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【偕行会グループの強み:がん治療】
患者様の QOL を低下させない、先端医療で負担の少ない手術!
名古屋共立病院・名古屋放射線外科センターでは、2004 年 2 月よりガンマナイフ(エレクタ社)、2006
年 7 月よりノバリス(ブレインラボ社)を導入し、2010 年 10 月からは、ガンマナイフを最新型のガ
ンマナイフ・パーフェクション(Perfexion)にバージョンアップを行いました。ガンマナイフパーフェ
クション・ノバリスの両方を完備する施設は国内に 2 施設しかなく、これにより頭部と全身の腫瘍に対
して最新技術による低侵襲治療を可能にしています。また、日本初の臨床機器でガンマナイフ治療を行
った小林達也医師ほか 3 名の医師と経験豊富なスタッフが治療にあたっています。
◆定位放射線治療とは
定位放射線治療は、腫瘍・病巣に対してピンポイントで照射することで、通常の放射線治療より正常
な細胞を傷つけずに治療を行うことができます。治療に痛みが伴わず、従来の全身麻酔、皮膚切開など
のリスクがなく外科手術と同じ効果が得られ、治療後は速やかに日常生活に戻ることが可能です。
がん治療では、外科療法、薬物療法、放射線治療が三大治療として確立されていますが、中でも放射
線治療は QOL を低下させない治療として、期待が高まっています。現在、日本では数万人の患者が治
療を受けており、特に効果の高い脳転移では治療の有効性(再発しない率)が 90%という結果が得られ
ています。
◆医療機器のご紹介
●ガンマナイフパーフェクション(エレクタ社製)
ガンマナイフは、従来の外科治療が困難な脳深部の脳腫瘍・脳動
静脈奇形の治療や、切除困難な病巣などに効果的な治療法です。身
体への負担が極めて少ないため、高齢者や合併症で外科治療に耐え
られない患者様への治療も可能です。
192 個の線源が円筒状に配置され、すべての線源が中心で 1 点
に集中することで効果を発揮します。コンピュータで MRI・CT・
脳血管撮影などの画像から病変の位置を計算・制御することで人為的なミスの介入を排除し、患者様も
治療スタッフも安心して治療に専念できます。
●ノバリス(ブレインラボ社製)
ノバリスは、頭頚部はもちろん全身のがん治療、放射線療法に使用
され、ガンマナイフで治療困難な、脳表・小脳外側、大きな病変、視
神経に接している病変に効果的な治療法です。
X 線を用いた画像誘導患者位置決めシステムにより、種々な方向か
ら瞬時に病変の形状に一致させた照射が可能です。ビームごとに放射
線強度を変化させることができ、強く当てたい部分、当てたくない部
分を厳密にコントロールすることで、正常組織への影響を最小限にすることができます。
名古屋放射線外科センター
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◆日本で初めて臨床でガンマナイフ治療を行った小林達也医師
名古屋共立病院
名古屋放射線外科センター
センター長
小林達也
私は日本で最初のガンマナイフを小牧市民病院に導入した 1991 年から現在まで 、
23 年間に 1 万人以上の患者さんを治療しました。2003 年 4 月に名古屋共立病院に
移ってからも、引き続きガンマナイフ治療を行っており、2006 年 7 月新しくノバリ
スを導入し肺、肝、骨、頭蓋底、脊椎等の病変の定位放射線治療を行い、ガンマナイ
フ治療と合わせ良好な効果が得られています。
近年、放射線治療はますます重要視されるようになっており、頭部及び全身の定位放
射線治療が同じ施設内でできる事が、治療医及び患者さんに必要かつ重要な事です。
将来の理想的な定位放射線治療のコンセプトとしては無侵襲に、本来放射線治療すべ
き病巣のみを照射して、且つその周辺組織に放射線障害を起こさない事です。
【 資 格 】
ECFMG 試験合格
日本脳神経外科専門医
【 所属学会および研究会 】
日本脳神経外科学会
国際脳神経外科学会(AANS)
国際脳定位的放射線学会(ISRS)
日本放射線腫瘍学会
日本脳神経外科コングレス
日本頭蓋底外科学会
日本定位的放射線治療学会
日本脳腫瘍の外科学会
日本間脳下垂体腫瘍学会
日本ガンマナイフ治療学会
【 役 職 】
日本脳神経外科学会評議員
東海成長ホルモン研究会 幹事
Board Member of International Stereotactic Radiosurgery Society (ISRS)
日本脳定位放射線治療学 世話人
日本間脳下垂体腫瘍学会 世話人
日本ガンマナイフ治療学会 世話人
International Associate Member of AANS
日本定位的放射線治療研究会 会長
日本ガンマナイフ治療研究会 会長
【 賞 罰 】
平成 15 年 1 月
平成 24 年 10 月
Fabrikant 賞(ISRS 学会)
齋藤眞賞(日本脳神経外科学会)
【 著 書 】
「ガンマナイフ治療一症例を中心として」名古屋大学出版会 1998
「ガンマナイフ治療一長期治療成績」メディカ出版 2003
「ガンマナイフ-切らずにがんを治す放射線手術」平凡社新書 422,2008
「Pineal Region Tumors-Diagnosis and Treatment Options」Eds.T.Kobayashi,LD.Lunsford,Progress in Neurological
Surgery,Vol 23,Karger2009.
名古屋共立病院
小林達也
<本件に関するお問い合わせ>
医療法人偕行会 広報室 担当:鳥居、岩田
TEL:052-352-1517 / FAX:052-363-7237 / 携帯:080-1568-9659(鳥居)
E-mail:[email protected]
偕行会グループ HP:http://www.kaikou.or.jp
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