教育研究所だより活動の啓発ニュース № ３平成２７年 ( ２０１５年 ) ４月１３日明石市教育研究所学び続ける明るい先生が、子どもを輝かす学校園に！テーマと講座とスタッフが少々変わりました。本年度は研究所のテーマが、「学び続ける明るい先生が、子どもを輝かす学校園へ！」に変わりました。ここには、「子どもたちが、自主的且つ意欲的に学習する風土を醸成するには、先ず、指導する教師自身が範を子どもたちに示し、自身の指導力を向上させるため、学びを継続しなければならない」という玉田所長の熱い思いが込められています。その目標に迫るため、教育研究所では様々な講座を開設し、研修を通して明石市内の幼・小・中・養護学校の先生方が指導力を向上させ、「子ども一人一人が光り輝く学校園」を創造することを願っております。特に今年度は、教育の今日的課題に対応するため、重点課題研修講座に「タブレット活用研修講座」、教科等研修講座に「道徳研修講座」を新設しました。また、教育研究所の機能強化と研修事業の拡大を受け、この度の人事異動で宇城健次指導主事が新たに配置され、有川洋子研修指導員の退職に伴い荒井拓研修指導員が新たなスタッフとして加わりました。学校教育課より異動しました宇城健次（うじろけんじ）です。学校園の先生方の研修について、企画・運営を担当することになりました。新しい分掌に戸惑いながらも業務を進めていますと、様々な講座に参加される先生方との出会いが今から楽しみになってきました。明石市においても若い先生方が増えています。本年度からは、２年次の先生方を対象にした県主催の研修が新たに実施されることになりました。若い先生方を育てていくという大きなテーマが教育界全体に託されていますが、私も教育研究所において、先生方に受けていただく研修の機会を更に充実させて、学校での実践に活かしていただける内容を準備したいと考えています。先生方と子どもたちが笑顔になるように、力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。【指導主事宇城健次】「学校」という言葉の響きが好きである。そこには、子どもたちの笑顔に象徴される教員と子どもの尊い営みがあり、底流には温かい心の触れ合いが多くある。しかし、なんとなく温かいだけでは、教育の専門家とは言えない。やはり、教育である限り、意図的計画的体系的なものが必要であろう。「人生に必要な知恵は、すべて幼稚園の砂場で学んだ」（ロバート・フルガム）あまりにも有名な言葉であるが、我々教員は、子どもたちに発達段階に応じた「砂場」を与えてやらねばならない。教育のプロとして、見事なまでの教員の仕掛けを創り上げてやらねばならない。このことに直結した「研修」という、それこそ我々の「砂場」作りのお手伝いをできることを光栄に思っている。「学び続ける明るい先生が、子どもを輝かす学校園に！」という研究所のテーマに則り、頑張りたい。多くの先生方との出会いに、今からワクワクしている。【研修指導員荒井拓】