第2回広島市入札監視委員会会議概要 - 広島市ホームページ

第2回広島市入札監視委員会会議概要
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会議名
第2回広島市入札監視委員会
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開催日時・場所
平成24年9月12日(水) 午後2時00分~午後4時00分
水道局基町庁舎13階第1会議室
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出席委員名
木村委員長、足立委員、石井委員、緒方委員、松田委員
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事務局
財政局契約部工事契約課長ほか4名
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説明等のため出席した職員(審議順)
財政局契約部工事契約課長
下水道局施設部施設課長
環境局施設部工務課長
水道局財務課契約担当課長
水道局中工事事務所長
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議題(公開,非公開の別)及び審議の概要
(1) 平成24年度建設工事等の入札・契約制度の見直しについて(公開)
(2) 入札及び契約手続の運用状況等の報告(平成24年4月~6月分)(公開)
① 工事の発注状況について
② 低入札価格調査制度の運用状況について
③ 指名停止措置の運用状況について
④ 苦情処理の運用状況について
⑤ 談合情報への対応状況について
事務局から(1)及び(2)の①から⑤までについて、取りまとめて報告を行い、質疑応答を行った。
報告に対して、委員から意見はなかった。
(3) 抽出事案の審議(公開)
① 本通インターロッキングブロック用鉄蓋取替工事 (継続審議)(随意契約)
② 千田水資源再生センター汚泥処理設備工事(条件付き一般競争入札)
③ 筒瀬グリーンバンク広場(仮称)造成工事(筒瀬地区1工区) (条件付き一般競争入札)
①から③までについて、工事担当課長及び契約担当課長から各々の発注した工事について説
明を行い、質疑応答を行った。
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(4)
次回委員会の開催日程
日程については、後日調整を行い、決定することになった。
(5)
次回委員会で説明を受ける工事の抽出
次回の会議で審議する事案の抽出は、木村委員長が担当することになった。
傍聴人の人数
傍聴者 0人
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発言の要旨
主な質疑応答は、次のとおりである。
(1)
平成24年度建設工事等の入札・契約制度の見直しについて
Q1
事後公表化すると事業者の真の技術力、経営力による競争が反映されるようになるのか。
A1
事前公表により、最低制限価格に入札が誘導され、同額の金額で入札するケースが多く、
弊害になっている。入札公告時に公表する金抜き設計書に基づき入札金額を算出し、そ
の価格で入札に参加し競争することによって、事業者の技術力等が高まってくると考え
ている。
Q2
偶発値を入れることにより、最低制限価格は確率的なものになるが、どうか。
A2
偶発値は、最低制限価格の意義を損ねない範囲で、応札を締め切った後に発生させる。
不祥事を未然に防止する対策として導入した。
(2)
入札及び契約手続の運用状況等についての報告(平成24年4月~6月分)
質疑応答はなかった。
(3)
抽出事案の審議
① 継続審議事案:本通インターロッキングブロック用鉄蓋取替工事
(特命随意契約)
Q1
鉄蓋交換のための工事費は市が負担するのか。
A1
鉄蓋は地下埋設物であり、その取替工事費は本市が負担する。
Q2
今回の工事について、事前に本通商店街振興組合と協議をしたのか。
A2
本通りは市道であるが、特殊舗装については設置者である組合が維持管理を行っている。
組合と施工方法等について協議した結果、本通りの維持管理の専任者を指名され、その
業者と特命随意契約をした。
Q3
A3
組合が指名した業者でないといけないのか。競争入札ではだめなのか。
本通りの特殊舗装の維持管理については、組合の理事会においてこの業者が専任する
ことを決められている。鉄蓋取替部分を分割し、競争入札を行うと、費用が高くなると
ともに、責任の所在が不明確となる。 ガス管や下水道等の他の占用者においてもこの
工事と同じ方法で行っている。
Q4
A4
予定価格はどのように算出したのか。
直接的な費用については業者見積を参考に算出する。諸経費については市の基準によ
り算出する。
Q5
A5
工事費が高いのではないか。
本通りは重量車も通行するため、石割れや沈下が生じないように施工する必要がある。
また、商店街の営業を考慮し、24時間体制で交通誘導員を配置する必要があった。
Q6
この業者によるこれまでの施工状況はどうであったのか。
A6
過去施工した部分については、20年間沈下していないと聞いている。
② 千田水資源再生センター汚泥処理設備工事(条件付き一般競争入札)
Q7
A7
昭和58年の供用開始後の改修実績はどのような状況か。
センター内には東系・西系の施設があり、今回、工事を行う施設は西系で、昭和58
年の供用後は改修していない。東系については昭和63年に改修している。
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③
Q8
既存の汚泥処理設備の脱臭システムは現在動いているのか。今回の設備が完成したらそ
の設備はどうするのか。
A8
現在、既存の汚泥処理設備が動いているが、脱臭機が老朽化して効率が落ちている。今
回の設備が完成したら廃止する。
Q9
脱臭装置の経費と全体工事費に対するウエイトはどうか。
A9
約3億円で、全体工事費の45%を占める。
筒瀬グリーンバンク広場(仮称)造成工事(筒瀬地区1工区) (条件付き一般競争入札)
Q10
等級区分欄の工事成績点は年度によって75点以上、76点以上とあるが、年によっ
て点数が違うのは何故か。
A10
1月から12月までの暦年で工事成績点をつけており、上位成績の者が全体数の2割
以上となるよう設定することから、年によって点数が異なっている。
Q11
A11
筒瀬グリーンバンク広場は運動公園なのか。
運動公園とグリーンバンクがある。グリーンバンクは、道路工事などの公共工事で、
不要となる木を他の場所へ移植するまでの間、仮植えしておく場所である。
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