事 務 連 絡 平成27年6月10日 各都道府県及び市区町村 地域の元気創造担当課 御中 総務省地域力創造グループ地域政策課 分散型エネルギーインフラプロジェクト(マスタープラン策定事業)の提案募集について 日ごろより地域活性化の推進のため格別のご配慮・ご協力を頂き、厚く御礼申し上げます。 電力システム改革の中で、電力小売の全面自由化、送配電部門の中立性の一層の確保等とあ わせて、大規模集中型発電から分散型エネルギーの割合を高める方向での議論が行われていま す。家計や企業からの電気料金への支出は年間約 18 兆円と言われており、この1割でも地域の エネルギー産業にまわれば、年間 1.8 兆円という資金が、地域に還流する可能性があり、この キャッシュフローを背景に、地域での金融需要が喚起されれば、大きな地域経済好循環の実現 のツールとなりえます。 これらの動きを踏まえて、総務省では、経済産業省資源エネルギー庁や農林水産省林野庁等 の関係省庁と共同して、自治体主導の分散型エネルギーインフラプロジェクトを推進していま す。現在14自治体がマスタープランを策定し、事業化に向けて先行的に取り組んでいるところ でありますが、今回、別添のとおり、新たな自治体を募集しますので、提案にあたっては、下 記により提出して下さい。 また、貴都道府県・市区町村内関係部局等に対しても、この旨周知をお願いします。 記 1.提出期限 平成27年7月10日(金) 午後5時(必着) 2.提案方法 別添の募集要領にしたがって提案書類を作成し、郵送により15部を下記宛先までご提出 いただくとともに、 電子ファイルを地域の元気創造プラットフォーム上で提出してください。 3.問い合わせ、提案書提出先 総務省地域力創造グループ地域政策課 住所:〒100-8926 東京都千代田区霞が関2-1-2 担当:小野寺理事官、瀬戸係長、後藤事務官 電話:03-5253-5523 FAX:03-5253-5587 E-mail:[email protected] 分散型エネルギーインフラプロジェクト(マスタープラン策定事業)募集要領 平成 27 年 6 月 10 日 総務省地域力創造グループ地域政策課 1.趣旨 電力システム改革の中で、電力小売の全面自由化、送配電部門の中立性の一層の確保等 とあわせて、大規模集中型発電から分散型エネルギーの割合を高める方向での議論が行わ れている。 家計や企業からの電気料金への支出は年間約 18 兆円と言われている。この1割でも地 域のエネルギー産業にまわれば、年間 1.8 兆円という資金が、地域に還流する可能性があ り、このキャッシュフローを背景に、地域での金融需要が喚起されれば、大きな地域経済 好循環の実現のツールとなりえる。 これらの動きを踏まえて、総務省では、経済産業省資源エネルギー庁や農林水産省林野 庁等の関係省庁と共同して、自治体主導の分散型エネルギーインフラプロジェクトを推進 している。現在 14 自治体がマスタープランを策定し、事業化に向けて先行的に取り組ん でいるところであるが、今回、新たな自治体を募集するものである。 2. 分散型エネルギーインフラプロジェクトのコンセプト 関係省庁との連携の下、自治体を核として、需要家、地域エネルギー会社及び金融機関 等、地域の総力を挙げてプロジェクトを推進し、①②③の条件を地域ごとに最適化しなが ら、バイオマス、風力、廃棄物等の地域資源を活用した地域エネルギー事業を次々と立ち 上げ、広域的な地域経済循環を創造する。併せて、災害時も含めた地域エネルギーの自立 を実現するとともに、里山の保全、温室効果ガスの大幅削減も目指す。 ① 地域の特性に合わせた、エネルギー源に係るサプライチェーン等の最適化 (林業振興等と併せて、森林、風力、廃棄物等の地域資源を活用してエネルギー供給 事業を創出。様々なエネルギー源の供給ルートを最適化) ② 地域エネルギーマネジメントシステムの導入 (各地域ごとのエネルギーの供給・需要の最適マッチングのため、ネットワーク構成 とマネジメントシステムの構築等) ③ 地域エネルギー産業群の立ち上げ環境の整備 (熱導管、地域電力調整インフラ(蓄電池等)などの分散型エネルギーインフラの整 備をまちづくりと併せて自治体主導で推進) 3.応募団体 市町村又は都道府県(他の自治体との共同提案も含む。その場合は、代表となる自治体 が提出すること。) ※都道府県が応募する場合は、プロジェクト実施エリア市町村との共同提案とすること ※近隣過疎自治体のエネルギー源(木質バイオマス等)を中心市の需要地に供給する等、 多角的な効果の観点からスケールメリットを活かせる場合は、定住自立圏等の枠組み を活用し、複数自治体による共同提案を積極的に検討すること 1 4.事業内容 (1) 募集対象事業 地理的特性、人口動態等地域の構造やエネルギー源の特色等の地域特性に応じて、多 様なビジネスモデルに対応する観点から、以下に例示する諸要素を様々組み合わせて、 各地域において取り組みたい内容を提案し、上記コンセプトに基づき、事業化に向けた プロジェクト推進計画(マスタープラン)を策定する。 (例) ①需要サイドの工夫 ・需要密度タイプ …タウンリニューアル(中心部のコンパクトシティ化と併せて推進)、 地域開発(比較的郊外エリアで開発計画と併せて推進)、 中山間地・離島(集落等における自立完結的な循環の推進) 等 ・中心需要(基盤需要)×構成エリア …公共施設、産業施設 等 × 中心市街地、複数の小規模市街地 等 ②供給サイドの工夫 ・地域エネルギー資源 …木質バイオマス、廃棄物焼却余熱、地熱・地中熱、風力 等 ・供給設備 …木質バイオマスボイラー、ORC 発電機、コジェネ、熱交換器、ジェネリンク 等 ・供給形態 …温水、蒸気、冷熱等の熱供給、熱電併給、電力供給 等 ③プロジェクト構成の工夫 ・インフラ設備(ネットワーク関係設備) …熱導管、地域電力調整インフラ(蓄電池等)、電力自営線 等 ・コスト軽減 …熱導管埋設工事と庁舎整備、土地区画整理事業、公共事業等との一体整備 等 ・ビジネスの複合化(サービス・イノベーションによる地域での相乗効果) …融雪サービス、高齢者見守り、省エネ支援、廃棄物処理コスト軽減、 メタン発酵残渣の農業利用、CATV とのバンドリング提供 等 ・地域連携 …近隣過疎自治体のエネルギー源(木質バイオマス等)を中心市の需要地に供給 する等、需要地と供給地をマッチング 等 ・非常時・平常時におけるエネルギーの多目的利用による地域価値の向上 …地域電力調整インフラ(蓄電池等)による非常時のエネルギー供給機能と平常 時の需給調整機能、廃棄物処理施設等の熱源を活用した施設(温浴施設、病院、 福祉施設等)の災害拠点利用 等 2 (組み合わせ例) (地域におけるインフラ整備の全体像(例)) 3 (2) マスタープラン策定実施内容 (基本的な取組内容) 大規模集中型発電システムによる「規模の経済」に対し、分散型エネルギーシステム による「範囲の経済」が補填するためには、プロジェクト対象エリアにおいて、地域の エネルギー需要の集約化・平準化を図り、地域での一次エネルギー源の最適な組成と、 エネルギー効率を最大化させる供給システムを構築することがポイントとなる。 これに基づき、自治体が主導的に取り組み、地域のエネルギー需要家や燃料供給者、 地域金融機関などとの適切な役割分担の下、地域でのリスクを吸収する事業化スキーム を検討し、最適なビジネスモデルを構築するための調査を実施する。 併せて、各地域において共有すべき熱導管や地域電力調整インフラ(蓄電池等)など の分散型エネルギーインフラに対する整備について、期待融資額を算出するとともに、 公的支援の必要性を公的効果の観点から検証する。 (取組例) 国外流出需要を取り込み、林業振興と結合させた化石燃料等のエネルギー源の地産化 の例(バイオマス)※第4回自治体主導の地域エネルギーシステム整備研究会より ① 最適ビジネスモデル構築の取組例 ア 住民・企業の熱需要の集約化・平準化 ・まちづくりとの融合により、熱需要密度を可能な限り高める ・複数熱需要を重ね合わせ時間変動を平準化(蓄熱、ピークカット、コジェネの活用) イ 地域での最適一次エネルギー源の組成と最大エネルギー効率による供給システム ・バイオマスや廃棄物等の地域燃料をベースに、ガス等を最適に組み合わせ ・熱需要をベースにシステムを設計、条件が合えば熱電併給を検討 ウ 木質バイオマスの利用・供給システム ・バイオマスの特性(負荷追従性の弱さなど)を理解したシステム設計 ・木質系バイオマス燃料確保のための方策(公有林の活用、林業界との連携など) エ 熱と電気の融通・需給調整を通じたスマートなマネジメント・システム ・デマンドサイドとサプライサイドを繋ぐ最適タウンマネジメントシステム導入 ・地域サービス・イノベーションクラウドと連携 ② 各主体の役割例 4 ③ システムイメージ例 (3) 委託金額 委託金額は、提出された概算見積金額を参考に、外部の有識者等を交えて選定評価して 予算の範囲内で決定する。 よって、契約上の委託費の額は、必ずしも提案書に記載した希望金額と一致するもので はなく、また委託事業の実施に係る経費は、事業実施後に納入された報告書を検査した後、 精算払いする。 (4) 委託事業の対象となる経費 委託事業の対象となる経費は、提案のあった取組の実施に要する経費であって、国から の調査委託費として措置することができるものとして、以下の表に掲げる費目に限る。 なお、地方公共団体の職員の人件費、施設整備費、営利のみを目的とした取組に係る経 費、提案団体の通常の運営経費、提案のあった取組の実施に直接に必要となる経費以外の 経費、委託期間に実施されない取組に係る経費、国等により別途、補助金、委託費等が支 給されている取組に係る経費は対象としない。 項目 システム 関係経費 説明 委託事業で用いるシステムの調達に係る経費 リース・レ ンタル料 委託事業の遂行に必要な機械装置、その他備品 を必要とする場合におけるそのリース・レンタ ルに要する経費 機械装置等の設置に係る労務費等に要する経 費 機械装置等の保守(機能の維持管理等)を必要 とする場合における労務費、旅費交通費、滞在 費、消耗品費及びその他の必要な経費 委託事業の遂行に必要な情報、意見等の交換、 ・委員等謝金 ・委員等旅費 検討のための会議の開催に要する経費 ・会議室借上費 ・資料作成費(会議の資料作成に係る印 刷・製本費等の経費) 委託事業の実施に直接要する資材、部品、消耗 ・事務用品(委託事業にのみ特化して使用 品等の購入又は製作に要する経費 するもの) ※消耗品とは、取得価格が 10 万円未満(消費 設置工事 費 保守費 会議費 消耗品費 5 具体例 ・委託事業の遂行に直接必要なシステム・ ソフトウエアの企画、設計、開発に係る 外注請負費 ・太陽光パネル ・計測機器 ・車両借上 通信運搬 費 調査費 報告書作 成費 その他経 費 税込)または使用可能期間(耐用年数)が1年 未満のものをいう。 委託事業に直接要する通信回線の月々の使用 料および資料等の郵便発送料等 委託事業に係る調査・検討に要する経費 成果報告書の印刷・製本に要する経費 ・回線費 ・切手代、郵送料 ・報償費 ・燃料費 ・契約に基づいて総務省に提出する、成果 報告書等の作成のための経費 以上の各経費のほか、委託事業を実施するため に特に必要と認められる経費 (5) 委託事業の実施地域 実施地域に制限は設けない。 (6) 実施期間 本事業として実施する取組は平成 27 年度中に実施可能なものとする。具体的な期間は、 委託契約の日から平成 28 年 3 月 18 日(金)までとする。 (7) 実施体制 提案に基づく事業の受託者は、委託契約の全部または事業内容の決定、事業運営方針決 定、進行管理等、本事業の根幹に係る業務を一括して委託し、または請け負わせてはなら ないこととする。 ただし、委託し、または請け負わせることが合理的と認められる業務については事業の 一部を委託し、または請け負わせることができる。この場合、受託者は、当該主体の名称 等(住所、氏名、再委託を行う業務の範囲、再委託の必要性及び契約金額)について事前 に総務省に通知し、再委託の承認を受けることとし、また、当該主体の選定に用いた仕様 書を併せて総務省に提出することとする。 総務省の承認に際しては、再委託を行う合理的理由、再委託の相手方が再委託される業 務を履行する能力、その他必要と認められる事項について審査する。なお、あらかじめ再 委託することを明示し、再委託先、実施体制、役割分担を届け出ていた場合は、その範囲 内で報告により再委託を行うことができる。 また、次の場合は承認を受けることを要しない。 ① 再委託の金額が 50 万円を超えない場合 ② 契約の主体部分ではなく、再委託することが合理的で以下に示す軽微な委託及び これに準ずると認められる再委託で契約金額の 5 分の 1 を超えない場合 ・ 翻訳、通訳、速記及び反訳等の類 ・ 調査研究報告書等の外注印刷等の類 ・ 会議開催の会議室、会場等の借上げの類 ・ 納入成果物に係る各種品質、性能試験等の外注の類 (8) 選定方法 総務省地域力創造グループ地域政策課において、外部の有識者等を交えた評価を行い、 選定する。 (9) 選定基準 選定に当たっては、次に掲げる評価項目等を基に、総合的に評価を行う。 ① 地域エネルギー資源の有効活用・再構成 ② 事業推進体制の構築、関係者の合意形成 6 ③ 地域への経済効果 ④ モデル性 ⑤ 事業化可能性・継続可能性 (10) 提案内容の確認・修正等 選定は提出された提案書に基づいて行うが、必要に応じて、追加資料の提出等を依頼し、 または、応募内容について実現可能性や実効性を確認するためヒアリングの実施等を行う ことがある。 また、委託予定団体の決定後、必要に応じて、契約締結時までに総務省と委託予定団体 との間で調整の上、総務省は委託予定団体に提案内容について修正等の依頼を行うことが ある。 5. 提案書類 応募に際しては、次の様式に具体的かつ簡潔・明瞭に記入の上、提出すること。 ① 様式 1(Word 形式):提案書表紙、提案団体の概要 ② 様式 2(Word 形式):提案書本体、提案書概要版 ③ 様式 3(Excel 形式):事業実施計画工程表 ④ 様式 4(Excel 形式):概算見積額の内訳 ⑤ 補足資料(様式自由):提案を補足する資料があれば、添付することができる。 6. 提出期限・提出方法 (提出期限) 提案書類は、平成 27 年 7 月 10 日(金)午後 5 時までに提出すること。 (提出方法) 提出書類は、総務省地域力創造グループ地域政策課宛に郵送するとともに、あわせて電 子ファイルをメールにて提出すること。(住所・メールアドレスは 9 を参照。) 提出期限までに提案事業の根幹にかかわる変更があった場合は、直ちに 9 の問い合わせ 先に連絡をするとともに、変更後の提案書類を提出すること。 7. 応募後の手続とスケジュール 本事業のスケジュールは、おおむね以下のとおり想定している。ただし、諸事情により変 更することがある。 (ヒアリング等の実施) 募集期間終了後に、提案内容について、実現可能性や実効性等を確認するため、必要に 応じて電話等によりヒアリングを実施することがある。なお、応募状況等も踏まえつつ、 応募団体に提案内容のプレゼンテーションを依頼することがある。 (選定) 総務省地域力創造グループ地域政策課において、外部の有識者等を交えた評価を行い、 選定する。 (契約締結) 選定された提案の応募者(委託予定団体)との間で、契約条件の協議等を行った上で委 託契約を締結する。 (報告等) 契約終了日までに報告書の納入を行うこと。具体的には「8. 納入成果物」を参照のこ と。必要に応じて報告を求めることとし、その場合は、別途様式を示すものとする。 7 また、総務省において設置している「自治体主導の地域エネルギーシステム整備研究会」 委員に対する状況説明や委員と総務省職員が事業のアドバイス等を行う現地訪問に協力 を求める場合などがあること、地域力創造グループ主催のシンポジウム等において取組の 中間報告等の情報発信を依頼することもあり得る。 8. 納入成果物 (1) 調査報告書等 本調査の成果物を以下のとおり作成することとする。 ① 報告書及び概要版 各 10 部 報告書については、事業内容、調査により得られたデータ、目標の達成状況、収支 報告、今後の事業展開を含むこととする。 ② 上記①の報告書等を電子化したもの(CD-ROM 又は DVD) 1 枚 ③ 作業上作成した資料 1 部 ④ 上記③の資料を電子化したもの(CD-ROM 又は DVD) 1 枚 (2) 納入先 総務省自治行政局地域力創造グループ地域政策課 (3) 納入期限 平成 28 年 3 月 18 日(金)まで 9. 問い合わせ・提出先 総務省地域力創造グループ地域政策課 住 所:〒100-8926 東京都千代田区霞が関 2-1-2 電話番号:03-5253-5523 メ ー ル:[email protected] 8 (様式 1) ( 文 書 番 号 ) ○○年○○月○○日 総務省地域力創造グループ地域政策課長 殿 (地方公共団体の名称) (代表者の職) (代表者の氏名) 印 分散型エネルギーインフラプロジェクト(マスタープラン策定事業) の募集に係る提案書の提出について 分散型エネルギーインフラプロジェクト(マスタープラン策定事業)の募集に係 る提案について、別添のとおり提出します。 提案書 提案者 団体名 団体住所 団体人口※ 団体責任者の職・氏名 ※ 平成 27 年 4 月 1 日現在の住民基本台帳に基づく人口をご記入ください。 ※ 複数の地方公共団体が共同して提案する場合は、共同する全ての地方公共団体について ご記入ください。(記入欄を適宜追加してご記入ください。また、代表となる地方公共団 体については、代表であることがわかるよう明記して下さい。) 連絡先 担当者の所属 担当者の職・氏名 電話番号 FAX番号 電子メールアドレス ※ 複数の地方公共団体が共同して提案する場合は、共同する全ての地方公共団体について ご記入ください。(記入欄を適宜追加してご記入ください。 ) (様式 2) 記入要領 分散型エネルギーインフラプロジェクト(マスタープラン策定事業) 委託業務提案書 (主体となる提案者の連絡先等) 都道府県名 都道府県番号 市町村名(市町村のみ記載) 担当課 電話番号 E メールアドレス 担当者職・氏名 ※共同提案者が存在する場合、提案者全ての連絡先を以下に記述すると共に、主体となる提案者を上記に 明記して下さい。 (共同提案者の連絡先等) 都道府県名 都道府県番号 市町村名(市町村のみ記載) 担当課 電話番号 E メールアドレス 担当者職・氏名 ※共同提案者の欄が足りない場合は、適宜追加してください。 事業コンセプトを表す事業名 事業コンセプトを反映する形で、当該地域で実施する事業を特徴付ける事業名を簡潔に 記載して下さい。 ※ 別途、本委託業務提案書の概要版として、事業名、ビジネスモデルの全体像を中心 に図示化して記載したパワーポイント(横)1 枚の資料を作成して提出して下さい。 ※ 提案書各項目は、現時点での熟度に応じて、記載可能な範囲で記載してください。 1 1.分散型エネルギーインフラ整備の目的と基本方針 (1)目的と基本方針 分散型エネルギーインフラ整備事業の実施を検討する際の基本方針、目的を記載して下 さい。 <課題認識・目的(ミッション)> ・当地域の現状分析に基づく、地域を持続的に発展させるための課題とその解決のため の基本的な戦略、および分散型エネルギーインフラ整備の目的や位置付けについて記載 して下さい。 <将来像(ビジョン)> ・本プロジェクト及び今後の取組を通じて実現したい地域の将来像をお書き下さい。 <基本方針(アプローチ)> ・上記の目的を実現するための、本プロジェクトの基本的な方針をお書き下さい。 <既往の取り組み状況> ・本業務の前提となる既往の取り組み(関連調査の実施等)があれば、簡潔にご紹介下 さい。 2 (2)提案者(自治体)の基本情報 <必須事項> ・位置図、面積、気候、地形特性、大都市圏からの距離 ・総人口・世帯数、年齢別人口、将来推計人口・世帯数、地区ごとの人口動態 ・産業別就業者人口、主要産業の状況 <任意> ・交通インフラの状況(鉄道、道路網、路線バス、空港、その他公共交通の整備状況に ついて、本業務の実施に関わる場合に記述) 3 (3)検討エリアの概況 分散型エネルギーインフラ整備の検討を行なうエリアの概況を記載して下さい。 <分散型エネルギーインフラ整備の予定地> ・中心(基盤)となる需要施設をお書き下さい。 ・エリア面積や建物の現状や将来像について説明下さい。 ・また、当該エリアの地域全体の中における重要性や戦略的位置付けや、将来的な維持 や活性化の方針についてお書き下さい。 4 2.地域燃料の供給ポテンシャル (1)地域燃料の賦存量と供給見通し 地域燃料について種類別の賦存量の推計結果および、利用可能性が高く有望な地域燃料 について供給見通しについて記載して下さい。 <地域燃料についての定性的な分析> ・まず定性的で構いませんので、地域で利用可能な燃料等の一次エネルギーの利用可能 量についての見通しをお書き下さい。 <地域燃料の賦存量・利用可能量の把握状況> ・既存の調査結果があれば、下表を参考に賦存量及び利用可能量(供給見通し)につい て、出展を明記してお書き下さい。 ・地域燃料の供給見通しについては、大まかな数値もしくは、定性的な記述でも構いま せん。 エネルギー資源の種類 賦存量*1 利用可能量*3 (単位:MJ/年*2) (単位:MJ/年) 太陽光 風力 地熱 バイオマス 木質 廃棄物 下水汚泥 未利用エネルギー 排熱 余熱 その他 その他 *1 賦存量:制約条件を考慮せず、地域内の資源を最大限利用すると仮定した場合の理論値 *2 MJ:メガジュールの意味。1MJ = 0.2778kWh *3 利用可能性が高いエネルギー量:賦存量に対し、制約条件を考慮した場合のより現実的な値 5 (2)地域エネルギー資源の活用についての理解 バイオマス等の地域エネルギー資源を活用した地域エネルギー事業実現についての現状 での課題認識、及び解決アイデアについて記載して下さい。 ・バイオマス等の地域エネルギー資源を地域燃料として活用するにあたっての課題認識 及び、どのように課題を克服していこうとするか、そのアイデアをお書きください。 ・また、バイオマスボイラー等、日本での導入例が少ない機器の導入を検討される場合 は、機器の技術の精査やエンジニアリングの工夫等についての課題認識をお書き下さい。 6 (3)活用可能な地域内の既存エネルギー関連設備の状況 調査対象地域における既存のエネルギー供給設備(ボイラー、廃棄物処理施設、コジェ ネ等)及びエネルギーインフラ(熱導管、送配電線等)の状況について記載して下さい。 <既存のエネルギー供給設備について> ・今後、分散型エネルギーインフラを整備していくにあたって、活用可能なもしくは更 新していく予定の、バイオマスボイラー等既存の供給設備があれば、ご説明下さい。 <既存のエネルギーインフラについて> ・地域ですでに地域熱供給が行われている場合は、熱供給に関するデータ(熱供給会社 名、熱の種類、総供給量、契約戸数等)をお書き下さい。また、参考資料として地域の 熱供給エリアマップ(主要配管含む)等を提出下さい。その他、都市ガスの供給網があ る場合は簡潔に説明下さい。 7 3.想定している事業の概要(ビジネスモデルの全体像) 現時点で想定している地域エネルギーシステムの全体像(イメージ図)を記載してく ださい。 ・エネルギー需要先の概要(用途、わかる場合は大まかな規模)と、対応する供給設備 (バイオマス、ガス等)の数や種類、およその規模について現時点での想定を説明下さ い。また、熱電併給、電力供給の可能性の有無についてもお書き下さい。 ・必要なエネルギーインフラ(熱導管、地域電力調整インフラ(蓄電池等)、電力自営線 等)やステークホルダー(地域エネルギー供給セクター、地域エネルギーインフラ事業 体等)を併せて図に盛り込んでください。 8 4.事業の実施体制 (1)自治体内部の体制 本プロジェクトを実施するにあたっての自治体内部の体制について、記載して下さい。 ・本プロジェクトを実施するにあたっては、自治体内部の多様な部署(企画、建設、環 境、農林など)の連携が必要です。必要であれば図表を用いるなどして、本プロジェク トの推進体制について説明して下さい。 9 (2)地域における合意形成のための体制 本プロジェクトにおいて、地域における合意形成を行なうための体制について記載して 下さい。 ・事業計画の段階から事業主体の形成、事業の運営まで、地域内で各主体の適切な役割 分担にもとづき、合意形成を進めながら検討を行なうことが大切です。特に、事業計画 の段階で、しっかりとした合意形成を図っておくことが将来的にも大切です。 そこで、行政だけではなく、需要家、供給会社、地域燃料供給者、地域金融機関等か らなる協議会について、その体制等を記載して下さい(今後組織化する場合は、その旨 記載してください。)。 10 5.平成 27 年度のマスタープラン策定スケジュール 今年度どのようなスケジュールで検討を行っていくか、分かりやすく記載して下さい。 11 (様式3) 分散型エネルギーインフラプロジェクト(マスタープラン策定事業) 実施計画⼯程表 提案団体名 年⽉ 実施内容 平成27年度 6⽉ 7⽉ 8⽉ 9⽉ 10⽉ 11⽉ 平成28年度以降 12⽉ 1⽉ 2⽉ 3⽉ <留意事項> ・実施内容の⾏にあわせて、 により実施期間を⽰してください。 ・出来る限り効果的なタイミングでの調査実施となるように計画⼯程表を作成してください。また、契約後速やかに調査を開始し、調査期間を⼗分に確保できるよう留意してください。 ・平成28年度以降の実施予定も可能な範囲で具体的に(⽉等も)記載してください。 ・必要に応じ、⾏や列を挿⼊してください。 (様式4) 概算⾒積額 ○○○市町村 団体名 事業費合計(千円) ○○○ (円) 区 分 算定根拠 システム関係経費 リース・レンタル料 設置⼯事費 保守費 会議費 消耗品費 運搬通信費 調査費 報告書作成費 その他経費 合 計 ※再委託の⾒積額が分かる場合は、該当区分に(再委託)と記載して下さい。 ※算定根拠には「⼀式」等とは記載せず、単価や数量を記載して下さい。 計画額 備 考
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