プロ野菜ニュース 第15号 2015年6月22日発行

 プロ野菜ニュース
第22号
8月10日(月)~8月16日(日)
★今週のおすすめ1番 くだもの
★今週のおすすめ1番 やさい
●梨(分類:バラ科ナシ属)
●えだまめ(分類:マメ科ダイズ属)
ココがおすすめ
ココがおすすめ
発行日 2015年8月7日
発行元 コープネット
梨の生産量全国1位の千葉県、2位の茨城県、埼玉県 えだまめの中でも、コープの産直山形県JA鶴岡産
より、みずみずしくシャリシャリの幸水梨が到着しました!「だだちゃ豆」がおすすめです。表面のうぶ毛が茶色
栽培技術と生産管理の優れた産地を選定し、徹底した のため見た目はよくありませんが、独特の香ばしい
選別により厳選された幸水梨です。コープ自信のおすす
めの一品です。どうぞご賞味ください。
おいしい梨の見分け方
「形」ふっくらと丸みがある、「皮」に張りがある
「色」ムラがないもの、「軸(ヘタ)」がしっかりしていて
重みのあるものです。
梨の保存方法
水分が蒸発するとみずみずしさが落ちるので、すぐに
食べない場合は、ポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存
します。幸水や豊水などの日本梨(和梨)は追熟
(ついじゅく)しないので、なるべく早めにお召し上がり
ください。※追熟とは、収穫後、一定期間置くことで、
甘さを増したり果肉を柔らかくすることです。
香りと風味、だだちゃ豆特有のうま味が特徴です。
旬は8月です。まさに”今が旬”のえだまめです。
お盆のおもてなしやおつまみとして、夏の旨い
「だだちゃ豆」が、おすすめの一品です。
えだまめの豆知識
●えだまめは、大きくわけて2つの種類
一つは「白毛種」表面のうぶ毛が白いもの、もう一つは
「茶毛種」表面のうぶ毛が茶色のえだまめです。茶豆
やだだちゃ豆が「茶毛種」のえだまめです。白毛種が
通常のえだまめで関東近県でも多く栽培されています
が、茶豆など茶毛種は、新潟県や山形県が主産地の
ため、7月下旬頃から出回り始めます。
●おつまみの定番! その理由は?
日本梨は追熟しませんが、洋梨は追熟するため、未熟 えだまめには、ビタミンB1・C、メチオニンという栄養成分
でかための場合は、常温で一定期間置くことで甘さが
増し、果肉がやわらかく食べ頃になります。その他の
追熟する果物は、メロン、キウイフルーツ、バナナなど
があります。
が含まれ、これらはアルコールの分解を促し、肝機能の
働きを助けます。またカリウムも含まれ、これは体内の
余分な塩分を排出し利尿作用があります。えだまめが
お酒のおつまみになるのは、理にかなっているのです。
★お盆のおはなし
をして迎え入れた精霊の供養をします。
前号からのつづき
●祖先の魂を迎え、送り出すまでのお盆の儀式
■13日 迎え盆(お盆の入り)
■16日 送り盆(お盆の明け)
16日の夜に、精霊は再びあの世へ帰っていきます。
夕方に仏壇や※精霊棚(しょうりょうだな)の前に灯り このとき、迎え火と同じ位置に今度は「送り火」をたき、
を灯した盆ちょうちんを置き、庭先や門口に皮をはぎ取 再び帰り道を照らして霊を送り出します。
った麻の茎(おがら)をたきます。この灯りと炎を「迎え ■この送り火は、各地域で共同で行われることもあり、
火」といい、精霊に戻る家の場所を伝えます。お盆は
各地の精霊流しや、京都の大文字送り火も、この送り火
精霊を家に迎え入れることから始まります。
※精霊棚・・・精霊を迎えるために、お盆の間だけ臨時
に設ける祭棚のこと。
の一つです。
■また、精霊棚に供えるもので、きゅうりで作った馬と
なすで作った牛がありますが、これは先祖の霊が馬に
■14日、15日
乗って一刻も早くこの世に帰り、戻るときは牛に乗って
精霊が家にとどまっている期間です。仏壇にお供え物 ゆっくり戻っていただこうという願いが込められています