アンデスの風 ボゴタ日本人学校だよりNo.333 (平成27年度 第1号) 平成27(2015)年5月9日 ASOCIACION CULTURAL JAPONESA Cra.8H No. 170-35 BOGOTA COLOMBIA Tel+571-670-5130 Fax+571-672-7509 E-mail:[email protected] URL:http://www.bogotaacj.com Hasta luego chapei, chapinero. 昼食を食べ終わると、すぐに遊びに駆け出すボゴ タの子どもたちです。 17 名が、それぞれの遊びをしています。5、6 人の子ども はウンテイや滑り台などの遊具に駆けていきます。3,4 人の 子どもはサッカー・・・。今日は一人で飼育小屋に見入って いる子がいます。ニワトリ、ウサギ、アヒルがいる飼育小屋 の金網に顔をくっつけています。昨日から気になっている様 子です。 先生たちはというと、嬉しそうな顔で子どもたちを眺めて います。 一緒にサッカーもします。一緒に転げてもいます。 第 39 回入学式 いつもの昼食風景 をついこの間、行ったばかりなのに・・・と思いながら空 気の薄さに慣れていない自分に気がつきます。 4 月 8 日にボゴタに着きました。「ブエノナス・・・」「アスタマニャーナ」、 「アスタルエゴ」など・・・と言っていました。何のことかさっぱり・・・。当然、 スペイン語はわかりません。挨拶ぐらいは事前に勉強して、かっこよく着任しよう とも思いましたが、3 月 31 日まで中学校(千葉県八街市立八街中央中学校)の校務に追わ れ、気持ちだけは焦っていました。 4 月 9 日に着任式・始業式、10 日に入学式と目まぐるしい1週間でした。あっと いう間の 4 月であり、とっても楽しい毎日です。 そうこうしているとチャイムが鳴り、昼休みも終わりです。さっきの飼育小屋に目 をやると新入生(今年は 6 名)の女の子は、急いで教室に駆けていきます。後ろを 振り返りながら何度も手を振っています。 何か言っていますが聞こえません。ウサギの名前は、「チャッピー」と「チャピ ネロ」だと後でわかりました。口元は、「Hasta luego chapei, chapinero.」と言 っていたのかもしれないかと思うと日本人学校に着任した実感がわくと同時に嬉 しくなってきます。なるほど、めざせ地球人か・・・。 子どもたちは、みんな仲良しで、実は教職員もその輪の中に、入れてもらってい るように思えてくるから不思議です。 「めざせ地球人」、と玄関脇の銅板に刻まれています。この言葉の「はじめ の一歩」は、誰とでも仲良くしよう、一生懸命に勉強しよう、と言っているように 思えます。それは具体的に教室でどのようにしていくことなのか、じっくりと考え たいと思います。学校の質は授業で決まると考えています。 明日(4/29)は歓迎遠足です。2名が転出し 14 名となりましたが、元気 な子どもたちの様子が目に浮かびます。今朝の職員打ち合わせでは、警備について 確認しました。大使館の学校担当領事の野田さんとも連絡・調整済みです。万全な 安全確保の質は、日本国内とは違うところです。 始業式の日、子どもたちは、各自の豊富について自分の考えを自分の言葉でき ちんと話すことができていました。立派でした。「よし!」と私は思いました。 ボゴタ日本人学校 校長 平野 惠彦 記 4月28日 この度、着任いたしました、平野惠彦(ひらのよしひこ)と申します。 すっかり子どもたちの元気に圧倒されています。安全で楽しい学校をづくりを目指し てまいります。 どうぞよろしくお願いします。
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