教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 (1) ア 角の拡張 三 角 板橋有徳高校 学力スタンダード ・角の範囲を一般角まで拡張し、弧度法も扱うこと 角の概念を一般角まで拡張する意義や弧度法に ができる。 よる角度の表し方について理解すること。 関 (例) 次の角を弧度法で表せ。 60°,390°,-240°,72° 数 ・扇形の弧の長さと面積を求めることができる。 (例) 次のような扇形の弧の長さlと面積を 求めよ。 3 7 (2)半径6、中心角 6 (1)半径4、中心角 (ア)三角関数とそのグラフ 三角関数とそのグラフの特徴について理解する こと。 ・三角関数のグラフをかくことができる。 (例) 次の関数をグラフにかけ。またその周 期を求めよ。 (1) y sin 2 1 (2) y 2 sin( 3 ) ・三角関数を含む方程式、不等式の解法について理解す イ 三角関数 る。 (イ) 三角関数の基本的な性質 (例) 0 ≦ < 2 のとき、次の方程式・不 三角関数について、相互関係などの基本的な性 等式を解け。 質を理解すること。 (1) 2 cos (2) 2 cos 2 3 sin 1 (3) sin 1 2 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 板橋有徳高校 学力スタンダード ・三角関数の定義を理解する。 sin y r cos x r tan y x ・三角関数の範囲を理解する。 -1≦ cos ≦1 -1≦ sin ≦1 tan の値の範囲は実数全体 ・三角関数の符号は動径の位置で決まることを理解す る。 ・三角関数の相互関係を理解する。 tan sin cos 1 tan 2 sin 2 cos 2 1 1 cos 2 (例) (1) の動径が第3象限にあり、 3 cos のとき、 5 sin 、 tan の値を求めよ。 (2) sin cos 1のとき、 sin cos の値を求めよ。 ウ 三角関数の加法定理 三角関数の加法定理を理解し、それを用いて2 ・正弦、余弦の加法定理について理解し、計算ができる 倍角の公式を導くこと。 ようにする。 ・2倍角の公式、半角の公式について理解する。 (例) (1) 加法定理を用いて、 sin 75 、 cos 12 、 tan 11 の値を求めよ。 12 (2) 0 ≦ < 2 のとき、 sin 2 sin を解け。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 (2) ア 式と証明 い (ア)整式の乗法・除法、分数式の計算 ろ 三次の乗法公式及び因数分解の公式を理解し、 い それらを用いて式の展開や因数分解をすること。 ろ また、整式の除法や分数式の四則計算について理 な 解し、簡単な場合について計算をすること。 板橋有徳高校 学力スタンダード ・2文字の3次式の展開や因数分解ができる。 (例) 次の式を展開せよ。 2 x 3 y 3 (例) 次の式を展開せよ。 8x 3 27 y 3 式 ・整式の除法の考え方を活用できる。 (例) 整式 x x 2 x 1 を整式 B で 割ると, 商が x 1 ,余りが 3x 2 である。 3 2 B を求めよ。 ・二項定理の考えを用いて、項の係数などを求める こ とができる。 2 x 3 y 5 の 展 開 式 に お け る (例) x 3 y 2 の係数 を求めよ。 ・分数式の計算ができる。 (例) (1) 次の計算をせよ。 1 x 1 x 1 x 3 2 (2) x2 x ( x 2)( x 3) x 3 (3) x2 x 2 x3 8 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 (イ)等式と不等式の証明 等式や不等式が成り立つことを、それらの基本 板橋有徳高校 学力スタンダード ・恒等式の性質を理解し、性質を利用した問題を解ける ようにする。 的な性質や実数の性質などを用いて証明するこ (例) と。 等式 2 x 7 x 8 x 3ax b c 2 が x についての恒等式となるように定数 a, b, c の値を求めよ。 ・恒等式の証明手順を理解し、基本的な等式の証明問題 を解けるようにする。 (例) 次の等式を証明せよ。 a 2 1 b 2 1 ab 1 a b 2 2 ・不等式の基本的な性質を理解し、不等式の証明ができ るようにする。 (例) x 2 、 y 3 のとき、次の不等式 を証明せよ。 xy 6 3x 2 y イ 高次方程式 (ア)複素数と二次方程式 数を複素数まで拡張する意義を理解し、複素数 の四則計算をすること。また、二次方程式の解の ・複素数について理解し、計算ができるようにする。 (例) 次の計算をせよ。 (1) 3 4i 3 4i (2) 1 2i 3 種類の判別及び解と係数の関係について理解する こと。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 板橋有徳高校 学力スタンダード ・2次方程式の解法を理解し、解けるようにする。 (例) 次の2次方程式を解け。 (1) x 2 3x 4 0 (2) x 2 2 3x 4 0 ・2次方程式の解の判別について理解する。 (例) 2次方程式 x 2mx m 6 0 が実数解をも つとき、定数 m の値の範囲を求めよ。 2 ・解と係数の関係を理解し、その問題を解けるようにす る。 (例) 2次方程式 x 3x m 0 の一つの解が他の 解の2倍であるとき、定数 m の値と2つの解を 2 求めよ。 ・剰余の定理を利用することができる。 (例) 整式 Px を x 1 、 x 2 で割った余りがそれぞ れ5、-1であるとき、 Px を x 1x 2 で 割った余りを求めよ。 (イ)因数定理と高次方程式 因数定理について理解し、簡単な高次方程式の 解を、因数定理などを用いて求めること。 ・因数定理を使って因数分解ができる。 (例) 次の式を因数分解せよ。 2x 3 9x 2 7 x 6 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 板橋有徳高校 学力スタンダード ・高次方程式を解けるようにする。 (例) 次の3次方程式を解け。 x 3 3x 2 6 x 8 0 (3) ア 直線と円 図 (ア)点と直線 形 座標を用いて、平面上の線分を内分する点、外 と 分する点の位置や二点間の距離を表すこと。また、 方 座標平面上の直線を方程式で表し、それを二直線 程 の位置関係などの考察に活用すること。 ・2点間の距離を求められるようにする。 (例) 次の2点間の距離を求めよ。 A(2、-4) 、B(-3,1) 式 ・三角形の重心の座標を求めることができる。 (例) 次の3点A,B,Cを頂点とする△ABCの 重心の座標を求めよ。 A(2,-1) 、B(5,2) 、C(3,4) ・公式を用いて直線の方程式を求めることができる。 (例) 点A(2,1)を通り、直線 2 x 3 y 4 0 に 垂直な直線 l の方程式を求めよ。 ・点と直線の距離の公式を利用することができる。 (例) 次の点と直線の距離を求めよ。 点(-1,5) 、直線 y 3x 2 (イ)円の方程式 座標平面上の円を方程式で表し、それを円と直 ・円の方程式を理解し、3点を通る円の方程式を解ける 線の位置関係などの考察に活用すること。 ようにする。 (例) 3点(2,4) 、 (2,0) 、 (-1,3) を通る円の方程式を求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 板橋有徳高校 学力スタンダード ・円と直線の共有点の座標を求めることができる。 (例) 次の円と直線の共有点座標を求めよ。 x 2 y 2 25 、 y x 1 ・円の接線の方程式の求め方を理解し、その問題を解け るようにする。 (例) 半径 r の円 x y r と直線 4 x 3 y 25 0 2 2 2 が接するとき、 r の値を求めよ。 ・軌跡の意味を理解し、軌跡を求める問題を解けるよう イ 軌跡と領域 軌跡について理解し、簡単な場合について軌跡 を求めること。また、簡単な場合について、不等 にする。 (例) 2点A(-1,0) 、B(1,0)に対して、 式の表す領域を求めたり領域を不等式で表したり すること。 AP 2 BP 2 8 を満たす点 P の軌跡を求め よ。 ・不等式の表す領域を図示して解決できる問題を解ける ようにする。 (例) 次の不等式の表す領域を図示せよ。 (1) x 22 y 2 ≦4 (2) x y x y 1 0 (3) x y 1 0 2 x y 1 0 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 板橋有徳高校 学力スタンダード (4) ア 指数関数 ・負、累乗根の指数について理解し、計算ができるよう 指 (ア)指数の拡張 にする。 数 指数を正の整数から有理数へ拡張する意義を理 関 解すること。 数 (例) 次の計算をせよ。ただし, a 0 とする。 ・ 2 4 対 (1) 5 数 関 (2) 3 32 数 3 2 8 (3) a 3 (イ)指数関数とそのグラフ ・指数関数の特徴を踏まえ、そのグラフを書けるように 指数関数とそのグラフの特徴について理解し、 する。 それらを事象の考察に活用すること。 (例) 次の指数関数のグラフをかけ。 (1) y 2 x 1 (2) 1 y ( )x 2 2 ・大小比較の問題を解けるようにする。 (例) 次の3つの数の大小を不等号を用いて表せ。 2 、4 8 、5 8 ・指数方程式、指数不等式を解けるようにする。 (例) 次の方程式・不等式を解け。 x (1) 3 81 x 1 1 (2) 32 2 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 板橋有徳高校 学力スタンダード イ 対数関数 ・指数と対数の関係を理解する。 (ア)対数 ・対数の性質を理解し、その計算ができるようにする。 対数の意味とその基本的な性質について理解 し、簡単な対数の計算をすること。 (例) 次の式を計算せよ。 (1) log 4 2 log 4 8 (2) log 5 12 log 5 3 2 log 5 10 ・底の変換公式を理解し、使えるようにする。 (例) 次の式を簡単にせよ。 (1) log 4 8 (2) log 3 2 log 2 27 (イ)対数関数とそのグラフ 対数関数とそのグラフの特徴について理解し、 それらを事象の考察に活用すること。 ・対数関数のグラフの特徴をつかみ、そのグラフを書け るようにする。 (例) 次の対数関数のグラフを書け。 (1) y log 3 x (2) y log 1 x 2 ・対数の方程式、不等式を解けるようにする。 (例) 次の方程式、不等式を解け。 (1) log 3 x log 3 x 8 2 (2) log 1 x 2 2 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 板橋有徳高校 学力スタンダード ・常用対数を用いて、自然数の桁数や小数第何位に0で ない数が現れるかなどを求められる。 (例) 20 (1) 3 は何桁の数か。 ただし、 log 10 3 0.4771 とする。 n (2) 3 が 10 桁の数となるような自然数 n をす べて求めよ。ただし、とする。 (5) ア 微分の考え ・3次までの整式で表された関数について、平均変化率 微 や極限を利用して微分係数や導関数を求めることがで 分 ・ 積 分 (ア)微分係数と導関数 微分係数や導関数の意味について理解し、関数 きる。 の定数倍、和及び差の導関数を求めること。 (例) (1)2次関数 y x の、 x 2 から 2 の x 2 h までの平均変化率を求めよ。 考 え (2)定義に従って、 y 3x の導関数を求めよ。 2 ・接線の傾きと微分係数について理解し、接線の傾きを 求められるようにする。 (例) 関数 y 2 x 4 x 3 のグラフ上に 2 点A(2,3)をとる。 (1)点Aにおける接線の傾きを求めよ。 (2)点Aにおける接線の方程式を求めよ。 教科:数 学 科目:数学Ⅱ 作成様式 学習指導要領 (イ)導関数の応用 導関数を用いて関数の値の増減や極大・極小を 板橋有徳高校 学力スタンダード ・関数の増減と導関数、関数の極大と極小について、そ の意味を理解し、極大値、極小値を求められるように 調べ、グラフの概形をかくこと。また、微分の考 する。またそのグラフを書けるようにする。 えを事象の考察に活用すること。 (例) 次の関数の最大値、最小値を求めよ。 y x 3 6 x 2 15x (-2≦ x ≦2) イ 積分の考え ・原始関数の意味を理解する。 (ア)不定積分と定積分 ・不定積分の意味を理解し、求められるようにする。 不定積分及び定積分の意味について理解し、関 数の定数倍、和及び差の不定積分や定積分を求め (例) 次の不定積分を求めよ。 ること (1) x (2) 3x 2 x 1dx 2 2 x 5 dx ・定積分の定義を理解し、求められるようにする。 (例) 次の定積分を求めよ。 (1) x 1 2 0 (2) (イ)面積 定積分を用いて直線や関数のグラフで囲まれた 3x 2 1 3x dx 2 x 1 dx ・放物線や直線で囲まれた部分の面積を求めることがで きる。 図形の面積を求めること。 (例) 放物線 y x 、2直線 x 1 、 x 3 2 および x 軸で囲まれた部分の面積を求めよ。
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