5 章 その他の機能 - 丸紅情報システムズ

第5章
5章
その他の機能
その他の機能
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-1
第5章
その他の機能
5-1.
位置合わせ
製品と加工原点の位置関係が、パス作成時と加工機上で異なる場合に使用します。加工機側の計測点を
Tebis にフィードバックし、新しい加工原点座標を作成します。
・加工原点座標を作成します。
CAD reference points
: CAD モデル上の参照点
Measure ref. points
:
測定した座標値から作成したポイント
Components
:
モデル形状
Wall
thick
:
板厚
Data points
:
ポイントを参照するツールパス(任意)
Tolerance
:
精度
②
①
③
① CAD上のポイントを 3 点以上選択します。
② 測定した座標値から作成したポイントを、①と同じ順番で選択します。
③ 新しい座標系が作成されます。
[PUT]-[NC]でデータを出力する際に、新しい座標系を選択して出力します。
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-2
第5章
5-2.
その他の機能
機械設定の変更
パス作成時に指定した加工機と、実際に使用する加工機が異なる場合、機械設定を変更しシミュレーシ
ョンを行うことが出来ます。
・加工機、機械設定の変更を行います。
Tool path
:
機械設定を変更するパスを選択
Head File
加工機(ヘッド形状)の選択
Ref. point
加工原点座標の選択
Vector tol.
1 ブロックでの最大角度変位
Starting angle
C 軸開始角度
Continuous
C 軸連続加工設定
Head File
加工機(ヘッド形状の)を選択します。※ 同一軸構成の場合にのみ加工機設定の変更が可能です。
Ref. point
加工原点座標(基準座標系)を変更する場合に指定します。
Starting angle
加工開始時の C 軸の角度を指定します。
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-3
第5章
その他の機能
5-3.
NC データ取込み機能 (※オプションモジュール)
NC データを Tebis に取り込む機能です。
加工機で利用した NC を取込み、設計変更に効率的に対応することが可能です。
(※現在対応可能な加工機は、Mitsubisi VZ シリーズ/Komatsu NTC)
File
取込む NC ファイルを選択
Axis system
加工原点座標の選択
Format
加工機タイプの選択
要素ごとにレイヤーが作成されます。(全てカーブ要素として取込まれます。
)
994_curve_cut
異型穴の加工カーブ
995_curve_rapid
早送り部の軌跡カーブ
996_stdform
定型穴の加工カーブ
997_vector_cut
加工部のベクトルカーブ
998_vector_rapid
早送り部のベクトルカーブ
999_comment
コメント
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-4
第5章
その他の機能
関連 CNF コマンド:
GET NC TRIM の File name によく使う拡張子を入力しておけば、GET 機能を実行する際
に入力する手間が省けます。
GET NC TRIM-ファイル拡張子を設定する方法
・(DATA)-CNF-[NC interfaces]-[GET TRIM] メニュー
(例)拡張子が .nc の場合
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-5
第5章
その他の機能
5-4.
加工シミュレーション
作成したツールパスのシミュレーションを行います。
2.パラメータ設定
Toolpath
シミュレーション対象のパスを選択
Part surfaces
加工要素の設定と同様
Protected element
加工要素の設定と同様
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-6
第5章
その他の機能
前の領域
次の領域
前のブロック
次のブロック
順送り
逆送り
先頭
停止
CHECK
干渉チェックの実行
AREA
現領域のみのツールパス表示
VIEW
ノズル方向にビューを回転
HEAD
ヘッド形状表示
SHADE
シェーディング表示の切り替え
DATA
座標値等の表示(Command window)
SHOW
加工対象要素表示の切り替え
GEN
ノズルベクトル作成
FLAG
フラグ表示
VEC
ノズルベクトルの表示
ANGLE
軸の変化をグラフ表示
円弧コード挿入
AB:円弧開始 AE:円弧終了 DEL:コード削除
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-7
第5章
その他の機能
CHECK
選択した面とヘッドモデルの干渉チェックをします。
HEAD
ヘッドモデルの表示
SHADE
ヘッドモデルのシェーディング
表示
<干渉無し>
MARK
干渉量毎の色分け
OK
干渉ポイント保存して終了
APPLY
干渉チェック実行
CANCEL
干渉ポイント保存せず終了
<干渉有り>
干渉がある場合、干渉量ごとにリスト
アップされます。
それぞれリストを選択すると問題の
箇所がポイント表示されます。
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-8
第5章
その他の機能
FLAG
コードを表示します。ここでは円弧出力のコードを編集する事が出来ます。
例:円弧コードの削除
円弧が二つに分かれている状態です。
途中のコードを削除して、一つの円弧として出力します。
削除したいコードの上に移動します。
を実行するとコードが削除されます。
※必ず AB/AE のセットで削除してください。
円弧コードを追加する場合は、追加したい
場所に移動し
(円弧開始)
(円弧終了)のフラグを立てます。
※必ず AB/AE セットで追加してください。
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
5-9