MTS8000/6000A プラットフォーム用 光分散(ODM)測定モジュール 主要機能 1 つのプラグイン・モジュールにCD、PMD、および APを統合 現場テスト専用のもっとも統合された分散ソリューション 特許取得済みのCD測定用の位相シフト・ソリューション 測定ポイントを使用した波長範囲全体(1260 ~ 1640 nm)にわ たる完全で正確なファイバ特性評価 概要 JDSU MTS-6000、6000A、および 8000用 光分散測定 (ODM) モジュールは、波長 分散 (CD)、偏波モード分散 (PMD)、および減衰プロファイル (AP) のテスト機能を 1 つのプラグイン・モジュールで提供します。 現場での光ファイバネットワーク・テスト専 用の業界でもっともコンパクトな統合分散ソリューションです。 モジュールには、CD測 定向けの特許取得済みのソリューションが組み込まれています。 アプリケーション – 超高速ネットワークのテスト (40 Gb/s 以上) – DWDM/CWDM システムのテスト 今日のファイバ・ネットワークは、広帯域アクセス・テクノロジの広範囲への展開要求に 応えるため、厳密なパフォーマンス要件を満たす必要があります。 完璧に動作する ファイバ・インフラストラクチャの展開に加え、ネットワーク事業者は、ますます複雑化 する環境の中で、新たな収益創出サービスを追加しながら運用コストを削減する必要 があります。 – 増幅されたリンクのテス – メトロ、長距離、超長距離光ファイバ・リンクの テスト MTSテスト・プラットフォームは、これらの課題を解消する理想的なオールインワン・ソ リューションを提供します。MTSプラットフォームでは、落下テスト済みの筺体内で完全 にバッテリ駆動する小サイズで堅牢な高度に統合されたプラグイン・モジュールをフル に活用しています。 耐候性設計と長いバッテリ寿命を備えたこれらのモジュールは、 現場での使用に適しています。 また、モジュール性によって、フィールド技術者の新た なニーズや常に変化するニーズをサポートするテクノロジおよび拡張オプションへの アップグレードも現場で容易に実行できます。 MTS-8000 ホームページ: www.jdsu.com/jp MTS-6000/A MTS プラットフォーム - ODM モジュール 2 適切なテストの組み合わせ CD、PMD、および AP を測定する機能は、超高速伝送システムのファイバの耐久力を 確認するための一連のテストを実行するファイバ特性評価において不可欠です。 これ らのテストには、インストール段階と保守段階の両方の10 ギガビット・イーサネット (GigE) と 40 G が含まれます。 適切に管理しないと、CD、PMD、および AP は、信頼 できる広帯域サービスを提供するために最適に動作する必要のある伝送品質を大幅 に低下させます。 CD、PMD、および AP のテスト機能の組み合わせによって、再構成 可能な光アド/ドロップ・マルチプレクサ (ROADM) ネットワークを含む、高速低密度波 長分割多重 (CWDM) / 高密度波長分割多重(DWDM)システムの実装とファイバ・リン クとの互換性を検証できます。各機能のパフォーマンスにより、ODM モジュールは 40 Gb/s 以上の伝送速度でファイバの特性評価をするための適したツールとなっています。 波長分散 – 位相シフト方法に基づく 1 本のファイバを使用した両端テスト – 完全な波長範囲の特性評価 – 任意のファイバ・タイプに適応 – 最大 55 dB の高ダイナミック・レンジ 偏波モード分散 – 高速フーリエ変換 (FFT) を使用する固定アナライザ方法に基づく – 最大 65 dB の高ダイナミック・レンジ 減衰プロファイル – 完全な波長範囲の dB 損失/km:1260 ~ 1640 nm – CWDM および DWDM 伝送帯域の特性評価 – 水ピーク (1383 nm 領域) の特性評価 ハイパフォーマンス・ソリューション 高度な統合と業界をリードするフィールド・テスト・パフォーマンス機能に加え、ODM モ ジュールで使用されているすべてのテスト方法が、すべての国際的な標準化団体に よって承認され参考にされています。 その高いダイナミック・レンジ (最大 65 dB)、高 波長取得範囲、再現性、高レベルの精度により、信頼できるファイバ特性評価を実行 するための最適な製品となっています。 ハイパフォーマンス機能には、次のものがあり ます。 – エルビウム・ドープ・ファイバ増幅器 (EDFA) やフィルタを含む非双方向性コン ポーネントを通じたテスト – 500 以上の取得ポイントでの非常に高速な取得時間 (40 ~ 80 秒) – G.652 ファイバでの正確なゼロ波長特性評価 – どのテスト構成でも 1 つの入力ポイント MTS プラットフォーム - ODM モジュール 2 フィールド専用ソリューション ODM モジュールは、MTS プラットフォームに組み込まれた場合にもっとも高度な統合 と堅牢性を提供します。 別の MTS または JDSU ハンドヘルド光源とともに使用すると、ODM モジュールは現 場で光ファイバを測定する際のさまざまな条件に対応できます。そのサイズと重量から、 屋外設備のテストに最適なソリューションとなっています。 また、一連のパーソナル・コ ンピュータ・インターフェイスとリモート制御機能は、屋内での使用に最適です。 – 市場でもっともコンパクトな分散テスト・ソリューション – 可動部分を排除した、耐衝撃性と耐振動性に優れた機器設計 (70 cm での落 下テスト済み) – 内部/オンラインの波長基準設定 – 堅牢でハンドヘルドのバッテリ駆動型光源 直感的で使いやすいユーザー・インターフェイス MTS ユーザー・インターフェイスによって、3 つの基本的な ODM テスト機能の仕様方 法を素早く学習できます。 – 個別のセットアップ不要 – 取得ポイントとテスト時間の選択不要 – 事前に定義された CWDM および DWDM ITU グリッドによりカスタマイズされ た波長範囲 – ビット・レートに従い、事前定義された値を使用して合否を示す Test Auto CD テスト設定 PMD テスト設定 AP テスト設定 図 1 ボタンを押して提供されるテスト結果 MTS プラットフォーム - ODM モジュール 仕様 1 ODM モ ジュ ー ル–標準仕様 ( 温度 25°C) 重量 サイズ (幅 × 高さ × 奥行き) 600 g (1.32 lb) 213 × 124 × 32 mm (8.38 × 4.88 × 1.26 インチ) 光イン ター フ ェイス 適用されるファイバ 交換可能な光コネクタ SMF 9/125 μm FC、SC、DIN、LC ダイナミック・レンジ6 波長の不確定性 測定時間10 測定の不確定性11 55 dB, 60 dB2 ±0.1 nm 6s 減衰プ ロ フ ァイル 1310 nm で 0.006 dB/km 1550 nm で 0.003 dB/km 1625 nm で 0.004 dB/km 偏波モ ー ド 分散 ダイナミック・レンジ 6 PMD 測定範囲 7 PMD 絶対不確実性 8,、9 PMD 再現性 8,、9 測定時間 10 58 dB, 65 dB2 0.08 ~ 130 ps ±0.02 ps ±2% PMD 0.025 ps 16 s、PMD 値とは無関係 波長範囲 波長の不確定性 最小波長 ダイナミック・レンジ (dB) 1260 ~ 1640 nm ±0.1 nm 1 km 45 dB, 55 dB2 波長分散測定 ゼロ分散波長不確定性 (nm) セリ分散波長再現性3 (nm) 分散の不確定性4、 5 (ps/nm.km) 分散の再現性3、 4 (ps/nm.km) セロ波長再現性でのスロープ3 測定時間 8 0 km G.6 5 2 1 0 km G.6 5 5 ±1.5 0.1 ±0.05 0.005 0.50% 40 ~ 80 s ±1.5 0.1 ±0.1 0.005 0.10% 1. 指定がない限り広帯域光源 (BBS) モジュールの E81BBS2A を 使用 2. ハン ドヘルド広帯域光源の OBS550 を 高ダイ ナミック・モードで使用 3. 再現性とは、20 回の測定のシステム・サイ クルについて取得される 通常の標準偏差値 (one-sigma) を 指している 。 4. 1530 ~ 1570 nm 帯域 5. ファ イ バ不確定性の基準を 除外 6. 平均化 7. 強いモード結合で最大 60 ps 8. 弱いモード結合、0.1 ps ~ 60 ps DGD 範囲 9. 最大 35 dB の減衰と NPL 標準トレース可能 10. 平均化しない場合の最小値 11. 80 km の G.652 ファ イ バで測定 オーダー情報 O DM モ ジ ュー ル 波長分散テスト・モジュール (1260 ~ 1640 nm) E81CD 波長分散 + PMD + 減衰プロファイル・テスト・モジュール (1260 ~ 1640 nm) E81DISPAP 広帯域光源 CD/PMD/AP 対応ハンドヘルド広帯域光源 (1460 ~ 1640 nm) 高ダイナミック・レンジ (1525 ~ 1570 nm) CD/PMD/AP 対応広帯域光源モジュール (1260 ~ 1640 nm) EOBS550 ジェイディーエスユー・ティーアンドエム株式会社 (JDSU T&M) 東京都新宿区西新宿 6-22-1 新宿スクエアタワー 7F 〒163-1107 お問い合わせ先: 電話: 03-5339-6886 Fax: 03-5339-6889 Email: [email protected] 当社ホームページ: www.jdsu.com/jp をご覧ください。 このドキュメントに記載されている製品仕様および説明は予告なしに変更されることがあります。 © 2009 JDS Uniphase Corporation 30149323_000_0308_MTSTBODM_DS.FOP.TM.J E81BBS2A お問い合わせ先
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