学校便りNo12 - 清水町教育委員会

御中便り
Web 版
学校通信 No.12
No.1
H27.3.24
H24.4.19 発行:清水町立御影中学校
発行:清水町立御影中学校
学校教育目標 :自主自律の人 創意実践の人 明朗誠実の人
御影中学校「教育の四季」
~明日への目標に 心躍らせる春
○挨拶・返事はさわやかに
○プラス思考で反省・出発
春の訪れを感じる素晴らしい天気となった3月13日(金)、多くのご来賓・保護者の皆様のご臨
席をいただき、本校の第44回卒業証書授与式が行われました。3年間の中学校生活の思い出を胸
に25名の卒業生が学び舎を巣立って行きました。
平成26年度を終えるにあたり
校
長
遠
共に学び、共に喜びを分かち合い、時にはけんかしてもまた仲直りした友のこと。いつもそばで
藤
憲
晃
温かく、時にはきびしく見守ってくれた先生のこと。部活動で流した涙。学級が一つとなって取り
3月13日、3年生25名はたくさんの思い出にあふれた学舎を後にし、それぞれの道へと巣立
っていきました。卒業生の皆さんは、御影中学校の最上級生として、体育祭では後輩をリードし、
組んだ体育祭や文化祭。御影中学校で過ごした3年間のかけがえのない日々は、いつまでも卒業生
の心の中になつかしい思い出として残ることでしょう。
赤白、各組のリーダーとして力一杯各競技に参加していました。文化祭の合唱では25名で心を込
卒業式後半の別れの集いでは、1年生の T.N 君と2年生の K.T 君がお世話になった先輩へ感謝の
めて歌った「自分らしく」の美しいハーモニーがよみがえってきます。
「ちぎり絵」は、細やかな色
言葉を述べ、3年生代表の Z.A さんと K.T 君が学級、部活動、学校行事の思い出や先生方、保護者
合いを出した「トロピカルメモリー」を完成させ、ちぎり絵の伝統を後輩に引き継いでくれました。
への感謝の言葉を心を込めて語りました。その一言一言が式場にいるすべての人の心を打ちました。
十勝子ども大会で見る人を惹きつけた演劇「キャッチオール・がらくた箱」や、聴く人の心をふる
卒業生が退場する際には、一人一人がクラスの仲間や後輩、父母、先生方への感謝の思いを語りま
わせた合唱「モルダウ」も、3年生の皆さんがいたからこそ、大成功を収められたのだと思います。
した。どのスピーチも卒業生の熱い思いがひしひ
部活動では、全道大会・全国大会へも出場しました。皆さんは、いつも学校行事の先頭に立って活
しと伝わってきました。誠に素晴らしい、心に残る
躍し、御影中学校の歴史に新たな1ページを付け加えてくれました。
卒業式となりました。
私は卒業生に、
「物の見方を変えれば、道は開ける」という言葉を贈り、新しい出発へのはなむけ
1・2年生の皆さんは、先輩たちが築いた良き伝
としました。人は困難にぶつかるとそのことで頭がいっぱいになり、目の前のことしか見えなくな
統を受け継ぎ、この御影中学校をさらに素晴らしい
ります。それは仕方のないことなのですが、ほんのちょっと見方や考え方を変えると、まったく別
十勝一の学校にすべく、努力してほしいと思います。
の道が見えてくる、マイナスに見えることでも別の視点から見ればプラスになるとお話ししました。
お忙しい中、ご臨席くださいましたご来賓・保護
例えば、陸別町では、日本一の寒さを利用して、
「しばれフェスティバル」を毎年開催し、全国各地
者の皆様に厚くお礼申し上げますとともに、今後も
から多くの人が参加するイベントになっています。これは、雪や寒さのマイナス面を見るのではな
本校へのご支援をよろしくお願いいたします。
く、プラス面はないかと考えた結果、大きな成果を上げている例です。卒業生は4月から高校生に
なるわけですが、高校の3年間を「3年もある」と考えるか、あるいは「3年しかない」と考える
かで、高校生活を送る心構えが変わってきます。
人生は考え方を少し変えるだけで、大きく道が開けていくものです。進むべき道は幾通りもある
第3回学校支援委員会の報告
のです。私は卒業生に「大きな壁にぶつかったときは自分一人で悩まず、信頼できる人に相談して
ほしい。決してあきらめず、ナイストライの精神で新たな進むべき道を見つけてほしい」とお話し
しました。
学校支援委員会が開催されました。学校から第2回学校支援委員会以降の教育活動と第2回学校診
卒業は終わりではなく、新たな人生へのスタートです。卒業生には、これから始まる高校生活で
頭と心と体を鍛え、自分の夢を大きく育てていってほしいと願っています。
良き伝統を引き継ぐとともに、自分なりの目標をもってしっかりと生活・学習してほしいと思いま
す。4月からの皆さんの活躍に期待しています。
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断アンケートの結果について説明したあと、意見交流を行いました。学校支援委員の皆様からは主
に以下のようなご意見をいただきました。
1・2年生の皆さんには、先輩たちの残していった、何事にも積極的に取り組むという御中生の
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2月26日、学校支援委員の鈴木謙三様、加藤ゆかり様、米光良一様にご出席いただき、第3回
・携帯電話(スマートフォン)の所持率はどのくらいか。
→全校生徒の3割程度。ただし、ほとんど全ての生徒が家族の携帯電話やスマートフォン、家に
あるパソコンを使用できる環境にある。
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保護者・地域の皆様には、この1年間、本校の教育活動に対しまして、多大なるご支援をいただ
きましたことに深く感謝申し上げます。新年度も子どもたちの健全な成長のため、全教職員が一丸
となって教育活動にあたりますので、よろしくお願いいたします。
・最近の報道では、LINEの利用でいじめに関わる問題が増えているようだが、大人が把握する
のは難しい。家庭でのルール作りも難しそうである。
→本校の調査では、携帯電話やスマートフォンの使用に関わってルールを決めている家庭は全校
の4割程度である。
・家庭でのルール作りも必要であるが、清水中と携帯電話やスマートフォンなどの使用に関して、
共通して指導していくことも大切である。
・道徳の教科化が進められている。御影中の子どもの実態にそった準備をお願いしたい。
教職員人事異動 転出のご挨拶
・今年度、学校支援委員として教育活動を見てきたが、御影中はバランスよくやるべきことをきめ
春3月は、教職員の異動の季節です。このたびの人事異動で、遠藤憲晃校長、後藤敏幸教諭、杉
細やかにやっていると思う。地域に出て学ぶことも、地域の方や卒業生の話を聴くということも
野浩利教諭、菅谷頼子教諭が御影中学校を去ることになりました。4名の方々には、体育祭や文化
よい取組だと思う。母校である御影中の生徒のがんばりを誇りに思う。
祭の行事にはぜひ御影中学校へお越しいただき、生徒の活躍をご覧いただければと思います。これ
・「ほめること」に学校全体で取り組んでいるところがよい。これからも継続していただきたい。
からも健康に留意され、新しい地でご活躍されることをお祈りしております。
・学校診断アンケートで保護者の声を聴いて改善に生かしているのは、とてもよいことだと思う。
今後も継続していってもらいたい。
「東北へ行こう 忘れない震災」 I.G 君参加
十勝管内の中学生が東日本大震災の被災地となった宮城県を訪れ、ボランティア活動などを行う「東
北へ行こう
忘れない震災」が3月27日~29日に行われます。これは震災から4年が過ぎた被災
地を見て回り、復興のあり方などを考えることを目的とし、管内在住の新中学2、3年生、高校1年
○フットサル 2015 全十勝ユース(U-14)8人制冬季学年別大会 2 月 14 日、15 日(芽室町総合体育館)
・1年生の部 優勝 清水中・御影中 順位リーグ(清水・御影 2-1 音更、清水・御影 2-1 翔陽 B、清水・御影 4-0 芽室)
*御影中から I.Y 君、O.K 君、O.R 君、M.Y 君が出場し優勝に大きく貢献しました。
生が対象です。六花亭製菓と北海道新聞帯広支社が企画し、今回で3回目になります。自らも震災の
起きた 2011 年に被災地を回った、F 先生が国語通信にボランティア募集の記事を載せ、全校生徒に
紹介したところ、2年生の I.G 君が応募し、みごと参加が決まりました。I 君には、新学期にぜひ、ボ
ランティアの体験、自分の感じたことを全校生徒に話してほしいと思います。
○第 3 回北海道アイスホッケー連盟会長杯争奪中学校アイスホッケー道央大会 2月25日~27日(帯広の森アイスアリーナ)
・優 勝 連合D(連合D5-0 連合B 連合D5-2 連合AC)
十勝連合D(清水中・御影中・屈足中・芽室中)
十勝連合AC(大空中、西陵中、翔陽中、音更中、札内中、幕別中)
十勝連合B(第二中・第八中・南町中)
○第 34 回全日本女子アイスホッケー選手権大会(A) 3 月 5 日~8 日(帯広の森アイスアリーナ)
・第3位 フルタイムシステム御影グレッズ
3年生から後輩へアドバイス
3月9日、学級活動の時間を利用して、高校入試を終えた3年生が1・2年生に、学習方法や入
試に向けての心構えをお話ししてくれました。これは、1・2年生が先輩の学習方法を参考にした
り、自己の進路を積極的に考える機会とするため、昨年に続き行ったものです。3年生から、H.S
さん、H.Y 君、S.R さん、T.H 君の4名が、自分の経験をもとに後輩へ貴重なアドバイスをしてく
○第 17 回全十勝児童・生徒俳句大会(十勝毎日新聞社主催)
・奨励賞 O.I(1 年)
E.R(2 年)
M.K(2 年)
○第 55 回記念全十勝学校書道書き初め展覧会(十勝書道教育協会主催)
・特選 NHK帯広放送局長賞 O.M(1 年)
れました。次に、1・2年生の感想を紹介します。
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□合格したい気持ちとあきらめない気持ちをもっていれば、受
験は乗り越えられる。
(1年)
□受験勉強は人それぞれ自分に合ったやり方をするべきだと思
った。すぐに3年生になってその時がやってくるので、今か
ら少しずつやれることをやろうと思った。
(1年)
□まだ志望校は決まっていないし、推薦受験か一般受験かも分
からないが、受験が少し楽しみになった。
(2年)
□もう勉強を始めて、目指している学校に行けるようにする。
一日1.5時間は勉強する。(2年)
□本気で勉強しなければならないと思った。(2年)
(熱心に先輩の話を聴く1・2年生)
○平成26年度清水町文化賞・スポーツ賞受賞
《ジュニアスポーツ奨励賞》
・S.K(3 年) 種目 スピードスケート 第 35 回全国中学校スピードスケート大会男子 500m 第 4 位
・十勝連合D
種目 アイスホッケー 第 45 回全道中学校アイスホッケー大会 第 3 位
*K.S(3 年)・T.R(3 年)・I.T(3 年)・T.R(2 年)
S.J(2 年)・U.H(1 年)・K.S(1 年)・H.T(1 年)・M.S(1 年)
・U.A(2年) 種目 水泳 全十勝中学校水泳大会 女子 100m/200m 平泳ぎ 第1位
《ジュニア文化優秀賞》
・O.K(3 年) 奨励部門 種目(技術) 十勝子ども大会技術科作品の部 中文連賞
御影中学校「教育の四季・春」
清水町 さわやかな春風の中で 元気に力強く
学 校
明日への目標に 心躍らせる春
○挨拶・返事は自らさわやかに
○プラス思考で反省・出発
PTA
○子どもと生き方について対話をしよう
○子どもとボランティア活動の良さを楽
しもう(生活部)
御影中学校の春 (H27. 3.13 撮影)
良いとこ一声運動~子どもの良いところをどんどんほめよう!
しみず教育の四季
シンボルマーク
合 言 葉
☆ナイストライ!
☆めざせ、家庭学習500時間!
**4月の主な行事予定**
7日(火)学級編成発表(11:00) 職員会議
8日(水)着任式
始業式
入学式
10日(金)生徒会専門委員会 自転車点検
13日(月)生徒会入会式
生徒指導交流会
◇◇◇◇◇後
記◇◇◇◇◇
★3月は別れの季節です。25名の3年生
が御影中学校を巣立ち、4名の教職員も新
たな地へ旅立つことになりました。卒業し
た3年生の皆さんには、高校の3年間で自
分を研き、高め、それぞれの夢が実現する
14日(火)三計測 体育祭企画委員会
ように精一杯努力してほしいと思います。
16日(木)職員会議 移動図書
また、転出される教職員の皆さんには、健
17日(金)家庭訪問開始(~28日まで)
部活集会
18日(土)第1回授業参観日 PTA総会
PTA歓迎会
19日(日)しみず読書の日
本別公園クロスカントリー大会
20日(月)振替休業日
康に留意され、ますますご活躍されること
をお祈りしております。★2月25日に帯
広の薬剤師の方を講師に迎え、3年生対象
の薬物乱用防止教室が開催されました。ス
ライドを使って薬物の歴史などを具体的に
説明していただきました。★2月28日に
は生徒会役員を中心とした1・2年生8名
が旭山学園を訪問し、室内ホッケーで汗を
流しました。楽しく交流することができま
21日(火)全国学力・学習状況調査
した。★3月11日には3年生を送る会が
23日(木)生徒総会 認証式
開催され、生徒会と各学年が工夫を凝らし
24日(金)内科検診
た出し物を披露し、思い出に残る会になり
25日(土)全十勝春季サッカー大会
29日(水)全十勝春季サッカー・卓球(個人)大会
30日(木)清水町教育研究会総会(午前授業)
ました。★保護者・地域の皆様には、1年
間、本校の教育活動に多くのご支援・ご協
力を賜り、心から感謝申し上げます。次年
度もよろしくお願いいたします。