CELAVIEW - オリンパス

細胞イメージ解析システム
CELAVIEW
蛍光強度解析
アポトーシス
切断型サイトケラチン18の検出
002
RS100
Fluorescence
Imaging
アポトーシスの誘導は、カスパーゼ活性に伴ういくつかの異なる細胞表面レセプターの刺激を介して行われ
ます。サイトケラチンNo.18は、カスパーゼ3(または7)により切断され、アポトーシスのもっとも初期
のイベントにおいて影響をうけるといわれています。
下記は、HeLa 細胞における TNF-α とアクチノマイシンDの同時刺激によるアポトーシス誘導について解析したものです。
apoptotic cells (%)
apoptoic cell population(%)
20
15
10
5
0
0
12.5
25
50
TNF-α (ng/ml)
100
200
刺激後、細胞を固定し、M30 CytoDEATH 抗体(ロシュのサイトケラチン No.18 内のホルマリン抵抗性カスパーゼ切断部位を認識)
および Alexa488 標識二次抗体、核を DAPI で染色しました。
グラフはアクチノマイシンD(5μg/ml)と TNF-α(0-200ng/ml)を培地に添加してから 4 時間後の細胞を CELAVIEW で解析し、ア
ポトーシスを起こしている細胞(%)を示したものです。エラーバーは各濃度ごと(3 ウエル)の SD 値を示しています。
核(青色、DAPI)
切断サイトケラチン No.18 は細胞質に存在(緑色、二次抗体 Alexa488)
黄色矢印はアポトーシスを起こしている細胞
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