パンフレット

Wako
アニマルフリー
タイプ
ヒトiPS細胞を高い細胞生存率で凍結保存可能
動物由来成分不含
緩慢凍結保存法により凍結保存可能
フィーダーフリー培養した細胞に使用可能
面倒な試薬の調製が不要
Oct3/4
DAPI
Nanog
DAPI
BC2LCN
DAPI
プログラムフリーザー不要
StemSure®hPSC凍結保存溶液, AFは、アニマルフリータイプのヒトiPS細胞用
凍結保存溶液です。本品は、DMSO を含んでいます。
アニマルフリー
StemSure® hPSC凍結保存溶液, AF
ヒトiPS細胞凍結保存プロトコール
1. ヒトiPS細胞を培養中のディッシュより培養液を除去し、D-PBS(-)で洗浄後、Accutaseなどで細胞を剥がす
2. 10μmol/l Y-27632を含むヒトiPS細胞用培地(hPSC培地(+ROCKi))を加え、ピペッティングでシングルセルに分散する
凍
結
3. 分散した細胞懸濁液をチューブに移し、遠心(1,000rpm、3分、室温)後、上清を除去する
4. hPSC培地(+ROCKi)を加え、ピペッティングで懸濁する
5. 細胞数をカウントし、チューブを遠心(1,000rpm、3分、室温)後、上清を除去する
6. 2×106 cells/mlとなるように本品で懸濁し、500μl/バイアルで分注する
7. -80℃で凍結し、-150℃、あるいは-80℃で保存する(長期保存時は-150℃保存を推奨します。)
1. 凍結していたバイアルにhPSC培地(+ROCKi) を加え、凍結細胞を融解する
融
解
(温浴を用いて凍結細胞を融解する場合、完全に融解させず氷が残っている状態に留めること)
2. 遠心(1,000rpm、3分、室温)後、上清を除去し、hPSC培地(+ROCKi)を加え、懸濁する
3. 細胞数をカウントし、2×105 cells/6cm dishで播種する
ヒトiPS細胞201B7株の凍結保存
細胞生存率・細胞増殖率の確認
培養中のヒトiPS細胞201B7株をシングルセルに分散した後、StemSure® hPSC凍
結保存溶液, AFに懸濁し、-80℃で2~4日間凍結保存した。
凍結融解後の細胞生存率と細胞増殖率を確認した。また、凍結融解を5回繰り
返した後、細胞・コロニー形態と各種未分化マーカー(Oct3/4、Nanog、BC2LCN)
の発現を確認した。
細胞・コロニー形態の確認
細胞生存率
未分化マーカー発現の確認
Oct3/4
DAPI
Nanog
DAPI
BC2LCN
DAPI
細胞増殖率
 StemSure® hPSC凍結保存溶液, AFを用いて凍結保存した
ヒトiPS細胞 は高い細胞生存率と細胞増殖率を示した。
また各種未分化マーカーの発現を確認した。
製品価格
コードNo.
197-17831
品名
StemSure® hPSC凍結保存溶液, AF
規格
容量
希望納入価格(円)
細胞培養用
100ml
16,000
試験項目 : 外観、実用試験(ヒトiPS細胞201B7株)、無菌試験、エンドトキシン、マイコプラズマ試験
Freezing Medium
関連製品(凍結保存溶液シリーズ)
低コスト
StemSure® 凍結保存溶液
マウスES細胞・ヒトiPS細胞の凍結保存に使用できる無血清の細胞凍結保存溶液です。プログラムフリーザーを用いず、
緩慢凍結法で細胞を凍結保存できます。本品は、 DMSO および BSAを含んでいます。
マウスES細胞凍結保存プロトコール
凍
結
1.
2.
3.
4.
融
解
細胞をチューブに収集する
遠心し、上清を除去する
チューブに本品を添加し、懸濁する
懸濁液を保存用チューブに分注する
保存用チューブを-80℃で一晩凍結させる
-150℃、あるいは-80℃で保存する
1.
2.
3.
4.
5.
6.
凍結保存しておいたチューブを37℃の温浴槽で融解させる
培養に使用する培養用培地に懸濁する
遠心し、上清を除去後、培養用培地で懸濁する
培養容器に播種する
※ヒトiPS細胞の凍結保存プロトコールはStemSure® hPSC凍結保存溶液, AFと同様です。
ただし、解凍時に温浴は使用できません。
マウスES細胞D3株の凍結保存
細胞生存率・コロニー形成率の確認
コロニー形成率
61
40
42
30
20
10
20
15
10
5
23
21
Cell Viability (%)
60
50
70
25
Colony Efficiency (%)
Cell Viability (%)
70
0
0
60
A社 同等品
コロニー形成率
細胞生存率
25
66
50
40
30
20
10
0
24
Colony Efficiency (%)
細胞生存率
StemSure®凍結保存溶液
-80℃保存(24ヶ月間保存)
-150℃保存(30ヶ月間保存)
20
21
22
15
<凍結保存>
① 1~2×106cells を本品1ml に懸濁し、
保存用チューブに分注。
② -80℃で1日間凍結保存後、-150℃で30ヶ月
間あるいは-80℃で24ヶ月間凍結保存。
<融解>
③ 37℃の温浴槽で融解後、培養用培地で懸濁、
遠心後、上清を除去。
④ 培養用培地で懸濁後、培養容器に播種し、培養。
<細胞播種数> 500cells/well
(コラーゲンコート6穴プレート)
<培養期間> 10日間
10
5
0
コロニー形態・未分化マーカーの確認
本品を用いてマウスES細胞D3株の凍結融解を4回繰り返した後、細胞形態、ALP染色、各種未分化マーカーの発現を確認した。
 StemSure®凍結保存溶液を用いて凍結した
マウスES細胞 は長期間高い細胞生存率を
示した。
また各種未分化マーカーの発現を確認した。
製品価格
コードNo.
195-16031
品名
StemSure® 凍結保存溶液
規格
容量
希望納入価格(円)
細胞培養用
100ml
12,000
試験項目 : 外観、実用試験(マウスES細胞D3株)、無菌試験、エンドトキシン、マイコプラズマ試験
Wako
関連製品(凍結保存溶液シリーズ)
汎用
CultureSure® 凍結保存溶液
汎用動物細胞の凍結保存に適した無血清の細胞凍結保存溶液です。緩慢凍結法を用いて高い生存率で細胞を凍結保
存できます。本品は、DMSO および BSAを含みます。
汎用動物細胞凍結保存プロトコール
凍
結
融
解
1.
2.
3.
4.
5.
細胞をチューブに収集する
遠心し、上清を除去する
チューブに本品を添加し、懸濁後、保存用チューブに分注する
保存用チューブを-80℃で一晩凍結させる
-150℃、あるいは-80℃で保存する
1.
2.
3.
4.
凍結保存しておいたチューブを37℃の温浴槽で融解させる
培養に使用する培養用培地で懸濁する
遠心し、上清を除去後、培養用培地で懸濁する
培養容器に播種する
汎用動物細胞の凍結保存
細胞生存率の確認
-80℃保存(24ヶ月間保存)
-150℃保存(30ヶ月間保存)
製品価格
コードNo.
品名
039-23511
CultureSure® 凍結保存溶液
規格
容量
希望納入価格(円)
細胞培養用
100ml
8,000
試験項目 : 外観、無菌試験、エンドトキシン、マイコプラズマ試験
・・・2~10℃保存
特定
・・・-20℃保存
・・・-80℃保存
表示がない場合は室温保存です。
・・・特定毒物
・・・毒物
・・・劇物
・・・毒薬
・・・劇薬
・・・危険物
・・・向精神薬
・・・特定麻薬向精神薬原料
・・・化審法 第一種特定化学物質
・・・化審法 第二種特定化学物質
・・・化学兵器禁止法 第一種指定物質
・・・化学兵器禁止法 第二種指定物質
・・・カルタヘナ法
・・・覚せい剤取締法
・・・国民保護法
・・・ダイオキシン類
収載されている試薬は、試験・研究の目的のみに使用されるものであり、「医薬品」、「食品」、「家庭用品」などとしては使用できません。
希望納入価格は「本体価格のみ」で消費税などは含まれておりません。
掲載内容は、2015年3月時点での情報です。上記以外の法律および最新情報は、siyaku.com(http://www.siyaku.com/)をご参照下さい。
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