・5 金曜日の午前中 ふささき 頭の打撲は認知症招く 6.興味と好奇心をもつように 「カメラは苦手だけど…」と思われる方は、主治医へご相談下さい。 2 月 7 日(金)から 新任の外来医師を ご紹介します 8.こまやかな気配りをしたよい付き合いを 《出身大学》産業医科大学 9.いつも若々しくおしゃれ心を忘れずに 《医 局》 産業医科大学第二内科 《専門領域》循環器、腎臓疾患 たかゆき 貴 之 (産業医科大) 房前医師は「こうよう3月号」でご紹介します。 10.くよくよしないで明るい気分で生活を (公益財団法人 認知症予防財団 HP より) 《趣 味》 テニス 看 看護 護部 部通 通信 信 在 在宅 宅部 部だ だよ より り 患者や家族の皆様との思い出づくり 介護療養病棟の誕生会 認知症短期集中リハビリテーション 認知症は今のところ完全に治すことはできません。しかし進行を遅らせ、その人がその人らし くできる限り長く生活できるようにリハビリを行います。 今回は、介護療養病棟の行事についてご紹介いたします。 春は桃花の集い、夏は紫陽花の集い、秋は秋桜の集い、冬は山茶花の集いと称して季節ごとに年 4回、その時期に誕生日を迎えられる患者様を対象に、誕生会を開催しております。 日中を病室で過ごされることの多い中、この日はホールにてスタッフや外部からのゲストによる パフォーマンスを披露して、ご家族との思い出づくりを行って ◎ 認知症短期集中リハビリテーションとは? 認知症利用者の生活機能の改善を目的として、記憶の訓練や日常生活動作の訓練等のリハ ビリを行うものです。 います。 ◎ 認知症短期集中リハビリテーションの対象者は? 要介護 1~5 で、専門の医師による診察で認知症の改善が 見込まれると認められる軽度~重度の利用者が対象になります。 いくつになっても“親は親”、“子は子”を垣間見る一日です。 また、誕生会の後は家族会を設け、ご家族との交流を図って います。 誕生会の日には皆様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ち ◎ どこで利用できますか? 赤間病院デイケアで利用できます。 しております。 《2 病棟看護師 宗 恵》 放 放射 射線 線科 科だ だよ より り 仮想内視鏡検査について お知らせ 仮想内視鏡検査とは CT 装置で主に消化管検査を行う検査のことです。 消化管検査といえば内視鏡検査が一般的ですが、大腸をガスにより拡張させ、 マルチスライス CT 装置を用いて撮影し画像処理させることにより検査する ことが可能になりました。検査の前処置などは内視鏡検査と同じです。 ◎ どのようなリハビリを行っているのですか? 理学療法士や作業療法士が、利用者の認知症の程度や生活歴、嗜好、趣味などの情報を収 集し、そのうえで評価を行い、その利用者に合ったプログラムを作成し、実施します。 具体的には、利用者とのコミュニケーションを図りながら、脳活性化訓練(簡単な計算や 音読、書字、手芸)、思い出す訓練(自分史作り)等のリハビリを実施します。 1回 20 分程度、週 2 回実施します。 〈お問い合わせ先〉赤間病院デイケアセンター ℡(0940)38-0590 担当 玉城(たまき)まで この検査の長所と短所は 【長所】 ・検査時間が短い ・内視鏡に比べて苦痛が少ない 《認知症予防の10か条》 1.塩分と動物性脂肪を控えたバランスのよい食事を ・大腸全体の概観を把握できる 2.適度に運動を行い足腰を丈夫に 【短所】 ・被ばくがある ・内視鏡検査のように組織を採取することができない 3.深酒とタバコはやめて規則正しい生活を ・病変の色調を確認できない ・形の変化のない病変は確認できない 4.生活習慣病(高血圧、肥満など)の予防・ 早期発見・治療を ・正確さは内視鏡に及ばない 5.転倒に気をつけよう ・病変が疑われた場合内視鏡検査を要する、などです。 7.考えをまとめて表現する習慣を 最新の外来担当医師表は本誌最終面に掲載 《担当医》 房 前 や の 矢野 さとし 聡 医師 《診療科目》循環器内科 《診療日》 金曜日(午後のみ) 《診療日》第 1・3・5 金曜日の午前中 ふささき 頭の打撲は認知症招く 6.興味と好奇心をもつように 「カメラは苦手だけど…」と思われる方は、主治医へご相談下さい。 2 月 7 日(金)から 新任の外来医師を ご紹介します 8.こまやかな気配りをしたよい付き合いを 《出身大学》産業医科大学 9.いつも若々しくおしゃれ心を忘れずに 《医 局》 産業医科大学第二内科 《専門領域》循環器、腎臓疾患 たかゆき 貴 之 (産業医科大) 房前医師は「こうよう3月号」でご紹介します。 10.くよくよしないで明るい気分で生活を (公益財団法人 認知症予防財団 HP より) 《趣 味》 テニス 広報誌 を 2014 年 2月 日本医療機能評価機構認定病院 No.177 《在宅部門のご紹介》 在宅部では、病院の理念に基づき、利用者が住み慣れた地域で、その人らしく生活が 継続できるよう、医療・保健・福祉のあらゆるニーズに対応し、利用者や家族の皆様の 満足と安心の提供に努めております。 《理念》健康を守る様々な活動を通して地域の方々に必要とされ、 信頼感を得て社会貢献することの出来る病院を目指します。 当院はチャレンジ 25 キャン ペーンに参加しています。 居宅介護支援センター ℡32-5224 訪問看護ステーション 通所リハビリテーション デイケアセンター ℡32-3600 ℡38-0590 利用者及び 介護をされる方 認知症対応型通所介護 小規模多機能型居宅介護 介護予防認知症対応型通所介護 認知症対応型共同生活介護 つたがたけ 城山庵 ℡32-2261 ℡33-8966 医療法人光洋会 赤間病院 TEL(0940)32-2206 FAX(0940)33-5957 ★診療科目 ★診療時間 内科 循環器内科 呼吸器内科 消化器内科 糖尿病・腎臓内科 心療内科 放射線科 リハビリテーション科 月曜~土曜 午前9時~12時 午後1時~5時(日祭日は休診) 当院は敷地内禁煙です ※急患の方は、夜間や日祭日も受け付けいたします。どうぞ、お電話のうえご来院ください。 内 科 循環器 内科 午 前 呼吸器 内科 消化器 内科 糖尿病・ 腎臓内科 予約制 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 三宅 陽 三宅 笹原陽介 松永髙志 小原 直 小原 陽 三宅 陽 吉井千春 城戸優光 萱嶋善行 松永髙志 直 安部治彦 (心療内科) (ペースメー カ外来) ◇城戸優光 久 ☆房前貴之 常勤医師 矢野 聡 ✻濵之上暢也 ○印は当日の診療科担当医師で行ないます。ピンク色は女性医師です。 《診療日》◇⇒呼吸器 13 時~14 時半 ✻⇒糖尿病 14 時~17 時 ※⇒第 2・4 週 ☆⇒第 1・3・5 週 《赤間病院ホームページ》http://www.akama-hp.or.jp 国道3号線 教育大前駅 至北九州 陽 石丸バス停前 赤田憲太朗 ※松永髙志 吉武佐枝子 直 常勤医師 萱嶋善行 浦野 城戸優光 小原 棚橋德成 午後 三宅 JR 赤間病院 宗像市石丸一丁目 6 番 7 号 《関連施設》 城山庵 つたがたけ ※松永髙志 ☆小原 直 冨地原交差点 TEL(0940)33-8966 TEL(0940)32-2261 訪問看護ステーション TEL(0940)32-3600 居宅介護支援センターTEL(0940)32-5224 デイケアセンター TEL(0940)38-0590 地域医療連携室 TEL(0940)32-2304 《氷上のトレッキング(九重 御池) 撮影:三宅 陽》 「これって、もの忘れ?それとも認知症?」 誰でも歳をとると、もの忘れをするようになります。わたしたちの記憶力は 30 歳から 40 歳をピークにゆっくり低下していくことが知られています。しかし、このもの忘れには 年齢相応から起こってくる「生理的なもの忘れ」と「病的なもの忘れ」が存在します。 「病的なもの忘れ」は、ものの名前といった狭い範囲の思い出しができないだけでなく、 以前に自分のした経験そのものが残らないという忘れ方をします。これは、やがて認知症 という重大な病気に繋がっていく事があり要注意です。 また、思い出せないというだけではなく時間の感覚があいまいになり、 日付や曜日、季節などがわからなくなったり(時間の見当識障害)、 今いる場所がわからなくなったりします(場所の見当識障害)。 このような記憶障害がおこると、日常生活に支障が出てきます。それは単にもの忘れを するのではなく、段取りよく物事を進めたり、計画したりすることが難しくなるからです (遂行機能障害)。具体的には買物をすることが難しくなったり、料理をすることが困難に なったりします。認知症の予防やリハビリ等については、本誌をご覧ください。
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