2015年3月30日 各 位 薬剤部/薬品情報室(DI室) DI・BOX#0796 「ストラテラ内用液0.4%」のオーダ単位変更について 「ストラテラ内用液0.4%」 (日本イーライリリー)は、大量誤飲防止や服用量の正確な計 量のため、専用ピペットが接続可能な特殊な容器を使用しています。また、安定性の問題 から、小分けせず、瓶包装品のまま交付することが推奨されており、当院では、「本 (100mL)」単位でのオーダのみとなっていました。 この度、本剤の小分け用の「専用容器セット」の提供及び、小分け後の安定性が確認さ れたことから、当院では、平成27年4月1日(水)より「ストラテラ内用液0.4%」の「mL」 及び「mg」単位でのオーダを開始し、「本」単位でのオーダを中止します。なお、従来よ り使用している患者での本剤のDO処方は、初回に限りできませんので注意して下さい。 また、漸増期等、1日量が変更となる場合は、Rpを分けて入力して下さい。 なお、調剤薬局においては、安定性が確認されている「製品開封後90日」、 「小分け後45 日」の内、どちらかを超えた製品を患者が服用しないよう注意して下さい。 ストラテラ内用液 0.4%(4mg/mL) 薬品名 成分名 アトモキセチン塩酸塩 規格 4mg/mL 適応症 ・注意欠陥/多動性障害(AD/HD): 用法・用量 [18歳未満の患者]1日0.5mg/kgより開始し、その後1日0.8mg/kgとし、さらに1日 1.2mg/kgまで増量後、 1日1.2∼1.8mg/kgで維持。増量は1週間以上の間隔をあけて行う。 いずれの投与量においても1日2回に分けて経口投与。症状により適宜増減。1日量は1.8mg /kg又は120mgのいずれか少ない量を超えない [18歳以上の患者]1日40mgより開始し、その後1日80mgまで増量後、1日80∼120mg で維持。1日80mgまでの増量は1週間以上、その後の増量は2週間以上の間隔をあけて行う。 いずれの投与量においても1日1回又は1日2回に分けて経口投与。症状により適宜増減。1 日量は120mgを超えない 外観写真 採用区分 処方/院外 *詳細・不明な点につきましては医薬品情報室(3194)までお問い合わせください。 *「DI・BOX」は電子カルテ(EGMAIN)の掲示板およびイントラネットで参照・検索できます。
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