Jヴィレッジ復興・再整備CM業務委託仕様書(案) 1 業務概要 (1)目的 本業務は、一般財団法人福島県電源地域振興財団(以下、「発注者」とい う。)が発注するJヴィレッジ復興・再整備事業の施行にあたり、設計の検 討や工程管理、品質管理及びコスト縮減等の各種マネジメント業務を行うC M(コンストラクション・マネジメント)業務である。 (2)業務名称 Jヴィレッジ復興・再整備CM業務(以下「本業務」という。) (3)業務期間 契約締結日~平成28年3月31日 2 計画地 (1)計画地の場所 福島県双葉郡楢葉町山田岡字美シ森8 福島県双葉郡広野町大字下北迫字岩沢1-1 (2)敷地の条件 ア 敷地の面積 約 413,194 ㎡(内訳:楢葉町側 約 342,657 ㎡、広野町側 約 70,537 ㎡) イ 用途地域及び地区の指定 指定なし(建ぺい率 70%、容積率 400%) 3 業務の対象工事 (1)全天候型サッカー場新営工事 ア 工種 建築工事、電気工事、機械設備工事 (発注方式は別途協議とする) イ 用途 三 運動施設 第1類 屋内運動施設等 ウ エ 規模 構造 (H21 国土交通省告示第 15 号) W=120m、D=80m、A=10,000 ㎡程度 H=20~50m程度 躯体:RC 造もしくは S 造 (壁面は壁及び開閉可能な窓により構成) 屋根:立体トラス構造等(屋根材は日光が入る膜類とする) 1 オ 設備 人工芝サッカーグラウンド 1 面(W=105m、D=68m) 男女シャワー・更衣室、男女トイレ、器具倉庫、照明設備、空 調設備、映像装置(ビデオカメラ 5 台程度、モニター、映像処 理装置) カ 位置 基本設計業務において基本設計者が行う地質調査を実施のうえ 決定する。 キ 条件 ・センター棟からのアクセスに優れていること ・他の天然芝グラウンドの日照を阻害しないこと ・センター棟からのオーシャンビューを阻害しないこと ク 概算建設費(設計含む) 25~30億円 (2)新ホテル棟新営工事 ア 工種 建築工事、電気工事、機械設備工事 イ ウ 用途 規模 エ 構造 オ 設備 カ キ ク (発注方式は別途協議とする) 九 宿泊施設 第1類 ホテル等(H21 国土交通省告示第 15 号) A=3,000 ㎡程度 (ツインルーム A=20 ㎡×120 室程度及び付帯設備) RC 造もしくは S 造 ホテル部分4~6階建程度、コンベンションホール部分平屋建 客室(ツインルーム A=20 ㎡×120 室程度) エントランス、食事室、パントリー、大浴場、機械室 コンベンションホール(500 名収容) ※別途、ホテル規模検討 位置 基本設計業務において最適位置を検討のうえ決定する。 条件 ・センター棟と接続すること。 ・フロントはセンター棟正面入口フロントを共有する。 ・厨房設備はセンター棟厨房(現ハーフタイム)を使用するこ ととし、新ホテルのパントリーにおいて配膳等を行うこと。 ・内装等の仕様は一般的なビジネスホテルと同程度とすること。 概算建設費(設計含む) 15~20億円 (3)太陽光発電設備設置工事 ア 工種 電気工事(発注方式は別途協議とする) イ 位置 既存センター棟、既存フィットネス棟、既存雨天練習場、新設 全天候型練習場又は新ホテル棟のいずれかの屋上 ウ 規模 要検討 2 エ オ 条件 要検討 概算工事費 要検討 (6)想定スケジュール 本業務着手 基本設計プロポーザル公募開始 基本設計開始 実施設計 着工 平成27年6月 平成27年8月 平成27年10月 平成28年度 平成28年度中 (実施設計完了後速やかに着工) 竣工 平成30年度中 (平成30年度夏までの完成を目指す) ※現時点では、基本設計を単独発注、実施設計と施工については、一体 的な発注(DBまたはECI)を想定。本業務において、発注方法の 検討を行う。 4 業務の遂行方法 (1)基本方針 常に発注者の立場に立って業務に当たること。 (2)実施体制 ア 人員の配置 監理技術者(CMr)、技術担当者、専門技術者(各々の資格等の要件) イ 打合頻度 ①平成27~28年度(基本・実施設計) 月2回程度(福島)、適宜現地調査 ②平成29~30年度(工事) 月1回程度(福島)、月 2 回程度(J ヴィレッジ) (3)業務の範囲 ア 別表1のJヴィレッジ復興・再整備CM業務一覧表に記載されている 内容をCM業務範囲とする。 イ 各業務の実施方法については、一般社団法人日本コンストラクショ ン・マネジメント協会『CM業務委託約款・業務委託書』に準じること。 3 ウ 東京電力(株)が実施する既存施設の原状回復工事との調整を行う。 (既 存建物と新設建物を一体的に捉え、機能の共有・動線計画等を検討する 必要がある。) (4)業務計画書 CM業務計画書を作成する。 (5)成果品 CM報告書(A4 サイズで、A3 サイズは折り込みとする。) 5 通則 (1)受託者は、業務全体を円滑かつ的確に遂行するため、契約締結後速やか に業務着手届、業務計画書を含む業務実施計画書を作成、提出し、発注者 の承認を受けること。 (2)受託者は、契約締結後速やかに本業務の主任技術者を本業務の遂行に充 てること。 (3)業務の実施にあたり、受託者は発注者と連絡調整を図り、業務の方針お よび条件等の疑義を正すものとし、その内容について記録し、相互に確認 しなければならない。 (4)発注者は、必要に応じ、受託者に対して業務の実施状況等について報告 または説明を求めることができる。 (5)受託者は、本業務に係る全ての担当者が仕様書の内容をよく理解し、発 注者の問い合わせ等に迅速に対応すること。 (6)受託者は、発注者から指示があった場合、本計画に関する、発注者が別 途契約予定の委託業者と協力を行い、成果品等の整合に配慮すること。 (7)受託者は、業務が完了した時は、速やかに業務完了届を提出し、成果品 を納入し、検査を受けること。 (8)前項の検査に合格したことをもって、本業務は完了することとする。 4 (9)本仕様書の解釈に疑義が生じた事項については、発注者と受託者で協議 の上、定めるものとする。 6 情報管理 (1)本業務の提案業務開始から契約前、及び契約後についてそれぞれ、発注 者と受託者は守秘義務契約を締結するものとする。 (2)業務遂行にあたり必要となる本計画関連資料および情報は発注者が受託 者に提供する。 (3)受託者は、善良な管理者の注意をもって、発注者から提供を受けた資料 を取り扱わなければならない。 7 事務局(成果品提出先) (1)事務局 一般財団法人福島県電源地域振興財団 (福島県企画調整部エネルギー課内) (2)住所 〒960-8670 福島市杉妻町2番16号(本庁舎5階) (3)電話 024-521-7116 (4)FAX 024-521-7912 (5)担当者 佐藤、市村 (6)E-mail [email protected] 5
© Copyright 2024 ExpyDoc