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偕行会グループ
Press Release
2015 年 5 月 27 日
報道関係各位
医療法人偕行会 名古屋共立病院
愛知県名古屋市中川区法華 1-172
名古屋共立病院にて 6 月 1 日より、がん温熱療法を開始します!!
患部を温めるだけの患者に優しい治療
~がん患者に新たな希望~
名古屋共立病院では、2015 年 6 月 1 日よりハイパーサーミア(がん温熱療法)を開始します。
患部を温めてがんを治療します。また、外科治療・化学治療・放射線治療・免疫治療といった従来のがん治
療と併用することで真価を発揮し、治療効果を高めます。
■ ハイパーサーミア(がん温熱療法)
ハイパーサーミア(がん温熱療法)とは、高周波(ラジオ波)を熱源として、患部を温めることで腫瘍を縮
小させようとする治療法です。脳と眼球以外のほとんどの部位に適用することが可能です。
ヒトの細胞は 42.5℃以上に温度が上がると死滅が急速に進みますが、正常な細胞は、加温されても血管を
拡張させ、血流を増やすことで熱を逃がすことができるため、高温にはなりません。しかし、がん細胞はほと
んど血管の拡張が無く、血流が少ないため蓄熱し死滅します。
■ 名古屋共立病院にて 6 月 1 日よりハイパーサーミアを開始します
偕行会グループの名古屋共立病院では、2015 年 6 月 1 日からハイパー
サーミア装置「サーモトロン-RF8」を稼働いたします。サーモトロン
-RF8 は、日本で唯一保険適応の通った温熱療法の治療装置であり、世
界で初めてがんの高周波ハイパーサーミア装置として正式に認められた
治療装置です。この装置の安全性と有効性は一般社団法人日本ハイパー
サーミア学会においても認められております。
山本ビニター株式会社製
サーモトロン‐RF8
■ 多くのがん治療に併用することで真価を発揮
ハイパーサーミアは、外科治療・化学治療・放射線治療・
免疫治療といった従来のがん治療に併用することで、がんを
小さくしてから手術することや抗がん剤の量の軽減、放射線
の増感効果、体を温めることによる免疫細胞の活性化など患
部を温めるだけの治療で、それぞれ相乗効果が期待できます。
また、副作用が少なく何回繰り返しても安全で効果が期待で
きます。1 回の治療は約 1 時間で、患者様自身が痛みの緩和、
治療イメージ
食欲増進、体力の回復、疲労感や吐き気の軽減、よく眠れるなど QOL の改善も実感することができます。
<本件に関するお問い合わせ>
医療法人偕行会 広報室 担当:鳥居、岩田、増田、村瀬
TEL:052-352-1517 / FAX:052-363-7237 / 携帯:080-1568-9659(鳥居)
E-mail:[email protected]
偕行会グループ HP:http://www.kaikou.or.jp
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