北殿駅前新聞3月号 発行 北殿駅前新聞3月号 発行

北殿駅前新聞3月号
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★医院ニュース① 3月1日(日)は日曜当番医です。9時~5時の間、診療いたします。
★医院ニュース② 3月3日(火)は日曜当番医の
振替休日にて終日休診です。
★3月23日(月)
は特別休暇にて終日休診です。
★医院ニュース③ 3月6日(金)は「奥様はホー
ムドクターの収録のため、午後休診です。
★医院ニュース④ 3月13日(金)、3月30日(月)
は、伊那中央病院地域救急医療センターで夜間診
療に従事します(午後7時~10時過ぎ)よって夕
方の診療は18時15分くらいで終了となります。
★医院ニュース⑤ 3月20日(金)は都合のため、
午後休診です。
検査を受けることをお薦め致します。
蚊が一番怖い
ビル・ゲイツ氏はブログで人の命にとって危険な生き物のランキングを昨年4月
に発表しています。その1位は蚊です。年間72万5千人が殺されています。ちなみに2位は人間自身で、
47万5千人(戦争・テロ・交通事故などを足せばもっと多いと思いますが...)、3位はヘビで5万人、4位
は犬で2万5千人(これは意外でした)、5位はツェツェバエで1万人の命を奪っています。蚊による犠牲
者の多くは、マラリアです。WHOによると年約63万人が亡くなっています。デング熱では、死亡する
リスクはマラリアほど高くありませんが、デング熱の患者は世界で毎年5000万人から1億人報告され、
この50年間で30倍以上に増えています。うち、子どもを中心に50万人が重症化して入院を必要とし、
約2.5%が亡くなっています。地球温暖化が進むと、状況はさらに悪化する危険性があります。
シダトレン® スギ花粉舌下液
昨年10月に舌
下(舌と下顎の間のスペース)に投与する減感作療法薬が承認さ
れました。従来から施行されてきた皮下注射による減感作療法
と比べ、注射による痛みもなく自宅で治療ができるのが特徴で
す。減感作療法とは、アレルギー疾患の原因となるアレルゲン
★医院ニュース⑥ 3月21日~3月25日、
(この場合はスギ花粉)を、低濃度、少量から投与し、徐々に増
11:50~11:55に「奥様はホームドクタ
量、高濃度へ移行させ、アレルゲン(スギ花粉)に対する過敏性
ー」という番組で「頸動脈エコー」てい
を減少させる治療法で、下記のような特徴があります。
うテーマで講演を行います。興味のある
●アレルギー症状を軽減したり、長期にわたり症状をおさえる可能性のある治療法です。
方はぜひ見て下さい。
(テレビ信州)
最近気になる医学用語・話題を特集しました。
吹田スコア 今後10年間に心筋梗塞を発症するリスクを予測するスコアです。
循環器病統合情報センター統計解析室が発表したもの。1980年から蓄積した吹田市の住民データを
もとに、日本人の心臓病の発症頻度から確率を導き出したスコアです。よく出来ていると思います。
■危険因子:年齢(歳)
56点以上の人は動脈硬化が進んでいる危険性がありますので、頸動脈エコーやABI,PWVなどの二次
■危険因子:LDLコレステロール(mg/dL)
・35~44歳/得点:+30
変数:100未満/得点:0
・45~54歳/得点:+38
変数:100〜139/得点:+5
・55~64歳/得点:+45
変数:140〜159/得点:+7
・65~69歳/得点:+51
変数:160〜179/得点:+10
・70歳以上/得点:+53
変数:180以上/得点:+11
■危険因子:性別:女性/得点:−7
■危険因子:HDLコレステロール(mg/dL)
■危険因子:現在喫煙/得点:+5
変数:40未満/得点:0
■危険因子:糖尿病/得点:+6
変数:40~59/得点:−5
■危険因子:血圧(mmHg)
変数:60以上/得点:−6
・至適血圧(120/80未満)/得点:−7
■危険因子:CKD(慢性腎臓病)
・正常血圧(120~139/80~89)/得点:0
変数:ステージ1、2(eGFR60以上)/得点:0
・ステージ1高血圧(140~159/90~99)
変数:ステージ3(eGFR30~59)/得点:+3
/得点:+4
変数:ステージ4、5(eGFR30未満)/得点:+14
・ステージ2以上高血圧(160/100以上)
【採点結果】合計得点:35点以下= 発症確率:1%
/得点:+6
未満、36~40点=1%、41~45点=2%、46~50
点=3%、56~60点=9%、61~65点=14%、66~70点=22%、71点以上/28%以上です。
●治療前に、症状がアレルゲンによるものかの確定診断が必要です。
●治療は長期間(3~5年)かかります。
●すべての患者さんに効果が期待できるわけではありません(3割が完治、5割が症状軽減、
2割が無効と言われています)。
●特に舌下減感作療法は、患者さんが自宅で毎日服薬を続ける治療であるため、起こりうる副作用や
その際の対応も含め、患者さんご自身の治療法に関する十分なご理解が重要になります。
当院では扱って居らず、現在どの医院で治療ができるかもわかりません(現在は大都市圏の病院だけ
のようです)。もし安全で有効であることがはっきりすれば、スギ花粉症の患者さんにとっては大きな
プレゼントになると思います。
腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー
NHKスペシャルで「腸内フローラ 解明!
驚異の細菌パワー」が放映されました。腸の中には実に100兆匹以上、数百種類もの細菌が住んでい
て、その細菌の出す物質が、私達の美容や健康に様々な影響を及ぼしていることが分かってきました。
がんや糖尿病などの病気から、肥満やお肌のシワなどの体質まで。さらには、その影響は脳にまで及び、
うつ病とも関係しているのではないかと考えられていますとの話しでした。完全な無菌状態で育てたマ
ウスに肥満の人の腸内細菌と痩せた人の腸内細菌を移植したところ、肥満の人の腸内細菌を移植された
マウスは太るとか、うつ病の患者の中には、腸内フローラを変えるだけで不調が直る人がいるはずなど
の話しはとてもショッキングでびっくりしました。あくまで動物実験レベルの話しですから、人間に当
てはめてどこまで正しいかは何とも言えませんが、腸内細菌を増やすには食物繊維が大事であり、ごぼ
う、たまねぎ、アスパラガスなどの野菜と、納豆、大豆などの豆類をとるようにとのアドバイスは守っ
た方がよいと思います。当院でも抗生物質を出すときは腸管の善玉菌を減らさないように、ビオフェル
ミンR(抗生物質に耐性のある善玉の乳酸菌)という薬をできる限り一緒に出しています。