かわら版

かわら版
2015 年号
No.1
昨年の8月に開催された育成塾第3回講義(合宿)を大公開!
14 期生から正式カリキュラムとなった「合宿」、千葉県長生郡にある「生命の森リゾート」(http://www.seimei-no-mori.com/)にて行
われました。いつもの中央支部事務所とは違い、大自然のゆったりとした雰囲気の中での講義でした。
合宿は、講義はもちろんのこと、夜の部の懇親会もコミュニケーションを深める上で、とっても大事な時間です。特別参加してくれた仲
間、OB生も加わり宿泊施設であるコテージのリビングルームにて盛り上がりました。月刊『企業診断』の執筆企画で日本全国の銘酒を
取材した事務局が吟味して集めた銘酒の数々と、塾生が持ち寄った全国津々浦々の山海珍味が肴となり、乾杯からスタートです。
場も十分あったまったところで、「こんなコンサルタントにはなりたくない!」をテーマにグループディスカッション。鴨志田塾長がインストラ
クターの資格を持つTTW(Think Tank Windows:問題解決手法)を用いて、みんなで意見を出し合い、最終的には、「どんなプロコンを
目指したいか」……塾生も運営チームも一緒になってその答えをディスカッションしていきました。翌日ももちろん講義があるので、日付が
変わるころに、次回からの「実務診断もがんばるぞ!」という気合を込め、三好事務局の三三七拍子でお開きとなりました。
※15 期生もここで、合宿を予定しています。
今年度は9月末を予定、また、今年も大いに盛り上がりたいと
思います。
受講中の 14 期生からのメッセージ
秀逸の講師陣による講義が素晴らしいだけでなく、志を同じ
くした仲間(塾生同志)からも多くの刺激を受けることが出
来ます。診断士スキルを高めると共に、ずっと付き合える診
断士仲間を作りたい方は、絶対お奨めです。
(中川 浩)
心構えから個別のスキルまで、時には厳しく、時には楽し
く学ぶことができます。そして知識だけではなく実践力が
確実に身につくと思います。ぜひあなたもプロのコンサル
タントレベルへステップアップを!
(佐藤 充重)
考え抜かれたカリキュラムのもと、独立するための心構えを
教えていただきました。同時に、向上心の高い同期、独立診
断士の講師陣、懇切丁寧に接してくださる運営陣の方々との
繋がりは、何物にも代えがたい財産です。
(平川 雄二)
私が、当育成塾に入塾して最も良かった点は、塾長はじめ
魅力的な人々と広く知り合えた点です。また、診断実習、
小論文実習、プレゼンの録画実習など独学では得がたい貴
重な経験ができたことも大変良かったと点です。
(小野田 直人)
コンサルタントには、投資が必要です。それは、専門知識を
支える基礎能力(診る・書く・話す)を高める自分への投資、
コンサルタントの社会的価値を高める関係周囲への投資で
す。さあ、一歩を踏み出しましょう。
(加藤 敏幸)
診断士の仲間を作りたい!と思っている方には是非お勧め
します。様々なバックグラウンドを持った仲間たちと悩み、
考え、そして大いに笑い、最高に充実した1年間を送る事
ができます!(日野 卓郎)
診断士に必要な「診る」
「書く」
「話す」を基礎から学べる上、
その道で成功している特別講師の講義は必見です。実践を交
えたスキルアップだけでなく、独立に向けた体験談や、心構
えのレクチャーは必ず役立ちます。(Aさん)
真の診断士を目指す諸君!外部環境は変えられない。しか
るに変革すべきは、己の内部環境のみ。歴史、カリキュラ
ム、ネットワーク、そして強力な講師陣。当塾は、必ずや
諸君の技と心に変革をもたらすであろう。
(Bさん)
Q&A
みなさんの気になっている質問にお答えします
まだ中小企業診断士として登録が完了していませんが、
入塾できますか?
15 期生募集!
●募集:15 名
●費用:全 10 回 12 万円
(合宿費込・分割可能)
●場所:中央支部事務所
中小企業診断士となっていますが、2次試験まで合格をしたが、実務補習を残
している方も参加していただけます。また、準会員でも入塾はOKです。
実務ポイントは
何ポイント取得
できますか?
事務局 三好
昨年は4ポイント付与し、今年も付与を予定しています。ただし、
診断士資格取得前(実務補習中)の方は、登録後から実務ポイン
トが有効となるので、本ポイント付与の対象外となります。
診断先の業種は 2012 年ホテル、2013 年製造卸、2014 年システム開発業でした。
事務局 佐野
事前課題や事後課題は
どんなものがありますか?
 実務診断では診断先へのヒアリング事項の
検討、報告書の作成があります。
 書くスキルでは出版企画の検討、小論文の執
筆があります。
 話すスキルでは、プレゼンテーションの準備
などがあります。
課題をやることでより実践的なスキルを学べ
ます。不明点などは我々事務局をはじめ、運営
スタッフがしっかりフォローします!
<今年度の課題>
「書く」……小論文の執筆(A4×2頁)
出版企画の検討
卒業小論文集の制作
「診る」……診断先の調査
ヒアリング事項の検討
報告書のとりまとめ
「話す」……プレゼンテーションの準備
講師 亀田
研究会とマスターコースの違いは何でしょうか?
研究会は診断士の相互研鑽の場、マスターコースは相互研鑽に留まらず、中小企業診断士として
の社会的地位の向上を目指し、プロとしての診断実務能力の養成を図ることが狙いです。
中央支部HP参照:http://www.rmc-chuo.jp/home/mt/archives/2000/06/post_47.html
他のマスターコースとの違い、そして「稼げる!プロコン育成塾」の特徴を教えてください。
講師
金子
塾生+講師によるブログリレー、HPがあります!
ブログ: http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon
HP : http://www.cs-office.co.jp/procon.html
講師
大草
講師
清瀬
稼げる!プロコン育成塾の大きな特徴は、
1.2001 年スタートの歴史あるマスターコースです。
2.OB生(1 期~14 期が 165 人)のネットワークが充実しています。
3.OB生が多方面で活躍しています。
座学だけではなく、個人ワークやグループワーク、ディスカッション
もあり、毎回盛りだくさんな講義です。講義後もお酒を飲みながら、
ディスカッションが続きます。同期という横のつながりだけでなく、
OB生との縦のつながりがあるのも歴史ある当塾ならではの姿です。
塾長
鴨志田
毎回、塾生から講義に関する振り返り (定性評価)をいただき、その声を翌年のカ
リキュラムに反映しています。
次の日程でオリエンテーションを開催します。
(終了後、有志による懇談会有)
講師
富岡
雰囲気などもっと知りたい方、カリキュラム詳細などご質問にお答えします。ぜひ、お気軽にご参加ください。
●5月9日(土)18 時~ 中央区久松町区民館にて
●6月6日(土)18 時~ 中央区内区民館にて
申し込みやご質問は事務局 佐野元保(E-mail:[email protected])ご連絡ください。
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2015年号
No.2
2014 度の育成塾の活動を少し公開
●第1回講義 6月28日(土) プロコンとしての志を高める
本講義では、鴨志田塾長から成功するプロコンへの志を
熱く伝え、キャリアビジョンを考えるワークを中心に展開。自
分のキャリア・アンカーは何か? なぜ中小企業診断士に
なりたかったのか? では自分自身を見つめなおし、その
内容を反映させながら、あらためて自己紹介をしました。そ
して、育成塾の極意でもある【三意(誠意・熱意・創意】に
ついて理解を深めていきました。
また、この日は特別講師として、中小企業診断士でもあり
経営者でもあるエキスパートリンク(株)代表 藤田隆久先生が
登壇。『コンサルタントとして成功するためのセルフブランディン
グ』をテーマに、どのように自分の専門性を磨いていったらよい
か、キャリアビジョンとどのようにリンクすれば良いのかについてお
話しを伺いました。講義終了後は 13 期生の卒塾式 14 期生
の入塾式、そしてOB会でした。
詳細はHPに掲載しています。
鴨志田塾長
●第2回講義 7月26日(土)1) プロコンになるためのキャリアプランの検討
鴨志田塾長から、①仕事の獲得方法、②リピート依頼のコツ、サン計画的な自己投資
のポイントの講義。その後「プロコンになるためのキャリアプラン」を考えるワークを通じて、他の
塾生のキャリアプランを聞いたり、自身のキャリアプランへのアドバイスをもらうなど、塾生どうし
で思いを語り合いました。
特別講義として、関西を拠点に関東まで活動範囲を広げている㈲アクトコンサルタント代
表の大森啓司先生による『独立への体験談』。ご自身の体験を踏まえたわかりやすくテンポ
のある話。続けて、㈱古森コンサルタンツ代表の古森創先生による『企業内
診断士からの独立、そのキャリアの変遷』、独立を志す者の心得を伝授してい
ただきました。
カードを用いたワーク
特別講師 藤田隆久先生
育成塾OB会
特別講師 大森啓司先生
特別講師 古森創先生
●第3回講義 8月 30 日(土)~31 日(日) 合宿
レジュメの作り方・小論文の書き方
鴨志田塾長から『レジュメの作り方・小論文の書き方』、大草講師から『小
論文を書くコツ』の講義がありました。小論文の論理構成、文章作法、文章
大草講師
の論法などを学び、改善課題のある例文を校正するワーク、その場で、文章を
合宿先のセミナールーム
組立て原稿用紙に書くという演習などを通じて、塾生一人ひとりが『書く』のスキルアップを目指しました。
また、次回からの企業診断実務に向けての準備。田村講師から診断先企業の説明や診断実務の進め方の説明に続いて3つのグループに分かれ、
各グループ、診断の予備調査などへの段取りを検討しました。
●第4回講義 9月 27 日(土) 診断実習(1)
実務診断を通じたプロコンとしての実践スキルの習得
診断先企業の社長様と社員の方への初回インタビューを実施。各グループは
約1ヶ月の間、事前に頂いた資料を分析し、さらに情報収集に努め、仮説を組み
立て、本日のインタビューに臨んでいました。あっという間にインタビューの2時間が
終了。昼休憩をはさみ、午後からは各グループに分かれ、インタビュー内容の分析、
問題点の整理、課題の抽出、今後の方向性の検討等を行いました。
田村講師
●第5回講義 10 月 25 日(土) 診断実習(2) 実務診断を通じたプロコンとしての実践スキルの習得
診断先企業様への2回目のインタビュー。この1か月の間に、各グループは、整理した課題を深掘り
し、さらに問題の本質を明確にするため、具体的な視点からインタビューを実施。塾生からの要望によ
り、診断先企業の主力製品のデモンストレーションを通じて製品への理解を深めることもできました。ま
た、社員の方の本音を引き出すために、社員への直接インタビューも実施。午後は、グループ毎に、提
案に向けての方針の整理を行い、リーダーを中心に終始活発な議論が交わされていました。なお、本
診断実習の報告会は、11 月 19 日(水)に行われ、その後も、企業様の要望で報告内容に関する
勉強会を開催するなど、お客様に喜んでいただける提案をすることができ、嬉しく思います。
●第6回講義 11 月 29 日(土) 出版ノウハウと出版企画の立案、出版および執筆ノウハウ
民間企業に勤務しながら診断士としての活動も行い、2足のわらじを履きこなしている亀田講師
による講義。自分の登壇。単著執筆の体験に基づき、企画立案から出版に至るまでの貴重な話
を聞くことができました。その後は3グループに分かれ、活発な議論をしながら執筆企画の素案を作
成し発表。続いて、金子講師、大草講師からも執筆の体験談を伺いました。
続く、特別講義は、㈱クオリティ・オブライフ代表 原正紀先生の『出版および執筆ノウハウ』。長
年のご経験に裏打ちされた実践的なお話を伺いました。最後は2人1組になって自己紹介文を作
成するワークを行い、インタビューのポイント、わかりやすく相手を紹介する文章を書くことの重要性に
ついて学び、塾生一同気づきがあったと思います。
亀田講師
●第7回講義 1月 31 日(土) 論理的思考力/コンサルタントの現場力
金子講師による講義、「プロコンとしてどんな場面で論理的思考力が必要か」を考える演
習では、ロジカルツリーを用いて体系的に整理。MECEの考え方を体得しました。
その後は、亀田講師による執筆企画のブラッシュアップ、執筆企画実現に向けて改善点の
アドバイスです。さらに、前年度、執筆企画を実現させた三好事務局、佐野事務局から『企
業診断』への連載を通して学んだことを伝授。そして、塾長と大草講師による小論文のフィー
ドバック。塾生の文章作法に関する傾向や問題点など具体的な指摘がありました。
金子講師
盛りだくさんのこの日、最後はOB生でもある初鹿野浩明先生による独立へのロールモデル。
『コンサルタントの現場力 ~焼き鳥はなぜ?串にささっているのか~』……現場を熟知した講師ならではの実践的な
内容でした。
特別講師 原正紀先生
7 期生の初鹿野講師
●第8回講義 2月 28 日(土) 伝わるプレゼンテーション
女性キャスターの草分けとしてご活躍された特別講師宮崎絢
子先生の『説得力を高める話し方』では、まずはベースである“声”
の出し方について、ご指導いただきました。3分スピーチによる自
己紹介に対して、プロの目線から改善点を指摘され、話す姿勢
に始まり、声の出し方など細かくフィードバックをもらいました。富岡
講師の講義では、録画していた3分スピーチを再生、客観的に
自分の姿を見るという貴重な体験もありました。そしてこの日の独
特別講師宮崎絢子先生による声の出し方の指導
立へのロールモデルとして、11 期生の金子講師が登壇。自身の
体験を交えた『独立後の仕事獲得法』やワークなど盛りだくさんの1日でした。
富岡講師
ココでは紹介しきれませんので、詳細はぜひ HP( http://www.csoffice.co.jp/schedule.html)をご覧ください!
<講義見学>実際の講義を見学できます。14 期生から生の声を聞いてみませんか?
●日時:4月 25 日(土)
、5月 30 日(土)15 時~
●場所:中央支部事務所(日比谷線「小伝馬町」徒歩2分、日比谷線・浅草線「人形町」徒歩5分)
講義見学の申し込みやご質問の方は、事務局 佐野元保(E-mail:[email protected])まで
ご連絡ください。講義後の懇親会にも参加できます。
13 期生を中心とした執筆企画が実現!
14 期生も『企業診断』に特集記事掲載決定!
13 期生が行った出版企画の講義での執筆企画をブラッシュアップし、提案をした結果、同友館「企業診断ニュース」と「企業診断」で取り上げられまし
た。(運営スタッフからは鴨志田塾長、大草講師、三好事務局、佐野事務局が参加しています)
●コンサルタントに求められる“声”の力 「企業診断ニュース」2014 年 11 月号
(http://www.j-smeca.jp/contents/article/2014_11_article.html)
育成塾のカリキュラムにも入っている“声の重要性“を実感した 13 期生を中
心に鴨志田塾長、OB生にて執筆チームを作り、『企業診断ニュース』に企画
提案。その結果、同ニュース 2014 年 11 月号に掲載されました。講義の様子
や体験した感想も書かれています。
●元気な酒蔵探訪記 『企業診断』2014 年 8 月から連載企画(全7回)
13 期生の日本酒好き5人が集結して取り組んだこの企画。小さいながらも
特徴を活かして業績をあげている元気な酒蔵を訪問し、今日に至るまでの苦
労や工夫、そして失敗や成功体験などを丁寧に取材しました。加えて彼らの
取り組みの中から中小企業経営のヒントを掴み、それらを世の経営者に向け
て提言した渾身の連載企画です。是非バックナンバーをご一読ください。
塾生と運営チームが、毎日、ブログで情報発信 こちらも、ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/kasegerupurocon