東京農工大学大学院 教授 野見山敏雄氏

(別紙)
派 遣 報 告 書(派遣者報告用)
※本項目は派遣終了後2週間以内に記入し、ご提出下さい。指導内容を広く役立てることを目的に、
報告内容については原則公開することを予めご承知おき下さい。当日の会議資料などがあれば、添付
して下さい。報告内容が多い場合1ページ内に収まらなくても結構です。
(地域の現状課題)
近年,所沢市では地場野菜の学校給食への出荷に関する農業者からの相談が増えてい
る。しかし,所沢市農業振興課は,学校給食への食材供給に関して農業振興課として明
解なアドバイスが出来ていない状況がある。いわゆる,売り手と買い手のマッチングが
一致していない。
※派遣者から見た派遣地域の現状課題をご記入下さい。
(指導内容)
講演では,地産地消や6次産業化が進展した契機と政策意図について述べた後,学校
給食における地産地消の現状について報告した。
また,先進事例として,兵庫県宍粟市学校給食センターと埼玉県伊奈町学校給食セン
ターの事例を紹介し,コーディネーターの存在と活動の重要性について強調した。
※今回現地で指導された内容について具体的にご記入下さい。
(今後の地産地消の推進に向けて必要な事項)
受講者から学校給食に出荷する最初の契機と手順をどうしたらよいかという質問が
あった。確かに,農業者単独で学校給食に食材を供給開始する「最初の一歩」を踏み出
すには相当な苦労があることは想像に難くない。
その場合,学校給食に関するコーディネーターが存在すれば,解決できる部分も多い
と思われる。また,農業者と学校給食関係者を橋渡しする行政の役割も大きいことを改
めて認識した。
東京農工大学
※派遣先において今後対応すべきと思われる事項についてご記入下さい。
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野見山敏雄