造影剤投与(副作用)に関する安全対策:造影剤副作 用発現時の

Topics:技師ができる安全対策
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造影剤投与(副作用)に関する安全対策:造影剤副作
用発現時のシミュレーショントレーニングを含めて
虎の門病院 放射線部
高橋 順士
はじめに
造影剤を用いた検査には,ヨード造影剤を用いたCT
く変化した.紙カルテの時は,腎機能や副作用歴など
CT検査で必要とされる患者情報がカルテに記載されて
いる.そのため,カルテを検査室に準備することが,
検査とX線血管撮影,ガドリニウム製剤や鉄製剤を用
造影検査をする上で必要となっていた.しかし,同日
いたMR検査とバリウムを用いた消化管検査などがあ
に診察や他の検査でカルテを使用しているとカルテが
る.これらの検査の中で,もっとも造影剤を用いた検
届くまで検査が滞るなど検査効率が低下していた.医
査件数の多いのはCT検査であり,造影剤を用いた検査
療安全上も,患者情報を知る手段としてカルテは必須
の中でも重篤な副作用が報告されているのも残念なが
であるため,特に副作用が発現した場合,どのように
らCT検査と思われる.
対処したかを確認する上でもカルテは必要である.一
今回,技師ができる安全対策として,当院で行って
方,電子カルテは,ログインIDとパスワードで管理さ
いる造影CT検査における副作用発現時の安全対策の方
れているため,院内のどの場所からも閲覧でき,診療
法を紹介する.
放射線技師が造影検査で確認したい,副作用歴,腎機
造影剤副作用歴のデータベース化
能のeGFR
(estimated glomerular filtration rate)
などの情
報を得ることが容易になった.
最初のきっかけは,X線血管撮影における患者情報
また,RISの登場で,造影剤の副作用の有無を確認す
シートとして,看護師が手書きで書いてファイルしたの
る方法が変わった.当院のRISはinformationにコメント
が始まりと記憶している.肝臓のTACE
(trancecatheter
を入力することができ,そこに何か記載されていると各
arterial chemo embolization)
や透析のシャント血管に対
装置に患者情報をMWM
(modality worklist management)
す るPTA
(percutaneous transluminal angioplasty)な ど
する前にポップアップ画面として表示される.それを確
は,繰り返し行う患者も多い.そこで,前回のカテーテ
認しないとMWMができないシステムになっている.そ
ルの選択,造影剤の副作用歴や痛み止めの使用タイミ
こには,患者情報としてADL
(activities of daily living;
ングなど,その時気が付いた点を書き加えて次回の治
検査室内の移動がどうか)
,感染症の有無,ペースメー
療時に役立てる目的で始まり,現在も継続している.ま
カの有無
(CTやMRI)
,静脈の血管確保の難しい場合,
た,肝臓や腎臓のX線血管撮影前に,造影CT検査が行
造影剤の副作用歴や造影剤アレルギーの対処方法など
われることが多いので,造影剤副作用歴の項目には,
を記載するようにしている.そうすることで,その患者
造影CT検査時に副作用が発現した時の対処方法などの
が,どこの検査室で何の検査を受ける場合でも,RISか
情報も書き加えるようになった.
らモダリティにMWMする際には必ず患者情報を閲覧す
しかし,MDCT
(multi detector row CT)
の登場も相まっ
ることになる.例えば,造影CT検査を行う際に,ポッ
て次第に造影CT検査が増加し,CTに関しての副作用
プアップ画面がでなければ副作用などの患者情報に関
歴とその対処方法を別ファイルで保管し始めたのが,
連する注意がないことになる.そして,ポップアップ画
15年ほど前になる.このデータベース化されたファイル
面にコメントが入力されていれば,造影CTで必要な項
を元に,全ての造影CT検査で事前に,当院での検査歴
目
(ADL,感染症の有無,造影剤の副作用歴とその対処
(初回検査かどうか)
,副作用の有無,副作用があった
方法)
などを確認して検査を行っている.このように,
場合にどのように対応したか,穿刺する部位の血管が
患者が院内のどの検査室で検査を受ける場合でも,必
細いなどを,検査前の重要な情報として当日の検査リ
要な検査で必要な項目を知ることができ,患者ごとに
スト
(予約リスト)
に記載しておく手順となっている.
注意すべき情報が共有できるようになった.
全ての検査室で患者情報の共有化
製薬メーカの異なる造影剤を用意
2006年から電子カルテ,検査オーダリングシステム
造影CT検査は,検査部位別,疾患別,術前検査なの
が導入され,放射線部門では,RIS
(radiology informa-
か術後やフォローアップ検査を目的にしているかで造
tion system)
の運用が始まり,紙カルテの運用から大き
影剤の投与方法が異なってくる.造影剤を用いた検査
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では,そのヨード含有量,造影剤の総量や注入速度に
や初回検査で副作用が起きて 2 回目以降の検査で造影
より造影効果は異なってくる.同じ100mLのシリンジタ
剤投与前に何らかの対応を行った件数の割合である.
イプの造影剤でも,300mg/mLから400mg/mLのヨード
同じ月に,TACE前後で造影CTを行った例やIVR-CTを
含有量の造影剤があり,ヨード含有量
(濃度)
,造影剤
行った例も含まれるため,対応した割合が10%以上と多
の浸透圧と注入速度の設定の違いにより,造影剤注入
くなっている.
時の熱感や血管外漏出の危険性も異なることに注意を
初回時の副作用の程度を調べると軽症94.9%,中等
払う必要がある.また,穿刺部位が肘より末梢側の静
症2.0%,遅発性3.1%となった
(図 3 上段)
.幸いにも,
脈から注入する場合や患者の血管自体が細く漏れやす
重症や重篤な副作用に至ったケースはなかった.2 回目
い場合も細心の注意を払わなければならない.当院で
以降の造影CT検査でどのように対処したかの割合を
は,製薬メーカの異なる 3 社の造影剤を用意し,ヨー
図 3 下段に示す.初回検査の造影剤をA剤とすると,B
ド含有量では300mg/mLから370mg/mL,総量では80,
剤やC剤の造影剤に変えることで副作用が無くなった例
100,135mLまでの異なるヨード造影剤を使用している.
が58.8%,予防的にステロイド剤を投与してB剤やC剤
近年,造影CTの件数は,各施設で増加していると思
の造影剤に変えることで副作用がなくなった例が27.6
われる.その一方で,ヨード造影剤による重篤な副作用
%,バイタルサインチェックし,様子を見て問題なし,
も報告され,最悪の場合は,死に至るケースもある.診
または,以降造影CTが行われなかった例が10.5%,事
療放射線技師として造影CT検査では,副作用の起こる
前の補液やステロイド剤の投与と副作用の少ない造影
可能性があり,対応が
遅れると重篤な副作用
に発展しかねないこと
前兆・初発症状発現:生あくび,冷汗,顔面蒼白,多汗
を念頭において検査す
ることが重要である.
造影剤の注入中止
・症状の程度の確認
・バイタルサインチェック
(血圧,脈拍,呼吸数,呼吸パターン)
発赤,発疹,悪心・嘔
吐から血圧低下,心肺
機能停止までさまざま
な造影剤による副作用
が発現する
(図 1)
.当
院 に お い て 造 影CT検
査前に何らかの対応を
行ってから検査した割
合を2014年の月別に示
す
(図 2)
.これは,当院
初回の検査で副作用が
起きてバイタルサイン
軽症
血圧低下を伴わない
1)
熱感
2)
疼痛
3)
悪心・嘔吐
4)
くしゃみ,発赤,
掻痒感,蕁麻疹
中等症
血圧低下
(収縮期血圧
70∼80mmHg)呼吸
困難の訴えあるが,意
識は維持
1)
血圧低下を示唆する
2)
呼吸困難
3)
広汎な蕁麻疹
経過観察もしくは
必要な処置
検査続行
重症
意識低下・喪失
脈拍微弱,呼吸困難
1)
重篤な循環障害
2)
心筋虚血
3)
不整脈
(期外収縮,
発作性頻脈)
4)
痙攣
5)
肺浮腫
重篤
心肺機能停止
脈拍触知不能
呼びかけに応答なし
瞳孔拡大
心停止
呼吸停止
四肢蒼白・チアノーゼ
応援の要請,必要な処置
検査中止
のチェックやステロイ
ド剤の投与を行った例
(%)
100
図 1 造影検査時に緊急を要する症状
2014年月別対応割合
90
軽症:94.9%
80
中等症:2.0%
70
遅発性:3.1%
60
50
造影剤を変えて副作用なし:58.8%
40
ステロイド剤を投与して
:27.6%
造影剤を変えて副作用なし
30
20
10
0
1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10月 11月 12月
図 2 造影検査前に何らかの対応をした割合
2
様子見で問題なし
以降検査歴なし
:10.5%
毎回注意
:3.1%
図 3 造影剤副作用の程度とその対処方法
Topics:技師ができる安全対策
剤の選択でも軽症な副作用が出る慎重投与が3.1%で
で造影剤注入後 5 分以内に出現するといわれているた
あった.このように,軽症な副作用が発現しても,造
め,操作室からは鉛ガラス越しに,反対側が死角にな
影剤の種類を変えることで副作用をなくすことができ
る場合は液晶モニタで患者を常に観察し,異常があれ
る.中 等 症の副 作 用の 患 者 で 血 圧 低 下
(収 縮 期 血 圧
ばすぐに検査を中断する.その際,患者のバイタルサ
60mmHg台)
があったが,次回の検査から事前のステロ
インの測定を行い,医師と看護師とともに迅速で適切
イド剤の投与と違う造影剤の使用で副作用が出なく
な対応が必要である.
なった例もあった.放射線技師が,造影剤を選択する
検査終了後,抜針するが,その時も患者の様態を見
ことはできないが,副作用歴の情報をデータベースと
ながら副作用はないかを確認してから行う.また,基
して共有し,その情報を造影検査に立ち会う医師に伝
礎疾患のためワーファリンを服用している患者や血小
え,適切な対応を行うことで,副作用の発現を抑える
板が少ない患者では,止血に時間がかかる場合もある
ことができると考える.
ため,止血バンドなどでしっかり固定して止血されて
造影検査時の放射線技師の役割
いるのを確認してから帰宅してもらう.
過去の造影検査歴,その時の副作用の有無や他のアレ
緊急時の対応マニュアルの整備と
連絡網の確立
ルギーのチェックなどを行い,同意書に検査を受ける
医療安全上,緊急時の対応マニュアルの整備は,ど
ことに同意した署名がなされていることを必ず確認す
の施設でも行われていると思われるが,特に新人教
る.電 子カルテで 腎 機 能のチェックをし,感 染 症 や
育,若手技師や看護師がローテーションで放射線部に
当院で初回の造影CT検査の場合は,同意書に記載の
ADLで問題となる点なども調べておく.当院で 2 回目
来た時などにマニュアルに基づいた教育・訓練は必須
以降の検査であれば,前述のほかに,当院での造影剤
である.
の副作用の有無やその他の注意点を調べておく.この
放射線の各部門では,各検査室で適したマニュアル
ように,検査前に情報収集しておくことは副作用のみ
を作成し,一般撮影,CT検査,MRI検査,核医学検査
ならず,検査を行う際の患者の状態を把握する上で有
や放射線治療などそれぞれでわかりやすいところに配
用である.
置し,緊急時の連絡網や電話番号も見やすいところに
また,RISの造影剤の副作用歴は,診療放射線技師
掲示する必要がある.また,緊急時に必要とされる救
のみならず,看護師もチェックしている.実際に造影
急カート,DC,ECG,AEDなどの所在を明確に掲示し
剤の投与を行う時に両者でダブルチェックをし,医師
ておく.特に,新人が入る 4 月には,緊急時に必要と
にその旨を伝え,確認をしてから造影剤ルートの血管
される物品の所在を看護師とともに巡回して,実際に
確保を行っている.その際,Dynamic検査を行う時や
どこにあるか確認し,それぞれの装置の簡単な使用方
体重の重い患者
(例えば,80kg以上など)では,造影剤
法については,定期的に医師・看護師を講師として教
の注入レート4.5mL/sで総量125mL使用など注入圧が高
育訓練を実施している.
くなる場合も想定される.造影剤注入時の圧を下げる
造影CT検査に限らず,患者の急変時の応援体制は,
目的で,事前に造影剤を加温しておくこと,穿刺針を
緊急時の対応として最も重要な事項の 1 つである.以
太いもの
(例えば20G
(内径1.1mm)
)
を用いることや,で
前は,麻酔科医,内科や外科の救急担当医などに応援
きるだけ正中に近い太い静脈に穿刺することなどの方
要請するときは,電話で依頼して急変患者のいる場所
法がある.そうすることで,造影剤の血管外漏出や造
まで来てもらっていた.それでは,一分一秒を争う場
影剤とルートの接続部が外れるなどのリスクを下げるこ
合に対応が遅れかねないので,当院では,いざと言う
とが可能となる.Dynamic検査で動脈相をbolus tracking
時は,電話の受話器をとり,×××をコールし
『コード
systemを用いて行う場合は,X線が間欠的に出るので致
ブルー,コードブルー,○○○
(場所)
』
とアナウンスす
し方ないが,可能な限り造影剤注入時の穿刺部位を医
るとどこの電話や院内PHSからも緊急放送が流れ,近
師が目視で確認しながら検査を行う.副作用のチェッ
くにいる医師・看護師の応援を24時間要請できるシス
クとしては,造影剤が血管外漏出して痛みがないか,
テムに変更した.検査中に患者が急変した場合,われ
くしゃみ,生あくびや嘔気がないかなどを医師に確認
われ診療放射線技師のできること,医師,看護師との
してもらい,常に医師と連携をとりながら検査を進めて
役割分担と協力体制は何か,常日頃から考えて検査に
いく.造影剤注入後,動脈相
(早期相)
の撮影が終了し
望まなければならない.
て平行相
(後期相)
との撮影の間
(X線が出ていないとき)
に,看護師
(または,診 療放射 線 技師)が 検 査 室に入
造影剤副作用発現時の対応トレーニング
る.その時,何か変わりがないか必ず声かけをし,患
緊急時の対応マニュアルの整備や連絡網が確立され
者の様態を知ることで副作用の出現をいち早く察知す
ても,実際の造影CT検査で副作用が発現したとき,ど
ることができる.重篤な副作用の前兆は,70%の症例
のような行動を取れば良いかは,副作用発現時の対応
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Topics:技師ができる安全対策
の経験や知識に左右されると思われる.放射線部で
は,造影CT検査の副作用の頻度が高いと思われるた
め,造影CT検査時のヨード造影剤によるアナフィラキ
シーショック時の対応を医師・看護師と連携しながら
定期的にトレーニングをしている.
前述のように,造影剤の副作用の発現は,軽症の場
合がほとんどであるが,対応が遅れれば,中等症や重
症に至ることも考えられる.最初に,造影剤副作用と
考えられたら,近くにいる医師や看護師を呼び,症状
を確認してもらいバイタルサインのチェックを行う.経
過観察で検査続行可能であるか,または,その前まで
の画像で検査を中止するかどうかを医師に判断しても
らう.CT室内には,血圧計,SpO2モニタがあり,バイ
タルサインの測定に使われる.次に用意するものは,
心電図モニタ,救急カート,AEDである.これとほぼ
同時に酸素・吸引の準備,薬剤投与や気管内挿管の準
備を行い,医師,看護師と診療放射線技師とで役割分
担を行う.リーダーは医師が,薬剤投与や気管内挿管
造影剤副作用発現
・近くにいる医師・看護師を呼ぶ
(応援要請)
・症状の確認とバイタルサインチェック
スタッフが集まってくる
・患者の傍らには必ず誰かいるように!!
・心電図モニター,救急カート,AEDの準備
(物品の準備)
医師・看護師の指示に従う
・酸素・吸引の準備
(適宜医師の指示で開始)
・薬剤投与の準備
・気管内挿管の準備
役割分担を決め,チームとして行動する
・リーダー
(医師)
・薬剤投与
(看護師)
・記録
(技師)
心肺停止⇒AED装着,BLS開始,気管内挿管
図 4 緊急時の対応
の準備などは看護師が行い,診療放射線技師は,応援
要請や物品のCT室内への搬入を行う.また,初期段階
では,3 人で対応しなければならないことも想定される
ので,時系列に起こったこと,処置や薬剤を投与した
時刻や量の記録をすることも大切である.日中時間帯
と夜間・休日などでは,応援要請をしても集まれる人
に差が見られるため,適宜コードブルーを用いて他部
署の応援を要請する.最悪のケースを想定し,患者さ
んの意識が低下し,呼吸困難や心肺停止になった場合
は,AEDの装着やBLS
(basic life support:一次救命)
を
開始する.当院では,診療放射線技師も院内BLSの講
習が必須であり,人手が足りないときは,心肺蘇生法
(cardio pulmonary resuscitation:CPR)
を交代で行う場
リーダー
(医師役)
,看護師と診 トレーニングを振り返り,自己反
療 放 射 線 技 師とで役 割 分 担 省や全体の流れの問題点・改
し,副作用発現時の対応をシ 善点を話し合う
ミュレータを用いて行っている実
習風景
図 5 造影CT検査における副作用発現時の対応トレーニング
合もありうるため,トレーニングではCPRまで行えるよ
おわりに
うに訓練している
(図 4)
.
実際の造影CT検査における副作用発現時の対応ト
本稿では,当院での造影剤投与
(副作用)
に関する安
レーニングでは,最初に,診療放射線技師が
「CT室で
全対策取り組みについて紹介した.造影CT検査におい
副作用です!」と周囲に副作用が発生したことを伝え
て副作用歴の情報を医師・看護師と診療放射線技師と
る.MRIや他の撮影中の技師は直ぐに応援に来られな
で共有し,副作用発現時の適切な対応を行えば,軽症
いこともありうる.しかし,CT担当の医師がリーダー
の段階で副作用を抑えることができると思われる.技
となり,バイタルサインのチェックから,心電図モニ
師ができる安全対策については,各々の施設において
タ,救急カート,AEDの準備から酸素・吸引や薬剤投
取り組まれていると思うが,当院で行っている造影CT
与の準備などを指示していく.それに対して集まった
検査における副作用発現時の安全対策の方法が,皆様
スタッフは,
「私が○○を持ってきます!」
,
「私が記録
の施設での対応策に参考になれば幸いである.
をとります」
,
「△△持ってきました!」などと声をかけ
合い,薬剤投与やAEDの装着やBLSを行う
(図 5 左)
.
謝 辞
その後,トレーニングを振り返り,自己反省や全体の
トレーニングに際し,シミュレータ,模擬心電図やそ
流れの中での問題点や改善点などの話し合いをする.
の他の物品を提供していただいた,当院シミュレーショ
次に,役割を変えて同様に 2 ,3 回トレーニングを行
ンラボセンターの大森正樹氏,トレーニングの企画・
う.診療放射線技師もいろいろな役割を体験すること
運営を行っている診療放射線技師の辻良憲氏,ならび
で,副作用発現時の対応について把握でき,理解を深
に協力いただいた放射線部の技師・看護師の皆様に深
めていくことができると思われる.
謝いたします.
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