道徳教育の決め手 - DTCN/DTC手法

「問題解決と課題実現のための知識から知恵を創りだす方法」とそれを「道徳教育に使うことによる道
徳教育への具体的な方策について
About “Method for creating Wisdom from Knowledge, for Problem solving and Task realization”
And its Application for Improving the Specific measures to moral education
江崎通彦 [email protected]
DTCN・知識から知恵を創りだす方法協会 理事長
これと同じ内容と同じものは、http://dtcn-wisdom.jp/0-DTCN-DTC-doutoku.pdf
よりダウンロードできま
す。
1. はじめに(問題提起)
筆者は 2013 年に「問題解決と課題を実現のための知識から知恵をつくりだす方法」
(以下、A と略す)とい
うタイトルの本を出版しました。
この本の内容全部は http://dtcn-wisdom.jp/0-mondai-kadai-chishiki-chie.pdf でダウンロードできます。
現代においては、社会は次のような問題を抱えていす。本稿は、A をもとに、下記の①、②の問題を解決す
る具体的方策を提案するものです。
①
従来、一般情報においては、よく似た言葉の間の意味、例えば、問題、課題、知識、知恵などの間の
関係もしくは違いを明らかに説明した出版物、論文等は、ほとんど見受けられていません。
② また最近(2014 末現在)において、文科省など教育界においての道徳教育において、どのようにして、
それを効果的に具体化するとよいか課題を持っています。
本稿は、①についての A をもとにした回答、それをもとにした②についての回答をするものです。
以下、①については、2章に、②については、3章、そしてそのまとめについては4章に 4 ページの範囲内
で、伝えようとするものです。本稿においてはそのため、A の内容全部を URL で見れるようにするためを示
すため、この本稿自体を、上記の URL で見れるようにすると同時に、必要に応じてその文書のリンク先まで
ダウンロードできるようにした論文です。
以下、その詳細を見れる A の内容の当該ページを、P○○で示すようにしています。
2.問題解決と課題を実現のための知識から知恵をつくりだす方法」の内容による①の回答
(1)
知識から知恵をつくりだす方法の構成(要点)
、P14
(1) 差の情報による意思決定・判断のメカにズム、P15~31
(2) 意思決定と判断の関係、P15~16
(3) 意思決定(判断を含む)の科学の有史以来の歴史の一覧表、P275~277
(4) 評価と判断の関係、P201
(5) 知識と知恵の関係(知識と知恵の間には意思がある)
、P42 図表 1-4-1、240
(6) 知恵を創りだせる知識を持った優秀な卒業生を世の中に送り出せたい大学教育の改善、P256 の 3 行目
(7) 問題と課題の関係および、問題解決と課題実現の関係、P155~163
(8) 中小企業においても問題を課題に切り替え、問題解決のための「あるべき姿」を把握できる教育ができ
る、P219~223
-1D:¥0-My Documents¥1-sagyoufile-1¥d¥経営情報学会¥2015¥問題解決と課題実現と道徳教育.doc
(9) 「何をするために、どのようにして」と「なぜ」質問の使いわけの方法、P32~37
(10) 過去に必要以上に遡って、どうしようもない責任に入らにようにようにする方法、P35 の 1.2.5~P37
(11) 行き詰まりのない企業の目的と利益の関係(DTCN の方針)、P38~39
(12) 問題解決と課題実現のための「あるべき姿」の表現レベルを的確に把握できる PMD/キーワードの方
法、P155~165
(13) もの・システムの構造の最適化の方法、P83~104
(14) 漏れ落ちのない手順の関係と自然の因果関係とその把握の方法(ステップリストの方法)
、P65~79
(15) いい手と受け手(Offer と Acceptance)の関係とその結果の違い、P30~31
(16) 目的と手段の関係を縦に書くのと横に書くとの違いとその関係)
、P108~110
(17) 前例のない新しいことを始める方法、P32~37(「何をするために、どのようにして」と「なぜ」質問の
使いわけの方法、と同じ)
(18) 問題解決のためと課題実現のための「あるべき姿」の把握の方法、P164~165
(19) 知恵による問題解決(problem solving by wisdom)の方法、詳しくは、英文版
http://dtcn-wisdom.jp/00001-E-problem-solving-by-wisdom.pdf
を開いて下さい
(20) 分析をするということは何をしさえすれば分析をしたことになるかの説明、P231~241
(21) エンタープライズ・アナリシスとビジネス・アナリシス、P266~267
(22) アブダクション、演繹、帰納、社会のための演繹アプローチの関係の手順を適切にし、その関係を組織
の中で適切に展開する方法、P51 の 2.1.5 章(4)項と P66 の図表 2.2-1 および-2 の内容
(23) IT ベンダーのマネジメントソフトの受注営業のブラックボックスの解消の方法、P219 と P222~223
(24) システム。エンジニアリングとプロジェクト・マネージメントの関係、P166~167
(25) WBS(Work Breakdown Structure)の再定義とその使い方、
詳細は、http://dtcn-wisdom.jp/0-DTCN-WBS.pdf
よりダウンロードできる図書を見てください
(26) WBS の作り方使い方の混乱からの脱出の方法、同上
(27) WBS の方法を縦書きにするか横書きにするかの違い、P184~185
(28) VE の方法の改善、P51 の 2.1.5 章の内容に P61 の内容によること
(29) 現場でのコストダウンの特別チームによる方策、P219、P222~223
(30) 極端なコストダウンができるようにする環境作り(担当管理者の失墜防止)
、P188
(31) 目標コスト設計(デザイン・ツー・コスト)ができるようにする方法、P196~198、P242~243
(32) 従来の管理技法、PMD、KJ 法、QFD の方法、田口メッソド、VE の方法、IE の方法、QD の方法の関
係とそれぞれをどのように順序で使えば適切かの関係、P218、P221~221
(33) 英語と日本語の左右脳の内容の対比、P79
(34) 男女の関係における認識の違いの観察結果、その仮説的構造比較、P119~200~204
(35) よく似たことばの意味の関係を明らかにする方法、P61~64
(36)
今まで曖昧であった用語の関係を明らかにする解説、P200~204
(特別註 1)この場合、最終的には、用語の上位目的により変化します。
(特別註 1)日本語の情報(インフォーメーション)と英語の Information の意味が違います、P201 の最
後の 4 行の解説を見ること
(37)日本の商習慣と外国の商習慣の違いとその関係が理解できるようになる、P205~210
-2D:¥0-My Documents¥1-sagyoufile-1¥d¥経営情報学会¥2015¥問題解決と課題実現と道徳教育.doc
(38) ウィズダム・マネジメントができるようになる、P211~213
(39) 国家行政組織法第一条のよみかえいもしくは改訂の提案、P216
(39)
図書 A の正誤表は、
、http://dtcn-wisdom.jp/wisdom2013-index.pdf
を開いて、表の第1行を見て下
さい。
3. 教育のための方法の改善提案
(1)(課題)最近(2014 末現在)において、文科省など教育界においての道徳教育において、どのようにし
て、それを効果的に具体化するとよいかの問題、課題があります。
(2)(提言)社会おおよび初等中等教育局おける、初等中等教育
初等・中等・高校における道徳教育の進め
方、強化のための方法についての提言
今回(2015 当初)の改正の初等中等高等学校教育の中に教科道徳を教科として位置づけ強化することは、
極めて妥当なものと考えます。道徳性は善悪、人に対する思いやりであると認識していますが、従来の
道徳教育の方法は、どちらかと言えば、国語教育の延長となってしまっているとかんがえられるほどの
位置づけになっています。
道徳教育は、教えるのみではなく教育の年齢、段階に応じ、テーマごとの自習、体験をして、その中で、
本人が気付き、自身が心から納得し、掴み取るものと考えます。
初等中等の道徳科として、それぞれのテーマ、場面は違うと思いますが、グループ演習により、自分自
身、他人との関係で、気づき、体験することが必須と思います。
このためには、提案の方法は、テーマ毎に、価値観合わせをする方法の「目的と手段ダイヤグラムの方
法(PMD の方法)」
(問題解決と課題実現のための知識から知恵つくりだす方法に含まれている方法)
がその強力な対策手段の一つとして使えます。
PMD の方法は、http://dtcn-wisdom.jp/0-mondai-kadai-chishiki-chie.pdf
よりダウンロードできる本
の P15~31 に示す【「比較による差の情報による意思けって・判断のメカにズム」
、P32~37 に示す【
「何
をするため、どのようにして」と「なぜ」の質問の使いわけ】、P38~39 に示す【DTCN/DTC の方針】
、
および P45~64 に示す【目的と手段の関係を明らかにするための「PMD 手法」
】に示されています。
また、
【曖昧な言葉の意味の関係】も、P155~160、164~165、200~204 に示されています。これらの
方法が、日本の国の道徳教育のおよび国語教育のレベルアップの方法として使えます。
4. まとめ
本稿により、経営情報管理学より、より一般化し、経営管理ばかりでなく、日常の「情報管理をするた
めの考え方とその方法」の基礎ができあがったと思っています。
参考文献
(1) 江崎通彦「デザイン・ツー・コストとの新しい考え方とその手順」産能大出版、1979
(2) 「新プロジェクト管理の方法」アスキー出版、1997
-3D:¥0-My Documents¥1-sagyoufile-1¥d¥経営情報学会¥2015¥問題解決と課題実現と道徳教育.doc
(3) Esaki.M「Advanced Project Management Methodology」ASI Press、2002
(4) 江崎通彦「課題を実現する革命的なもの・システムつくりの方法」資材管理協会,2008
(5) Esaki.M「Method for creating Wisdom from Knowledge」日本資材協会、2009
(6) 江崎通彦「WBS の再定義と使い方」資材管理者協会、2012
(7) Esaki.M(共著)「Encyclopedia of creativity and innovation」Springer Publish.、2013
(8) 江崎通彦「問題解決と課題実現のための知識から知恵を創りだす方法」にじゅういち出版、1013
なお、上記の文献の簡単な要約説明は、http://dtcn-wisdom.jp/0-DTCN-DTC.pdf
よりダウンロードできま
す。
-4D:¥0-My Documents¥1-sagyoufile-1¥d¥経営情報学会¥2015¥問題解決と課題実現と道徳教育.doc