学生からのコメントとそれへの応答

統計的思考
生活保護について。
コメント [y1]: 全般にコメントが短く、客
1を選んだ学生
観的根拠を示さずに自分の思いだけを書い
支給条件を厳しくすれば不正受給者も減少するので支給条件を厳しくするべき。
ているコメントがほとんどでした。
生活保護を2億4千万も不正受給した夫婦がいるからと言って生活保護の支給条件
を厳しくすることは間違っている。本当に生活保護を受けたい人が受けにくくなるし、
不正受給が起こった原因が支給条件ではない。支給条件を厳しくするのではなく、も
っと生活保護を受けるにあたっての審査を厳しくし、不正受給できないようにするべき
だ。
コメント [y2]: 「支給条件」
「審査を厳しく」
ということも含めているつもりだったので
すが、以下を見ても、
「支給条件はそのまま
で、審査を厳しく」と書いている人が多い
ようです。
厳しくするべきだ。理由は悪いことをすればやはり罰則と同じでマイナスなことを受け
るべきだと思ったから。
コメント [y3]: あなたが思ったからといっ
て根拠にはなりません。
2億4千万もの大金を不正に受給しているのは、きちんと納税している人に失礼であ
り、そのお金をもっと違う形で、活かせられたかもしれないから。
コメント [y4]: どんな形で?
生活が苦しく、困って生活保護費を受給している人もたくさんいる。元暴力団など、受
け取る人の過去の経歴を調べる必要性は出てくるかもしれないが、だからと言って支
給条件を厳しくすることとは繋がらない。
コメント [y5]: では何に繋がるのでしょう
か?
あまりに厳しくしてしまうと本当に困っている人達が生活保護を受けられなくなってし
まう恐れがあるので、支給条件を少しだけ厳しくすべきである。厳しくする事で支給金
額が削減され、他にお金が必要なマニフェストへお金が回せるのである。すると、国
1
の政治が円滑に回っていくのである。これで日本の経済も少しではあるが回復する。
小さなことからコツコツとすべきである。
生活保護費の不正受給という前科がある人が同じことを繰り返さないように予防線を
張っておくのは当然の行為だから。不正受給せず、生活のために真面目に使ってい
る人もたくさんいる。支給条件を厳しくするという対応が間違っている。支給条件を厳
しくすれば、本当に必要な人が生活保護を受けられなくなってしまう。条件を厳しくす
るのではなく審査を厳重にすべきだ。
理由は、不正にそんな高額な生活保護費をもらえるようなことがあっては、本当に生
活保護の必要なひとが生活保護を受けるときにお金がなくなる可能性があるからだ。
生活保護の支給金額は変えなくてもいいとは思うが支給する人への審査を厳しくする
べきである。
ただ厳しくするといっても、支給の規格を厳しくするのではなく、受給者の金銭、生活
状態の把握を厳にするべきだ。厚生労働省の生活保護の説明には、「生活保護の申
請にあたっては、必要な書類は特別ありません」や、「生活保護の申請をした後の調
査において、世帯の収入・資産等の状況がわかる資料(通帳の写しや給与明細等)を
提出していただくことがあります」(厚生労働省 生活 保護制度
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikat
uhogo/)との記述がある。この記述を見る限りでは、基本的に受給希望者、および受
給者が提出する書類等はごく少数であり金銭や生活の状態を自治体が把握するの
は難しいといえる。この問題を緩和するために、受給者の提出する書類を増やすべき
ではないだろうか。たとえば、家賃や電気代、水道代などの生活に必須な支出関係
の資料の提出を義務付けることで、受給者の金銭の動きを透明化することができ、自
治体が状況を把握しやすくなり、不正受給者の異変にも気付きやすくなる。
2
元暴力団夫婦は上手く法律の隙間をすり抜けて2億4千万を不正受給したことは考
慮すべきことである。しかし、それにより支給条件を厳しくすると本当にお金が必要な
人に回らないようになってしまい、悪循環になることは明らかであるため。
元暴力団だとして、生活保護の受給を厳しくするのは理由にならないが、不正受給し
たという事は受けたくても、受けられない人にとっては屈辱で国民の税金をこのような
形で使われるのは許されないから。
生活保護については、嘘をついて受け取ることが出来ているという現状があるので本
当にその人は生活保護を受け取らなければいけないのかどうかを吟味するためにも
っと厳しくしなければならない。
たった一組の夫婦の行為によって、生活保護費を受けなければならない人たちまで
被害を受けてしまうかもしれない状況にするのは尚早であるかもしれないが、億単位
もの大金を不正に受給していたというのは、さすがに看過できない。本当に生活保護
費が必要な人たちに一円でも多くのお金が渡せるようにするためには、生活保護の
条件を上げて、不当に受け取る者を極力排除すべきだ。
3
コメント [y6]: もちろん逮捕されました。
2 を選んだ学生
プリントに書かれてある件だけでは、受給制限の緩さが不正受給につながったとは言
い切れないので、2 です。
コメント [y7]: ではどのようなことが関係
あるでしょうか。
私は支給条件を厳しくすることには賛成だ。生活保護とは資産や能力等すべてを活
用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健
康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度であり(厚生労働
省、生活保護制度 |厚生労働省、2015/04/27)、またその財源は日本国民の税金
である。現在の日本では 217 万人が生活保護を受けている(時事ドットコム、時事ドッ
トコム:【図解・社会】生活保護受給者数の推移、2015/04/27).。もちろん生活保護が
確実に必要な、高齢者や母子家庭(生活保護受給者の実態を統計から考察、生活保
護受給者の実態を統計から考察 、2015/04/27)など、生活保護受給者を非難するわ
けではない。しかし、暴力団という反社会的な組織に属しているうえ、不正受給をして
コメント [y8]: 「元」暴力団員、ですが。
いれば、本当に生活保護が必要な人々にお金がいかず、暴力団の資金源となる。し
たがって生活保護が本当に必要な人々にきちんと渡るよう、不正受給が起こらないよ
う支給条件を厳しくし、しっかりとチェックをいれるべきであり、また必要最低限の額を
与えるべきだ。
不正受給した夫婦の事例だけで判断しているので、単一事例にこだわっている。本当
に生活保護が必要な人もいるので、安易に支給条件を厳しくするべきではない。
「生活保護費を 2 億 4 千万円も不正受給した元暴力団夫婦がいる。生活保護の支給
条件を厳しくするべきだ。」というのはおかしい。なぜならば、不正受給をしていた人の
一部分だけ見ても、生活保護の支給条件が緩いと判断することはできないから。
コメント [y9]: では何を見ればよいでしょ
うか。
生活保護の件では厳しくすべきではない。理由は、厳しくしすぎると本当に必要な人
がもらえなくなり、自殺などの大事な命が失われる危険性があるからだ。
4
生活保護費を受給するすべての人が不正受給したわけではないので、すべての人を
対象とする支給条件を厳しくする対策はとるべきではない。
たしかに生活保護費を 2 億 4 千万円もの不正受給したことは、法で裁かないといけな
いが、故意で不正受給したとは限らないため、ただ単に厳しくするだけではいけない。
ただこの夫婦はもっと責任を持たないといけない。
全ての人が不正受給をしているわけではなく、本当に困っている人がたくさんいるか
ら。
一般の夫婦はちゃんとしているのに、暴力団夫婦のせいで被害を受けるのは不公平
なのでおかしい。
不正受給があったならば、生活保護を受ける人について正しい情報かを厳しく調べれ
ばよい。なので、支給条件を厳しくするのはおかしい。
たったひとつの例しかあげていない
これはおかしい。生活保護の支給条件を厳しくすることが、不正受給の減少に直接つ
ながるとは限らない。
5
暴力団夫婦が特殊なだけであってその為に全体の支給条件を上げるのは公平では
ないから
暴力団夫婦は単一事例であり、この事例があったからと言って、安易に生活保護の
支給条件は厳しくするべきではない。
たしかに、不正受給した人がいるなら、支給条件を厳しくして、不正できないようにし
なければならないだろう。しかし、支給条件を厳しくすることで、生活保護が本当に必
要な人も支給されなくなってしまう可能性がでてくる。よって、支給条件を厳しくすべき
とは言えない。
コメント [y10]: 何を調べたのか出典を書
調べてみたところ確かに不正受給者は年々増えてきているが、だからといってきびし
くしてしまうと本当に必要な人がもらえなくなってしまう恐れがあるため。
きましょう。
厳しくしてしまったら本当に必要にしている人まで受け取れなくなり、人間的な生活を
できなくなる人が増えるから、余計に犯罪が増えたりして治安が悪くなるから。
私は生活保護の支給条件を厳しくするという意見に反対だ。なぜなら、わずかな人に
よる不正行為によって生活保護をほんとうに必要とする人たちが受け取れなくなる可
能性があるからだ。
6
生活保護の支給条件を厳しくするということで本当に困っている人に迷惑がかかるか
もしれないし、必ずしもそれをすることで解決するとは限らないから。生活保護費を受
け取らなければならないくらいの状態なのかどうかを国がしっかり調べれば問題解決
になるはずだ。
私は生活保護の支給条件を厳しくすべきという答えである。なぜなら事件が発覚した
後もまた同じような手口で不正を犯す人が出てくるかもしれないからである。確かに
支給条件を厳しくすれば生活に困る人が出てくるのは間違いない。しかし、不正が多
いと国の負担が増大し、ますます支給志望者にお金が行き渡らないと考えたからで
ある。
生活保護の支給条件を厳しくすると、もともと支給されるべき人も支給されなくなる可
能性が出てくる。確かに、条件を厳しくすることで、不正受給がなくなることにつながる
かもしれないが、別の問題が起こるリスクもあるので、厳しくするべきでない。
その場の判断では時間が限られてゐたので,「もっともだ」と判断した。然し,設問を
見直すと怪しい点が幾つかある。「元暴力団夫婦」は不正受給した時,何をしてゐた
であらうか。又,「厳しくすべき」とは即答できない。代表的な朝日訴訟から生活保護
に関しては現在に至る迄,不正受給や逆に然るべき受給を受け取れないと言ふ報道
7
がなされてゐる。然るべき民に然るべき額が支給されるのが理想であるべきだから,
支給条件は是正されるべきである。よって,本設問に対しては「おかしい」と言へる。
2億4千万円も不正受給することができる現状の体制は流石におかしい。
手口は明瞭でないが、こういった事件を防ぐための支給条件を書き加えることは必要
である。
コメント [y11]: 報道を見るだけでも、かな
生活保護の支給条件が原因ではないかもしれない。
コメント [y12]: 可能性を言えば無限にあ
り明らかです。
ります。
生活保護の支給条件全体を厳しくするのではなく、暴力団関係者への生活保護支給
の条件を厳しくすべきである。
8
コメント [y13]: 理由を書きましょう。
おかしい。生活保護費は簡単に誰でも受けられるという勝手なイメージを抱いている
人が多いかもしれないが、この制度は簡単に受けられるものではない。生活保護の
支給条件を厳しくするとギリギリで生活保護の対象として生活している人の多くが生
活保護を受けられなくなり、生活に困ってしまう。条件を厳しくするよりも、労働できな
いと言う人には職業訓練の受講を勧めるなど、怠けて受け取ろうとしている人に自立
させる機会を作る方が解決策として妥当だ。
1 組の元暴力団夫婦が不正受給をしたからと言って、受給者全員が生活保護費を不
正に受け取っているとは言えない。
生活保護を不正受給できたのは、生活保護の支給要件に対して虚偽の申告等福祉
事務所に対して詐欺まがいの行為をしたからである。したがって、生活保護の支給要
件は国民として最低生活の維持ができるかどうかで議論すべきのものであり、不正受
給があるかどうかで支給要件を議論するものではない。
一つ目の生活保護費不正受給した元暴力団員夫婦の話においては、その夫婦が起
こした一件の事例のみをとりあげ、あたかも多くの受給者が同じように不正受給して
いるように考えるのは誤っていると考えました。
9
1例だけみて条件を厳しくしてしまうとほかの公正に受給している人たちに不利となる
生活保護の支給条件を厳しくするというのは間違っている。支給条件を厳しくすると、
以前は生活保護を受けていた人が受けられなくなる場合もあるので、経済的弱者の
立場を優先することが大切であるから。
生活保護費を 2 億 4 千万円も不正受給した元暴力団夫婦がいる。生活保護の支給条
件を厳しくするべきか、という問いについて、これは厳しくするべきではない。本来生
活保護費を正当に受給することのできる人間が、この一件によって支給条件が改め
られることで受給が不可能になるようなことがあれば、国民の不満は高まる。生活保
護費の不正受給を防ぐために必要なのは、生活保護費を支給する際の審査を厳しく
することである。受給者の住所や病気、財産などを定期的かつ厳重に調べることで、
異常な支給等にも素早く対応することが可能になり、生活保護費の不正受給を防ぐこ
とができる。
不正受給があったならば、生活保護を受ける人について正しい情報かを厳しく調べれ
ばよい。なので、支給条件を厳しくするのはおかしい。
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もっともでない。なぜならば、生活保護を支給している人がみな不正受給をしている
わけではない。また、生活保護の支給条件を厳しくすることで、厳しい生活を送らなけ
ればならない人が増えてしまうからである。
生活保護については、本当に生活が苦しくて必要としている人がたくさんいるので、
支給条件を厳しくするべきではない。それよりも、不正受給を防ぐために、受給申請
者が受給するに値するのかをきちんと調査するべきである。
ある 2 人の夫婦が問題を起こしただけで条件を厳しくするのはおかしいし、条件を厳し
くすれば本当に生活保護費を必要とする人が受け取れなくなる可能性がある。
「生活保護費を 2 億 4 千万円も不正受給した元暴力団夫婦がいる。生活保護の支給
条件を厳しくするべきだ。」 に対して私はおかしいボタンを押しました。例えば生活保
護の支給条件を厳しくするとはどうするのでしょうか?監視員でも置くのでしょうか?
現実的に無理ですよね。就職から定年まで国に税をしっかり納めてもらえる国民年金
より一生ニートで過ごしたほうが一生もらい続けられるこの生活保護の制度がおかし
いのではないでしょうか?さらにそれを現金で渡してしまうから生活保護という目的に
11
コメント [y14]: 国民年金や生活保護とい
った制度の概要を調べてみましょう。
使われないのではないでしょうか?だから政府は現金ではなく生活を提供するべき
だ。
コメント [y15]: 具体的に何を提供するの
ですか?
生活保護の支給条件を厳しくしたからといって、不正受給がなくなるわけではない。条
件を厳しくするのではなく、支給の際の審査を厳しくする必要があるのではないか。
厚生労働省によると生活保護制度とは「資産や能力等を活用しても生活に困窮する
方に健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助長する制度である」とされて
いる。もし生活保護の支給条件を厳しくすれば、現在の支給条件で何とか生活してい
る方はどうなるのか。本当に生活保護を必要としている方に支給されなければ元も子
もない。不正に受給する人を減らすには、生活保護担当窓口での事前相談の際に相
談者と綿密な話し合いを行うことが必要である。
その元暴力団夫婦が特殊事例なのであるので支給条件を厳しくするべきではない。
たとえば、厚生労働省によると、2010 年時点における不正受給は、件数は 2 万 5355
件で、全体に占める割合は 1.8%であり、不正受給額は 128 億 7425 万円で、全体に
占める割合は 0.38%である(厚生労働省「社会・援護局関係主管課長会議資料(9)自
立推進・指導監査室参考資料 3」による)。つまり、生活保護費の中で不正受給額の、
全体に占める割合は 1%にも満たない。それゆえ、生活保護費を不正受給した元暴
力団夫婦がいたからといって、生活保護の支給条件を厳しくするのはおかしい。
12
実際に不正受給した人はいるが、それを理由に厳しくすれば今まで正当に生活保護
を受けていた人が生活保護を受けられなくなるかもしれないから。
「生活保護費を 2 億 4 千万も不正受給した元暴力団夫婦がいる。生活保護の支給条
件を厳しくするべきだ。」は間違えている。なぜなら「A ならば B が正しいとき、B でない
なら A でない」という法則に適用すると「生活保護の支給条件を緩めれば、生活保護
費を 2 億 4 千万も不正受給した元暴力団夫婦はいない。」となりおかしくなるからだ。
生活保護費を2億4千万円も不正受給した元暴力団夫婦がいる。生活保護の支給条
件を厳しくすべきだ。という意見について私はそうだとは思いません。なぜなら前回の
授業であった「操作可能な具体性のレベルで考える」ことができていないからです。生
活保護の受給条件を厳しくするだけでは本当に困っている人が生活保護をうけられな
いといった事態になりかねませんし、不正受給をしようとする人は書類をごまかしたり
と様々な方法で受給しようとするでしょうからあまり意味はないからです。
この元暴力団夫婦が不正受給をしたことで、生活保護の支給条件をすると、本当に
生活に困っている人が支給してもらえなくなる可能性があるから。
一つの事例にこだわりすぎている。ほかの事例なども調べてからにするべきだ。
13
コメント [y16]: なんで???
条件を厳しくすると、本当に生活保護を必要としている人まで受給しにくくなるので、
するべきではない。
全員が不正受給するわけではない。本当に生活に困っていて生活保護を必要として
いる人が受けることができなくなってしまう。
元暴力団夫婦が生活保護を不正受給したことについては,生活保護の支給条件に
問題があるのではなく,夫婦たちに問題がある。
条件を厳しくすると、本当に生活保護が必要な人が困る可能性があるため、支給条
件は厳しくするべきではない。生活保護の制度は、自分で収入などを申告するもので
あるため、受給が開始されてからの調査を厳しくすれば、不正に生活保護を受けると
いうことを防ぐことができる。
この一例を見ただけで支給条件を厳しくするというのはおかしい。たとえば、このよう
な事を生活保護受給者のうち半数以上の人がやっているというのであれば厳しくすべ
きであるが、不正受給が極めて稀だというのであれば条件を厳しくすべきではない。
一つだけの事例では生活保護自体の支給条件に問題があるか分からないので、生
活保護の支給条件を厳しくするべきだといえない。よって2です。
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元暴力団夫婦がいるという一例のみで厳しくするべきだと決めつけてはならないか
ら。
生活保護費を不正受給したのは、生活保護費を受給している人達の中のほんの一
部に過ぎない。このようなごく一部の事例にこだわると本当に必要な人が受給できな
くなる恐れがあるため。
なぜなら、厳しくすることによって、本当にもらわないといけない人がもらえなくなるお
それがあるからである。
条件を厳しくすることが、不正受給者を防ぐ方法ではないため。
生活保護の支給条件は厳しくすべきでないと考える。なぜなら条件を厳しくすることで
不正受給は減らせるかもしれないが、一方で本当に生活保護を必要とする人が保護
を受けられなくなる可能性も含まれるからである。厚生労働省によると生活保護は
「健康で文化的な最低限度の生活を保障する」制度である。そのため、条件を厳しく
することで必要とする人が保護されなくなるとその趣旨にはんすることになる。
生活保護費を2億4千万円も不正受給した元暴力団夫婦”も”いるということだ。そう
いった単一事例だけで生活保護の支給条件を厳しくする理由には成り得ない。
15
生活保護の支給条件を厳しくするべきでない。元暴力団夫婦が、不正受給したことは
ひとつの事例にすぎないからだ。
この考えは、間違っている。なぜなら、その不正受給の原因は必ずしも生活保護費の
支給条件にあるとは言い切れないからだ。また、生活保護費の支給条件を厳しくする
と、本当に生活保護費の支給を必要としている人々の生活保護の支給が不可能にな
る可能性があるからだ。
彼らは不正受給したのであって、ちゃんと受け取っていないからです。ここで支給条件
を改善しようが、この問題にかすりもしません。
自分は厳しくすべきでないと考える。なぜなら、厳しくしたことで本来もらわなければな
らない人がもらえなくなってしまう可能性が 0 ではないので反対である。
生活保護費を不正受給した人がいたからといって受給した全員が不正であったとは
言えないため支給条件を厳しくするのは間違っている。
これは一見すると、元暴力団ということに対して、単一事例へのこだわりをもっている
と考えられる。しかし、現在の日本において生活保護費不正受給をしている人々は彼
らだけではない。そのため、この論説は正しいといえる。
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生活保護費を2億4千万円も不正受給した元暴力団夫婦がいる。生活保護の支給条
件を厳しくするべきだ。解説:この不正受給した元暴力団夫婦の事例だけでは、生活
保護の支給条件が悪いとは言えない。
厳しくするべきではない。なぜなら、この元暴力団夫婦の不正受給の事例は、生活保
護を受給している人々の中のただの一例にすぎないからだ。誰か一人が不正受給を
はたらいたからと言って、受給している人皆が皆不正受給をするわけではないし、そ
のような証拠も存在しない。であるのに、支給条件を厳しくするのは公正な判断では
無く、理不尽な事である。第一、連帯責任でもないのに一部の人間が問題を起こした
からと言って、全体に責任を課すように支給条件を厳しくするのはおかしい。
これは統計的思考に欠けているため誤りである。一部の人間だけのせいで受給条件
を厳しくしてしまうと、それ以外の実直な受給者の中にも保護費を受け取れなくなって
しまう人が出てきてしまう。
厳しくするべきではない。なぜなら、条件を厳しくしたら本当に生活保護が必要な人に
も不利になってしまうためである。
これは単一事例。ある一組の元暴力団夫婦が生活保護費を不正受給したからといっ
て、生活保護の支給条件を厳しくしたら、正当に受給できる人が、受給することが難し
くなり、損をすることになるから。
17
スライドに書かれてある情報だけでは少ないので,インターネットでニュースを検索し
た(大竹直樹,【生活保護を問う】なぜ2億4千万円も支出したか 「気付かないふりを
するのが合理的」+(1/2 ページ) - MSN 産経ニュース,
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130407/crm13040722320009-n1.htm,2015 年
4 月 26 日アクセス)。この記事の 2 ページ目に「申請書類や手続きに誤りがなければ
問題はない-。その間、男は札幌市内の高級マンションなどを転々とし、高級車を何
台も乗り回していたが、市がこうした男の実態に目を向け、支給を見直すことはなか
った。」(大竹直樹,【生活保護を問う】なぜ2億4千万円も支出したか 「気付かないふ
りをするのが合理的」+(2/2 ページ) - MSN 産経ニュース,
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130407/crm13040722320009-n2.htm,2015 年
4 月 26 日アクセス)と書かれてあることから,このような問題が起こったのは,生活保
護の支給条件が原因ではなく,市の職員が受給者の生活実態を正確に把握していな
いことが原因である。したがって,「生活保護費を 2 億 4 千万円も不正受給した元暴力
団夫婦がいる。生活保護の支給条件を厳しくするべきだ。」というのはおかしい。
言えない。なぜなら、これは元暴力団夫婦が生活保護費を不正受給したという単一
事例へのこだわりであるからだ。こういった一つの不正事例があったからといって、本
当に生活に困っていて生活保護費を受給している人々が支給条件を厳しくされ、受給
できなくなる可能性があるというのはおかしい。たとえば、厚生労働省のウェブページ
によると、「生活保護は世帯単位で行い、世帯員全員が、その利用し得る資産、能力
その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することが前提で
あり」とある。(厚生労働省、生活保護制度、
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikat
uhogo/index.html、2015/4/25 アクセス)それゆえ、あらゆる努力の末に生活保護を受
けている人の負担になることをするのではなく、生活保護申請時における身元確認や
調査を徹底するべきだ。つまり、生活保護の支給条件を厳しくするべきだ、とは言えな
い。
不正受給をしたのは元暴力団の夫婦です。それは犯罪でありそれを理由にちゃんと
生活保護を必要としている人を無視して支給条件を厳しくするのは間違っています。
18
コメント [y17]: 市の職員はすべての生活
保護受給者の後をついて回ってずっと監視
しておくべきなのでしょうか?
もしも本当に支給条件を厳しくするならば、現在生活保護を受けている人たちに対し
て調査を行いそれにより条件を厳しくするかどうかを決めるべきです。
元暴力団夫婦二人だけで本当に困っている、生活保護がなければ生きていけない人
たちのお金の支給条件を厳しくするのは間違っている。
不明
生活保護の支給条件を厳しくするよりも、生活保護を支給する際の検査を厳しくする
コメント [y18]: それで死に至るケースが
ほうが良い。実際には生活保護を十分に受けられず、死に至るというケースもある。
支給条件を厳しくするよりもまず、本当に生活保護が必要な人に支給されるようにし
出ているんじゃないですか。
ていくべきである。
条件を厳しくするのではなく、自治体のチェックを強化することが重要だ。
典型的な単一事例です。不正受給を行ったのは(現時点で発覚しているのは)件の
「元暴力団夫婦」だけで、生活保護の支給条件を厳しくする根拠にはなりません。
対策を操作可能な具体性のレベルで考えていない
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今の支給条件でも生活が困難な人がいる。なので支給条件を厳しくするよりも不正受
給出来ないような仕組みを作るべきだ。
20
数学成績について。
1を選んだ学生
グラフを信じたので、1 です。
コメント [y19]: どういう点を信じたので
すか?
男性の方が女性より数学的な考え方が発達している。
コメント [y20]: 根拠は?
いえる。女子は男子より1~2点の低い点数をとった人数が多く、4~6点の高得点を
とった人数は男子より少ないため。
言える。なぜならば、グラフが「男子の方が女子より数学ができる」と示しているからで
ある。
コメント [y21]: それを示している理由を
数学は男子と女子では男子のほうが成績がよいほうにした。理由は男子のほうが女
子よりも理系科目に興味があるひとが多いからだ。
コメント [y22]: グラフから読み取れませ
数学の成績の男女差について私は男女差はあると考える。理由はパワーポイントで
平均点に 5 点ほど差があったからである。
数学の成績において、男性の平均が女性の平均よりも高いということから、女性より
も男性のほうが数学が得意であるという考えは、もっともである。なぜなら、グラフから
読み取ることができるからだ。
21
聞いています。
ん。
コメント [y23]: 0.5 点です。
全体で見て男子の方が女子よりも数学の成績が良くても男子全員の成績が女子の
一番の人の成績を上回っていたとは言い切れないため、男子が女子よりも数学がで
コメント [y24]: 一番の人同士を比べたら、
きるとは言えない。
おそらく毎年男女が入れ替わるでしょう。
男子のほうが比較的できるという意見です。これを根拠ずけるために、ネットで調べた
のですが、しっくりくるものはありませんでしたが、データでもでているし、事実、総合
理数学科は 71 名いまして 13 人しか女子はいません。このことから、男子のほうがで
きるという意見です。
2 を選んだ学生
コメント [y25]: 根拠は?
数学の成績のグラフを見たがあれの集合は一部の人たちだけのデータであるからあ
のグラフ一つで成績の優劣をつけることはできないため。
平均は男子の方が女子の平均を0.5上回っているが男子の得点よりも高い得点を
取っている女子もいるはずだ。よって、男子が女子より数学ができるということはでき
ない。
22
コメント [y26]: 平均的には、という話です。
確かにこのテスト内では男子の方が数学の得点が高いとはいえますが、それだけで
全国の男子高生が女子高生より数学が得意であると結論付ける証拠にはなり得ませ
ん。
コメント [y27]: 全国調査です。
「男子のほうが女子より数学ができる」ということは言えない。理系高校生だけで比較
したのでは、男子と女子どちらが数学ができるかというのは、わからないから。
すべての男子が女子より数学がよくできることにはならない。平均点が高いというの
は、すべての男子がすべての女子より点数が高いことの証明にはならない。また、男
子の方が点数が高い者が多い証明にもならない。
これも統計には文系の人間が含まれていないため誤りだ。文系の人間も含めて調査
すれば、女子の平均点の方が上になる可能性も否定できないはずである。さらに、高
校生だけを対象とした調査であるので、その他の男女の数学力は見えてこない。よっ
て、このグラフだけで男子の方が優れているとは言えない。
23
コメント [y28]: そういう事例はほとんど
ないでしょう。
コメント [y29]: 可能性を言ったら何でも
言えます。
単に女子よりも男子のほうが数学の成績がいいというわけではなく、男子に理系が多
く、文系に女子が多いということなどが関わって、このようなデータになった。
2 歳から 4 歳の間は女子の方が数学がよくできるから。
コメント [y30]: 根拠は?
まず男性にも数学ができなくて、女性が得意な傾向として言われている文学系統の
学問に長けている人も数多くいる。女性でも文学系統の学問が苦手で、数学が得意
という人が数多くいる。男性、女性がそれぞれどれだけの時間を使って数学の勉強に
励んでいるのかがわからないため、成績の男女差を見ただけでは判断できない。
性別と学力は関係ないので、おかしい。
コメント [y31]: 根拠は?
成績を集めた地域、年代など、様々な要因で成績は変わり得る。また、数学だけでな
く国語や英語など他の教科の成績も収集すべきである。
コメント [y32]: なぜ?
24
男子の方が平均が高いだけであって、男子全員が女子よりもできるとはいえないか
ら。
データでは、女子より男子の方が成績が良いが、必ず男子の方が賢いとは限らない。
よっておかしい
日本ではそうかもしれないがほかの国はそうでもない
コメント [y33]: 他の国のデータを見まし
たか?
数学の成績の男女差のグラフを見てみると、0点から4点の間は男子よりも女子のほ
うが高得点を取っている割合が高く、男子のほうが平均点が高いというだけでは男子
のほうが女子より数学ができるとは限らない。
男子も女子も同じ人間である。であるから、性別の違いによって数学の不出来は変わ
らない。
コメント [y34]: データを見て考えましょ
う。
25
あくまで平均をとっただけであり、また、理系に男子が多い「男子167万人、女子120
万6千人(大学、大学院における男女別学生数の状況、平成24年度データ 伊藤正
晴)ため、男子は女子に比べて、安定したデータをとれているかもしれないから。
平均が男子のほうが少し高かったというだけですごく数学ができる女子もいると思う
から。
統計的にみて、女子より男子の方が数学ができるのは間違いないだろう。しかし、こ
れはあくまで平均である。数学が苦手な男子もいるし、得意な女子もいる。よって、ひ
とくくりに女子よりも男子の方が数学ができるとは言えない。
生まれた時から原始時代からの役割にそった作りの脳を持って生まれてくるので、数
学の成績について男女差があると言える。
26
「平均6.0」「平均6.5」という吹き出しは得点の平均だろうか。グラフからこのテスト
は6点満点だろうと推測した。「平均6.0」「平均6.5」という数字はおかしいのではな
コメント [y35]: なんで?
いか。吹き出しを無視すると男子の方が女子より数学の成績がよいと言えそうだ。し
かし、この調査のタイトルに「理数系高校生のための数学基礎学力調査」とあるので、
ある特定の条件下の高校生を対象にしたもののようだ。正確な結果を出すには、理
数系以外の高校生にも対象を広げるべきだ。よって、このグラフから「男子の方が女
子より数学ができる」とはいえない。
女子の中にも男子の平均より点数が高い人もいるので一概に男子のほうが成績が
優れているとは言えない
成績に男女差があるのは、性別の差ではなく単なる努力の差である。
このデータだけでは男子の方が女子より数学ができるとは言えない。活動報告書(東
京理科総合教育機構理数教育研究センター、東京理科大学 総合教育機構 理数教
育研究センター 活動報告書、2015/04/27)によると調査対象となった学校数は 92 校
(公立 47 校、私立 43 校、国立 2 校)である。したがって全ての高校生を対象にし
ていないため、このデータから男子の方が女子より数学が出来るとは言えない。
27
コメント [y36]: 全員を対象にする必要は
ありません。
このデータは「理数系高校生のための数学基礎学力調査」と書いてある。これでは、
まずどれくらいの規模なのかわからないし、また理数系の高校生に限定しているので、
このグラフでは、男子の方が女子より数学ができるとは言えない。言えるようにするた
めには、もっと大きな規模で小、中学校、高校、大学の文理系問わず調査しなければ
ならない。
私は”女より男の方が数学の平均点が高い”というのは間違っていると考える。なぜ
なら、このテストの結果においては男の方が平均点が高いが、別のテストでは女の方
が高いかもしれないし、調査対象が一部に限られているため、結果を断定することは
できないからだ。
1 つのテストだけで数学の成績を決めることが適当でない。仮に、違った数学のテスト
を 10 回、20 回行って同じような結果になれば、男子のほうが数学の能力が高いと判
断してよい可能性が上がる。
28
コメント [y37]: どれぐらいの規模です
か?
グラフの平均点を見ると男子の平均点の方が 0.5 点高く,又,3 点の後半を境に男子
と女子の人数比率が逆転してゐる。だから,理数系高校生に対して言へば,男子の
方が女子より数学ができると言へる。以上の事より,私は授業では「言へる」と判断し
た。然し,設問を改めて見た処,理数系の男女に限定されてゐない。此の場合,調査
対象外の資料は分からない為,ここから「男子の方が女子より数学ができる」とは言
へない。よって,「言へない」。
言えない。データを見れば確かに女子よりも男子の方が平均点は良い。しかし、数学
ができるというのはひとつのテストだけで測れるものではない。更に、平均点が良いと
いってもたった 0.5 点しか変わらない。これだけを見て、男子の方が女子よりも数学が
できるとは言えないだろう。
平均は男子の方が高いが平均値近くの点数をとった男子の数が多いだけだから男子
の方が成績がいいとは言えないから。
確かに統計として、男子の方が女子より数学の得点率は高い。だからといって、そう
決めつけてしまうのは早計である。まず、平均こそ少ないものの、高得点を獲得して
いる女子が少なからずいる点。これにより、女子だからできないという考えが通用しな
い。そして、グラフの形と位置が似通っている点。その為、それぞれの得点での割合
に大きな差はないと考えられる。これらの点から、男女差の因果関係が明瞭でない。
29
その為、言うなれば「できる」の部分を「平均得点率が高い」と言い換えたほうが語弊
がないと思われる。
数学が得意な女子も当然いる。
このグラフを見る 限りではそういえる。4 点より下をとった男子の比率は女子よりも少
なく、逆に4点以上を取った男子の比率は女子よりも多いことがグラフから読み取れ
る。この点で、女子より男子のほうが高得点を取りやすく、数学が得意であるといえ
る。
男女での数学の得意不得意の差は科学的に証明されていない。
コメント [y38]: どういう証明をすればよ
いのですか?
言えない。男子と女子の成績を比較すると、国によっては差が小さい国もある。また、
コメント [y39]: たとえばどこですか?
現在の教え方は男子向けであり、男子向けの教え方を海外の研究結果からも分かっ
ているように、数学の教え方を女子向けにすれば、女子でも数学の成績が上がる。
コメント [y40]: どんな教え方ですか?
30
数学の成績の男女比については、数学ができる男子も女子もいるし、あまりできない
男子も女子もいるので、男子のほうが女子よりも数学ができるとは言い切れない。
グラフによると、最高点の成績を取った女子は約 10%いる。また、最低点の成績の男
子も 5%弱いることが分かる。よって、一概に「男子の方が女子より数学ができる」とは
言えない。
二つ目の数学の成績の男女差についても、一つの機関が行った調査結果のみでは
判断できないでしょう。
一般的に、男性が身体能力において女性よりも数値が高いのと同様、一般的な男性
と女性の特性の違いを説明するのに使用できるかも知れない。しかし、一般的な男女
の特性の差をいくら議論しても、男女共同参画型社会を目指す今日、ほとんど意味が
ない。
31
4 点を境に男子の成績が上回っているが、3 点では女子約25%、男子約17%と大き
な開きがある。1・2点では男女の差は見られない。よって男子のほうが成績がいいと
はいえない
数学の成績の男女差も間違っている。勉強をするうえで生徒は文系と理系に分かれ
る。比率としては文系に女子が多く、理系に男子が多くなるのが一般的である。すると
男子が多い理系のほうが数学の学習時間が多くなり、成績もそれに左右される。だ
から女子が数学ができないのではなく、数学を学ぶ量がそもそも違うので比較するの
はおかしく間違っている。
数学の成績の男女差について、これは男性のほうが数学が得意であるとはいえない。
数学の問題に図形の処理や単純な計算等のあらゆる分野があり、得意な分野の量
と質が個人で違うなか、数学を得意とする基準がはっきり定まっていないからである。
データでは、女子より男子の方が成績が良いが、必ず男子の方が賢いとは限らない。
よっておかしい
32
この調査が全ての学生に対して行われたわけではないために一般論にすることは出
来ない。また平均点の差は 0.5 点だけであって出来る出来ないという程でもない。
私は男子は女子より数学ができるといえないという答えである。なぜなら女子の最低
点と最高点とった人の差は男子の最低点と最高点とった人の差よりも小さいからだ。
確かに男子のほうが平均点は高いが最高点と最低点の差が大きいようでは数学が
できるとは言えないのではないか。
コメント [y41]: なぜ?
コメント [y42]: 2010 年のデータですが。
数学の点数が女子より男子のほうが高いのは、昔は女子は学校に行けなかったこと
から授業方法が男子にあっているように作られているからである。現在授業を男子と
女子別にすることで成績が上がったという結果もでている。
グラフを見ると平均点が男子の方が女子よりも 0.5 点高くなっていて、一見男子の方
が数学ができるように見える。しかし、男子全員の得点が高いというわけではなく、一
部の男子が高得点を出して男子全体の平均点を上げているに過ぎない。
「数学の成績の男女差」に対して私はおかしいボタンを押しました。この調査は高校
の理系で調査しています。それが問題です!たぶん男女比、男:女10:1くらいでしょ
う。さらに高校の理系女子は数学がⅡB あるいは数学ⅠA のみでいけてしまう薬学、
保健学をしている生徒が多く、さらには理系男子は工学、医学、理学を志望する生徒
33
が多いので物理、数学ⅢⅭを必然的に数学の基礎力が男子が女子をうわまわるでし
ょう。しかし、それは高校の理系で調査をした場合です。私は中学の定期考査の成績
分布が男女隔たりなく分かれていたのを覚えています。たぶん女性の社会進出問題
もあると思いますが、10:1の男女比で調査している時点で正しい統計ではないでし
ょう。おかしいです。
個人個人で得意分野は違うので男子のほうが女子よりも数学が得意であるとは言え
ない。
調査した人たちの調査結果なので、全体の結果とは言い切れないから。
講義のなかで聞いた「単一事例へのこだわり」があてはまる。ほかのデータも参照し
なければ男子のほうが数学の成績がいいとは言い切れない。
男子でも数学が苦手な人はいるし女子でも得意な人は居るから、男子、女子をひとく
くりにして言うことはできない。
引用した参考文献を見ると、学力調査が理数系高校生に限定されている。しかし、数
学の成績に男女差があるかを正確に調査するのならば、調査対象を広げ、小学生、
中学生、そして文系高校生も含めて慎重に調査すべきである。それゆえ、この引用し
たデータだけでは判断できず、数学の成績に男女差があるとは言えない。
34
コメント [y43]: なぜ?
男女それぞれ数学の勉強時間が違うのでこれだけでは男子のほうが数学ができると
は言えない。
これは男女に差があるとは言えないと思います。なぜなら前回の授業のグラフによる
とぱっと見ただけでは男子の方が数学の成績がいいと見ることができますがこのデー
タだけではテストを行った学生の人数も男女比もわからないのでもし人数が少なかっ
たり偏りがあったりしたらそれは意味のない結果であるからです。
男子と女子の数学に対するやる気や勉強量が異なるので、このデータだけでは判断
できない。よって2です。
6.5 と 6.0 ならば目立つような差ではないし、得意分野によっても変わってくるので、一
概に男子の方ができるとは言えない。
男女の差=数学の成績の良し悪しである原因であるかどうかわからない。
調査対象者についての記述がなく、データの信ぴょう性が低いから。
なぜなら、グラフは理系の人だけであり、文系の人を入れたらどうなるかわからない
ため、男子のほうができると決めることはできないからである。
35
コメント [y44]: それを確認するために出
典を記載してあるのです。
男女それぞれの人数比はわかっているが、受験した人数がはっきり分からないから。
確かに、全体としてみたら男子のほうが数学が得意で、女子のほうが苦手という傾向
にあるのかもしれない。しかし、女子でも理系に進んで数学を長所としている者もいる。
対して、最近は数学を苦手とし、文系へと進む男子も少なくない。(実は自分もその一
人である)結論として、傾向として数学に男女差があるとしてもも、個人単位でみてみ
ると、数学が得意な女子もいれば、数学が苦手な男子もいるので、一概に差があると
は言えない。
女子にも男子よりも数学ができる人はいるし、平均点で優劣をつけるのは間違ってい
る。
この統計の結果をすべての男子と女子に当てはめることはできないため。
スライドにあげられているデータの対象は「理数系」の「高校生」である。世の中には
文系の男子、女子もいるし、数学を学ぶのは何も高校生だけではない。たとえば、文
系の高校生を対象に調査すると結果は違ったものになる可能性もあるはずだ。した
がってひとくくりに「男子の方が女子より数学ができる」とは言えない。
数学の成績のグラフが男子が平均 6,5 点、女子が平均 6,0 点という結果を示している
からといって、男子の方が女子より数学ができる、とは言えない。なぜなら、これもま
36
た単一事例へのこだわりであるからだ。この調査は 2010 年度の理数系高校生のた
めの数学基礎学力調査の結果であり、実施年度や実施対象がただ一つの限られた
ものでしかない。それゆえ、調査の条件が変われば結果も変わってくる可能性が十分
にある。つまり、男子のほうが女子より数学ができる、とは言えない。
男子のほうが、女子より数学ができることは、間違っている。表は、男女別の得点に
すぎず、正答率などの他の資料も用いて判断すべきだ。
男女の差はほとんどないと考える。なぜなら、努力次第で男女の差をなくせるからで
ある。確かにグラフでは男の方が成績がいいがだからといって数学できないと女は決
めつけてしまってはいけない。
グラフをみると男子と女子の数学の平均点にはほとんど差はないので「男子の方が
女子より数学ができる」とは言えない。
確かに男子の方が平均点が高い。
また、4点以上の人数比も女子より男子の方が高い。
しかし、2点から4点までの人数比は女子の方が高くなっている。
3点の人数比は、男女間で約10%差がある。
それゆえ、男子の方が女子より数学ができるとは言えない。
言えない。なぜなら、女子と男子の平均点の差は 0.5 点しかないからだ。又、男子と女
子の人数比が重なる所がある。ある年度の結果だけで、男子の方が女子より数学が
出来るとは言えない。
37
このグラフを見ただけで、男子の方が女子より数学ができるということは、直接の原因
にはつながらないので、判断できない。
「資料より男子のほうが女子より数学ができる」、「資料より 2002 年から犯罪件数が激
減している」とはいえない。なぜなら何人を調査しての結果なのかが示されていない
ため年によって調査人数が異なるかもしれないからだ。
コメント [y45]: そうすると何が問題なの
ですか?
数学のテストの平均をグラフ化したもので、男子が 6.7 点。女子が 6 点とでていたが、
これだけではあまり数学の学力差があるとはいえない。これはあくまでも平均点であ
り、女子のほうが得点にバラツキがあり、高得点が男子より多いということになれば、
一概にそのようなことはいえない。
この成績の結果だけでは男女差があると言えない。平均値だけでは一概に差がある
といえないので標準偏差や箱ひげ図をも出して比べるべきだ。
スライドと同じ調査の 2006 年度調査(澤田利夫,理数系高校生の数学力,
http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~851051/maed/08sawada.pdf,2015 年 4 月 26 日アク
セス)によるとこの PDF3 ページ表 4 より,テスト別にみると 4 つのテストにおいて平均
値には 0~0.3 点ほどの差しかなく,標準偏差や歪度,尖度などの他の値から見ても
男女の分布はほとんど同じである。したがって,男女の数学力にはほとんど差はなく,
「男子のほうが女子より数学ができる」とは言えない。
男子で数学が苦手な人もいれば、反対に女子で数学が得意な人もいる。
38
たしかに数学の平均点は男子のほうが高い(2010 年度「理数系高校生のための数学
基礎学力調査」(東京理科大学数学教育研究所)p.10 より)。先ほど挙げたデータに
よると、数学高得点の割合が高いが、また一方低得点の割合が高いのも男子である。
この得点分布がもし、すべての点において男子が上回っているのであれば男子のほ
うが数学できると言えるが、この場合そうではないので男子のほうが数学できるとは
必ずしもそうとは言えない。
男子だから数学ができる、女子だから数学ができないとは言えない。文系の男子もい
れば、理系の女子もいる。この場合、理系の女子は数学が得意で文系の男子よりも
できる。また、授業で見たグラフはあくまで平均であり、女子よりも数学のできない男
子もいるからだ。
確かにテストの結果をみると点数は男性のほうが高いがそれが、男性全般、女性全
般にいえるかといえばそうではありません。そのテストのときはたまたま男性の成績
がよかったととらえることもでき、実際にそういった得意分野があるという科学的に立
証されたデータとしては使えません。
39
コメント [y46]: そのようなことは聞いて
いません。
不明
統計の平均値的には正しいが、男子であるからといって数学ができるわけではないし、
女子であるから数学ができないわけではない。
どちらとも言えない。理由は、男性と女性に関係なく数学が出来る人はできるし、でき
ない人はできない。
数学は男性のほうが成績がよい。実際理系学部は男性が多い。なかには理系に強
い女性もいるが、総合的にみると男性のほうが理系が多い。
40
刑法犯認知件数について。
1を選んだ学生
刑法犯認知件数は減少傾向にあると考える。なぜなら警視庁が発表している認
知件数が減少しているからである。
2002 年から刑法犯罪認知件数は激減している。グラフを見てわかるからだ。
実際に一年ずつ調べているから信頼できる。
グラフがそう示しているから。
その都道府県の場所によって起こる犯罪の種類や数は違ってくるので、正しい。
刑法犯罪件数は 2002 年以降に減少している。理由は2001年にアメリカで同時多発
テロがあり、それにより犯罪に対する意識が高まり減ったからだ。
警察庁という信頼できる機関からの情報をもとにグラフが作成されているので,
そのままグラフを読み取って問題はない。
近年の防犯意識の高まりとともに人の目の多い場所では犯罪をおこしづらくな
っているため、刑法犯認知件数は減っている
41
2001 年になにかしらの出来事が起こり警察の捜査技術の素晴らしさを見せつけ
ることができたから犯罪の件数が減ったのである。
2 を選んだ学生
認知数と発生数は必ずしも、というよりもほとんど同じではなく、必ず認知数≦発生数
となるので、2 です。
「統計調査にツッコミを入れる」に対して私はおかしいボタンをおした.例えばいくら検
挙される犯罪事例が減っていたとしても情報時代の今はネットに,肖像権の違法の画
像が流通していたり,著作権を侵害した動画が上がっていたり,ポルノ画像が無断で
販売されたりと犯罪件数だけはごみのように多いとみられる.さらに,ウイルスに関して
はウイルス駆除プログラムとの永遠のいたちごっこのワルツがおどらされている。し
かし,最近は国としての対策によりだいぶ規制は進んだが,効果は出ない.つまり犯罪
は不滅なのだ.
認知件数は減っていても、認知されていない犯罪もあるはずであるから、犯罪は減っ
ているとは言えない。
認知件数が減っているからといって犯罪件数そのものが少なくなっているとは限りま
せん。
42
あくまでも犯罪認知件数なので、犯罪自体が巧妙化して認知しづらくなっているだけ
かもしれないから刑法犯罪件数は減少しているとは言い切れない。
犯罪そのものが減っていることにはならない。グラフは刑法のみをまとめたものであ
る。また、グラフに出ているのは認知されている犯罪のみであり、認知されていない犯
罪については分からない。
刑法犯認知件数の件は、殺人などの犯罪から現在流行している詐欺などの陰湿な犯
罪になり、捕まえることが難しくなっている。だから、犯罪数自体は減少していない。
2001 年から 2007 年までの統計だけで判断しているから。
減っていると言える。グラフで明らかに2002年から刑法犯認知件数が下がっている
が、警視庁のサイトを見てみると、1998年辺りから犯罪件数が急増し、また2002
年から減少している。その間のグラフが山になっておりかなり目立つため、2002年
からの減少が際立っているが、1998年以前に数値に戻っていっていると言える。よ
って、2002年から刑法犯認知件数が下がっているというのは間違いではない。
刑法犯の認知件数が減っているのであって、犯罪の数が減っているとは言い切れな
いので、おかしい。
この統計は、警察が認知している事件だけなので近年の犯罪が高度化し認知出来辛
くなっているだけかもしれないから。
43
認知されてないものもある
警察庁に認知されていないだけで、実際は犯罪が増えているかもしれないから。
日々のニュースを見ていても事件が減っているという報告を聞いたことがないからで
ある。グラフにおいて、刑法犯認知件数が減っているのは、警察組織の見落としなの
か、刑法がゆるくなってしまったのか、さまざまな原因が考えられる。
たしかに、グラフでは数値が減少しているが、事件だと認知されていないものが増え
ているだけで、実際に事件が減少しているとは一概に言えない。
刑法犯認知件数のため認知されていない犯罪は増えている可能性があるから。
認知されている件数が減っているだけで、実際に起こっている犯罪が減っているとは
言えないから。
認知件数が減っているから警察がサボっているとは言えない。犯罪件数が減れば必
然として認知件数は減る
44
犯罪認知件数のグラフは減少傾向にあるがネットを使った犯罪など犯罪が多様化し
ているため犯罪を全て認知することが難しくなっている。そのため、犯罪認知件数が
減少したからといって犯罪そのものが減っているとは限らない。
2000年以前の件数がグラフには載っていない。また、グラフのタイトルは「刑法犯罪
認知件数」なので、認知されていない犯罪が増えている可能性もある。だから、200
2年頃から犯罪が激減したとはいえない。
これだけでは減少しているとは言えない。まず、これは認知された事件の数であり、
実際は認知されていない事件もあるだろう。また、警視庁の統計(警視庁、
http://www.npa.go.jp/archive/toukei/keiki/h24/pdf/H24_ALL.pdf、2015/04/27)よると、
平成15年度以降の犯罪率は平成13年以前の犯罪率とほぼ同じになっているため、
急激に減少したとは言えない。
私は 2002 年から”刑法犯認知件数が減っている”というのは間違っていると考える。
なぜなら、統計を見ると 2001 年よりも前の資料は転載されていないため、2002 年か
ら減っていると断定できないからだ。
時代とともに何が刑法に反するかも変わってきているわけだから悪人が増えていると
は言い難い
45
コメント [y47]: そのようなことを問題に
しているのではありません。
2001 年から 2002 年は増加し、2002 年から 2007 年は減少している。これを見て犯罪
が減って平和になっているとは言えない。警察が犯罪の全てを取り締まっているわけ
ではないからである。
犯罪件数自体は 2002 年から減少しているが、近年、日本は高齢化が進んでおり、犯
罪を犯していることが多い、15~64 歳の人口(生産年齢人口)は減少している。生産年
齢人口に対する犯罪件数は大して変わっていない。
グラフから,2002 年から犯罪件数が激減してゐることは明白である。然し,此の授業
に於ける山口先生の今迄の話しから,何かあるかもしれないので,此のグラフを根拠
とするのは些か心許なく「何かおかしい」とした。
確かにこの資料を見る限りでは、2002年から犯罪件数がかなり減っていることが読
み取れる。しかし、この狭い資料だけで「激減している」かどうかまではわからない。
減少傾向にあったのはそれ以前からで、2001年から2002年の間に少し増えたも
ののそれ以降再び下がり始めている、という説も否定できない。
46
コメント [y48]: 「犯罪認知件数」です。
犯罪件数が減っているのではなく認知されづらい犯罪が増えていて認知件数が減っ
ただけだから。
何かおかしい。刑法犯認知件数とは、犯罪を確認した件数であり、実際に起きていて
も知られていない犯罪は刑法犯認知件数に入らない。つまり実際に起こっている犯罪
の数は認知されていないだけで刑法犯認知件数よりも多くある。だから、例え刑法犯
認知件数が減少していても、実際に起こっている犯罪の数も減少しているとは言えな
い。
このグラフでは2002年から犯罪が激減しているとは断言できない。ここで取り上げら
れている数値は「刑法犯認知件数」であるが、この認知件数とは、「警察が犯罪の発
生を確認した件数で、市民や被害者が被害届を提出するかどうか、また提出された
被害届が犯罪につながるものと判断されるかどうかで変動する」(Wikipedia 『認知件
数』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E4%BB%B6%E6%95%B0
より要約)ものである。つまり、警察が認識していない犯罪がこのグラフの数値以上に
発生している可能性は充分にありうる。このため、実際に発生した犯罪件数が減って
いるとは言い切れない。
最後の犯罪数の話においても、グラフに示されているのは「認知」されている刑法犯
の数についてのみであるので一概に「犯罪件数が激減している。」ということは言えな
いでしょう。
「犯罪件数が増えている」と結論付けるためには、刑法犯のグラフだけでなく特別法
犯のグラフなども確かめる必要がある。
47
刑法犯認知件数は減少しているが、これは警察が被害届等によって認知した刑法犯
の数であり、実際の刑法犯が減少したとは限らない。特に、万引き等の被害は大きく、
書店では経営の課題になっているとの報道もあり、「おれおれ詐欺」等の詐欺事件な
ども含めて、把握できていない刑法犯の数は増えている可能性もある。
平成8年と平成18年を比較して認知件数が増加している罪種もある器物損壊(5.4 倍)、
暴行(4.8 倍)、脅迫(2.9 倍)、住居侵入(2.8 倍)、強盗(2.1 倍)、強制わいせつ(2.1 倍)等
(警視庁 トピックス v 刑法犯認知件数の増減について
http://www.npa.go.jp/hakusyo/h19/honbun/html/jd500000.html)より
刑法犯認知件数のグラフについて、これは 2002 年から犯罪件数が激減しているとは
言えない。なぜならグラフに示されているのは警察が発生を認知した事件のみであり、
実際に発生していながら警察によって認知されていない事件がこの他に多く存在する
ため、正確な犯罪件数を読み取ることができないからである。
刑法犯認知件数グラフについては、あくまでも認知件 数を表しているので、そのグラ
フを見て犯罪件数が激減しているとは言えない。
刑法犯の認知件数が減っているのであって、犯罪の数が減っているとは言い切れな
いので、おかし。
48
何かおかしい。なぜならば、このグラフでは 2002 年から犯罪件数は減少しているが、
人口の減少によるものかもしれないからである。
全ての犯罪が確認されているとは限らない。
認知件数は最近の事件には巧妙なものも多くひとえに認知件数が下がっているか
らっといって社会が安全になっているともいえない。
について私は何かがおかしいという答えだ。人口における割合などあったら減ってい
るということになると思うが、そういうことは一切書いていない。よって、おかしいと考え
る。
事件数が減っているのは、必ずしも認知数が発生数と一致するわけではないからで
ある。面倒だから、警察に頼りたくない、加害者が家族などの理由で被害者が通報し
ないことも増えている。
グラフでは刑法犯認知件数を表しているだけであって、犯罪件数が激減しているとは
言い切れない。例えば近年では危険ドラッグのように、警察の手をすり抜ける巧妙な
手口で、次々と新しい薬物を作り続けているという現状がある。
コメント [y49]: 取り締まり対象でない薬
物を作っても「犯罪」ではありません。
49
減少しているようにみえて、認知されていないだけではないか。2002 年以降「刑法犯」
に含まれる犯罪の範囲が変更されたのではないか。
犯罪の発見しにくさが年々上がって、発見しにくいかもしれないから。
認知されていない事件も増加しているので減少しているのもある。
犯罪の認知件数が減少しているだけで、犯罪件数が減少しているとは言えない。よっ
て2です。
この統計資料を見ると、2002 年以降急激に刑法犯認知件数が下がっている。しかし、
刑法犯認知件数と犯罪件数は同一のものではなく、さらに、2002 年から調査の仕方
を変えたと仮定すれば、犯罪件数が激減しているかどうかは判断できない。それゆえ、
この統計資料だけでは、2002 年から犯罪件数が激減しているとは言えない。
あくまで"認知"件数であって、引っかかっていない犯罪がないともいえないから。
2002年から犯罪の件数が激減しているとありますがあくまでこれは認知件数であっ
て犯罪の件数が減っているとは一概にはいえません。
50
認知件数が減っているだけで犯罪が激減したとは言えない。認知されていない犯罪も
多いからだ。
確かに山口先生の作ったこのグラフでは、刑法犯認知件数は2002年から減少して
いるといえる。しかし、認知と検挙は別物であり、認知件数が減少したからと言って検
挙率も上がっているとは言えない。
コメント [y50]: 今回はそれは問題にして
いません。
「認知件数」ということは、認知されていない犯罪の件数は正確にはわからないため、
一概には「激減している」とはいえない。
犯罪件数と警察が犯罪と認めた数に違いがあるから。
犯罪の認知件数が減っていることは、犯罪数が減っていることといえる。現在の警察
はひと昔前の警察とは違い、かなりの正確さをもつと聞く。そのため、何か犯罪があ
れば認知できるだろう。
この統計調査は、認知された犯罪の数であるので、認知されていない犯罪を入れた
ら 2002 年から激減しているとは言えない。
認知件数が減少しているだけで、実際起きている犯罪の数がどのように変化している
かはこのグラフからは読み取れないため。
51
刑法犯認知件数を示すグラフが 2002 年から減少しているからといって、犯罪件数が
激減しているとは言えない。なぜなら、確かに 2001 年に比べて刑法犯件数は 2002 年
以降減少しているが、これは刑法が認知している犯罪であり、犯罪を取り締まる法律
には刑法の他に軽犯罪法や特別刑法も存在し、刑法を犯すことだけが犯罪ではない
からだ。それゆえ、犯罪件数を示すには、このような軽犯罪法や特別刑法も含めた犯
罪の総数を示すべきだ。つまり、刑法犯認知件数を示すグラフから犯罪件数が激減
コメント [y51]: それでも「犯罪件数」では
しているとは言えない。
なく「認知件数」です。
2002年にはおよそ280万の刑法犯が認知されているが、グラフはそこから右肩下
がりに推移し、2007年には200万件を切っている。80万件ほどの減少が見て取れ
るが、どれほどの減り具合を「激減」と称していいのかが判断できない。単純に考えれ
ば80万件もの犯罪が減っているのだから「激減」と言い切ってもいいのかもしれない
が、「激減」という言葉には少なからず出題者の主観が関わっているのではないだろ
うか。グラフも、「激減している」と答えるにしては各年の減り幅は緩やかだ。一つ言え
るのは、2002年から犯罪件数が減少しているということである。何かおかしい。
刑法犯認知件数が2002年から低下し続けていることから、犯罪件数が減少してい
るという考えは、間違っている。なぜなら、認知されていない犯罪が多く存在する可能
性があるからだ。したがって、刑法犯認知件数の低下が犯罪件数の減少につながる
とは言い切れないからだ
2002 年から認知されている犯罪件数は減少しているが認知されていない犯罪件数も
減少しているとは限らない。
発生した全ての事件を確認することは難しいため、刑法犯人利権数が減っているから
といって、犯罪件数が2002年から減少傾向にあるとは言い切れない。
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「認知」件数が減っているだけであって認知されてない犯罪がどうなっているかという
のはこのグラフからは読み取れません。もしかしたら、認知されてないだけで実際は
多くの犯罪が横行している可能性があります。
グラフが示している通り、刑法認知件数は減少している。しかし、認知件数は警察が
事件の発生を認知している場合なので、警察が事件の発生を認知していない場合に
おいては、このグラフからは読み取れない。したがって、このグラフからは犯罪件数が
激減しているとは言えない。
2002 年からは「認知件数」が減少しただけで、犯罪件数が減少した訳でない。逆に、
認知件数が減少したという事は、認知されていない犯罪が増え犯罪件数
増えたという可能性があると言えないこともない。
自体は
これも誤りである。グラフで取り扱っているのは「犯罪認知件数」であって、「犯罪数」
ではないため、犯罪自体が減っているとは言い難いからである。
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このグラフは縦の刑法犯認知件数の値の幅を大きくすることでいくらでもグラフの傾き
を大きくすることができるので激減しているとは言えない。
グラフ上では、犯罪件数は 2002 年から減少しているが、それと同時に人口が減少し
ている等の背景があり、グラフだけでは判断できず、一概に犯罪件数が減少している
とはいえないから。
認知できていないだけで、実際には裏で犯罪が行われている、というケースも少なく
はないだろう。そもそも、警察が追っている犯罪は、裏で行われた犯罪の一部分を見
つけ出したものである。情報化の進む現代において、犯罪とは殺人や強盗などの表
沙汰で起こるような犯罪ばかりではなく、ネット上でのいじめや不正取引など多岐に
渡るのだ。いくら日本の警察が優秀であるといえども、インターネットの隅から隅まで
探しつくすのはさすがに無理がある。加えて、表沙汰であろうとネット上であろうと、犯
罪を行う側は自分が捕まりたくないため、あらゆる手を尽くして周囲を、警察を欺こう
とするだろう。よって、表には出てこない犯罪のことを考慮すると、犯罪が減少したと
完全には言えない。
警察庁犯罪統計(maintenance,1-1-1-01,
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/61/nfm/excel/1-1-1-01.xlsx,2015 年 4 月 26 日アクセス)
の刑法犯認知件数を見ると,1981 年までは 200 万件を超えずに推移していたが,
1982 年以降を超えて 2002 年をピークに増加したことと,2002 年以降最も少ない 2013
54
年度の値(1,917,929)は 1981 年の値(1,925,836)とほぼ同じであることを考えると,
「2002 年から犯罪件数が激減している。」と考えることはおかしい。
ここで注意すべき点は、認知件数と発生件数は違うということである。たとえ認知件数
が減っていても、それはあくまで認知されたというだけのことで、いまだ認知されてな
い事件が少なからずあるのでこのグラフを見ただけで犯罪件数が減っていると言って
しまうのはおかしい。
不明
2002 年から刑法犯認知件数は減少していることは確かであるが、その要因までは分
からない。
グラフから減少しているのは事実だが、今話題の危険ドラッグなど見つからない犯罪
が増えているということの裏返しである。
コメント [y52]: 取り締まり対象以外の薬
比較するのも間違っている。刑法犯認知件数というのは、実際に起こった犯罪の全て
コメント [y53]: 何と何を?
を網羅しているわけではないので、確かな数字ではないという点で比較するのは間違
っている。
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物を作っても「犯罪」にはなりません。
経済が安定しているときに刑犯法認知件数が減っている。
コメント [y54]: グラフのどこから読み取
れますか?
コメント [y55]: 日本の人口はこの間激減
上がっているとも下がっているとも言えない。解説:刑法認知件数と人口の比率から考
したりしていません。
えなければ、ただ単に刑法認知件数グラフを見ただけで、上がっているか下がってい
るかは判断できない。
刑法犯認知件数は減っているかもしれないが、認知されていないものもあるので刑法
犯が減っているとは限らない。
2002 年から犯罪件数が激減しているということは出来ない。なぜかというと、認知件
数は減っているが、認知できていない犯罪が増えたということかもしれないから。
データだけを見てみると、2002 年から 2007 年にかけて刑法犯認知件数は減っている
といえる。これはどう捉えるべきなのか分らなかった。
今の人口は昔の人口より少ないため認知件数が減っていても割合で考えるとわから
ない。
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コメント [y56]: グラフの範囲内では人口
はほとんど変わっていません。
このグラフはあくまでも認知された事件の件数なので、認知されてないだけで犯罪自
体の件数が減少しているかどうかはわからない。
授業関連
・机の件について。
そんなことをしてしまうほど大学教師という職業は暇なのでしょうか。
そんなことをしてしまうほど山口先生という人間は暇なのでしょうか。
そんなことをしてしまうほど山口先生は科学哲学を熱心に伝える凄い(?)人間なので
しょうか。
コメント [y57]: 正解はこれですね。
今回の授業を受けて、データとの因果関係が大切であるということが分かった。デー
タを受けてだからこうだという文章を受動的に捉えるのではなく、本当に因果関係が
きちんとしているのかを自分で判断できるようにしたい。
コメント [y58]: どうやって判断するので
すか?
教科書を一読していたために授業の内容がすんなり頭にはいってきた。小テストがな
かったのは残念。
コメント [y59]: 私も残念。
そういえば山口先生のおっしゃられていたやつを牛乳ではなく僕たちは植物やミカン
でやっていました。頑張れとミカンはずっときれいでしたが、くたばれミカンは焦げ腐っ
てしまいました。どうしてですか?植物もおなじです。
コメント [y60]: これだけの説明では分か
りません。
データをみて判断するとき、どのようなデータをどのように判断するべきかということを
学んだ。睡眠時間に関するクエッションや様々なクエッションを通して自分の見方がま
だまだ未熟であるということに気づいた。とくに睡眠時間にかんする問題では、睡眠
時間が死因と関係性があるとしてもそれだけが死因に直結しているわけであるとは
言えず、睡眠時間を含む様々な要因が考えられることから、ただ毎日 7 時間寝れば
57
長生きできるという安直な結論にはならない、ということで物事の関係性を理解するこ
とができた。目の前の表を条件反射的に判断するのではなく、頭の中で一度理解して
から物事を考えるべきであるという結論に結びついた。
ゆえに、コピペなんて言わせない!本もしっかり読みたいと思う。
山口先生の授業は楽しいが先生方だけしか笑っていないネタが多いのでそこを改善
してほしい。
今日の授業で、
「睡眠時間 7 時間の人が一番死亡率が低い」という結果をもとに、
「長生きするためには睡眠時間を 7 時間にしたほうがよい」と回答した。しか
しそこに因果関係がないと言われ、私は因果関係と相関関係を区別していない
ことに気付いた。日常生活においても気付かないが混同してしまっているはず
なので、今後騙されないためにも因果関係と相関関係を区別することを意識し
て物事を捉えていきたい。
今回の授業は科学的に考える方法をアリストテレスの4原因説や、論理的な観
点と現実的な観点からの考え方を示したり、因果関係を把握する、論理的に正
しく推測する、統計的思考に関する例をそれぞれあげる事で今回の授業の理解
がしやすくなっていた
先生が「発言したそうなやつがいる。」と言いながら近づいてきたときはまさか
自分のことを言っているとは思わず完全に油断していた。今日のことを反省し
今後は集中力切らさないよう心掛けたい。
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コメント [y61]: 学生が笑えば改善します。
4 月 24 日の授業を受けて、第二部の日常生活にも科学的思考をの場面で「水に
ばかやろうといえば汚い結晶ができる」の話を聞いて、逆に汚い結晶ができた
のは水にばかやろうといったからだと考えた人がいるということに驚いた。で
も私がそう思うということは、私の中でそんなことが関係するわけがないとい
う思い込みがあるからである。
今日の授業では先生方の紹介が短く物足りなかった。
たとえば、桑原先生の、手を広げた長さが尋という言葉になったことや、内海
先生の PTSD についての話など、もっと聞きたいと思う話ばかりだった。
しかし、これから授業として先生方が講義をして下さるので今日よりも詳しく
聞くことができる。
それゆえ、今日の授業は先生方の専門について興味をもつきっかけになった。
つまりとてもいい授業だった。
講義を受けて、雑学が知識の断片の寄せ集め、科学が知識が体系としてあると
いうことの違いがあると初めて知りました。また、科学は物事の法則を把握し、
それを再現するものであるということも知り、今までなんとなくもっていた科
学に対するイメージがはっきりしました。
この授業の目的である科学的思考法についての基本、因果関係を正しく把握す
る・論理的に正しく推論する・統計的な思考になれるということについて、グ
ラフを使ったりしながら例をあげて説明していたのはわかりやすくて助かりま
した。説明の中で出てきた「水に馬鹿野郎と言い続けると汚い結晶になる」と
いうのは初めて聞き、それを実際に小学校でやっているところがあるというの
は驚きました。牛乳でやって腐ったというのは考えればわかることだと思うの
にあえてそれをやった話は面白かったです。小学校の先生がなぜ結果が分かっ
ているはずなのにそれを生徒にやらしたのかが私には疑問でした。
宿題1.今日の授業のことが書かれている『コピペ本』のページ
69p~71p
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コメント [y62]: 授業はきっかけです。もっ
と聞きたいと思ったら自分で調べてみよう。
今回のないようは因果関係と相関関係についての話でおもしろかった。
次回は内海先生の授業で心理の話があるのでとてもたのしみです。
今回の講義内容について、科学的に物事を考えていくためには、まず「因果関
係を正しく把握する」必要があることを理解した。現象を正しく再現するため
にも、因果関係を理解し、その因果関係からナゾを解いていかなければならな
いことを念頭において今後の研究等をしていきたい。
今回の授業の意見としては、話が内輪でとぶことが多く授業の内容に集中でき
ず、何が重要なのかわかりずづらかった。次からは自分もできるだけ集中力を高
めて授業が受けられるように努力したい。
まず、今回の講義で先生が仰っていたことは、先生の著書でもある『コピペと
言われないレポートの書き方教室』の 69 ページから 71 ページにおいても詳し
く書かれていました。
今回の授業で山口先生は科学的思考法を説明する上で「水に暴言を吐くと汚い
結晶ができる」という疑似科学のお話をされていた。この問題に対し言及され
ている方の一人に菊池誠さん(1)がいる。菊池誠さんは『
「水からの伝言」をめぐ
って』(2)という資料の中でこの疑似科学の検証に関して以下のように述べてい
る。
「検証の問題ブログなどに「水の結晶の話は誤り」と書くと、おうおうにして、
「実験もせずに批判するのは非科学的だ」という逆批判をされる。これは、必
ずしも『水からの伝言』信奉者からだけでなく、批判的な見方をしているは ず
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コメント [y63]: よく調べていると思いま
すが、
「主従関係」に問題がありますね。
のかたからも言われることがある。怪しいとは思っても、反証実験が出るまで
はいちおう態度を保留しておく のが科学的態度だというわけだ。一見もっとも
らしいが、果たして本当にそうか。
第一に反証実験は意外に難しいという問題がある。
「ありがとう」と「ばかやろ
う」の紙を貼って凍らせるだけでできるのだから、やってみれば反証できるで
はないか、とよく言われるが、実はそれではなにも証明した ことにならない。
山形大の天羽優子氏がこの「実験」問題について、実験には experiment と
demonstration の二種類があるのだと述べておられるが、まさに問題はそこに
ある。
「やってみる」のは demonstration であって、それで何かを証明すること
はできない。学校の理科系科目でやる「実験」は、その意味でいうと
demonstration である。なにかを証明するための experiment には手間も暇もか
かるうえに、解釈にも細心の注意を払わなくてはならず、片手間で「やってみ
る」こととはまったく違う。しかし、そうまでして反証すべきものはなにか。
そもそも江本氏らの実験自体が科学としては experiment とはとても呼べない
もので、せいぜいが demonstration にすぎないのである。科学の立場からすれ
ば、この問題に反証すべき対象は存在しない。半端な demonstration で反証し
た気になるのは、却ってまずいのである。」(2)
つまり、元が「やってみた」だけであるため、水の伝言というのは「実験」で
すらないということだ。
これは山本先生がおっしゃっていた科学的思考法でも触れられていた話題であ
る。
では、完全な実験とはどのようなものをいうのだろうか。実験自体の意味とし
ては「事物をあるがままに観察するのではなく,人工的に制御された一定条件
下で選択され用意された対象に起る現象を観察あるいは測定すること。
」(3)であ
る。だが、心理学の実験で人工的に制御された一定条件下に対象を置くという
のは少々困難であるように思える。たとえば、吊り橋効果の実験ならどの程度
の高さの橋から効果が出るのか、足場が不安定な状態で話しかけてきた相手に
不信感を抱いたりはしなのか、一人対複数の場合はどうなるのだろうかという
疑問が生じる。
この場合の必要十分条件をどのように考えるべきかご教授頂きたい。
(1)菊池誠 2000 年 04 月 01 日 ~ 継続中,サイバーメディアセンター,教授,
専任
http://www.dma.jim.osaka-u.ac.jp/view?l=ja&u=1845
(2) 「水からの伝言」をめぐって 菊池誠
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/nisekagaku/forum.pdf
(3)ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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コメント [y64]: どの場合ですか?満たす
べき条件は、実験によって異なります。
https://kotobank.jp/word/実験-74017
今回の講義では、科学とはただ単に知識の断片の寄せ集めではなく、現象の原
理や法則を把握し実験によって再現が可能である状態のことであると学びまし
た。普段の生活で私は物質やデータを色形や見た目で判断してしまいがちでし
た。ですが、この物の見方ではそこでおこっている現象を理解することができ
ません。見た目の情報に惑わされない為には、その法則を理解し現象を再現で
きるかどうかを考え見つめなおすことが大切です。
「都会の高校生に比べて、田舎・地方の高校生の人たちは勉強できない」とい
う話を聞いたことがある。
確かに、都会には高校生も多くて、予備校や塾がたくさんあるので勉強する環
コメント [y65]: どこで聞いたのでしょう
境が整っているのでそのように考える人たちがいるのかもしれない。しかし、
そもそも勉強できる、できないのボーダーラインはどこにあるのだろうか。東
もともと聞いた場所を特定しなくてもかま
大、京大に行くことが勉強できるということなのだろうか。また、地方にいて
も東大、京大に行く人はいる。だから、勉強ができるかどうかではなくて、大
学を出た後に世の中の役に立っているかどうかが重要なのではないのだろうか。
けに、情報源を探しなおしてください。
か?
いませんが、今回思い出したことをきっか
コメント [y66]: なぜ「地方にいて東大に行
く人がいる」
ことから、
「社会に役立つこと」
が帰結するのでしょうか?
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