2014/2015シーズンオペラ「さまよえるオランダ人」

報道用資料
新国立劇場2014/2015シーズン オペラ
リヒャルト・ワーグナー
さまよえるオランダ人
【全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス】
指揮:飯守 泰次郎
演出:マティアス・フォン・シュテークマン
2015年1月18日(日)~31日(土)
5回公演
新国立劇場オペラパレス
愛と自己犠牲による救済。それはワーグナーの原点。
ワーグナー作品のスペシャリスト
飯守 泰次郎 芸術監督がタクトを執る次回公演は
オペラ「さまよえるオランダ人」です。
オペラデビューにもオススメの本プロダクション。
「明快で解りやすい」と定評のあるマティアス・フォン・シュテークマンの演出です。
どなた様もきっとご満足いただけると確信しております。
ゼンタ役にリカルダ・メルベート、
オランダ人役にトーマス・ヨハネス・マイヤーと
バイロイト音楽祭の出演歴を誇る歌手を招聘いたします。
2012 年 11・12 月公演 オペラ「ドン・カルロ」から連続して出演する
人気バス歌手 ダーラント役のラファウ・シヴェクにも注目です。
そして「世界的高水準」と高い評価を受けている
新国立劇場合唱団のアンサンブルにもご期待ください。
【好評発売中】 新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
★2015年1月4日(日)より稽古開始予定です。取材のお申し込みをお待ちしています。
<資料・写真のご請求、ご取材のお問い合わせ>
新国立劇場 制作部オペラ 広報担当 桑原 貴
Tel:03-5352-5733/Fax:03-5352-5709
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本プロダクションを楽しむキーワード
■Q.
「バイロイト音楽祭に出演した歌手」って、上手なの??
なせ、
「バイロイト音楽祭に出演した事」を強調するの??
この解答は最終行に書かせていただきます。
まず簡単に「バイロイト」について解説させていただきますね。
「バイロイト」とは、ドイツの南東部・バイエルン州にある都市の名前です。その都市に、「バイロイ
ト祝祭劇場」(Bayreuther Festspielhaus)は存在します。この劇場は作曲家のリヒャルト・ワーグナー
が、自分の作品を上演する目的として計画、設計したオペラ劇場なのです。1872 年に着工して、1876
年に完成しました。
その劇場で毎年7月から8月までの約 1 ヶ月、バイロイト音楽祭が開催されます。上演する演目は、全
てリヒャルト・ワーグナーの作品です。基本的には『さまよえるオランダ人』から『パルジファル』ま
での7作品10演目です。
【下記をご参照ください。
】
【1】
『さまよえるオランダ人』 (Der fliegende Holländer )<1843 年初演>
【2】
『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』 (Tannhäuser und der Sängerkrieg auf Wartburg )<1845 年初演>
【3】
『ローエングリン』 (Lohengrin )<1850 年初演>
【4】
『トリスタンとイゾルデ』 (Tristan und Isolde )<1865 初演>
【5】
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 (Die Meistersinger von Nürnberg )<1868 年初演>
【6】
『ニーベルングの指環』 (Der Ring des Nibelungen )
4 つの独立した楽劇からなる連作で、4 夜にわたって上演される壮大な作品である。
【6-1】序夜『ラインの黄金』 (Das Rheingold )<1869 年初演>
【6-2】第 1 日『ワルキューレ』 (Die Walküre )<1870 年初演>
【6-3】第 2 日『ジークフリート』 (Siegfried )<1878 年初演>
【6-4】第 3 日『神々の黄昏』 (Götterdämmerung )<1878 年初演>
【7】
『パルジファル』 (Parsifal) <1882 年初演>
以上、7作品10演目。
現在、総監督は故・ヴォルフガング・ワーグナー(作曲家のリヒャルト・ワーグナーの孫)の娘である
カタリーナ・ワーグナーとエファ・ワーグナーの二頭体制で運営しています(2014年10月現在)。
また歌手のキャスティングは総監督が決定します。つまり、バイロイト音楽祭に出演することは“ワー
グナー家に認められた歌手”であるといえるでしょう。そして、開催の時期になるとワーグナー作品を
レパートリーとする世界で超一流のオペラ歌手が、出演のためにバイロイトに集結します。ここはワー
グナーの聖地なのです。
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もうで
参考までに、音楽祭で観劇することを「バイロイト 詣 」とも呼ばれます。ちなみに、ワーグナー音楽
愛好者を「ワグネリアン」
(Wagnerian)とも呼びます。この言葉は世界共通となっており、Wagnerian
は英和辞書にも掲載されています。
では、タイトルの答えです。
A.「バイロイト音楽祭に出演した歌手」とは、世界中でワーグナーをレパートリーとする数多くの歌
手からキャスティングされた歌手です。ワーグナー作品において芸術性がワーグナー家に認められたこ
とを意味すると同時に、世界の超一流の歌手である証なのです。
■このオペラの魅力のひとつに合唱があります。
シーズンを通して出演している新国立劇場合唱団は、世界中で活躍している一流指揮者から非常に高い
評価をいただいております。オペラ「さまよえるオランダ人」はスペクタルな合唱シーンがあります。
オペラパレスに響き渡るアンサンブルは必聴です。合唱愛好家、コーラス部、合唱部の方にもおすすめ
したいオペラです。
■ワーグナー作品のオペラデビューに如何? 明快で解りやすい演出です。
Q.ワーグナーの救済とは?
A.女性の愛による自己犠牲によって救われること。
ワーグナーのオペラは、この「さまよえるオランダ人」から本格的になりました。バイロイト音楽祭の
上演作品が「さまよえるオランダ人」から「パルジファル」までである事からも、お分かりいただける
と思います。そして、ワーグナー・オペラのテーマである「救済」は、この作品が起点となっているの
です。
是非この機会に、原点からワーグナー・オペラを体感してみてください。なお、他のワーグナー作品と
比較して、上演時間が比較的短いのでオペラデビューの方でも安心です。
(笑)
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新国立劇場 2014/2015 シーズン オペラ
リヒャルト・ワーグナー
さまよえるオランダ人
【全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス】
<あらすじ>
第1幕
ノルウェー船が入江に停泊していると、赤い帆の不気味な船が現れる。それは、オランダ人船長の乗る
幽霊船だ。悪魔に呪われたオランダ人船長は死ぬことを許されず、海をさまよっていた。そして 7年に
1度だけ上陸を許され、そのとき彼に永遠の貞節を誓う女性が現れれば救われるという。ノルウェー船
の船長ダーラントはオランダ人の姿に気づき、幽霊とは知らず声をかける。2人は話すうち、ダーラン
トの娘ゼンタを妻にもらえるなら全財産をあげよう、とオランダ人が提案する。金に目がくらんだダー
ラントはその申し出を受け入れる。
第2幕
壁にかかるオランダ人船長の肖像画になぜか心惹かれるゼンタ。村の女性たちはみな糸を紡いでいるが、
ゼンタは絵に見入って幽霊船の伝説を語り、船長を救えるのは自分だけと確信する。ゼンタを愛する狩
人エリックは、ゼンタがオランダ人と共に海に旅立つ夢ばかり見ているので、気が気でない。そんなと
き、船が帰港。ダーラントは、オランダ人をゼンタに紹介する。ゼンタは、恋い焦がれたオランダ人が
目の前にいることに恍惚とし、彼に貞節を誓う。オランダ人はついに救われるときが来たことを確信す
る。ダーラントも金銀財宝が手に入ると喜ぶ。
第3幕
ノルウェー船員たちは、一緒に祝杯を上げようとオランダ船員に声をかけるが、反応がない。次第に恐
ろしい声が響き渡り、ノルウェー船員たちは逃げ出す。一方エリックは、かつては自分に愛を誓ったの
に、出会ったばかりのオランダ人船長と結婚を決めてしまったゼンタを責める。その 2人のやりとりを
物陰から見ていたオランダ人は、ゼンタを諦め、再び海へ戻ろうとする。しかしゼンタはオランダ人へ
の愛を固く誓い、海へ身を投げる。するとオランダ船は沈没。光に包まれたオランダ人とゼンタは永遠
の救いを得るのだった。
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新国立劇場 2014/2015 シーズン オペラ
リヒャルト・ワーグナー
さまよえるオランダ人
【全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス】
【公演日程】 2015 年 1 月 18 日(日) 2:00、21 日(水) 2:00、25 日(日) 2:00、28 日(水) 7:00、31 日(土)
2:00
【チケット料金(税込)】 S:21,600 円・A:16,200 円・B:10,800 円・C:6,480 円・D:3,240 円
指 揮:
Conductor:
演 出:
Production:
飯守 泰次郎
Iimori Taijiro
マティアス・フォン・シュテークマン
Matthias von Stegmann
美 術:
Scenery Design:
衣 裳:
Costume Design:
照 明:
Lighting Design:
舞台監督
Stage Manager :
堀尾 幸男
Horio Yukio
ひびの こづえ
Hibino Kodue
磯野 睦
Isono Mutsumi
村田 健輔
Murata Kensuke
ダーラント:
Daland:
ゼンタ:
Senta:
エリック:
Erik:
マリー:
Mary:
舵手:
Steuermann:
オランダ人:
Holländer:
ラファウ・シヴェク
Rafal Siwek
リカルダ・メルベート
Ricarda Merbeth
ダニエル・キルヒ
Daniel Kirch
竹本 節子
Takemoto Setsuko
望月 哲也
Mochizuki Tetsuya
トーマス・ヨハネス・マイヤー
Thomas Johannes Mayer
合唱指揮:
Chorus Master:
三澤 洋史
Misawa Hirofumi
合 唱:
Chorus:
管弦楽:
Orchestra:
新国立劇場合唱団
New National Theatre Chorus
東京交響楽団
Tokyo Symphony Orchestra
協 力:
Cooperation:
日本ワーグナー協会
Richard-Wagner-Gesellschaft Japan
芸術監督:
Artistic Director:
飯守 泰次郎
Iimori Taijiro
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新国立劇場 2014/2015 シーズン オペラ
リヒャルト・ワーグナー
さまよえるオランダ人
【全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス】
■作品解説
歌劇 全3幕
初演:1843 年 1 月 2 日 ドレスデン、宮廷劇場
作曲/台本:リヒャルト・ワーグナー Richard Wagner(1813-83)
イタリアのヴェルディと同年の生まれで、
共に 19 世紀後半のオペラ界を引っ張る存在となったワーグナー。
「指環」4 作を含む彼の全 13 作の音楽劇において、本作「さまよえるオランダ人」は、世界の劇場のレパー
トリーに残った最初の傑作である。当時、大都会パリへの進出を試みて苦闘していた作曲家が、作曲に関する
諸事情を「自叙伝的素描 Autobiographischen Skizze」
(1842)で詳しく述べているが、彼はまず、1840
年の 5 月にパリ・オペラ座の支配人に、
「さまよえるオランダ人」の伝説をもとに作曲したいと提案した。し
かし、誤解を伴った複雑な事情の中で、翌 41 年に彼は自作のシナリオをオペラ座にやむなく売り渡し、劇場
側は別の台本作者と作曲家にそれを託して歌劇「幽霊船 Le vaisseau fantôme」を作らせたものの、良い成
績を収められずに終わっている。
しかし、そのオペラ座の動きと並行して、この題材をもとに自分でも作曲を進めていたワーグナーは、1841
年 11 月 19 日にパリで総譜を完成させた後、一旦それをベルリンの宮廷劇場に送って上演を依頼した。だが、
それが実現する前に、前作「リエンツィ」の初演がドレスデンで大成功を収めた(1842 年 10 月)ことで、
本作もその勢いにあやからせたいと考えた作曲家は、楽譜をベルリンから取り戻し、1843 年 1 月 2 日にドレ
スデンで本作の世界初演を敢行した。なお、ワーグナーは当初、スコットランドを舞台とした一幕ものとして
構想していたが、後に全体を三幕に分けたほか、4 年前にリガからパリへと危険な航海に出た自分の姿を本作
に重ねるべく、初演の直前に舞台をノルウェーに移し替え、いくつかの役名も変更した上で、自らの指揮で上
演に踏み切っている。
物語は、永遠に荒海をさまようべく呪いをかけられたオランダ人が、若い娘ゼンタの愛情と自己犠牲によっ
て救済されるというもので、1860 年までにオーケストレーションがたびたび改訂されたほか、新しい音楽も
加えられている。本作は、伝統的な番号オペラの様式に添った構成ながら、それまでにないドラマチックな音
楽が雄弁に響き渡り、迫力ある情景を生み出しているほか、幕切れの「ゼンタの救済」における演出家の解釈
が注目され、上演の度に話題を呼ぶ一作となっている。
本プロダクションは、
「序曲では救済が無いバージョン」
、幕切れは「救済で終わる形」で演出されている。
上演歴は 2007 年 2 月に初演。2012 年 3 月に再演。本公演は 2 回目の再演となる。
(2007 年 2 月 本公演のプレスリリースを改定)
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新国立劇場 2014/2015 シーズン オペラ
リヒャルト・ワーグナー
さまよえるオランダ人
【全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉 オペラパレス】
<主要キャスト・スタッフプロフィール>
指揮:飯守 泰次郎
Conductor : Iimori Taijiro
桐朋学園短期大学卒業。在学中に藤原歌劇団公演『修道女アンジェリカ』にてデビュー。1966
年ミトロプーロス国際指揮者コンクール、69 年カラヤン国際指揮者コンクールでともに第 4 位入
賞。72 年、芸術選奨新人賞とバルセロナのシーズン最高指揮者賞を受賞。これまでに読売日
響指揮者、ブレーメン、マンハイム、ハンブルク、レーゲンスブルクの各歌劇場の指揮者、エン
スヘデ市立歌劇団第一指揮者、名古屋フィル常任指揮者、東京シティ・フィル常任指揮者、関
西フィル常任指揮者を歴任。現在、東京シティ・フィル桂冠名誉指揮者、関西フィル桂冠名誉
指揮者。第 32 回(2000 年度)サントリー音楽賞、第 54 回(03 年度)芸術選奨文部科学大臣賞
受賞。2004 年紫綬褒章、10 年旭日小綬章、12 年度文化功労者、日本芸術院賞。新国立劇場
では 00 年『青ひげ公の城』、08 年地域招聘公演『ナクソス島のアリアドネ』、12 年オペラ研修所
公演『フィレンツェの悲劇』『スペインの時』を指揮。2014/15 シーズン『パルジファル』を指揮し
て大絶賛を博した。14 年 9 月より新国立劇場オペラ芸術監督。
演出:マティアス・フォン・シュテークマン
Production : Matthias von Stegmann
ミュンヘン生まれ。テレビや映画の翻訳、台本、演出家、俳優として活動を開始。1991年よりバ
イロイト音楽祭に参加、以来第一演出助手を務める。2002年英国ロイヤルオペラ『ヴォツェック』、
04年『ニーベルングの指環』(共にK.ウォーナー演出)でも演出補として参加するなど、多くの演
出家の信頼を得ている。03年メトロポリタン歌劇場『後宮からの逃走』では太守セリムで出演。
自ら音楽劇の執筆、演出も手掛けている。新国立劇場では開場記念公演『ローエングリン』で
W.ワーグナーの演出助手を務めて以来、『アラベッラ』『魔笛』『サロメ』『ドン・ジョヴァンニ』『フィ
ガロの結婚』『ニーベルングの指環』に参加。07年『さまよえるオランダ人』で本格的オペラ演出
デビューを果たし、12年に再演。08年は『魔弾の射手』を演出。また、04年こどものためのオペ
ラ劇場『ジークフリートの冒険』の台本・演出を担当、大絶賛を博しウィーン国立歌劇場特設劇
場、チューリッヒ歌劇場でも上演された。近年では 12年ミンデンオペラ劇場『トリスタンとイゾル
デ』、13年バイロイト音楽祭 ワーグナー生誕100周年記念公演 『リエンツィ』の演出を手掛けている。
ダーラント: ラファウ・シヴェク
Daland : Rafal Siwek
ポーランド出身。2002年ポーランド国立歌劇場『エウゲニ・オネーギン』グレーミン公爵でオペラ
デビュー。これまでに、同歌劇場を含むポーランド国内の歌劇場に出演のほか、ベルリン州立
歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、ローマ歌劇場、ボリショイ劇場などに出演。『ドン・カルロ』フィ
リッポ二世、『アイーダ』ランフィス、『ナブッコ』ザッカリーア、『リゴレット』スパラフチーレなどヴェ
ルディ作品や、『魔笛』ザラストロ、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『トゥーランドット』ティムー
ルなどをレパートリーに持つ。最近では、チューリッヒ歌劇場『アイーダ』ランフィス、ベルリン州
立歌劇場『ドン・カルロ』宗教裁判長、バイエルン州立歌劇場『リゴレット』スパラフチーレ(2014
年11月)、ワルシャワ歌劇場『ナブッコ』ザッカリーアなどがある。新国立劇場では14年11・12月
『ドン・カルロ』フィリッポ二世に出演予定。
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ゼンタ: リカルダ・メルベート
Senta : Ricarda Merbeth
トリエステのドイツのケムニッツ生まれ。ライプツィヒのメンデルスゾーン音楽大学で学ぶ。ドイ
ツのマグデブルク劇場及びワイマールのドイツ国民劇場で経験を積む。1999年ウィーン国立
歌劇場のアンサンブル・メンバーとして『フィデリオ』マルツェリーネで劇場デビュー、その後も
出演を重ね、2005年にフリーとなった後も定期的に出演している。バイロイト音楽祭にも 2000
年『ニーベルングの指環』フライア、ゲルヒルデ、ヘルムヴィーゲ、グートルーネでデビューの後、
02、04、05、07年と『タンホイザー』エリーザベトで出演を重ね、13年と14年は『さまよえるオラン
ダ人』ゼンタで出演した。最近では、パリ・オペラ座『エレクトラ』クリソテミス、ウィーン国立歌劇
場『フィデリオ』レオノ-レ、同『さまよえるオランダ人』ゼンタ、バイエルン州立歌劇場『ナクソス
島のアリアドネ』プリマドンナ/アリアドネなどがある。新国立劇場では06年『コジ・ファン・トゥッ
テ』フィオルディリージ、07年『タンホイザー』エリーザベト、12年『ローエングリン』エルザに出演
している。
エリック: ダニエル・キルヒ
Erik : Daniel Kirch
ドイツ出身。ケルン音楽アカデミーで学ぶ。『エウゲニ・オネーギン』レンスキー、『ファルスタッ
フ』フェントン、『コジ・ファン・トゥッテ』フェルランドなどを歌っていたが、近年、よりドラマティック
な役にレパートリーを移行してきている。これまでに、ベルリン州立歌劇場、バイエルン州立歌
劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ライプツィヒ歌劇場、チューリッヒ歌劇場、ミラノ・スカラ座、ベル
ギー王立モネ劇場、バルセロナのリセウ劇場などに出演している。最近では、2013年3月ホー
フ劇場『死の都』パウルで批評家及び観客から絶賛を浴びた後、ワルシャワ歌劇場『さまよえる
オランダ人』エリック、ベルゲン国立歌劇場『フィデリオ』フロレスタンに出演。14年にライプツィ
ヒ歌劇場で『パルジファル』ロールデビューを果たした。新国立劇場初登場。
マリー: 竹本 節子
Mary : Takemoto Setsuko
大阪音楽大学卒業。これまでに『カルメン』タイトルロール、『ファルスタッフ』クイックリー夫人、
『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『チェネレントラ』タイトルロールなどを演じる。マーラー『復
活』、ヴェルディ『レクイエム』などのソリストとしても活躍、東京都交響楽団をはじめ、国内の主
要オーケストラのソリストとしても出演を重ね、デプリースト、セーゲルスタム、ロジェストベンスキ
ーなど、多くの著名な指揮者から確かな実力を認められている。新国立劇場では『フィガロの
結婚』マルチェッリーナ、『アンドレア・シェニエ』マデロン/コワニー伯爵夫人、『さまよえるオラ
ンダ人』マリー、『神々の黄昏』第一のノルン、『アラベッラ』アデライデ、『夜叉ヶ池』万年姥など
に出演。二期会会員。大阪音楽大学客員教授。
舵手: 望月 哲也
Steuermann : Mochizuki Tetsuya
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。学部在学中に安宅賞、松田トシ賞受賞。平成19年
度文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。ウィーン国立音楽大学研究課程リート・オラトリオ
科に在籍し研鑽。第35回日伊声楽コンコルソ第3位。第11回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位。
第70回日本音楽コンクール第2位。これまでに『椿姫』アルフレード、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・
オッターヴィオ、『ラ・ボエーム』ロドルフォなどに出演。新国立劇場では『フィガロの結婚』バジリ
オ、『アラベッラ』エレメル伯爵、『トリスタンとイゾルデ』牧童、『サロメ』ナラボート、『さまよえるオ
ランダ人』舵手、『ピーター・グライムズ』ホレース・アダムス、『タンホイザー』ヴァルター、『魔笛』
タミーノ、『夜叉ヶ池』晃、『ヴォツェック』アンドレス、『アラベッラ』エレメル伯爵、『夕鶴』与ひょう
などに出演。2014/2015シーズンは『マノン・レスコー』エドモンドにも出演予定。二期会会員。
オランダ人: トーマス・ヨハネス・マイヤー Holländer:Thomas Johannes Mayer
ドイツ生まれ。ケルン音楽大学で声楽をクルト・モルに師事。ミラノ・スカラ座、バイエルン州立
歌劇場、パリ・オペラ座、ハンブルク州立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザルツブルク音楽
祭などに出演。レパートリーは幅広く『ワルキューレ』ヴォータン、『ジークフリート』さすらい人、
『ドン・ジョヴァンニ』『ヴォツェック』タイトルロール、『アラベッラ』マンドリカ、『サロメ』ヨハナーン、
『魔弾の射手』カスパールなどを歌っている。最近では、ワーグナー作品を中心にバイエルン
州立歌劇場『ニーベルングの指環』ヴォータン、バイロイト音楽祭『ローエングリン』テルラムント
(2013年、2014年)、ベルリン・ドイツ・オペラ『ワルキューレ』ヴォータン、『マクベス』タイトルロー
ル、『オテロ』イアーゴ、ネザーランド・オペラ『ラインの黄金』『ワルキューレ』ヴォータン及び『ジ
ークフリート』さすらい人、マドリッドのレアル劇場『ローエングリン』テルラムントなどに出演。新
国立劇場では09年『ヴォツェック』タイトルロール、10年『アラベッラ』マンドリカに出演している。
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本公演はレパートリー公演です。前回公演の舞台写真を宣材としてご提供できますので、
ご希望の写真を番号でお知らせください。
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新国立劇場オペラ 『さまよえるオランダ人』(2012 年 3 月)より/撮影:三枝 近志
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