NOV. CHEMOTHERAPY 212 Netilmicinの 1981 内 科 領 域 に お け る臨 床 的 検 討 片 山 鏡 男 ・赤 尾 幸 博 名古屋第一赤十字病院内科 伊 藤 和 彦 ・鈴 木 清 允 ・戸 谷 有 二 国立豊橋病院内科 森瀬 雅 典 ・酒 井 秀 造 ・高 納 名古屋大学医学部第一内科学教室 修 小 西 太 郎 静岡済生会病院内科 平 沢 亥 佐 吉 ・平 田 唯 夫 静岡県立富士見病院内科 小 松 健 司 ・山 村 勲 弘 名古屋鉄道病院呼吸器内科 森 島正 宏 同 内科 千 田 嘉 博 ・神谷 け い子 名古屋第二赤十字病院内科 生 野 忠 徳 旭労災病院内科 稲 田明 孝 豊和病院内科 市 川 寿:男 ・黒 川 あ い子 ・佐 藤 泰 正 愛知県立尾張病院内科 藤 井 皓 東海中央病院内科 急性 肺 炎25例,急 例,膿 胸3例,お 朝 夕)筋 注 し,4日 性 気 管支 炎7例,慢 性 気 管 支 炎お よび 気 管支 拡 張 症 の 急性 増 悪5例,肺 よび 腎 盂 炎2例 の 計43例 に,Netilmicinを1日 目,7日 量150mgな 化 膿 症1 い し200mg(分2 目,14日 目に そ の臨 床 効 果及 び 細 菌学 的効 果 に つ い て主 治 医 判 定 な ら び に 会 議 判定 を行 な い次 の結 果 を得 た。 1)主 治 医 判 定 で は,43例 中 著効7例,有 は76.9%で 2)会 議判 定4日 あ り,7な 菌 学 的 検 索 で は, Klebsiella ラ ム陰 性 桿 菌, Staphylococcus 全体 と して,消 失14例,減 4)副 や有 効7例,無 目で は,有 効以 上が41例 中24例 で58.5%,7日 で は22例 中19例 で86.4%で 3)細 効23例,や 効2例,判 定 不 能4例 で 有 効 率 あ っ た。 作 用 は,1例 い し14日 間 のNetilmicinの spp, spp, 少8例,消 でGOT,GPTの 目で は39例 中32例 で82.1%,14日 目 使 用 が の ぞ ま しい 結 果 を得 た 。 spp, Pseudomonas Streptococcus spp. が 多 く見 出 され,細 菌 学 的推 移 では, 失 ・減少 は71.4%で spp, E. coli な どの グ Haemophilus あ った 。 一過 性 上 昇 を,ま た 別 の1例 で 投 与 第2日 目 よ り麻 疹 様 薬疹 を VOL. 29 213 CHEMOTHERAPY S-3 見 た。 注 射 部 位 の 疼 痛 は43例 中3例 に 見 られ た 。 聴 力検 査 は,27例 で 実 施 され,投 与 前 後 に は 差 は 見 られ な か った 。 聴 診 に よる ラ音 の有 無 を 記 し,Netilmici籍 序 Aminoglycoside系 文 抗 生 剤 は,cephalosporin系 cillin系 抗 生 剤 と共 に,今 1つ と して,高 中,後 の胸 部X・Pを お よびpeni- 日の 化 学 療 法 剤 と して,3本 く評 価 され,日 今 回,Sisomicinの1位 の柱 の 常 の 診 療 に役 立 っ てい る。 のamino基 をethyl化 micin 1∼11)((2S-cis)-4-O-〔3-amino-6-(aminomethyl)-3,4- 査 に,赤 血 球 数,血 色素 量,ヘ methyl-3-(methylamino)-β-L-arabinopyranosyl〕-N'-ethylhemipentasulfate)を 呼 吸 器 感 染 を主 とす る 内 科 領 域 にお いて 使 用 す る機 会 を得 た の で,そ の成 績 に つ い て報 告 す る。 1979年3月 よ り9月 究 参 加 の 東 海 地 方11施 マ トク リッ ト,白血 球 数, GPT,A1-P,LDH,黄 疸 指 数,ビ レア チ ニ ン,PSP,ク レ ア チ ニ ン ク リア ラ ン ス,Na, ー ム ス テ ス ト,CRP,赤 イコ プ ラズ マCF抗 究 対 象 ま で に,研 以 上, ,白 血球 分 類,血 小板 数,プ ロ トロ ン ビ ン時 間,GOT, K,Cl,ク 1.研 投 与 す るこ と と し,7日 で き うれ ば14日 ま で筋 注 と し て使 用 す る こ とと し た。 増 減 量 を行 った 症 例 は そ の 旨記 入 す るこ とと した。 臨 床 検 dihydro-2H-pyran-2-yl〕-2-deoxy-6-O-〔3-deoxy-4-C- D-streptamine 分離 菌 に つ い て は,菌 名 と と もに,そ の 感 受 性検 査 の 結 果 を記 す こ と と した 。Netilmicinは1回75mgま た は100mgを1日2回 し た 雄etil- 投 与 前, 添 付 す る こ と と した 。 リル ビ ン,BUN,ク 沈,寒 冷凝 集 反 応,マ 体 価,尿 比 重,pH,蛋 渣 に つ い て投 与 前,投 与 中,投 与 終 了 時,も 白,糖,沈 し異常 値 が 新 し く出現 した場 合 は,投 与 中止 後 に も2週 間 間 隔 で, 設 で 検 討 し た 症 例 は 呼 吸 器 感 染 症41例,尿 の 計43例 で あ る 。 患 者 の 背 景 は,性 で あ り,年 令 は19才 路 感 染 症2例 測 定 す る こ と と した 。 な お,臨 床 検 査 値 に 異 常 変 動 の あ 別 は 男32例,女11例 よ り76才 に わ た り,平 る場 合 に は,コ メ ン トを 記 し,試 験 薬,併 用 薬,疾 患, 均 年 令 は57才 で あ る。 そ の 他 と の 関連 を詳 細 に 記載 す る こ と と した 。 ま た副 作 用 に つ い て も,無 し,有 りを記 し,あ る場 合 に は,種 対 象 と な っ た 疾 患 は,1)急 支 炎7例,3)慢 性 肺 炎25例,2)急 性 気 管 支 炎,気 5例,4)肺 性気管 管 支 拡張 症 の急 性 増 悪 化 膿 症1例,5)膿 胸3例,・6)腎 盂 炎2例 類,程 度,発 現 日,消 褪 日,処 置,コ メ ン トを 詳細 に記 す よ うに した。 注 射 部 位 の疼 痛 の有 無 を調 べ る こ と と し,聴 力検 査 は,オ ー ジ オ グ ラムの 成 績 を 添 付 す る こ と で あ る 。 疾 患 の 重 症 度 は,中 等 症32例,重 2例 で あ る 。 合 併 症 の あ る も の は,32例 て 肺 結 核,気 お,心 症9例,軽 症 と 多 く,主 とし 管 支 喘 息 等 の 呼 吸 器疾 患 息 者 で あ っ た 。 な 腎 に 高 度 の 病 変 の あ る 患 者,特 の 薬 剤 を 投 与 中 の 場 合 に は,対 に フ ロ セ マ イ ド等 象 と し な い こ と と し,妊 婦 お よ び 妊 娠 を 予 想 さ れ る 場 合,80才 と した。 総 合 臨 床 効果 は,松 本 らの 効 果 判 定基 準1)を 参 考 に 下記 の ご と き統 一 した基 準 で 判 定 した 。 有 効 性 判 定 の 基準 著 効:喀 痰 中 か ら病 原 菌 が 消 失 し,臨 床 症 状 の 改 善 が 速 や か で か つ 著 し く,投 薬48時 間 以 内 に改 善 傾 向 が 認 め 以 上 の 高令 者 は除 外 す る こ と と した 。 られ た もの,あ るい は 病 原 菌 が不 明 の場 合 は 同 様 に 臨床 症 状 の 著 しい改 善 を認 め た もの。 有 効:喀 痰 中か ら病 原菌 が 消失 し,投 薬 一 週 間 以 内 に II.研 1979年3月,研 Netilmicinの 究 方 法 臨 床 症状 の改 善 が 認 め られ た もの,あ 究 参 加 の11施 設 の 担 当 者 が 集 ま り, 内 科 領 域,特 に 呼吸 器 感 染 を中 心 と して るい は 病原 菌 が 不 明 の 場合 には 同 様 に 臨 床症 状 の改 善 を 認 め た も の。 や や有 効:喀 痰 中 か ら病 原 菌 が 消 失 ま た は 減 少 し た の 臨 床 的 検 討 の プ ロ トコ ー ル を 作 成 し た 。 調 査 表 に て, が,臨 床 症 状 の 改 善 が少 なか った か あ る い は なか った も 入 院 外 来 の 区 分,カ の 。 ま たは 細 菌 学 的 効 果 は ない が,臨 床 症状 の改 善 が あ ル テ 番 号,年 性,慢 令,性 症 病 名,急 性,慢 中 等 症,重 症),病 性 の 急 性 増 悪,重 現 病 歴,本 剤 投 与 前 の 化 学 療 法 の 詳 細,ア 型,合 併 症,基 別,体 重,感 症 度(軽 礎 疾 患,手 染 症, 術 の 有 無, レル ギ ー既 往 の有 無 等 の 背景 を記 載 す る こ と と した 。 経 過 表 を 作 成 し,病 喀 痰,胸 痛,食 日,熱 型,自 覚 症 状,特 欲 不 振 等 を 卅,廾,+,-で が少 なか った もの 。 無 効:細 菌 学 的 効 果 や臨 床 症 状 の 改 善 もな か っ たか, あ るい は悪 化 した もの 。 に 咳 鰍, 毎 日記 載 す る こ と と し た 。 他 覚 的 に は 喀 疾 の 性 状 を,Millerの 類 に よ り,P3,P2,P1,M2,M1で っ た もの,あ るい は 病 原 菌が 不 明 の 場 合 臨床 症 状 の 改 善 分 表 わ す こ と と した 。 細 菌 学 的効 果 は,消 失,減 少,不 変,菌 交 代,判 定 不 能 に 分 類 し,有 用性 に つ い て は,臨 床 効 果 と 副 作 用 よ り,極 め て 有 用,有 用,や や 有 用,無 用,好 い,判 定 不 能 の6つ に分 け る こ と と した 。 ま し くな 214 CHEMOTHERAPY Table 1 NOV. 1981 Clinical effect (Continued) VOL. 29 S-3 of Netilmicin CHEMOTHERAPY 215 216 NOV. CHEMOTHERAPY Mod: moderate Sev.: severe G N B: gram negative 1981 bacillus VOL. 29 S-3 CHEMOTHERAPY 217 218 NOV. CHEMOTHERAPY Table 2 1981 Laboratory VOL. findings 29 S-3 CHEMOTHERAPY 219 な お,判 定 を統 一 す る 目的 で,担 当者 会 議 に よる 症例 検討 を行 い,症 例 の 採 否,病 原 菌 の決 定,効 果 判 定,副 作 用 の 判定 等 の会 議 判 定 を行 っ た。 III.成 績 Netilmicinは,75mgま た は100mgを1回 し,朝 夕2回 筋 注 す るこ と と したが,1日 量と 量150mg例 (75mg×2)が36m200mg例(100mg×2)が5 例,150mg→200mg/日,200mg→150mg/日 変更 を し た例 が,1例 mgが の 用量 ずつ あ った 。1日 最 も多 く,投 与 日数 は8∼14日 投 与 量 は150 が過 半 数 で あ っ た。 全 例 の性,年 令,体 重,基 礎 疾 患,Netilmicin投 与 方 法 ・ 投 与 量,投 与 日数 、 総 投 与 量,分 離 同定 され た 細 菌 名,臨 床 効 果,副 作 用 の 一覧 表 は,Table1に 示し た。 全 例 の臨 床 検 査成 績 はTable2に 示 した 。 投 与総i数 43例 中・ 投 与 日数 が少 な い た め の 判定 不 能 例4例 を 除 い た39例 の 効 果 判定 は,著 効7例,有 例,無 効2例 効23例,や や 有効7 とな り,有 効 以 上 の症 例 は30例(76.9%) であ る(Table3)。 会 議 判 定 に よれ ば,4日 目判 定 で は41例 中 著 効3例, 有 効21例 で 有効 率58.5%,7日 目判 定 で は39例 中 著効12 例 ・ 有 効20例 で有 効 率82.1%,14日 効7m有 目判 定 で は22例 中 著 効12例 で有 効 率86.4%で あ っ た(Table4)。 疾 患 別 臨 床効 果 は,Table3に 炎 で は25例 中,著 効7m有 効1例,判 示 す ご と く,急 性 肺 効15例,や や 有 効1例,無 定 不 能1例 で,22例(91.7%)が 有効以上の 結 果 を 得 た。 重 症 度 別 にみ る と,重 症 例 で は,有 効 以 上62.5%,中 等 症 で は有 効 以 上79.3%で あ り,ま た合 併 症 の 有無 に よ る有 効 率 は,合 併 症 の 無 い群 で は,10例(判 除 く)の うち,9例 が 有 効 以 上 で90.0%で 定 不 能例 を あ るの に対 し,合 併症 有 りの 群 で は,判 定可 能 な29例 中 有 効 以上 は 20例 で69.0%で あ った 。糖 尿 病,心 不 全 な どの 合併 症 有 りの 症 例 で は,成 績 が 芳 し くなか った 。 心 不 全 に肺 炎 を 併 発 した1例 では,フ ロ セマ イ ド使 用 中 で あ り,原 則 と して は対 象外 で あ るが,主 治 医 の使 用せ ざ るを 得 な い と の 判 定 で 用 い られ,肺 炎 に対 し,や や 有 効 との 結果 を得 て い る。 細 菌 学 的効 果 をみ る と,対 象症 例43例 中,41例 が呼 吸 器 感 染症 で あ るた め,喀 痰 よ り検 出 され た 細 菌 を,病 原 体 と推 定 す る こ とは 極 め て 困難 であ った が,推 定 原 因菌 は 主 と してKlebsiella Pseudomoms Staphyloxoocus spp.,Haemophilus spp.,E.coliな spp., どの グ ラ ム陰 性 桿菌 , spp.,STreptococcus spp .の グ ラ ム陽 220 NOV. CHEMOTHERAPY Upper column: Before Lower column: After 1981 VOL. 29 S-3 CHEMOTHERAPY 221 性 球菌 が 見 出 され 、 菌 消 失 は,判 定 可 能 な28例 中,菌 消 失14例(50%),減 少 せ る もの6例 で,消 失 ・減 少 は20/ 28(71.4%)で あった。 臨 床 検 査 成 績 を 検 討 す る と(Table2),症 で はGOT,GPTが Netilmicin中 GPTの 例No.6 投 与第14病 日に 高 値 を示 した が, 止 後1週 で 正 常 値 に 復 して い る。GOT, 一 過 性 上 昇 例 で あ る。 投 与 前 に 高 値 を 示 して い た3例(症 例No.12,28,37)で こ と は な く,1週 は,さ ら に 上昇 す る 後 の 値 は む しろ低 い 値 を示 した。 症 例 No-27のBUN12→26 .8に,ク レア チ ニ ン0.94→2.13 に 上昇 してい るが,本 例 は心 不 全 で あ り,フ ロセ マ イ ド 使 用 中 の症 例 であ るに もかか わ らずNetilmicinを 使用 せ ざる を得 ない との 主 治 医 の判 断 で 使 用 され た もの で, 本 来 な らば 本 治 験 の対 象外 とす べ き もの で あ る。 呼 吸 器 感染 症 には や や 有 効 で あ っ たが,腎 機 能 が 軽度 障 害 され て お り,か か る症 例 に対 して利 尿 剤 と本 剤 を併 用す る こ とは 注意 す べ き こ とで あ る。 しか し 白血 球 数,CRPは 改善 の傾 向 が み ら れ た。 副 作 用 と して は,前 述 の一 過 性 のGOT,GPTの 昇 したNo.6の 症 例,お よびNo.23の よ り麻 疹 様 の軽 度 の 薬疹 を生 じ,4日 上 症 例 で,2日 目 目に本 剤 を 中 止 し,ハ イ ドロ コー トン静 注に て 次 第 に 改 善 した2例 で あ る。 注射 部 位 の 疹 痛 は,3例 に て 改善,1例 で訴 え が あ り,1例 は マ ッサ ー ジで 緩 解,1例 は温湿布 は注 射 部 位 を 変更 す る こ とに よっ て 改善 した 。 聴 力検 査 は,27例 に おい て投 与 前 後 お のお の オ ー ジ ォ グ ラム に よ る検 討 を行 っ たが,1例 も異 常 値 を示 さな か っ た。 Netilmicinの 有 用性 を総 合 的 に 検 討 した結 果 は ,極 め て有 用9例(19.5%),有 7例(17.0%),無 (2.4%)の 用23例(56.0%),や 用2例(4.8%),好 や有用 ま し くない1例 結 果 を得 た。 有 用 と極 め て 有 用 を合 算 す る と41例 中31例(75.6%)と な った 。 IV考 按 内科 領 域,特 に 呼 吸 器 感染 症 に対 してNetilmicin使 用 の 機会 を得 た が,本 剤 はGentamicinに 比 べ て も劣 るこ と の ない 抗 菌 力 を有 し,抗 菌 スペ ク トラム もほ ぼ 同 様 の広 範 囲に 抗 菌 活 性 が あ る2"12)。 化 学 構造 か らみ て 、 1位 のNにethyl基 が 付 くこ とに よ っ て,2"のOH基 の 不 活化 酵 素 に よ る影 響 を受 けず,ア ミノ配糖 体 が 一 般 に有 してい る聴 器 毒 性 はGentamicinの3/4,Amikacin の1/2,腎 毒 性 はGentamicinの1/5で あ る デ ー タか ら裏 付 け ら れ る よ うに,臨 床 で も副 作 用の 少 な い 薬 剤 で あ る と い う結 果 を得 た 。 また,本 剤 は,基 礎 的 に 広 範 囲 スペ ク 222 Table Table 4 3 あ り,好 spp, のgram陰 of Netilmicin 性 肺 炎 に対 す る有 効 率 spp.のgram陽 孟 炎2例 (by doctor in charge) in charge spp., い る 。聴 力 検 査 を行 っ た27例 で は 全 例共,投 与 前,後 Netilmicinは,ア ミ ノ配 糖 体 系 抗 生 物質 と し て は,安 全 性 の 高 い,有 用性 の あ る薬 剤 と考 え る。 文 性 菌, 1) 間 投 与 が,ま 献 松本慶蔵, 野口行雄, 宇塚 良夫, 今岡 誠, 中島康雄, 渡辺貴和雄Cefatrizineに 関す る基 礎 的 臨 床 的 研 究 spp.,Pseudo- 性 菌 に よ る 急 性 肺 炎,急 Chemotherapy 性気 MILLER, G. 24: 1800∼1807, 1976 H.; G. ARCIERI, M. J. WEINSTEIN of Netilmicin, & た 腎 孟 炎 に 対 して も 呼 吸 器 感 染 症 同 様150∼200mg7∼14日 J. 間投 与 が 望 A. WAITZ: Broad-Spectrum ま しい と言 え る。 biotic. 臨床 検 査 成 績 か ら 特に 著 しい 特記 事 項 と言 え る異 常 成 例 が 認 め ら れ,投 by members spp.等 spp.のgram陽 績 は 認 め ら れ な か っ た が 、1例 and で 投 与 を 中止 した1例 で も適 切 な 処 置 で正 常 に 復 し て 2) 管 支 炎 に 対 し,7∼14日 group い 成 績 で あ っ た。 これ ら の spp.,Haemophilus spp.のgram陰 by doctor by disease 使 用 に 当 っ て は,Staphylo- streptococcus E.coli, KlebsieJla judged classified 1981 で 異常 は 認 め ら れ なか った 。 こ れ ら の諸 検 査 成 績 か ら 性 菌,E.coli,Klebspp., Pseudomonas 性 菌 に 対 し,よ spp., of Netilmicin 成 績 で あ っ た。 Haemophilus こ と か らNetilmicinの monas effect 菌 学 的 効 果 を み る と,Staphylococcus Streptococcus siella effect 性 気 管 支 炎 で は 有 効 率80.0%,腎 で は 有 効 率100%で ま た,細 Clinical Clinical ト ラ ム を 有 す る 薬 剤 で あ る が,急 は91.7%,急 coccus NOV. CHEMOTHERAPY でGOT,GPTの 上昇 与 終 了 後 正常 に復 して い る。 また 薬疹 836, 3) Activity Semisynthetic Antimicr. Agents Aminoglycoside & Chemoth. H. a Anti- 10: 827 1976 RAHAL, N. Biological •` J. J.; M. MOLDOVER: S. SIMBERKOFF, Bactericidal K. Efficacy KOGAN of & Sch VOL. 2 20569 and and Amikacin Resistant Chemoth. 4) A.; of 145, 5) 7) Fu, COHEN: In Four Other Agents & of C.: Sch Tobramycin. Antimicr. 382•`383, K. & Effect of biotic. Antimicr. 1976 Fu, K. P. H. C. NEU: In a New Agents Vitro & Chemoth. •` Antimicr. Agents 10) BROWN, In Vitro 11) Synergistic H. C. NEU: Compared with Agents BRIEDIS, D. of & J. & Netilmicin, Other G. of 10: 526534, ROBSON: Gentamicin, CLINICAL J. J.; Chemoth. 10: POGWIZD, S. M. Serratia 1976 10: Comparative Amikacin, in AND NETILMICIN URINARY TRACT of Internal Department MASANORI MORISE, Medicine, with Antimicr. 1976 AGAINST INFECTIONS Medicine, National Toyohashi Hospital HIDEZO SAKAI and OSAMU KOHNO First Department of Internal Medicine, Nagoya University School of Medicine TARO KONISHI Department of Internal Medicine, Shizuoka Saiseikai Hospital ISAKICHI HIRASAWA and TADAO HIRATA Department of Internal Shizuoka Prefectural Medicine, Fujimi Hospital KENJI KOMATSU and NORIHIRO YAMAMURA The Respiratory Division, Nagoya Hospital of Japan National Railway MASAHIRO MORISHIMA Department of Internal Medicine, Nagoya Hospital of Japan National Railway 1976 SWANBY: In Tobramycin, Agents & Netilmicin: Antimicr. and KIYOMITSU SUZUKI and YUJI TOTANI of Internal S. Versus LERNER: Nagoya First Red Cross Hospital KAZUHIKO ITOH, & S. A. TERUO KATAYAMA and YUKIHIRO AKAO Department 677•`681, In Agents 1976 and ON to Antibiotics. 10: Amikacin, marcescens. aeruginosa Antimicr. 864•`865, Combination 878-884, PASIECZNIK: 1976 Testing. Gentamicin, A. Gentamicin, Sisomicin & K. BENEDICTSON Susceptibility and and Chemoth. Gentamicin-Resistant Chemoth. Netilmicin. D. & Aminoglycoside 768•`69, 511•` of & Pseudomonas of and 10: FLouRNoY, Netil- & N.; Vitro STUDIES RESPIRATOTY Selected Anti- Aminoglycosides. Chemoth. H. Study KRAUS of Comparison Sisomicin, 12) & K. Vitro Chemoth. 10: L. and and Vitro Aminoglycoside L. Susceptibility Chemoth. Netilmicin, Antimicr. Activity & Vitro Netilmicin Gentamicin, Agents D.; 139 1976 P. 518, In aeruginosa Agents 1976 R. Enterobacteriaceae 10: In Netilmicin, Pseudomonas Antimicr. 592--597, MEYER, Aminoglycoside Comparative 20656, 9) Deriva- Chemoth. Against Enterobacteriaceae. Vitro 1976 micin 8) and WATANAKUNAKORN, 10: 6) S. a Semisynthetic Antimicr. Activity and & 10: & Netilmicin, Sisomicin, Antibiotics. Agents. 1976 C. NATHAN of Tobramycin Gentamicin-Sensitive Antimicr. 595•`599, S. Comparison tive Against Organisms. 9: KABINS, 223 CHEMOTHERAPY 9S-3 In Vitro Netilmicin Carbenicillin Agents Activity Alone Against & Chemoth. & 224 NOV. CHEMOTHERAPY 1981 YOSHIHIRO SENDA and KEIKO KAMIYA Clinic of Respiratory Organs, Nagoya Second Red Cross Hospital TADANORI UBUNO Department of Internal Medicine, Asahi Rosai Hospital, Institution for the Labors' Welfare AKIYOSHI INADA Department of Internal Medicine, Howa Hospital K[SAO ICHIKAWA, AIKO KUROKAWA and YASUMASA SATO Department of Internal Aichi Prefectural Medicine, Owari Hospital KOH FUJII Department of Internal Medicine, Tokai Central Hospital Netilmicin, 75 or 100 mg, was intramuscularly Subjects were 25 cases of acute pneumonia, injected twice daily 7 acute bronchitis, (morning 5 acute and evening) aggravation to 43 cases. of chronic bronchitis or bronchiectasis, 1 lung abscess, 3 empyema and 2 pyelitis. Clinical and bacteriological efficacies of the antibiotic agent were judged by physicians in charge and all members attending to this project study on the 4 th, 7 th and 14 th day of treatment, and the following results were observed: 1. in 7 cases, Efficacy of netilmicin was excellent it was effective 2. in charge, is, for 7 to 14 days to obtain desirable effects. Netilmicin was effective for the following infections : it's efficacy was excellent in 7 cases and good in 15 cases of acute pneumonia out of 24 cases. Netilmicin was thus effective in 22 acute pneumonia (88. 0%). It's efficacy was excellent or good in 28 (75. 7%) out of 37 cases of respiratory fections, and good in 2 cases (100%) of urinary tract infections. 4. that Efficacy of netilmicin was excellent or good in 58. 5% on the 4th day, in 82. 1% on the 7th day and in 86.4% on the 14th day, as judged by all members attending to the project. It may suggest that Netilmicin should be administered 3. good in 23 as judged by physicians in 30 cases (76.9%). tract in- Efficacy of Netilmicin was excellent and good in 69.0% of the group complicated with other disease and in 90. 0% of the group without such complications. Netilmicin was effective in 62. 5% of serious and in 79. 5% of moderate cases. 5. Bacteriological test revealed that Staphylococcus spp, Streptococcus spp, and such Gram-negative as Klebsiella spp, Haemophilus spp, Pseudomonas spp, and E. coli, were isolated in these cases. Thus, bacteriologically, total antibacterial 6. Transient isolated bacteria eradicated in 14 cases, and decreased in 8 cases, bacilli and the effect was 71.4%. increase of GOT and GPT was observed in 1 case, and measles-like in 1 case on the 2nd day of administration. Pain at the injection of 43. No change in audiogram was found in 27 cases to whom and after the treatment. Thus, no significant drug site was complained hearing tests eruption was seen by 3 patients were performed side effect was observed by the administration out before of Netil- micin. 7. Clinical and bacteriological clusion was derived: effects as well as side effect were totally evaluated, Netilmicin was very useful in 8 cases (19. 5%); slightly useful in 7 cases. Total effect of Netilmicin was observed useful and the following in 23 cases in 38 cases (92.7%) (56 . 1%) con- and out of 43 cases .
© Copyright 2025 ExpyDoc