№15-008 ・・・医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読み下さい。 ・・・ 2015年3月 使用上の注意改訂のお知らせ 勃起不全治療薬 (一般名:シルデナフィルクエン酸塩) この度、標記製品の「使用上の注意」を以下の通り改訂致しましたのでご案内申し上げます。 なお、改訂後の添付文書を封入した製品がお手元に届くまでには若干の日数を要しますので、今後のご使用に 際しましては、本内容をご参照くださいますようお願い申し上げます。 1.改訂内容(抜粋) (自主改訂による追加箇所 改 訂 後 改 訂 下線: ) 前 2.重要な基本的注意 (1)~(7) <略> (8)本剤投与後に急激な視力低下又は急激な視力喪失があ らわれた場合には、本剤の服用を中止し、速やかに眼科 専門医の診察を受けるよう、患者に指導すること。 (「そ の他の注意」の項参照) 2.重要な基本的注意 (1)~(7) ←追加 3.相互作用 本剤は主にチトクロームP450(CYP)3A4によって代謝され るが、CYP2C9もわずかではあるが関与している。 (2)併用注意(併用に注意すること) 3.相互作用 本剤は主にチトクロームP450(CYP)3A4によって代謝され るが、CYP2C9もわずかではあるが関与している。 (2)併用注意(併用に注意すること) 薬剤名等 チトクローム P450 3A4誘導薬 ボセンタン リファンピ シン 等 臨床症状・措置方法 <略> 本剤の血漿中濃度が 低下するおそれがあ る。 機序・危険因子 薬剤名等 代謝酵素誘導に よるクリアラン スの増加 チトクローム P450 3A4誘導薬 リファンピ シン等 <略> 臨床症状・措置方法 <略> 本剤の血漿中濃度が 低下するおそれがあ る。 <略> 機序・危険因子 代謝酵素誘導に よるクリアラン スの増加 <略> <裏面につづく> -シルデナフィル錠25mg/50mgⅥ「テバ」 1/2- 改 訂 後 10.その他の注意 (1)薬剤との因果関係は明らかではないが、外国において シルデナフィルクエン酸塩製剤を含むPDE5阻害薬投与 中に、まれに、視力低下や視力喪失の原因となりうる 非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の発現が報告 されている。これらの患者の多くは、NAIONの危険因子 、糖尿病、高血圧、冠動脈障害、高 [年齢(50歳以上) 脂血症、喫煙等]を有していた。 外国において、NAIONを発現した45歳以上の男性を対象 として実施された自己対照研究では、PDE5阻害薬の投 与から半減期(t1/2)の5倍の期間内(シルデナフィル の場合約1日以内に相当)は、NAION発現リスクが約2倍 になることが報告されている。 (2)~(5) <略> 改 訂 前 10.その他の注意 (1)薬剤との因果関係は明らかではないが、外国においてシ ルデナフィルクエン酸塩製剤を含むPDE5阻害薬投与中 に、まれに、視力低下や視力喪失の原因となりうる非動 脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の発現が報告され ている。これらの患者の多くは、NAIONの危険因子[年 、糖尿病、高血圧、冠動脈障害、高脂血 齢(50歳以上) 症、喫煙等]を有していた。 ←追加 (2)~(5) <略> 2015年3月改訂 2.改訂理由 「重要な基本的注意」及び「その他の注意」の項に「動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の発現リスク」につい て記載 先発製剤(バイアグラ錠、ファイザー)において、NAIONを発現した45歳以上の男性を対象として外国で実施され た自己対照研究結果が報告され、この結果に基づき「使用上の注意」が改訂されました。これを受け、弊社製品「シ ルデナフィル錠Ⅵ「テバ」 」においても同様の改訂を行い、注意喚起する事と致しました。 「相互作用:併用注意」の項の「チトクロームP450 3A4誘導薬」に「ボセンタン」を追記 先発製剤の CCDS(Company Core Data Sheet:企業中核データシート)に基づき、改訂致しました。 本添付文書改訂情報は医薬品医療機器総合機構のインターネット情報提供ホームページ(http://www.info.pmda.go.jp/)に 最新添付文書並びに医薬品安全対策情報(DSU)を掲載致します。あわせてご利用下さい。 -シルデナフィル錠25mg/50mgⅥ「テバ」 2/2-
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