クインタイルズ、国内 CRO のクリオサイエンスを完全子会社化

2015 年 5 月 19 日
クインタイルズ、国内 CRO のクリオサイエンスを完全子会社化
クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長:清水昇、以下クイ
ンタイルズ・ジャパン)は、約 70 名の社員を有し国内でフルサービスの CRO(医薬品開発受託機関)事業を手掛
けるクリオサイエンス株式会社(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 辻本博史、以下クリオサイエンス)の
発行済み株式のすべてを取得しました。
クリオサイエンス株式会社は、医薬品および医療機器の開発をサポートする CRO として 2007 年に設立され、
東京と大阪を拠点に、がん、心疾患、中枢神経系疾患、代謝性疾患などの領域でサービスを展開しています。
また、メディカルライティング、画像解析等のサービスも提供しています。
今後、クリオサイエンスは、クインタイルズ・ジャパンの完全子会社として事業を継続します。
今回の完全子会社化について、クインタイルズ・ジャパンの臨床開発事業本部長、品川丈太郎は、次のように
述べています。
「クリオサイエンスが培ってきた専門性と見識は、世界をリードする当社の臨床開発事業において、日本市場で
の競争優位性を発揮する上でも、有効な戦力になると期待しています。今後も顧客ニーズに対応した高品質
のサービスを提供し、一日でも早く患者さんに新薬を届けられるよう、クリオサイエンスと連携して事業展開して
いきたいと思います」
クリオサイエンスの代表取締役社長、辻本博史氏は、次のように述べています。
「業界の世界的なリーダーであるクインタイルズの一員として、グローバルな視野でダイナミックな事業展開を図
ることが出来る事は、当社の社員にとって非常に有益です。当社がこれまで培ってきた技術を双方の顧客の成
功に役立てられるよう、クインタイルズと価値観を共有しながら努力していきたいと思います」
クインタイルズは、アジア太平洋地域でも業界のリーダーとしての地位をゆるぎないものにしており、バイオファー
マ・アジアが 5 年前から主催する「アジア地区ベスト CRO 賞」を 3 度獲得したほか、2014 年には世界有数の調
査・コンサルティング企業のフロスト&サリバン社が制定している「アジア太平洋 CRO オブザイヤー」として 8 年間
で 6 度目の栄誉に輝いています。
以上
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クインタイルズ
クインタイルズ・トランスナショナル・ホールディングス(NYSE: Q、本社: ノースカロライナ州、CEO : トム・パイク)は、
世界100カ国で医薬品の開発および営業支援など医薬品メーカーに総合的なサービスを展開する世界最大級の企
業です。2014年の世界売上トップ75の医薬品すべての開発と営業に携わりました。世界の医薬品企業は、効率性と
効果の改善や、より良い治療結果を追求しながら、日々複雑さを増す事業環境の中で、新薬の開発と普及に取り組
んでいます。それらを支援するため、クインタイルズグループは、疾患領域、サイエンス、解析における長年の経験や
知識を生かして、様々なサービスを製薬企業に提供し続けています。www.quintiles.com
クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社は、米国クインタイルズの日本法人として、1998年7月に設立。
前身は、1993年に設立されたクインタイルズ・アジアInc.で、この年に日本で初めて本格的なCRO (医薬品開発受
託機関)事業をスタートさせました。クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパンとなった1998年以降は、CSO (医薬
品営業受託機関) 事業にも参入し、現在では海外のコンサルティング部門と連携して総合的なソリューション・サービ
スを提供しています。
クリオサイエンス
クリオサイエンス株式会社は、医薬品および医療機器の開発をサポートする CRO(医薬品開発受託機関)として
2007 年に設立され、がん、心疾患、中枢神経系疾患、代謝性疾患その他の領域でフルサービスの事業を展開して
います。また、製薬企業に対するコンサルティング、メディカルライティング、画像解析等のサービスも提供しています。