美馬市地域交流センター設置工事設計者選定公募型プロポーザル実施要領 1 目的 美馬市地域交流センターは、脇町地区の中心部に位置する民間商業施設の一部を改修 し、新たに整備する高次都市施設である。 本市では、地域住民の相互交流や文化・交流等のコミュニティ活動を支える各種施設 の老朽化や耐震等の問題を抱えている。 そこで、学識経験者や市民代表者等を構成員とする「美馬市複合施設検討委員会」の 答申を基本に「空き地・耕作放棄地や空き家・空き店舗の管 理と有効活用」や「音楽 ホールや図書館等の公益施設の整備」を求める意見を踏まえ、市民生活に必要なサービ スを身近に提供できる行政等の窓口業務をはじめ、文化ホール、会議室、展示ギャラリ ー等を備えた複合施設を整備することで、文化・交流・各種情報発信の機能を備えた地 域活性化の拠点として、人が集い、交流が生まれる活力と魅力を創出することを目的と する。 これらのことを踏まえ、地域交流センター設置工事の設計について提案を求め、設計 者の提案内容及び能力・適正などを総合的に判断し、本業務に最も適した設計者を選定 するため、公募型プロポーザルにより、設計者選定を実施する。 2 業務概要 (1) 業務名称:美馬市地域交流センター設置工事基本設計及び実施設計委託業務 (2) 業務内容:民間商業施設の一部を改修し、地域交流センター(文化ホール、市民 サービスセンター、地域交流スペース、図書館等)を設置する設計業務 (3) 履行期間:契約締結日の翌日から平成28年3月30日 (4) 発注者 :美馬市長 牧田 久 3 改修対象既設建物の概要 (1)構造・階数:RC 造 地下1階 地上2階 PH2階建て (2)延床面積 :24,524.48 ㎡ P2: 309.73 ㎡ P1: 639.75 ㎡ 2階: 5,682.93 ㎡ 1階: 6,688.85 ㎡ 地階:11,203.22 ㎡ (3)用 途 :物品販売店舗(地階駐車場) (4)敷地の位置 :美馬市脇町 4 参加者の資格要件 本プロポーザルに参加する者に必要な資格(以下「参加資格」という。)は、次に 掲 げる事項に該当することとする。 (1)平成27年度の美馬市入札参加有資格業者名簿(測量・建設コンサルタント)に登 載されている者であること。 (2)建築士法(昭和25年法律202号)第23条第1項及び第3項の規定に基づく一 級建築士事務所の登録を行っている者であること。 (3)建築士法(昭和25年法律第202号)第2条第2項に定める一級建築士を20人 以上雇用(平成27年5月13日現在)しており、かつ申請者と3か月以上の恒常的 な雇用関係にあることが証明できること。 (4)地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しない者であること。 (5)本手続きへの参加を希望する書類(以下「参加表明書」という。)の提出期限の日 から契約締結までの間において、美馬市建設業者等入札参加資格停止措置要綱に基づ く入札参加資格停止の措置の対象となっていない者であること。 -1- (6)「参加表明書」の提出期限の日から契約締結までの間において、美馬市の締結する 契約からの暴力団排除措置要綱に基づき暴力団関係者であるとの認定を受け、契約排 除措置中の者でないこと。 (7)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続き開始の申し立て、民 事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続き開始の申立て、又は破産 法(平成16年法律第75号)に基づく破産手続開始の申立てがなされていない者で あること。ただし、会社更生法に基づく更生手続き又は民事再生法に基づく再生手続 きの開始申立てによる手続き開始決定日以降に市の入札参加資格に係る再審査を受け ており、再生計画の認可が決定した者又は再生計画の認可の決定が確定した者につい ては、当該申立てがなされていない者とみなす。 (8)手形又は小切手の不渡り等により銀行取引が停止されていない者であること。 (9)次の条件を満たす建築(建築基準法第2条第13号による建築をいう。)に係る設 計業務で平成12年4月 1 日から当該公募型プロポーザル公告日までの間に設計業務 の履行が完了したものについて、建築設計実績を有する者であること。 ① 固定席500席以上のホール 5 配置技術者の要件等 配置を予定する総括責任者及び担当主任技術者の条件は、次のとおりとする。 (1)分担業務分野は、意匠、構造、積算、電気設備、機械設備とする。なお、参加表明 書を提出する者がこれ以外の分担業務分野を追加することは可とする。 (2)総括責任者及び各担当主任技術者をそれぞれ1名配置すること。 (注1)総括責任者とは、業務の技術上の監理及び統括を行う者をいう。 (注2)担当主任技術者とは、総括責任者の下で各担当業務分野における担当技術者 の中心的な役割をいう。 (3)総括責任者及び意匠担当主任技術者は、一級建築士であること。 (4)各担当主任技術者は、各担当業務について5年以上の業務経験を有すること。 (5)総括責任者が各担当主任技術者を兼務しないこと。 (6)総括責任者及び意匠担当主任技術者は、本要領4の(9)の要件を満たすこと。 (7)協力事務所を加えることは可とする。 6 評価委員会 (1)プロポーザル方式による事業者の選定を厳正かつ公平に行うため、美馬市地域交流 センター設置工事設計者選定評価委員会(以下「評価委員会」という。)を置き、次 の各号に掲げる事項を調査審議した上で、当該業務に最も適した事業者を特定する。 ①提出書類等の審査 ②事業者の選定及び特定するための基準の決定 ③プロポーザルの評価及び事業者の特定 ④その他必要と認めるもの (2)評価委員会の設置に関する規程については、美馬市プロポーザル方式実施要綱の規 定に準ずる。 7 審査方法 (1)プロポーザルは、二段階の審査方式で行う。 (2)第一次審査は、参加表明書等を提出した者のうちから、評価委員会の選考を経てプ レゼンテーション及びヒアリングを実施する者を選定する。 (3)第二次審査は第一次審査通過者に対して、評価委員会がプレゼンテーション及びヒ アリングを実施し、最優秀者及び優秀者を選定する。 8 手続き等 (1)担当部局 -2- 徳島県美馬市穴吹町穴吹字九反地5 美馬市プロジェクト推進総局 プロジェクト第二課 電話 0883-52-8129 FAX 0883-55-0059 (2)関係資料の交付 ア 関係資料 ① 美馬市地域交流センター設置工事設計者選定公募型プロポーザル実施要領(本書) ② 建築設計業務委託特記仕様書、美馬市建築設計業務委託共通仕様書 ③ 美馬市地域交流センター設置工事設計者選定公募型プロポーザル提出書類作成要 領 ④ 参加表明書等提出書類様式 ⑤ その他資料 ・美馬市複合施設検討委員会答申資料 イ 交付方法 上記資料は美馬市ホームページに掲載するので、各自ダウンロードす ること。 (3)参加表明書等の提出 ① 提出期限 平成27年5月25日(月)午後5時 ② 提出場所 上記(1)の担当部局 ③ 提出方法 持参又は郵送(一般書留又は簡易書留による。提出期限必着) ④ 提出書類 公募型プロポーザル参加表明書(様式1) 建築士事務所の登録通知書の写し 入札参加資格確認票(様式2) 事務所の技術職員数(様式3) 事務所の業務実績(様式4) 事務所の業務実績詳細(500 席以上のホール)(様式5) 総括責任者の業務実績等(様式6) 総括責任者の業務実績詳細(500 席以上のホール)(様式7) 意匠担当主任技術者の業務実績等(様式8) 意匠担当主任技術者の業務実績詳細(500 席以上のホール)(様式9) 各担当主任技術者の業務実績等(様式10) 設計工程計画(様式11) 業務実施方針(様式12) 協力事務所の内容等(様式13) 業務予定価格(様式14) 参加表明書受領書送付用の封筒(受領書の返送が必要な場合) *定型サイズの封筒表面に参加者の住所、氏名、郵便番号を明記の上、 82円切手を添付すること。 ⑤提出部数 正本1部と副本14部の合計15部とする。正本についてはクリップ 止めとし、副本については「商号又は名称」等事務所の特定できるも のは未記載または墨消し処理を行った上で、A4サイズのファイルに 綴じて業務名を記入すること。 (4)質疑応答 ①質疑内容は本実施要領の範囲とし、書面により提出する。 ②質問書の提出:持参又は郵送とする。 平成27年5月15日(金)~平成27年5月19日(火) * 質問書持参の場合は、市の休日(美馬市の休日を定める条例(平成17年美馬市 条例第2号)第1条に規定する休日を言う。)を除く午前10時から午後5時まで (正午から午後1時までを除く。)とする。 ③質問に関する回答書の閲覧:美馬市ホームページに掲載する。 平成27年5月21日(木)~平成27年5月25日(月) -3- 9 第一次審査 美馬市地域交流センター設置工事設計者選定評価委員会(以下「評価委員会」という。) が参加者から提出された書類によって審査する。 (1)第一次審査結果の通知 応募者全員に、第一次審査終了後、文書で通知する。 ただし、第二次審査に進む応募者については、第一次審査終了後、電話または電子 メール等で通知する。 (2)第一次審査基準 ①審査項目:担当チームの能力(技術職員の経験及び能力) ・総括責任者及び意匠担当主任技術者の業務実績、経験年数、及び各担当主任技術 者の業務実績、経験年数など 10 第二次審査 評価委員会がプレゼンテーション及びヒアリングによって審査する。プレゼンテーシ ョンでは、説明者が来庁し業務実施方針や企画提案等について説明を行うこと。 (1)企画提案書類の提出 ① 提出期限 平成27年6月12日(金)午後5時 ② 提出場所 上記8の(1)の担当部局 ③ 提出方法 持参又は郵送(一般書留又は簡易書留による。提出期限必着) (2)プレゼンテーション及びヒアリングの実施 ① 実施日時 平成27年6月17日(水) ② 実施場所 美馬市役所北館101・102会議室 (注) 実施時間などの詳細については、第一次審査通過者に対し別途通知する。 ③ 提出書類 企画提案提出届 (様式15) 企画提案A (様式16) 企画提案B (様式17) その他の提案 (様式18) 企画提案提出届受領書送付用の封筒(受領書の返送が必要な場合) *定型サイズの封筒表面に参加者の住所、氏名、郵便番号を明記の上、 82円切手を添付してください。 ④ 提出部数 15部とし、クリップ留めにする。「商号又は名称」等事務所の特定 できる表現は不可とする。 (3)第二次審査結果の通知 審査結果は、審査終了後書面で通知する。なお、最優秀者又は優秀者とならなかっ た者は、その理由について次のとおり書面(様式は任意)により市長に対し説明を求 めることができる。 ① 提出期限 結果通知日の翌日から起算して7日(美馬市の休日を定める条例第1 条に規定する市の休日を含まない。)以内 ② 受付時間 土曜、日曜、祝日を除く午前8時30分から午後5時まで ③ 提出場所 上記8の(1)の担当部局 ④ 提出方法 持参によること 最優秀者又は優秀者とならなかった者から説明を求められたときは、速やかに理由 説明書を通知する。 (4)第二次審査基準 ①審査事項 ・設計チームの対応(取組意欲、業務の理解度、業務実施方針の妥当性) ・課題に対する提案の内容等(企画提案の的確性、独創性、実現性) (5)プレゼンテーションに際しての留意事項 ①パソコン、プロジェクターの利用は可とする。 ②補足的に最小限の写真、イラスト、イメージ図等は使用可とする。 -4- 11 失格要件 次に掲げるいずれかの要件に該当した者は失格とする。 (1)提出書類に虚偽の記載をした者 (2)参加資格要件を満たさない者 (3)プロポーザルの公告日から審査が終了する日(第二次審査結果通知日)までにおい て、評価委員会の委員や担当部局関係者に本プロポーザルに対する援助を直接又は間 接的に求めた者 (4)評価委員会が本実施要領に違反すると認めた者 (5)その他、本実施要領に定める手続き、方法等を遵守しない者 12 選定結果の公表 選定結果の公表は契約締結後とし、平成27年6月中に市ホームページに掲載する。 13 契約に関する基本的な事項 (1)市は、最優秀者を設計業務委託候補者として、契約交渉するものとする。 ただし、最優秀者に事故等があり、辞退もしくは失格とした場合は、次順位者であ る優秀者と契約交渉するものとし、市と協議が整った者と契約を締結する。 (2)本業務委託料の上限は、66,798千円(税込み)とする。 (3)契約書の要否については、要とする。 (4)契約及び手続きは、美馬市契約事務規則の規定による。 (5)契約についての詳細な手続きは別途指示する。 14 その他 (1)本プロポーザルの実施スケジュール プロポーザル公告 平成 27 年 5 月 13 日(水) 質疑受付期限 平成 27 年 5 月 15 日 (金)~平成 27 年 5 月 19 日 (火) 質疑回答 平成 27 年 5 月 21 日 (木)~平成 27 年 5 月 25 日 (月) 参加表明書等提出期限 平成 27 年 5 月 25 日(月)午後5時 第一次審査 平成 27 年 5 月 27 日(水) 結果通知 平成 27 年 6 月 1 日(月) 第二次審査書類提出期限 平成 27 年 6 月 12 日(金)午後5時 第二次審査 平成 27 年 6 月 17 日(水) 結果通知 平成 27 年 6 月 22 日(月) (2)審査の方法、選定数 ①第一次審査:第一次審査の提出書類による書類審査(選定数5者程度) ②第二次審査:設計チームの対応や企画提案内容等のプレゼンテーション及びヒアリ ングによる評価(最優秀者、優秀者 各1者) (3)その他 ① 配置予定の技術者は、病気、死亡、退職等の極めて特別な場合を除き変更できな -5- ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ いものとする。 書類の作成、提出、プレゼンテーション等にかかる費用は、すべて事業者の負担 とする。 提出された書類は返還しない。 提出された書類は、選考を行う作業に必要な範囲において、複製を作成すること がある。 提出された書類は審査目的以外に使用はしないが、美馬市情報公開条例に基づき 公表する場合がある。 提出された企画提案内容は、市のホームページで公表する場合がある。 提案内容については、業務委託者の選定のための資料とするものであり、その内 容全てが設計条件として採用されるものではない。市等と協議により提案内容に 変更を加えることを想定している。 -6-
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