報道用資料 【レパートリー】 新国立劇場 2014/2015 シーズン オペラ リヒャルト・シュトラウス ばらの騎士 【全 3 幕〈ドイツ語上演/字幕付〉】 指揮:シュテファン・ショルテス 演出:ジョナサン・ミラー 2015 年 5 月 24 日(日)~6 月 4 日(木) 5 回公演 新国立劇場オペラパレス 2007年の初演で大絶賛を博した「本当に美しく上品なオペラ」です。 細やかな人物描写に優れたジョナサン・ミラーの演出。 時代を 18 世紀から世界初演の 1 年後の 1912 年に移し、 当時の聴衆が感じていた「時代の移ろい」をも作品から引き出しています。 指揮者は、新国立劇場初登場となる巨匠:シュテファン・ショルテス。 元帥夫人は、この役のスペシャリストであるアンネ・シュヴァーネヴィルムス。 オックス男爵は、安定した歌唱力と演技力に定評のあるユルゲン・リンが4回目の登場。 オクタヴィアンに、近年著しい成長を遂げているステファニー・アタナソフ。 さらに妻屋秀和(警部)、加納悦子(アンニーナ)、水口 聡(テノール歌手)等の 日本を代表する素晴らしい歌手陣が結集。 この作品をお届けするにふさわしい豪華キャストとなりました。 【好評発売中】 新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 ★2015 年 5 月 10 日(日)より稽古開始予定です。取材のお問い合わせをお待ちしています。 <資料・写真のご請求、ご取材のお問い合わせ> 新国立劇場 制作部オペラ 広報担当 桑原 貴 Tel:03-5352-5733/Fax:03-5352-5709 1 報道用資料 新国立劇場 2014/2015 シーズン オペラ リヒャルト・シュトラウス ばらの騎士 【全 3 幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス】 歌劇 全3幕 初演:1911年1月26日 ドレスデン、宮廷歌劇場 作曲:リヒャルト・シュトラウス Richard Strauss (1864-1949) 台本:フーゴー・フォン・ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal ■作品解説 20世紀に書かれたドイツ語のオペラの中で、もっとも人口に膾炙した作品として、大成功を収めたドレスデンでの初演以来、今日 に至るまで高い人気を誇る一作。1909年の2月、劇作家のホーフマンスタールとその友ケスラー伯爵は、フランスのモリエールを 含む先人たちの作品から様々にアイデアを借りつつ、「ばらの騎士」の筋立てを数日のうちにまとめあげた。前作「エレクトラ」(1909) で初めてホーフマンスタールと組んだリヒャルト・シュトラウスは、この「音楽のための喜劇」のアイデアを非常に気に入ったが、第二 幕と第三幕の筋立てについては、台本家のアイデアにかなりの注文をつけて、自分の意見を強く反映させている。作曲は1909年の 春に始まり、1910年9月には完成した。物語は女帝マリア・テレージア治世下の18世紀のウィーンを舞台とし、音楽では、当時まだ 宮廷の場には出てきていなかったワルツのリズムが多用されている。しかし、年代的には合わなくとも、当時の宮廷人の享楽的な気 質をシンボリックに表現する手段として、ワルツの軽快な勢いが効果を発揮している点は、多くの評者も認めるところである。 リヒャルト・シュトラウスの音楽は、貴族社会の物語に相応しく、壮大かつ典雅な響きを次々と繰り出すもので、元帥夫人、オクタヴ ィアン、ゾフィーといった性格の異なる三人の女声役の対比感も良く、硬質の響きを持つ打楽器の音色が印象的なオーケストレーシ ョンなども大いに注目される。また、第一幕のテノール歌手のイタリア語のソロ、第二幕冒頭でのゾフィーとオクタヴィアンの光輝溢 れる二重唱(ばらの献呈の場)、同幕を締め括るオックス男爵の余裕に満ちた独り語り、第三幕の女声三重唱の耽美的なメロディな ど有名な聴きどころも数多い。このほか、ドラマの面では、歴史的には存在しない、結納品の「銀のばら」という仕掛けがアイデアとし て優れているほか、時の移ろいに感傷的になる元帥夫人の姿が、あらゆるオペラの登場人物でも際立って印象的なキャラクターの 一人と評価され、ソプラノ歌手の憧れの役になっている点なども特筆される。 ■あらすじ 【第一幕】元帥夫人マリー・テレーズ(S)は、夫の不在中に、愛人の若き伯爵オクタヴィアン(SまたはMS)と一夜を過ごす。二人が朝 食を取っているところに、客人の気配がする。オクタヴィアンが急いで姿を隠すと、夫人の従兄弟オックス男爵(B)が現れる。女装し てその場を立ち去ろうとしたオクタヴィアンだが、好色者の男爵に早速目をつけられ、元帥夫人は女装姿の彼を「小間使いのマリア ンデル」と紹介する。オックスは夫人に、商人から貴族になったばかりのファーニナル(Br)の娘と結婚話があると語り、結納品として 送る銀のばらを誰に届けさせようかと相談する。夫人は咄嗟にオクタヴィアンの名前を出す。朝の接見の時間になり、夫人の前に大 勢が現れる。歌手(T)は美しいアリアを歌い、ゴシップ屋のヴァルツァッキ(T)とアンニーナ(A)が男爵に取り入る。元帥夫人は皆を 下がらせ、男爵も引き取らせる。独りになった彼女は娘時代を思い出し、急に感傷的になる。そこにオクタヴィアンが戻り、愛の言葉 をかけるが、いつか彼が自分のもとを去ると予感した夫人は彼をそのまま帰し、ひとり、憂いに沈む。 【第二幕】ファーニナルの邸。娘のゾフィー(S)が使者を待ちうける。現れたオクタヴィアンと彼女は互いに惹かれ合う。男爵が登場 するが、ゾフィーは彼の振舞いに嫌悪感を抱く。若い二人はどんどん親密さを増すが、ヴァルツァッキとアンニーナがそこに割って 入る。オックスはオクタヴィアンのことを鼻であしらうが、剣を突き付けられて怪我をする。ファーニナルに介抱された彼は、「マリア ンデル」からの誘いの手紙を受け取り、オクタヴィアンの計略とも知らずに有頂天になる。 【第三幕】料理屋兼旅館の一室。小間使い姿のオクタヴィアンが、ヴァルツァッキたちを使って、男爵を罠にはめる計略をめぐらす。 当の男爵が登場し、「マリアンデル」と食事をしながら、誘惑の手を伸ばそうとするものの、いろいろな仕掛けに驚かされる。大騒ぎ になるので警部が呼ばれ、ファーニナルとゾフィー、そして元帥夫人も姿を見せる。所業が露わになった男爵は、空威張りのうちに 退場。元帥夫人は若い男女の心のうちをすぐに見抜き、身を引く覚悟を決めてその場を去る。ゾフィーとオクタヴィアンは、二人きり で愛し合う喜びを噛み締める。 【2006/2007シーズン オペラ「ばらの騎士」 初演時のプレス・リリースを再掲載】 2 報道用資料 新国立劇場 2014/2015 シーズン オペラ リヒャルト・シュトラウス ばらの騎士 【全 3 幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス】 「ばらの騎士」 Der Rosenkavalier 指 揮 Conductor 演 出 Production シュテファン・ショルテス Stefan Soltesz ジョナサン・ミラー Jonathan Miller 美術・衣裳 Scenery& Costume Design 照明 Lighting Design 舞台監督 Stage Manager イザベラ・バイウォーター Isabella Bywater 磯野 睦 Isono Mutsumi 大澤 裕 Osawa Hiroshi 元帥夫人: Die Feldmarschallin: オックス男爵: Der Baron Ochs auf Lerchenau: オクタヴィアン: Octavian: ファーニナル: Herr von Faninal: ゾフィー: Sophie: マリアンネ: Marianne: ヴァルツァッキ: Valzacchi: アンニーナ: Annina: 警部: Ein Polizeikommissar: 元帥夫人の執事: Der Haushofmeister bei der Feldmarschallin: ファーニナル家の執事: Der Haushofmeister bei Faninal: 公証人: Ein Notar: 料理屋の主人: Ein Wirt: テノール歌手: Ein Sänger: 帽子屋: Eine Modistin: 動物商: Ein Tierhändler: アンネ・シュヴァーネヴィルムス Anne Schwanewilms ユルゲン・リン Jürgen Linn ステファニー・アタナソフ Stephanie Atanasov クレメンス・ウンターライナー Clemens Unterreiner アンケ・ブリーゲル Anke Briegel 田中 三佐代 Tanaka Misayo 高橋 淳 Takahashi Jun 加納 悦子 Kanoh Etsuko 妻屋 秀和 Tsumaya Hidekazu 大野 光彦 Ono Mitsuhiko 村上 公太 Murakami Kota 晴 雅彦 Hare Masahiko 加茂下 稔 Kamoshita Minoru 水口 聡 Mizuguchi Satoshi 佐藤 路子 Sato Michiko 土崎 譲 Tsuchizaki Joe 3 報道用資料 合唱指揮: Chorus Master: 三澤 洋史 Misawa Hirofumi 合唱: Chorus: 児童合唱: Children Chorus: 新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus TOKYO FM 少年合唱団 Tokyo FM Boys Choir 管弦楽: Orchestra: 東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra 芸術監督: Artistic Director : 飯守 泰次郎 Iimori Taijiro 【公演日程】 2015 年 5 月 24 日(日)14:00、27 日(水)18:00、30 日(土)14:00、 6 月 2 日(火)14:00、4 日(木)14:00 【チケット料金】 S:23,760 円 A:19,440 円 B:12,960 円 4 C:7,560 円 D:4,320 円 報道用資料 新国立劇場 2014/2015 シーズン オペラ リヒャルト・シュトラウス ばらの騎士 【全 3 幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス】 <主要キャスト・スタッフプロフィール> 指揮:シュテファン・ショルテス Conductor : Stefan Soltesz ハンガリー生まれ。ウィーン音楽院のハンス・スワロフスキー教授のもとで研鑽を積む。1971~73年アン・デア・ウィーン劇 場指揮者。73~83年ウィーン国立歌劇場指揮者兼コーチ。79~81年グラーツ歌劇場客演指揮者。78、79、83年のザルツ ブルク音楽祭では、カール・ベーム、クリストフ・フォン・ドホナーニ、ヘルベルト・フォン・カラヤンのアシスタントを務める。83 ~85年ハンブルク州立歌劇場常任指揮者、85~97年ベルリン・ドイツ・オペラ常任指揮者、88~93年ブラウンシュヴァイク 州立歌劇場音楽監督、92~97年アントワープのフランダース・オペラ音楽監督を歴任。97~2013年エッセン歌劇場芸術監 督、及びエッセン・フィル音楽総監督。この間、歌劇場とオーケストラの評価を飛躍的に高め、ドイツのオペラ専門誌 『Opernwelt』の「2007/08シーズンの成果」アンケートでは、「最優秀オペラ劇場」に輝いている。新国立劇場初登場。 Production : Jonathan Miller ロンドン生まれ。医学博士、作家、TVプロデューサー、演劇・オペラ・映画の演出など幅広い分野で国際的に活躍。演劇演出 家として、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『ヴェニスの商人』『じゃじゃ馬馴らし』や、1988年から90年まで芸術監督を 務めたオールドヴィック劇場での『リア王』、80年からBBCが制作したシェイクスピアシリーズなど、シェイクスピア作品の演 出で高い評価を得る。オペラ演出は74 年のアレクサンダー・ゲアーの『Aeden Must Die』イギリス初演に始まり、その後も イングリッシュ・ナショナル・オペラなどで活躍、『ミカド』『リゴレット』『ねじの回転』『ばらの騎士』『カルメン』などで大成功を収 める。また、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ザルツ ブルク音楽祭など世界各地で活躍している。新国立劇場では『ファルスタッフ』『ばらの騎士』を演出。 演出:ジョナサン・ミラー Die Feldmarschallin : Anne Schwanewilms ドイツ出身。R.シュトラウスやワーグナーの作品を特に得意とするほか、ドイツ・オペラ、イタリア・オペラ、フランス・オペラか ら現代作品までレパートリーは幅広い。これまでに、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤルオペラ、シカゴ・リリ ック・オペラ、ザルツブルク音楽祭など名だたる歌劇場や音楽祭に出演している。最近では、ミュンヘン・オペラ・フェスティバ ル『タンホイザー』エリーザベト、ウィーン国立歌劇場『ばらの騎士』元帥夫人、メトロポリタン歌劇場『影のない女』皇后、ザク セン州立歌劇場『エレクトラ』クリソテミス、マドリッドのレアル劇場『ローエングリン』エルザ、ケルン歌劇場『オテロ』デズデー モナ、ウィーン国立歌劇場『アラベッラ』タイトルロールなどがある。2002年ドイツのオペラ専門誌『Opernwelt』で最優秀歌 手に選ばれている。新国立劇場初登場。 元帥夫人:アンネ・シュヴァーネヴィルムス オックス男爵:ユルゲン・リン Der Baron Ochs auf Lerchenau : Jürgen Linn ドイツ生まれ。マンハイム音楽大学で学んだ後、カイザースラウテルンとニュルンベルク州立歌劇場のメンバーとして活躍。 ストラスブール、ボローニャ、パレルモ、ローマ、ヴェローナ、ミラノなどで国際的なキャリアを積む。『さまよえるオランダ人』 タイトルロール、『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナール、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・ザックス、『ニーベ ルングの指環』ヴォータン/アルベルヒ/さすらい人/グンター、『パルジファル』アムフォルタスといったワーグナーのレパ ートリーのほか、『ばらの騎士』オックス男爵、『サロメ』ヨハナーン、『ヴォツェック』タイトルロールなども歌っている。オックス 男爵役は 2010 年カールスルーエ・バーデン州立歌劇場でロールデビュー後、翌年ライプツィヒ歌劇場にも出演。14 年には、 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場とライプツィヒ歌劇場に同役で出演している。新国立劇場では 09 年『ラインの黄金』ア ルベリヒ、10 年『ジークフリート』アルベリヒに出演。 5 報道用資料 Octavian : Stephanie Atanasov ウィーン生まれ。ウィーン・コンセルヴァトリウム卒業。2005年にウィーン・フォルクスオーパー『ヘンゼルとグレーテル』眠り の精、シェーンブルン宮殿『偽の女庭師』ラミロ、及びザンクト・マルガレーテン音楽祭『カルメン』メルセデスでオペラ・デビュ ー後、ザクセン州立歌劇場のアンサンブル・メンバーとなり、『皇帝ティートの慈悲』アンニオで劇場デビュー。『ファルスタッフ』 ページ夫人メグ、『サロメ』ヘロディアス、『魔笛』侍女2、『カルメン』メルセデス、『フィガロの結婚』ケルビーノ、『ヘンゼルとグ レーテル』ヘンゼル、『こうもり』オルロフスキー公爵などをレパートリーとし、ザクセン州立歌劇場、ベルリン州立歌劇場など ドイツを中心に欧州各地の劇場で活躍。『ばらの騎士』オクタヴィアン役は、09年ドイツ・キール歌劇場で歌ったほか、10年ベ ルリン・ドイツ・オペラ、13年クラーゲンフルト市立劇場でも歌っている。最近では、ベルリン州立歌劇場『サロメ』ヘロディア ス及びオラトリオ『魔法の酒』、キール歌劇場『ナクソス島のアリアドネ』作曲家などに出演。新国立劇場初登場。 オクタヴィアン:ステファニー・アタナソフ Herr von Faninal : Clemens Unterreiner ウィーン出身。2000 年、バイロイト音楽祭の奨学金を獲得。02 年ハンス・ガボール・ベルヴェデーレ国際声楽コンクールの セミファイナリスト。ウィーン祝祭週間で歌手活動を始める。05 年よりウィーン国立歌劇場のソロ及びアンサンブル・メンバー として、『蝶々夫人』シャープレス、『ばらの騎士』ファーニナル、『トスカ』アンジェロッティ、『ラ・ボエーム』ショナールなどを歌 っている。また、ウィーン・フォルクスオーパーにも『蝶々夫人』シャープレス、『こうもり』ファルケ博士、『魔笛』パパゲーノな どで客演するほか、デンマーク王立歌劇場、ザルツブルク音楽祭、ブダペスト音楽祭などにも出演している。13 年はガルミ ッシュ・パルテンキルヒェンのR.シュトラウス音楽祭『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン、ウィーン国立歌劇場『こうもり』フ ァルケ博士などに出演。ウィーン国立歌劇場で多数のオペラに出演している実力派バリトンである。新国立劇場初登場。 ファーニナル:クレメンス・ウンターライナー ゾフィー:アンケ・ブリーゲル Sophie : Anke Briegel ドイツ生まれ。ハノーファー音楽大学ならびにフィレンツェのルイジ・ケルビーニ音楽院にて学ぶ。2005 年ハンブルク州立歌 劇場でのデビューに続き、ビーレフェルト歌劇場、ハノーファー州立劇場、エッセン歌劇場、マンハイム州立歌劇場などの歌 劇場に客演。2010 年から 14 年まで、ドルトムント歌劇場専属歌手。『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、『ラ・ボエーム』ム ゼッタ、『フィガロの結婚』スザンナ、『愛の妙薬』アディーナなどに出演。2014/2015 シーズンよりコペンハーゲン王立歌劇 場に所属。『ばらの騎士』ゾフィー役でデビューして大成功をおさめた。同シーズンでは『アルチーナ』モルガーナ、『魔笛』パ ミーナなどに出演している。新国立劇場初登場。 ヴァルツァッキ:高橋 淳 Valzacchi : Takahashi Jun 東京音楽大学卒業、同大学大学院修了。1995 年ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院夏期アカデミー修了。二期会公演 のほか、びわ湖ホール、日生劇場など多くの公演で活躍。新国立劇場では『ホフマン物語』アンドレ/コシュニーユ/フラン ツ/ピティキナッチョ、『タンホイザー』ハインリヒ、『軍人たち』若い伯爵、『ラインの黄金』ミーメ、『ムツェンスク郡のマクベス 夫人』ボロ服の男、『魔笛』モノスタトス、『アンドレア・シェニエ』密偵、『ばらの騎士』ヴァルツァッキ、高校生のためのオペラ鑑 賞教室『蝶々夫人』ゴロー、『夜叉ヶ池』鯉七などに出演、印象的な役作りで評価を得ている。11 年二期会『サロメ』(P.コンヴィ チュニー演出)ヘロデで好評を博した。2013/2014 シーズンは『ホフマン物語』アンドレ/コシュニーユ/フランツ/ピティ キナッチョに出演。二期会会員。 アンニーナ:加納 悦子 Annina : Kanoh Etsuko 東京藝術大学、同大学大学院を修了後、ケルン音楽大学で声楽を学ぶ。ケルン市立歌劇場専属歌手として『フィガロの結婚』 ケルビーノ、『蝶々夫人』スズキなど40以上の演目に出演。国内ではNHK交響楽団などとの共演や、二期会、びわ湖ホール オペラなどで活躍。最近では2013年9月びわ湖ホール・神奈川県民ホール共催『ワルキューレ』フリッカを演じた。新国立劇 場では『ホフマン物語』ニクラウス/ミューズ、『魔笛』侍女Ⅱ、『ばらの騎士』アンニーナ、『ルサルカ』料理人の少年、『ピータ ー・グライムズ』セドリー夫人などに出演している。2013年10月文化庁芸術祭オープニング公演でエルガー「海の絵」を独唱 して、高い評価を得ている。同年4月にCD「メアリ・スチュアートの詩」(ALM RECORDS)をリリース。二期会会員。 6 報道用資料 本公演はレパートリー作品です。過去の舞台写真を宣材としてご使用いただけます。 <1> <2> <4> <7> <10> <5> <8> <3> <6> <9> <11> 7 <12>
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