篆 刻 落款(らっかん)と印 ・落款とは落成款識(らくせいかんし) の略 ・作品を書き終えた後名前などをかきい れ、その下に印を押すことで作品が完成 する。この印を落款印という。 ・印には主として篆書を使い石に刻すこ とから、印を制作することを篆刻という 篆刻の種類 白文印 朱文印 自分の印を作ってみよう! 1.検字(けんじ) 自分の姓名を篆書で調べる。 篆書とは・・・左右相称 横画水平 縦画垂直 線の太さが変化しない 打ち込み,止め,はね, 転折がない 2,選文(せんぶん) 今回は姓名印を制作します 例・・・・姓,名とも(加世田花子) 名のみ(花子) 名+印(花子之印) ※名字だけというのはありません 3,印稿を書く 印稿とは完成予想図になります 白文か朱文の決定 白文・・・文字を刻すので、線が白になる 朱文・・・文字を残して刻すので、線が朱 になる ・印篆か小篆、どちらを使用するか決定 ※どちらかに統一すること 朱文の印稿 白文の印稿 4,印面を整える 耐水ペーパーなどを使い,印面を平らに整え る。 ※印面が平らに整っていないと,押印をす る際に印影がはっきり写らない。 5,布字(ふじ) 印材に文字を書き写す。 ※印稿を鏡に映し、逆文字を石に書き写す。 ※細かい部分の修正は印稿を書くときの要領 とおなじ。 今後の作業 6,運刀(刻す) 7,押印 8,補刀 ※7と8を繰り替えしながら修正を加えて いく 9,側款(作者名を刻す) 10,完成!!
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