能美市定住促進補助金交付要綱 平成25年9月12日 告示第116号

能美市定住促進補助金交付要綱
平成25年9月12日
告示第116号
(趣旨)
第1条 この告示は、能美市への定住を促進し、人口の増加による活力あるまちづ
くりの推進と地域経済の活性化を図るため、市内において住宅を取得し定住する
者に対し定住促進補助金(以下「補助金」という。)を交付するものとし、その交
付に関しては、能美市補助金交付規則(平成17年能美市規則第33号)に定める
もののほか、この告示に定めるところによる。
(定義)
第2条 この告示において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めると
ころによる。
(1) 定住 長く住むことを前提に市内に住所を有し、生活の本拠を能美市に
置くことをいう
(2) 住宅 自己の居住の用に供し、生活するために必要な機能を有する家屋
をいう。
(3) 取得 平成29年12月31日までに、住宅を新築、改築、改修及び建
売住宅を購入し、民法及び不動産登記法に基づき、新たに自己の所有物にする
ことをいう。
(4) 改築 既存住宅を取り壊し、同一敷地内で住宅を新築することをいう。
(5) 建売住宅 新築後使用されたことのない住宅をいう。
(6) 若者世帯 当該住宅に居住を開始した日の世帯主の年齢が45歳未満の
世帯をいう。
(7) 親世代同居型世帯 親世帯と同居若しくはそれに準ずると認められる当
該住宅に居住する世帯をいう。
(8) 指定中山間地区 和佐谷町、岩本町、灯台笹町、大口町、長滝町、莇生
町、和気町、寺畠町、舘町、金剛寺町、坪野町、鍋谷町及び仏大寺町とする。
(9) 定住促進特区 各年1月1日時点で、次のいずれかの要件に当てはまる
町会及び町内会を定住促進特別地区(以下、
「定住促進特区」という。)とする。
ア昭和58年1月1日を基準日とし、人口減少率が15%以上である。
イ65歳以上の高齢者人口が33%以上である。
ウ15歳未満の年少人口が10%未満である。
エ指定中山間地区
オその他、市長が特に認める地区
(対象者及び対象住宅)
第3条 対象者は、定住を目的に住宅を取得した若者世帯であって、次の各号のい
ずれかに該当し、かつ、地域コミュニティの参画に同意する者とする。
(1) 市外居住者で、新たに能美市内で住宅を取得したもの
(2) 市内居住者で、新たに定住促進特区で住宅を取得したもの
(3) 市内居住者で、定住促進特区外に新たに住宅を取得し、親世代同居型世
帯を構成するもの
2 対象住宅は、次の各号のいずれかに該当する住宅とする。ただし、別荘、共同
住宅等は除く。
(1) 専用住宅又は併用住宅を新築又は改築により取得する場合
(2) 建売住宅を購入し、専用住宅又は併用住宅として使用する場合
(3) 中古物件を取得して、専用住宅又は併用住宅として使用する場合
(交付の要件及び額)
第4条 補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、次に掲げ
る要件を全て満たさなければならない。
(1) 市内に定住することを目的として、対象住宅を取得したものであること。
(2) 申請地(対象住宅)に住民票を有し、主たる居住地であること。
(3) 申請者及びその世帯員に市税等の滞納がないこと。
(4) 対象住宅が下水道に接続されていること。(公共下水道整備区域における
取得の場合に限る。)
2 補助金の金額は、別表1のとおりとする。
3 住宅取得にかかる経費が補助金の額を下回るときは、当該住宅取得経費を補助
金の上限とする。
(交付申請及び請求)
第5条 申請者は、住居が完成し、転居又は転入したときは、住宅を取得した日か
ら3か月以内に次の関係書類を市長に提出しなければならない。
(1) 定住促進補助金交付申請書及び請求書(様式第1号)
(2) 住民票謄本(親世代同居型加算申請をする場合、親世帯の謄本も添付)
(3) 建物の登記事項証明書(登記簿謄本)
(4) 誓約書(様式第2号)
(5) 前各号に定めるもののほか、市長が必要と認める書類
(交付決定)
第6条 市長は、前条の規定による申請書の提出があったときは、その内容を審査
し、補助金を交付することが適当と認めるときは、能美市定住促進補助金交付決
定及び額の確定通知書(様式第3号)により該当申請者に通知し、申請者の指定す
る金融機関口座へ速やかに補助金を振り込むものとする。
(補助金の返還)
第7条 市長は、申請者が次の各号のいずれかに該当したときは、交付決定を取り
消し、又は交付した補助金の全部若しくは一部を返還させることができる。
(1) この告示に違反したとき。
(2) 虚偽の申請その他不正行為があったとき。
(3) 5年以内に居住しなくなったとき。(ただし、申請者が単身赴任により転
出した場合等、市長が特に認める場合を除く。)
(4) その他市長が特に適当でないと認めたとき。
(重複申請の禁止)
第8条 この告示による補助金を受けた者は、その申請者の同一世帯員において、
この告示における同じ種類の補助金の交付申請はできないものとする。
(雑則)
第9条 この告示に定めるもののほか、必要な事項は市長が別に定める。
附 則
(施行期日)
1 この告示は、公表の日から施行し、平成25年4月1日から適用する。
(経過措置)
2
平成25年3月までに完成した物件の所有者及びこれまでに補助金の対象者
となった者は、従前の能美市定住促進助成金交付要綱(平成21年10月1日告
示第113号)の例に従うものとする。
3 平成25年4月1日から平成25年7月30日までに完成若しくは建築中、又
は建築確認申請の受付を完了した物件の所有者にあっては、従前の能美市定住促
進助成金交付要綱(平成21年10月1日告示第113号)に基づく申請又はこ
の告示に基づく申請どちらか選択できるものとする。
(失効)
4 この告示は、平成30年3月31日をもってその効力を失う。
附 則
この告示は、平成27年4月1日から施行する。
別表1 補助金の金額
補助基本額
備
第3条第1項第1号に該当する者
20万円
第3条第1項第2号に該当する者
10万円
第3条第1項第3号に該当する者
10万円
加算要件
10万円
親世代同居型世帯
10万円
指定中山間地区での住宅取得者
30万円
指定中山間地区以外の定住促進特区
の住宅取得者
住宅の設計を、市内に事業所を有す
る建築士が請け負うか、若しくは、
市内に事業所を有する不動産業者か
ら建売住宅を購入する場合
住宅の施工を、市内に事業所を有す
る建築業者が請け負う場合
加算要件は適用しない
備
石川県外からの転入者
10万円
5万円
5万円
考
考
様式第1号(第5条関係)
平成
能美市長
年
月
日
あて
申請者 住所
氏名
電話
印
定住促進補助金交付申請書及び請求書
能美市定住促進補助金の交付を受けたいので、能美市補助金交付規則及び能美市定住促進補助金
交付要綱第5条の規定により、下記のとおり関係書類を添えて申請します。申請にあたり、申請者
及び世帯員に係る市税等の納付状況及び住民記録等の調査実施について承諾します。
住宅の
状況
建築年月日
住宅の所在地
年
月
日
能美市
転入(転居)開始年月日
年
月
日
転入(転居)前の住所
世帯主との続柄
世帯の
状況
(親世
代同
居の
場合
は、親
世帯
も記
入)
本
氏
名
生年月日
年
齢
備
考
人
定住補助金額(基本額)
①
県外転入
親世代同居型
加算
指定中山間地区
②
中山間地区以外の定住促進地区
(対象の□に 市内業者利用(設計又は購入)
チェック) 市内業者利用(建築)
□
□
□
□
□
□
□
200,000 円
□
100,000 円
100,000 円
300,000 円
100,000 円
50,000 円
50,000 円
定住促進補助金合計額(①+②)
100,000 円
円
振り込み先
金融機関名
口座番号
口座名義
フリガナ
(銀行・金庫・農協)
支店
普通・当座
添付書類
□住民票謄本(本人世帯) □住民票謄本(親世帯・加算の場合) □ 建物登記簿謄本
□誓約書(様式第2号)
□建築・設計契約書の写し等(市内業者加算の場合)
□振込先の口座番号が確認できる通帳又はキャッシュカードの写し
□その他(
)
※ 該当の□にチェック
地域コミュニティへの参画
□ 参画する
□ 状況に応じて参画する
□ 参画したくない
様式第2号(第5条関係)
誓
約
書
私は、能美市の住民として定住の意思を持って居住します。ただし、能美市定住促進補助金交付
要綱第7条各号のいずれかに該当することとなった時は、同条の規定に基づく返還命令に従い、す
でに交付を受けた補助金を返還します。
なお、補助金等の交付に関して、申請者及び世帯員の申請後5年間の転出入について市長が調査
することに同意します。
年
月
日
住所
氏名
印
様式第3号(第6条関係)
能美市指令
年
第
月
号
日
様
能美市長
印
能美市定住促進補助金交付決定及び額の確定通知書
年
月
日付で申請のあった能美市定住促進補助金について、下記のとおり交付を
決定したので通知します。
記
1
交付金の額
円
2 交付の条件
(1) 能美市定住促進補助金交付要綱第7条各号のいずれかに該当することとなったときは、す
でに交付を受けた助成金を返還すること。
(2) 市長から現況確認又は助成金に係る調査等の同意を求められたときは、速やかに同意する
こと。
以上