こちら - 一般社団法人日本粉体工業技術協会

第 6 回アドホック講座
幅広い分野で活用される粉体技術
―粉体技術のさらなる活用を目指して―
粉体は、コーヒー、薬、ケーキなどにも用いられる大変身近な存在であるだけでなく、様々な産業に
こう
おいても、幅広く活用されています。しかしその一方で、粉体ハンドリング技術や、多くの特徴をも
った各種の粉体などが、多くの分野において有効に用いられているであろうかと考えると、必ずしも
そうではないようです。そこで、様々な分野における粉体の使われ方、必要とされる粉体ハンドリン
グ技術などを知ることは、粉体技術者にとって、非常に有益な知見になると思われます。
今回、粉体表面の評価や制御に関する国際会議 ICCCI-2015 が倉敷で開催され、著名な研究者が一堂
に会する機会を活用し、下記のようなセミナーを企画しました。近年、特に注目が集まっているエネ
ルギーに関する研究から、粉体と最も関わりの深い石炭・バイオマスの利用技術、多くの産業の骨格
をなす鉄鋼産業に関わる粉体技術、エネルギーや健康に深く関わる高機能な材料製造における粉体技
術など、今後の粉体技術の発展に重要な分野を選定し、当該分野の第一人者の方々に講師をお願い致
しました。貴重な機会ですので、是非ともご参加頂けますよう、お願い致します。
開催日時:平成 27 年 7 月 10 日(金)13:30-17:00
場 所 : 岡山県/倉敷ロイヤルアートホテル
13:30~13:35
13:35-14:35
開会挨拶
教育部門マネージャー 牧野 尚夫
石炭・バイオマス利用技術に関わる粉体技術
群馬大学 教授 宝田 恭之氏
バイオマスや石炭(特に低品位の褐炭)はこれからの重要なエネルギー資源および化
学原料資源である。本講演では、触媒を用いた石炭・バイオマスの低温熱分解・ガス
化による高効率エネルギー転換およびケミカルズ製造のための新規な流動層技術を
紹介する。
14:35-15:35
鉄鋼産業に関わる粉体技術
株式会社神戸製鋼所 北条 啓文氏
粉末冶金は、複雑形状の部品を高精度で歩留り良く製造でき、幅広い組成の組み合わ
せが可能なことから、自動車用機械部品などに広く適用されている。鉄粉などの粉末
冶金用金属粉は、製品部品の品質に大きく影響を及ぼすことから、粉体の諸特性を把
握することは非常に重要である。本講演では、粉末冶金市場の概説、鉄粉などの粉末
冶金用金属粉の製造方法とその代表的な評価方法を解説し、粉末冶金の主要分野であ
る鉄系粉末冶金用粉末の最近の開発事例を紹介する。
10 分間休憩
15:45-16:45
高機能材料製造に関わる粉体技術
大阪大学 教授 内藤 牧男氏
粉体の構成単位である微粒子の特性や、その集合体である粉体の特性を様々に制御す
ることにより、多様な材料開発とその製造技術の開発に貢献することができる。本講
演では、リチウムイオン二次電池や固体酸化物形燃料電池、超低熱伝導材料などを具
体例に挙げて、それぞれの材料開発に向けた取り組みと、これらの材料を省エネルギ
ー型のプロセスで製造するための検討事例を紹介する。
16:45-17:00
総括討論・閉会挨拶
教育部門副マネージャー 松坂 修二
◇◆◇◆◇◆◇◆参加申込要領◇◆◇◆◇◆◇◆
1.定
員
4.支払方法
①参加費は別途郵送する請求書に記載の口座へ
会員・・7 月末日までにお振込み下さい。
一般・・7 月 9 日までにお振込み下さい。
②請求書は
会員・・・7 月 1 日発行
一般・・・毎月 20 日発行となっております。
50 名(ただし定員になりましたら、締め切ります)
2.参加費
会員:10,000 円
(日本粉体工業技術協会会員及び協賛団体会員)
※日本粉体工業技術協会の会員で、H27 年度特別協
賛会費申込済の会員は上記金額の半額。
お急ぎの場合はご連絡ください。
また、お振込みいただいた参加費は返金できません
ので、欠席の場合は代理の方のご参加をお願いいた
します。
一般:15,000 円
学生:5,000 円
③振込手数料は、貴社にてご負担願います。
3.申込方法
5.申込先・問合せ先
日本粉体工業技術協会のホームページ
HOME⇒セミナー・講演会・見学会⇒教育部門のセ
ミナー・講座からお申し込みください。
⇒申込受付後、受理書を E-mail で送信いたします。
申込締切日:平成 27 年 6 月 26 日(金)
※6 月 27 日以降のキャンセルは受付できません。
お申し込みは こちら↓からもできます
日本粉体工業技術協会 京都(本部)事務所
〒600-8176
京都市下京区烏丸通六条上ル北町 181
(第 5 キョートビル)
TEL:075-354-3581 FAX:075-352-8530
E-mail:[email protected]
URL:https://www.appie.or.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=adhoc
6.会場
倉敷ロイヤルアートホテル
〒710-0055 岡山県倉敷市阿知 3-21-19
TEL.086-423-2400
FAX.086-423-2401
■JR 倉敷駅より徒歩約 10 分
JR 倉敷駅改札口を出て左へ。突き当たりを右へ。
さらに突き当たりの陸橋階段を降ります。中央通
り(元町通)を真っ直ぐ進み、「美観地区入口」
信号を右折してください。
■駐車場 30 台(1泊 600 円/1台)
※ご宿泊のお客様ご優先駐車場はご到着時にご
案内させていただきます。お手数ですが、ロビー
のスタッフまでお声掛けくださいますようお願
い申し上げます。
主催:一般社団法人日本粉体工業技術協会
協賛: 粉体工学会
粉体工業技術センター教育部門
岡山地区化学工学懇話会